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技術者の武器は技術だけ。学歴ではない

1名無し:2014/07/26(土) 21:41:15
高専を卒業して38年、来年定年を迎えようとしている老兵です。
社会と一言に言っても会社が違えば宇宙が違うほど、全く違いますし、
上司や同僚など職場環境によっても惑星が違うほとの差があります。
どんな環境が多くて、どんな環境が少ないか、統計データが無ければ語れません。
理系のみなさんであれば、このことは充分理解できるでしょう。
私は38年同じ会社に勤め、この会社とその周辺しか知りませんが、
高専卒が不利だと思ったことは一度もありません。
たまたまなのか、私の会社が高卒も高専卒も大卒も年齢による給与の差はありますが
学歴による差が無い会社だったことが幸いしているのかも知れません。
この38年で感じたことは、社会は完全に実力主義だと言うことです。
学歴ではありません。学歴にプライド(虚栄心)を持っている人もいますし、
コンプレックスを持っている人もいます。しかし、それは何の意味もありません。
高専を目指す人、卒業した人の目標は技術者になることだったのではないでしょうか。
もし、そうでないなら高専と言うより、自分の目指す姿と進んだ道が違っていただけのことで
高専が不利有利と言うことではないでしょう。
学生時代にインプットした知識を駆使して、新しい知識と発想をどれだけ広げていけるかが勝負です。
私の周りにも有名大学を卒業した人が沢山いますが、彼らが本当に使える人材か、いささか疑問に思う場面を
数多くみてきました。使えない人材はその人がどれだけプライドがあろうと
淘汰されていきます。会社にとって、組織にとって必要な人材こそが長い間勤めることができる。
人の幸せは様々な価値観がありますが、家族や子供を持ち、生活を安定させるためにの近道が安定した
労働環境であることは言うまでもありません。これを手に入れるには技術者なら技術や知識を磨くことであり、
、そのための基礎学力を身につける場として高専は優れた場所だと思います。
社会に出てからの努力の積み重ねが自分の将来を決めるのであって、
学歴による差は1%も無いと言っても過言ではありません。
高専に入ったから大丈夫、高専卒だからダメは意味の無い議論です。
不利有利も意味がありません。努力しないで高給や安定を望む人は
どの学校に行っても同じ結果にしかならないと思います。

2名無しさん:2014/08/01(金) 17:42:26
理想はそうだけど実際学歴なんだよなぁ

3中3生の息子の母:2014/10/20(月) 00:36:37
うちの息子は、沼津高専に入りたいと一生懸命努力しています。体験入学にも行きました。
行ってみなければわからない事も沢山あると思います。寮生活も不安な事だらけです。それでも、頑張ってる息子を応援してあげたいです。大卒でも、就職出来ない人は沢山いる時代です。結婚相談所なんて行かなければいいんです。むしろ、何でそんな失礼なところに高いお金払って行くのですか?

高専卒ってそんなに悪いですか?大卒で就職出来てないような親不孝な子供より、高専卒で就職した子供の方が何百倍も立派ですよね?
もう少しまともな物を作成していただきたいですね。

4高専卒:2014/10/26(日) 20:48:10
>>3
たくさん勉強して良い成績で卒業した高専卒にとって高専は悪くはありませんよ。社会に出てから若いのに大卒と実力が同等でできるやつと評価されます。
あまり勉強しないで良くない成績で卒業した高専卒にとって高専は悪いです。高専でたのに大したことないなと評価されます。
学歴を重視する会社に就職すると実力が同年齢の大卒と同等でも待遇が低く、そのような人にとって高専は悪いのでしょう。
理系科目や工学よりも文系科目を勉強したい人がたまに入学してきますが、そのような人にとって高専は悪いです。退学すべきですね。

5名無しさん:2014/11/15(土) 10:32:07
定年になった老兵です。高専卒で就職しましたが、就職したころ、専門知識は大卒と変わらず、仕事への適応力は大卒よりあると思いました。
その後、大卒や大学院卒の人を部下にもつようになりました。仕事の内容は学歴とは関係ありませんでしたが、昇進や待遇は実力と学歴を天秤にかけ同じ実力か少し実力が足りない位なら学歴の高いほうを優遇していました。これが学歴コンプレックスとなりました。
そのため、社会人大学院に入りMBAを取得し、また技術士の資格を取得しました。
企業での経験、MBA、技術士をアピールして再就職しました。このようになった基盤は高専にあると感謝しています。

