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イラスト・SSを褒め称えるスレ

21minion:2012/09/11(火) 23:36:59
生徒会SS。
戦場にかける橋。猟奇と優雅の令嬢、一八七ニ三。純真と爛漫の少女、雨竜院畢。対照二人の共演。八七ニ三の精神性・殺戮志向を捉えた結果、蕾たる少女との邂逅での解答を示した着眼点が良い。最後の一文で手折られた花の情景を描写すると更に余韻と無常感が深まったかと思う。

22minion:2012/09/11(火) 23:37:39
生徒会SS。
加藤佐藤エピソード。探索寄りの推理物。本筋を過去とし合間に現在の会話を挟む事で一本調子にならないよう上手くアクセントを付けている。敵の正体は比較的推測しやすい描写ながらも、もう一歩先の存在については意外性があり良かった。エピソード要件として自らの魔人能力の説明も無理がない。

23minion:2012/10/10(水) 00:24:45
ごきげんようではじまるDP戦略。

 連作形式であり、それぞれの章を個別に追う事は難しいので総論的観点から。まず前提条件として、読む前に前回の流血少女の流れを把握しておきたい。勿論今回単独でも完結しているのだが、本SSの理解度を上げる為には前準備に越した事は無い。

 素晴らしい点としては、GKによるキャンペーン公式設定と自身のキャラ設定との融合にあるだろう。公式ストーリーにあまり踏み込まない投稿SSも多い中、果敢なチャレンジが功を奏し一本筋の通った骨太な演出を成功させている。

 また、他キャラの見せ場に気を配っている点も良い。特に加藤佐藤の登場シーンがその最たるところだろう。

 一つ残念な点があるとすれば、前回のキャンペーンを下敷きにしつつ既存キャラの果たす役割が大きい構成の為、どうしても初見にはやや把握が難しい箇所がある点が挙げられる。

 GKによる評価を念頭に置く事が応援SSの第一義である為に決して不足では無いのだが、著者自身が当然に把握している部分も噛み砕いて説明する事で、第三者読者も更にとっつきやすくなるのではないだろうか。

 ただ、前回知識推奨であるというマイナス点は同時に前回への興味を引くという意味では意義は大きく、併読する事でその魅力をより強く感じる事ができるだろう。

 結論として、文章量の多さも相俟って初見のハードルはやや高いものの、それだけの時間を費やして読むに十分値すると思われ、流血少女2SSとしては是非抑えておきたい一作である。


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