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NEVADAたんのSSスレ

1名無しさん:2004/08/12(木) 11:04
NEVADA崇拝クラブのSSスレ↓の続きです。
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/otaku/2508/1087377038/
投稿をお待ちしております。

2名無しさん:2004/08/12(木) 11:05
現在展開中のSS
403 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/08/10(火) 21:10

「―――――脱走?!」
 アパートの一室から男の驚く声が聞こえた。外はもう暗く、あちこちから
明かりが自己主張をしている。当然、男がいる部屋からも明かりが漏れてい
た。
 そこから見えるのは、Tシャツとジーパンを身にまとってテレビに釘付けに
なっている男の姿だった。視線の先にあるブラウン管は、「長崎カッター殺人
の少女 鑑別所から脱走」というテロップを映していた。男はテレビから流れ
出る情報に神経を集中させた。
 やがて、そのニュースが終わると彼はため息をついてほくそ笑んだ。
(やれやれ、鑑別所もお粗末だな・・・・・・)
 その表情は、どこか待ちわびた好機が来たかのような雰囲気を帯びていた。

―――思春期に入りたての、急に大人びるようになる年頃の少女。大好きだっ
たバスケを受験にかこつけて母親にやめさせられ、代わりに父親のパソコンで
ハマったネット。いっぱしにサイトを開き、日記やチャットに興じる日々。お
かしくなったのはこの頃からか。一番近くにいた御手洗怜美とネット上で喧嘩
を繰り返し、ちょっかいを出す男子には手を出す程に。挙句の果てにはクラス
メイトを「うざい愚民や。」・・・・・・そうするうちに怜美を殺す決意をひそかに固
め、4日後に彼女を学習ルームで後ろから斬殺。そして少女は逮捕された―――。

 この事件を聞いた時、男はただならぬ戦慄を覚えた。気がつけば、ネットや
新聞などあらゆるメディアを使って、少女の情報を集めていた。彼にとって、
少女は小学生の皮をかぶった悪魔に見えた。まるで、征服欲を煽る魅力を備え
ているような、そんな悪魔に見えたのだった。
(あんなクレイジーな消防を見たのは初めてだったな・・・。本当に身震いする奴
だ・・・。だってあんなすました顔して後ろから首チョンパだぜ?しかもヤバイく
らいバトロワ好きな上にハングルまで書きやがる、それでねらーとか巨乳とか
の噂まで立つときたもんだ・・・。これほどめちゃくちゃにしてえ奴ってえのも
早々お目にかかれねえぞ・・・。何度夢でアイツをもてあそんだ事か・・・。狂っち
まうぜ・・・ホントに。狂っちまうくらい愛おしいっ・・・・・・!!)


404 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/08/10(火) 21:11

男はここ数十日を振り返って、ますます笑みを大きくしていった。彼はひど
くサディストだった。周りには黙っているが、美女や美少女をボロボロにして
いく事こそ、彼の性欲を最大限に満足させるものであった。しかも、抵抗され
ればされるほど性欲もそれに比例して大きくなるというのだから、少女のよう
なスレた女子が彼にとって非常に魅力的に見えたのは言うまでもなかった。
(まさかリアルでチャンスが舞い込むとはな・・・・・・。もう時間も旅費も惜しく
ねえ・・・・・・。こうなったら今すぐ行くしかねえっ・・・・・・!!!)

 そして、男は鼻息も荒く身支度をしていった。ニュースによれば、少女はそ
れこそ何者かに連れ去られたかのように鑑別所からいなくなったという。どこ
に向かって逃げているのかは不明とされた。ネット上の数少ない情報から、男
はその方向は少なくとも東だと予想していた。だが、交通機関を使っているか
どうかは分からなかった。アパートは東京にある。がむしゃらに西に向かって
も見つけ出せる可能性は限りなく低い。―――男はこう結論を出した。
 
「バルルルゥン、ヴァルルルンッ!!・・・・・・ヴァルゥゥゥゥウウンッッ!!!ブァゥ
ゥゥゥウウウンッッ・・・・・・!!!」

 バイクのやかましいエンジン音が住宅街に響いた。男は一にも二にも西に向
かう事にしたのだった。荷物は必要最低限の金銭と、何に使うか分からない大
量の器具。気持ちは最大限に高ぶっていた。
(待ってろよ、辻菜摘・・・・・・お前は必ず俺が捕まえてやるっ・・・!!)
 暗がりの空気が一瞬冷たくなった。

408 名前: n-eva 投稿日: 2004/08/11(水) 20:03

>>404 のつづき:

そのころネヴァ子は、見知らぬ男が運転する車の中に居た。
男は堂々と鍵でドアを開け、鑑別所のネヴァ子の部屋に入ってきたのだ。
そしてネヴァ子にすばやく手錠をかけ、言った。「歩け。」
廊下や執務室に鑑別所の職員は何人もいた。しかしみな床に座りこんで眠っているのだった。
「あなたがやったの」
「そうだ」
「あなた、誰」
鑑別所の建物の外に出た。男はネヴァ子の質問には答えず、車を指さした。「乗れ」

それから2時間。車はいったん乗った高速を降り、今は国道を福岡方面へ向かっているようだった。
「どこへ行くの」
「甲子園球場だ」
な、何故?

4名無しさん:2004/08/12(木) 21:37
>>1
向こうにことわらずに立てちゃっていいの?

51:2004/08/12(木) 22:02
>>4
スレ乱立荒らしが暴れていて、板が潰れる恐れがありましたので、
ひとまずここに立てる事を優先しました。
ですが、どうも夜は比較的落ち着いた状態になりますので、
いずれにせよ私に落ち度があるようです。
一応向こうにはスレ立てのリンクを張る事にします。
今後どう展開させるかは、向こうの状況を見て判断してい
きたいと思います。


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