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幸せのストーリー

3<img src="http://sak2-2.tok2.com/home/clamp/gif-box/icon05/hanyuu.gif">:2008/08/01(金) 16:00:31 ID:???0
管理人からのお知らせ、で名前が恥ずかしいことになってる(笑)
なんで羽入が出ないのかがやっと分かった気がします。これでどうだ!!
言い忘れでした。学園アリスの小説です。
ローザンメイデンとか、あんまり詳しくないですofL
――――――――


第一話  転入生


 薄着をするにはまだ早すぎる、少し肌寒い春の終わり。

 放課後の教室は、なんとなく寂しい。けれど静かなので、棗はここが気に入っていた。

 窓が少し開いている。寒いので閉めようか?

 けれどなんとなくダルくて、棗はまた呼んでいた本に目を落とした。

 窓から差し込んでくる夕方の光が心地よい。

 このまま眠ってしまおうか・・・・・・



 ・・・・・・耳元で風がふいた。

 教卓に乗っていたプリントが飛ぶ。

 次の瞬間棗は息を飲んだ。

「お前・・・・・・?」

「・・・・・・こんにちは」


目の前に・・・・・・三つ編みの少女がたっていた。

「どこから・・・・・・!」

 少女が、うっすら笑みをうかべた・・・・・・


〜〜〜〜〜〜〜

 確かに・・・・・・そこには誰もいなかったのだ。
 
 風がふきやむと同時に現れたようにも見えた。・・・・・・アリスか・・・・・・?

「なんでそんな顔をしているの・・・・・・?」

 少女は無表情でそう言った。

 白い肌。細い手足。美人だが、とっつきにくそうだ。

「お前が急に現れたから・・・・・・っ」

 棗がそう言うと、少女は首をふった。

「・・・・・・そのことを言ってるんじゃないの」

 はぁ? と思った棗は、「どういうことだ?」と、少女にきく。
 
 少女はくすっと笑った。

「悲しそうな顔してるよ、あなた」

「なっ・・・・・・」

「ふふっ・・・・・・愚かだね。

愚かで卑しい・・・・・・            
            だけど・・・・・・愛しいね・・・・・・」

 次の瞬間、また強い風がふいた。

 棗は顔をかばうように隠す。

「・・・・・・!」

 次に目を開けた時・・・・・・



             少女の姿は無かった――。

――――
字太いなぁ。なんでですか?!


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