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俳句だけ
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休日の朝お湯割りで目が覚める
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>946
改題
デジタルに写るか紫陽花グラデーション
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写れ、だと中7になる。
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冷蔵庫の奥に知らない街がある 哲学者
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日本寺紫陽花ばかりに人の来る
多古町の日本寺(にちほんじ)に今年も行った。種類が多い。
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ペンキ屋さん、来たけどほぼ病人。
二人で自宅まで送っていった。
句会は中止にして初台の日高屋でたっぷりと吞んだ。
ペンキ屋さん、もう来れないかもしれない。
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食わぬとも飲めば太るさ蝉の鳴く
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日は長し一年短くシカゴかな
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日は長し一年短く千春かな
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松山の子規のたりかな明治の日
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終戦日通天閣の夜景かな
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戦争を知らない子供喜寿となる
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哲学者、解雇された。年金が手付かずでしばらくは安泰。
按摩開院待ちと。
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集中治療室に入ったペンキ屋さん、出たけど俳句はむつかしいようだ。
会はしばらく休みとなった。
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昨日哲学者から電話あり。
こちらは飲む話かと思っていたが、彼は整体のつもりでいたようだ。
2回目にして理解した。
涼しくなったからの方がいい。その前に3人で飲もうと。
古代から施術をなせる哲学者
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哲学者にも我々にもそれ程残ってない。
会うときはこれが最後とあらばしり
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肌寒い春秋の無い温暖化
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パスポート無いのに秋夜成田かな
成田まで行ったのかな?
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秋のバスここは綾瀬か亀有か
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新橋の飲み屋は遠く秋の暮れ
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ジョナかっぱ日高のあとは養老か
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使わない辞書から走る小さき虫
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考える小さき虫との共生を
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朝寒にパーカー引っ掛けPC起動
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値上がりに優待の米待ち遠し
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晩年や沁みいる未完交響曲
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晩年や深夜に沁みる未完成
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晩年の
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優待の米が届いて暮るる秋
楽天のCD届かず未完成
古稀となり2割負担も喜べず
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メンバーの訃報が、90才なら大往生。
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埋め火を掘り起こしたる朝帰り
晩年の染み入る夜の未完成
傘寿までこの右腕よ師走かな
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年の暮青春晩年時効無し
暗闇が己呼ぶ冬隅田川
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賀状書く宛先減りて齢知る
年の暮れ米を貰いて電話する
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年の暮れ年金下りて記帳する
古希となり窓口2割の医者に行く
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かみさんに風邪をうつされ寝正月
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テレビ観てお湯割りだけの晩年だ
ヘロヘロで初詣から日高かな
風邪なんぞ吞んで蹴散らす春の頃
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初孫に恍惚と不安我にあり ヴェルレーヌ
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日常に戻って木枯らし吹きすさぶ
温暖化とは言え厳しい冬なりや
パック酒チンして寒さしのぐなり
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歩は歩なり敢えて成らずの人生か
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ネクタイをほとんど捨てた弥生かな
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第61回現代俳句協会大会賞
幾万の鶏を枯野に埋めて忘れる 山中則江
納屋開けるたびに倒れる捕虫網 吉田成子
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老いたりしされど四月は門出なり
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>991
〜改題〜
老いたりしされど門出の四月なり
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命日や母を越えたり老いの坂
桜さく長生きしたり母よりも
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ひげ伸びて暇持て余す夏日かな
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情けなや己を知らず古希こける
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春盛り夜中にナンプレちびちびと
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人生の階段踏み外さず今
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師の紋を舞台に流し京の夏
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農相が受けを狙って米騒動
進次郎千両役者の米奉行
民主主義選挙のたびに劣化する
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気楽な身分だから、高い米も消費税も気にならない。
米は安すぎた。
一人3万のステーキは中国旅行者に任せて
酒と芋で1000円で満足している自分。
比較根性の愚劣、だ。
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