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格闘技やプロレスについて語るスレ

5名無しの塾生:2014/12/30(火) 09:37:35
DDTの男色ディーノ インタビュー

そこで現状維持を志すと,新規を増やすための方策を施さないことになるから,
だいたいの場合は離れていく人のほうが多くなる。
だから,大きくするために努力をして,ようやく現状維持っていうのが現実的に最も多いパターンなの。
つまり,エンターテイメントビジネスは,どうしてもご新規さんを意識し続けなければならないというわけ。

するとここで,マニアと新規の摩擦が問題になってくるの。マニアって,基本的には排他的なのよ。
それこそ,よりマニアックな知識を持っているほうがランク上位とされる,よく分からないピラミッド世界でもあるから。
 
もちろん,それ自体は構わないと思うのよ。実際のところ,深く知ることで楽しみ方もより深くなる面があるから。
ただ,「○○を知らないくせに」「そんなことも知らないの?」的な空気が出ると,新規はもう入っていけない雰囲気になる。
ここで足し算と引き算のバランスが崩れて,縮小していく。ここまでは,顧客レベルの話ね。
 
提供する側に立ってみると,これもまたマニアがジャンルを潰す一面があるの。
マニアが潰すというよりも,マニアに向けるっていう意味だけど。

例えば,もうすでにみんなが知っている前提でそのエンターテイメントが披露されたとしましょう。
マニアは知っているから,その出されたものを理解できますわな。
でも,初めて見た人は当然知らないから,意味が分からなくて温度差を感じる。
結果,新規がリピーターにならない。足し引きのバランスが崩れる。そういうこと。

一番理想的なエンターテイメントは,マニアが去らずに新規が入って来やすい,
それでいてリピートしてもらえるようなコンテンツなんだけど,それはまず不可能に近い。
でも,それに近いものを目指す必要はあると思うの。もちろん,ビジネスとして考えた場合,の話よ。
作家性だとか作品性だとかの志向の話ではなく。もちろんビジネスにも,その要素は含まれているんだけどね。

で,結局のところ何が言いたいかというと,
今いる顧客だけに向けたエンターテイメントは,先細るしかないっていう考え方が,私の根底にはあるってこと。


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