6名無しさん:2014/12/28(日) 08:38:28
高専を卒業後進学して、専攻科修了あるいは大学卒業すれば、学歴で悩むことはありません。しかし、進学しなくても大卒よりも実力があることを示す方法があります。20代で、技術士の資格、TOEIC750点以上をとることです。

7名無しさん:2015/02/19(木) 07:04:28
>>6
訂正します。TOEICは750点ではなく、800点とします。20代で800点なら文句なしです。20代で技術士と800点は努力すれば可能です。

8名無しさん:2015/04/22(水) 06:23:46
>>7
高専生は技術士1次試験を、4年生で受験し、合格しなかった場合は5年生で受験し、在学中に合格することをすすめます。試験は年に1回あります。技術士1次試験は高専4年までの授業の知識を完全マスターしている優秀な学生なら合格できます。
技術士1次試験合格は大学卒業レベルの知識がある証明です。
TOEICで800点は高専在学中にとりましょう。授業を聞いているだけでは無理で5年間英語漬けの毎日を過ごす必要があります。

9おれも技術者:2016/04/04(月) 21:45:34
>>1>>5
その時点で、定年ですから、初期高専生ですね。学卒者そのものが少ない時代ですから、チャンスがあったのですね。
はっきり言いますが、それだけです。年上の方に失礼ですが、あなたがもっている「基盤」とやらは、大卒も持っていますので、
特別なことではありません。この時代、工業高校出身者でも、そこでの基盤を発展させて有為の技術者になっている人がいるのを
あなたなら、ご存じでしょう。でも、その類の言説で、「現代」の「優秀な」「将来ある」進路選択者に、高専をすすめるのは罪
です。時代は変わったのです。各企業がこぞって院卒を募集しているのは周知のことですが、そこで、高専卒がどう扱われるか、
あなたならわかるでしょう。あと、高専が暴力で荒れ、学力が著しく下がったたのは、ちょうどあなたが卒業した後ぐらいからでは
ないでしょうか。私は、その時期に学校の雰囲気に気が滅入り、さらに、当の高専卒にいじめられて、学校をやめました。こういう人
って、結構多いんですよ。なぜ、学校が荒れ、学力が著しく下がったか、少しは考えなさいよ。
「初期高専生」がかろうじて得たメリットで、もはや、この学校制度を語ることはできなくなっているのです。

10おれも技術者:2016/04/04(月) 21:58:41
>>3
(中三の母さんへ)「もう少しまともな物を作成していただきたいですね。」ってことですが、ここでは、少なくてもまともな「書き方」はされません。
罵詈雑言の中に本質を見てください。
まともなものということでしたら、他の方も挙げていますが、野村「学歴主義と労働社会」(ミネルヴァ書房 2014)をお読み下さい。
高専制度がいかに(就職「先」や「率」だけの)「キレイごと」だけで済まされれない、むしろ、罪深いものか、よくわかります

11大卒技術者:2016/04/14(木) 23:40:05
>>10

12大卒技術者:2016/04/15(金) 00:29:30
企業の博士、修士採用者は、博士号や修士号をとったときの研究テーマには精通していますが、それ以外の仕事をさせようとすると、研究テーマ以外の大学学部で学んだ幅広い専門の基礎を忘れてしまっている傾向があります。特定分野の仕事は素晴らしいですが、それ以外の分野は良くないです。大卒、高専卒は、特定分野に優れてはいませんが、幅広い専門の基礎を忘れていませんので、どのような分野にも進める素地があります。ただし、学校の成績が良くないと役にたちません。

