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2020年京都大学新入生スレ

102名無しさん:2020/05/18(月) 10:14:25 ID:rxL2D4m60
「とある政府関係者」の投稿を見て


 2020/05/18 01:03


さて,今夕17時22分掲載「とある政府関係者」様の御投稿,当方も某省に属する身として(もしかしたら「とある」様と面識があるかもしれません),全く同意いたします。

「とある」様御指摘のとおり,国益を冷徹に追求して国民生活の安定と繁栄を保障するのが政治の機能であって,その意味においては,安倍総理は(平時であれば)現実的対応を比較的的確に執ってこられたものと感じられます。
外交のみならず他の内政分野においても,おそらく安倍内閣でなければ切り込めなかっただろうと思われる施策もいくつも見られるところであり,そのために我々公務員が使われるのであれば,そのことは本当に有り難いこと,嬉しいことです。
これまでの長い「戦後政治」路線の中で固定化された権益や制度の不具合を変えていくためには,その正統性の源泉を民選に由来する政治権力が必要であり,その意味では,官邸への権力集中も(改革の方向性やスピードが担保されるならば)意味があるというべきです。

ですが,戦後日本の大きな問題点の一つでもありますが,「有事」を想定せず,常に国民の「権利」が絶対視されるという硬直した思想や業務体系が,今まさに桎梏となって我々国民全体を縛っている。
総理も含め,人間は1日24時間しか持ち時間がありません。これだけ複雑で動きの速い時代,たとえ総理でもこの世の全てを理解することは不可能です。その意味で,官邸官僚(ある意味での「側用人」)が情報を取捨選択して総理に入れて,本当に必要な事案から集中的に介入して問題点を突破する,そういうスタイルの業務運営は必要悪ともいえると思われます。

問題は,側用人集団が「公の利益を担っているという使命感」のみで動く私心のない能吏集団であるのかということ,また,刻々と流動化する情勢に適応して,コロナ対策のみならず米中関係,地震対策や人心安定のための世論操縦など,幅広に先手を打っているのかということ,ここに尽きると思われます。

確かに,官邸官僚集団は,個々の属性をみれば参事官補佐クラスにも優秀なスタッフがそろっています。
ですが,彼らとて生身の人間で1日24時間の軛を逃れることはできず,処理できる情報や業務には限度があります。一度入り込んだ袋小路から抜けるのも,容易ではないでしょう。

今回のコロナで,今までならば回せてきたことの中に隠れていた多くの矛盾が全社会的に明らかになったのではないでしょうか。
このことは,我が国に限ったことではなく,他の国でも事情は変わらない。問題は,ここからどうやって早急に立て直すのか,単に立て直すだけではなく,少しでも前向きな変化を取り入れ,少しでも良い枠組みに作り替えていくか,そこに核心があるものと考えるところです。

コロナは,ある意味では先が見えてきたように思います。それと入れ替わる形で米中対決が(日本のマスコミは報じませんが)一気に煮詰まっており,既に砲声のない戦い,弾丸の飛ばない戦いは進んでいる,そういう状況の中で,今回は必ず勝つ側に回る必要があり,そのことが最終的に日本の国民生活の今後の反映を保障するのに必須です。
そのために有為なスタッフを集め,国民世論を作っていく,そういう流れが生み出されないか。ほんの一瞬でも安倍総理が息をついて正気に戻る(そうでなければ,現下情勢をとりあえず収拾して,まともな者に一旦バトンを渡す)のを祈るばかりです。

それはそうと,米中対立,相当に危険水域に入っていますが,今,うまく立ち回れば,日本はかなり良い立ち位置に付けることができると思うのですが,こういうのを分かって官邸で動く人間…いないから,こうなっているのか。

なお,北朝鮮ですが,現時点では,金正恩の妻の李雪主について,朝鮮労働党の党報では同人に言及する記事がまだヒットするようです。張成沢が一切ヒットしなくなったように,きれいに消えてしまうのでしょうか。
後継が誰になっても,また,あの国の政体がどうなろうと良いのですが,潰れるならきれいに潰れてもらわないと,周辺国の勢力抗争のタネになるようなブラックホールになっては,日本にとっては迷惑な話です。

冗長なメールとなり恐縮です。
世情落ち着かない日々が続きますが,どうか御身お大事に,引き続きの御活躍を祈念しております。

→政治屋ごっこ足りていないわね


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