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【カザプロ限定】本編小説【マチカドシブキ無し】

384ニコまる:2016/05/07(土) 12:05:54 ID:kwdS7VCI0
「わわわわわっ!なんだこれ!?」
ダイヤモンドが光を放ちながら、右手に入り込んでくる。慌てて左手で引き離そうとするが、ダイヤモンドをつかむことすら叶わない。ならばと右手を振り回してみるが、何も効果はない。
依然として淡い光が身体の一部になろうとしており、手首まで光っているように見える。
「はー…はー…」
しかし、この状況が長く続いたため、またいかなる抵抗も無駄であったため…秀弥はかえって冷静だった。
まず、痛みがない。これで、物理的に入り込んできているというわけではないということが証明された。これほどの大きさのものが食い込んでいるのに、神経が働かないわけがない。
次に、光量がおかしい。宝石は外からの光を受けて、その反射によって様々な輝き方をするのであり、こんな蔵の中の淡い光で眩しいほど輝くわけがない。つまり………
「…夢か」
まるで正解であったかのように、秀弥の意識はそこで途絶えた。


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