あやうく冤罪事件を起こしかけましたよ

1：kururin：2022/08/16(火) 14:34:16: 　五泊六日の長旅の一泊目の後、右腕の何カ所か痒みをおぼえました。

　赤くなって腫れてきたので、「ひょっとして、ホテルのベッドにダニ？」との疑念が芽生えます。これはとんでもない間違いで、なんの落ち度もないホテルさんに罪を着せる「冤罪事件」を起こすところでした。

　腫れは時間ごとに広がり、膨らみます。右腕の手首、二の腕に大きな３㌢、２㌢の腫れあがりができ、左右両方の腕と右手の甲に３～４㌢の線状のひっかき傷のような赤晴れまで浮き上がってきましたよ。

　ダニのせいだと思っていたので、虫刺され用の薬を弁財天嫁様に買ってもらい、痒みを抑えていましたが、２日目、３日目と症状は治まるどころか、患部の腫れは盛り上がってきてしまいます。

　こりゃあ、どうもダニや蚊の仕業じゃあないねやと思い始め、じっくりと原因を探していて、ああ、そうよ、そうよ、そうやったと思いが至りました。

　旅に出る前日、家族のみんなとご先祖様のお墓掃除に行きました。その時に、油断をして、半袖＆素手のまま草むしりをしたことが赤むくれの原因そのものだったのです。

　嫁様が大きな剪定鋏で切ってくれた枝やつるを、抱き上げるようにしてゴミ袋まで何回も運びました。また、つる科の植物を素手で引っ張って切りのけました。

　知らぬ間に、ハゼか何かのうるし科の植物の汁に触れてしまったのでしょう。幼い頃に、真夏にカブトムシ、クワガタムシを捕りに城山の林の中をたつ繰り回った時に、ハゼにかぶれた思い出がよみがえりました。

　ハゼアレルギーの私は、おおごとになって皮膚科におかあちゃんに連れられていくほどにハゼにまけてかぶれを両腕に作っていたのです。

　今回、墓掃除を甘く見て、半袖軍手無しで行った我が愚行を恥じ入るばかりです。蚊取り線香をたくので蚊に食われることはないだろう程度に考え、釣行の際に日焼け対策として必ず着る長袖シャツに着替える手間暇を惜しんだがために、旅行中ずっとかぶれと腫れと痒みに悩まされることとなったのです。

　イオン和歌山の薬局で、嫁様が植物カブレ用の塗り薬を買ってきてくれ、それを３日間塗り続けて、やっと症状は緩和されてきました。

　ホテルのベッドに罪を着せ、あやうく冤罪事件を起こしかけたことを恥じる阿呆の骨頂です。反省、反省。今度から墓掃除の際には、完全防備でハゼの攻撃に備えなくっちゃね。

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