13名無しさん:2016/04/16(土) 13:53:53
「優秀な学生に対して国立の安い学費で、教育の機会を与えることができたている高専は日本という国家や若者たちに対して一定の役割を果たしている」っていう人もあるが、それこそが高専の最大の罪であった。ある意味では、高専の存在形式や教育内容の問題性よりも、人の弱みに付け込んだ論理である点で、罪深い。優秀な学生には奨学金を与えればよかったことで、何も、高専を作る必要はない。た、今でもそういうことがあるが、優秀な生徒で都会の大学を選択しうる人があえて地元国立大学の工学部(あるいは医学部。文系の場合は、一流私大や旧帝大よりはるかに不利なので、無理をしてでもそちらに行ったほうがいいだろう)に入ったりする。貧しくも、刻苦勉励して大学に入った人たちは、多くいるのだ。国や高専は、上記で述べたように最初から相手が「貧しい家庭の子」とわかっていて、他にも伝統のある優れた「高等教育」があることがわかっていて、高専を宣伝した。貧しい家庭の子が、それに乗るのは、最初から国や高専には目に見えていた。高専は設立当初、今では比べ物にならないくらい優秀な学生を集めていた。しかし、考えてみてください。彼らにこそ(奨学金を与えて)旧帝大やら地元の国立大学にでも行かせてやればよかった、のではないのか。設立当初、高専の教員はほぼ大卒または旧制専門学校卒業者であったはずだ。彼らは、企業の技師層の多くがそこの出身者であり、しかも、大学には学位の授与権があり自治がある一方、高専にはそれがないことを知っていたはずだ。しかも、上級技術者ではない「中堅技術者」養成であることは、彼ら自身が宣伝していた。たとえば、フランスのグランゼコールと呼ばれる学校群は、大学郡とは別枠の教育機関である。専門家養成機関ではあるが、明確に社会の上層を握る狭い意味での(ある意味では悪しき)「エリート」養成機関として「明確」に位置づけられている。では、高専は、というと、入学者にはエリートであると煽てる(中学生には実際には「中堅」の意味するところが、よくわからなかったであろう)一方、その「中堅」技術者という枠が不明確であるのと同様、学校の位置づけとしても「不明確」であった。そして、「不明確」であることも、国や高専が狙ってのことであろうと思う。「不明確」にしておけば、「優秀層」を集められる一方、彼らが実際には中堅以下の技術者になっても文句はでないであろうから、である。「なぜ高専へ恨みがあるのか分からない」という人もあるが、以上のような経緯で、「自分は高専出身の技術者」であるというアイデンティティを持っていながら「恨み」
を残した者は数多いのである。あなた方にはわかるまい。当の初期の高専出身者が高専を「企業迎合教育」「職工訓練所」として批判することが決して少なからざる規模で行われたことを。この程度のことは、各高専の「学校史」には必ず触れられているはずである。私も見た。あなた方は見ていないか、見ても心に留まらない人間なのだ。そして、今の高専の生徒は、学力・社会意識の程度が低くなっているため(そうではない生徒もいるにはいる)、以上のような問題が“問題としては存在しても、自分の問題ではない”というところまで、来てしまっているだけなのだ。

14名無し:2016/04/16(土) 17:25:04
>>13
正論だね。
でも、”問題としては存在するが、ないことにする”って言うのが正確じゃないの?
問題を解決しよう=大学に近づけようとすると、今度は、最初から大学行ってた方がよい、ってことになるから。
結局、何をどうしようと、存在が中途半端だから、どうしようもない。
生徒のレベルが下がっているなら、下っ端で使われるのに丁度いいという存在になったということで、問題は解決しているとも言える。

15高専卒:2016/05/31(火) 05:19:11
>>14
高専卒ですが、大学は上級技術者の養成、高専は中級技術者の養成が目的と教えられました。大卒と同じとは教えられていません。但し、専門科目についてはテストで100点とれれば大卒と同じ実力、100点とれなければ大卒より劣る実力と言われました。東大の学生はテストで100点があたりまえとのことでした。また、技術者は、高専や大学を卒業しただけでは役にたたず、大学院修士レベルの実力が必要なので、大学や大学院に行かない人は就職後自分で勉強して大学院修士レベルの実力をつけなさいと言われました。

16名無しさん:2016/07/04(月) 20:41:20
>>15
そうでしょうか?私は、「中級」ではなく「中堅」と教わり、入社当初は給料が大卒に及ばないが2年早く入社しているから「追いつく」と言われましたね。
いろいろ、聞いたら、全国でそういう宣伝だったと思われます。「中級」としてくれればむしろウソになりませんが、「中堅」という言葉はどうにでも取れちゃいますし、2年後ではなく、職階や20年後まで見据えた昇進システムまで考えたら、
「追いつく」のは「一時的」なものではないでしょうか?(追いつくといっているその教員も、そのことはわかっていた?)。実力を身に着けた人は尊敬に値しますが、掲示板開設者が言うように、仕組みやその説明として、かなり誤解を生むような気がします。


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