したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

■■ニュース速報!!■■

548名無しの塾生:2016/07/31(日) 00:44:07
ゲームに取りつかれる子どもたち 中毒のメカニズムを探る
CNN.co.jp 7月30日(土)20時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-35077891-cnn-int

(CNN) ビデオゲームに中毒性はあるのか。米国のある専門家はビデオゲームの中毒性を確信している。

アイオワ州立大学の心理学者ダグラス・ジェンティール氏は、長年このテーマを研究している。

「私が1999年に始めた最初の研究は、基本的にビデオゲームに中毒性などないことを証明するのが目的だった。しかし研究の結果、私が間違っていた」とジェンティール氏は語る。

ジェンティール氏の研究によると、米国でビデオゲームをしている子どもの約8.5%は中毒になっており、米国以外の国々でも同様の結果が出ているという。

「世界の研究者たちが、この問題について異なる定義付けを行っている可能性はある。また国によって調査対象の子どもの年齢や質問内容が異なっている可能性もあるが、全世界でほぼ同じ結果が出ている」とジェンティール氏は指摘する。

「推定値にややばらつきはあるだろうが、どの調査でも全体の4〜10%という結果が出ているようだ。私はこの4〜10%の子どもたちを中毒と分類している」(同氏)

手が届きやすいことが主な原因

ジェンティール氏は、ビデオゲーム中毒を生む主な原因として、ハイテク製品の入手・利用が容易になったこと、ブロードバンドインターネットの普及の2点を挙げる。

ジェンティール氏は「入手・利用が容易であることが中毒を招く要因」とし、「麻薬も入手できなければ中毒にはならない」と付け加えた。

「インターネットゲーム障害の問題が深刻化しているのはそのためだ。今や、ほぼ全ての人がパソコンを持ち、自宅にビデオゲーム機を所有する。それだけではない。今や誰もが携帯電話を所有し、その中に多くのゲームを入れているため、ほぼどこででもゲームをすることが可能だ」(ジェンティール氏)

米国精神医学会が出版した、精神障害の分類のための基準を示したマニュアル「精神障害の診断と統計マニュアル第5版(DSM-5)」では、インターネットゲーム障害は「同マニュアルに正式な障害として盛り込む前に、さらなる臨床研究・経験が必要な精神疾患」とされている。

中毒を招くABCとは

ジェンティール氏は、人がビデオゲーム中毒に陥るのは、ビデオゲームが人間の持つ3つの欲求「ABC」を満たしてくれるからだと指摘する。

「まずA(Autonomy)は自律への欲求、B(Beloging)は他の人々とつながっていたいという欲求、そしてC(Competence)はうまくなりたいという欲求だ」(ジェンティール氏)

ビデオゲームをすれば、これらすべての欲求を満たせるというわけだ。少なくとも、プレーヤーが上手にプレーをしたり、身の回りのオンラインコミュニティに参加している間はこれらの欲求を満たすことができる。

公認の心理学者で、ノッティンガム・トレント大学国際ゲーム研究ユニット(IGRU)の責任者を務めるマーク・グリフィス氏は、ビデオゲームの中毒性はつまるところ、プレーヤーがゲームをしている間、常に「報われている」ことが原因と考えている。それは、自己最高得点を更新した時の肉体的興奮の場合もあれば、自分の戦略的プレーが功を奏したと感じた時の精神的報酬の場合もある。

「これらの報酬の大半は、(少なくともある程度は)予測不可能なものだ」とグリフィス氏は指摘する。

「いつ次の報酬が得られるか分からないからこそゲームにのめり込んでしまう。つまり、彼らはたとえすぐに報酬を得られなくてもゲームを続けてしまうのだ。彼らはもう少しプレーすれば報酬が得られると信じてプレーを続ける」(同氏)

またグリフィス氏は、この10年間でゲームの主流が1台のゲーム機で完結するスタンドアロンのタイプから、終りがなく、中断もできない巨大な多人数参加型のオンラインゲームにシフトしてきたと指摘する。

グリフィス氏は、「多くのゲーム中毒者は、パソコンをログオフしてオンラインゲームから離れることを嫌う」とし、さらに「常にオンラインでないとゲーム内で今何が起こっているか分からないため、彼らはパソコンから離れたがらない」と付け加えた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板