バースデー・トンカツ・パーティーでのひとこま

1：kururin：2022/09/05(月) 17:23:35: 　老いてなお矍鑠（かくしゃく）として、元気溌剌な母上様と父上様が、私の誕生日を真心尽くしの手作り料理で祝ってくれました。

　人生、これに勝る喜びってあるでしょうか。母上８９歳、父上９１歳、足すと１８０歳で平均９０歳。そんな老齢の両親が絶品のバースデー・トンカツとマカロニポテトサラダを作って振舞ってくれました。感謝感激雨あられとはこのことです。

　お昼に、長女と三女も加わってくれて、ささやかな誕生日トンカツパーティーを開催。サッポロのビールと発泡酒で乾杯でした。最高に幸せな至高のひと時を過ごせました。

　還暦を超えて両親に幼き頃のままに誕生日を祝ってもらえるだなんて、日本一、世界一の幸せ者の息子であります。

　私だけ特別にトンカツ２枚分をご馳走してもらえましたが、その時のエピソード。長女の「海女ちゃん」さんが、私のトンカツがはみ出しそうに盛られた洋皿をしきりにじっと見つめます。なんだか分からないままに、私は喜んでパクつきます。美味しい、美味しいねえの感激の感想を連発して。

　半分以上いただいた頃にもまだ見ているので、心の中で思いました。真っ昼間からビールを飲んでいるので、健康を心配し、飲み過ぎを慮（おもんぱか）ってくれているのだと。

　最後の一口を頬張ると、「あ～あ…」と悲嘆にくれた「海女ちゃん」さんのため息が。実のところ、私の飲み過ぎに対しての注意喚起の眼差しではなくて、トンカツを少し分けてほしいとの食欲願望だったのですね。気づいて上げられずに、ごめんね、「海女ちゃん」さん。

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