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いつまでも…。【ノンフィクション小説】
1
:
月夜魅@愛方サム*saori*
:2014/11/02(日) 21:24:18 ID:.BXpR2Mw
ΩプロローグΩ
『男と女が親友になる手順は、知り合い、つき合って、別れてからだ。』
昔の俺はこんなのは無いと胸を張って言えたはずだ。
「つっきー?話聞いてる?」
「ごめん、聞いてなかったw」
今の俺なら、胸を張って逆の答えを言う。
今、ここにいる親友へ向けて…。
どうも、月夜魅です。今回は、自分の身に起きた出来事を小説にして書いていきたいと思います。温かい目で見てやってくれると嬉しいです。それではどうぞ。
2
:
月夜魅@愛方サム*saori*
:2014/11/02(日) 21:50:02 ID:.BXpR2Mw
Ω第一章 出会いΩ
月に夜に魅力の魅。我ながら気に入っている名前だ。名前に見合う、カッコイイ人になろうと頑張るものの、やはり性格は変えられぬものだ。
「はい、どうも月夜魅です。今回も張り切って行きましょー!」
ここで説明を忘れていた事を詫びよう。俺の名前は先ほども言ったように月夜魅だ。読み方はつくよみ。よく歳をサバ読んでるだとか言われるが、正真正銘の中一、13歳。性別は女。こちらもよく間違えられる。困ったものだ、乙女になんて失礼な…。
おっと、話がずれてしまったな。えーと…。あ、そうそう。最近ツイキャスっていうものを始めたんだ。まだ始めてから数日しか経っておらず、人気はほとんど無い。それでも、歌を練習して聞いてもらうには十分だ。
そんな俺にも、キャスで知り合った友達が居る。
「はい、はいはい。どうもです、アホズラですー。」
彼の名はアホズラ。俺はあーくんなんていうあだ名で呼んでいるが、ほとんどそのあだ名で呼ぶ奴はいない。歌がとてつもなく上手くて、憧れでもあり、ライバルでもある。
「あーくんいらっしゃい。おはよー。」
「うんー。おはよー。」
こんなゆるい会話を毎日のように続けている。
3
:
月夜魅@愛方サム*saori*
:2014/11/02(日) 21:54:48 ID:.BXpR2Mw
…今更ながらアホらしいと思う。そして、いつも指摘されるのが、俺達の会話の八割が眠いだということだ。
あー、ごめん、眠いから寝るわ。おやすみ。
4
:
月夜魅@愛方サム*saori*
:2014/11/03(月) 09:32:45 ID:.BXpR2Mw
「眠いね」
「そうだね」
「「…。」」
もはやこの沈黙も気にならないくらい、気楽に過ごす事ができている。言っておくが、俺達の関係は声と文字だけでつながっている。ネットの力は凄いものだ。はじめの時はこんな気楽に話せなかったよなー…。三人とも片言みたいでさ。あっどうも、とか、コミュ障かよって感じだった。え?三人ってもう一人は誰かって?んー、たぶんもう少しで来るはず。
「やっほー!」
「だいやさんいらっしゃーい」
「だいやさんだー」
彼はダイヤモンドボーイという名前で、通称だいやさん。本名もだいやって言うから、二人ともそうやって呼んでいる。そして、彼は俳優になるために芸能大学に通っていて、舞台などにも出たことがあるようだ。一緒にいて楽しい人。
この三人でいつも楽しく過ごしている。どうやっても、この関係は崩れないと思う。よほどの事が無い限り。他の二人もそう思っているはずだ…、たぶん。一人だけそんなこと思ってたら悲しいだろ?
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