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【北大】北海道大学@避難所PART21【ボッチィズ!】

1582名無し\(^o^)/@大学生速報:2022/03/28(月) 22:24:10 ID:???
ある人が破産したとする。すぐになすべきこと、急を要することがいくつも出てくる。そうすることで彼は自分の生活をもとどおり無疵のままとりもどすのである。ところが、革命や為替相場の変動や証券の下落をただ想像しているだけで、自分は破産して零落しそうだと心配している人には、いったい何ができるのか。本気になって何かをやろうとしているのか。どんな考えが頭に浮かんでも、すぐに反対の考えによって否定されてしまう。起こりそうなことは際限なく出てくるからだ。こうして、不幸な事態はあとからあとから生じてきて、何ひとつ進展しない。彼のやることはといったらなんでも始めの思いつきばかりで、しかもすぐやめたり、またちょろちょろやり始めたりしているだけだ。恐怖のなかには意味のない動揺のほかには何も存在しないとぼくは思う。そして考えこめばかならず恐怖がつのってくるものだと思う。
アラン(1868-1951)『幸福論』(1925)「死について」


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