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「お薦め −映画」

235渦森六郎:2013/07/05(金) 17:54:19
2013年7月 5日 (金) 『立候補』(100分 2013年)

下北沢の小さな映画館で観た。

選挙において「泡沫候補」と言われる人たちを追ったドキュメンタリー作品。「スマイル党」総裁のマック赤坂氏を中心に2011年の大阪府知事選挙(「大阪維新の会」の松井一郎氏が圧勝した選挙)を戦った「泡沫候補」たちの人間像が映し出される。
「泡沫候補」と言われながら、野次を浴びながら、それでも300万円もの供託金を支払ってまで、負けると分かっている選挙に出続ける人々。我々は彼らを笑う。「変な人だなあ」と。しかし、そもそも「マトモ」とはどういうことか。人気のある政治家なら「マトモ」なのだろうか。立ち上がることも、声を上げることもしない我々に、彼らを笑う資格があるのだろうか。この作品は、そして登場する人々は、そんなふうに観客に問いかけ、頭の中を引っ掻き回してくる。
この映画を観たあとは、もう彼らを「泡沫候補」などと呼ぶことはできなくなるだろう(もちろん、それは彼らに票を入れるとか、彼らに賛同するとかいうことではないけれども)。

印象的な場面をひとつ挙げておくと、マック氏が「同じ供託金300万円を支払っているにも関わらず、メディアにおける候補者の扱いに差がありすぎる」と選挙管理委員に抗議するシーン。日本の選挙システムは「実質的な制限選挙」と言われるが、そのことを端的に表しているシーンだった。他にも見所はたくさんあったが、あまり書いても楽しみがなくなってしまうので、このくらいで。
笑えて泣ける、そして「常識」を揺さぶられる、傑作だった。

236アンリ:2014/04/14(月) 16:31:30
2014年 4月7日(月)
白ゆき姫殺人事件

上映時間:126分

原作は湊かなえさんの「白ゆき姫殺人事件」です。

この映画は、人の死というものから始まる、現代社会の闇が描かれていると思います。
私はこの映画を観て、恐怖を感じました。
それは、この映画がTwitterというSNSの社会が描かれているからです。
顔が見えないSNSという世界では、誰もが被害者になりかねないからです。
そして、誰もが加害者になりかねないという恐ろしさが潜んでいるからです。
顔が見えないだけに、人の本性というものが露わになるからだと思います。
それと、この映画は女性の裏の顔が描かれていると思います。きっと誰しもが、あるものなのでしょうが、その裏の顔がこの映画ではキーパーソンになっていると私は思います。


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