論文タイトル
Sato, N., Tan, L., Tate, K., & Okada, M. (2015). Rats demonstrate helping behaviour towards a soaked conspecific, Animal Cognition, DOI 10.1007/s10071-015-0872-2
世界が直面する保健課題は数多く、エボラ出血熱、中東呼吸器症候群(MERS)、新型インフルエンザ、デング熱、ジカ熱国境を越えて拡大する感染症の問題や、動物由来の病原体の増加、自然災害、人口の高齢化や急速に進む都市化など、一国の対応では不十分で、国際的な連携と対応が必要と述べました。また、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を実現し、誰もが基本的な医療を受けることができる“誰一人取り残さない”保健システムの強化が必須と訴え、各国が国際保健規則(IHR)を遵守し、仙台防災枠組に沿って共に協調して行動できるようにWHOが作成したWHO Comprehensive Health Emergency Programme(WHO健康危機管理プログラム)を紹介。各国が新感染症のアウトブレイクを予防し、発生後は即座に対応していくためには強靭な保健制度の確立が必要と話しました。
ハーバード大学(Harvard College Japan Initiative)の学生と関西学院大学の学生が1月6日(金)〜1月8日(日)に交流事業を行います。6、7日の講演会や分析会には、本学の教職員と学生は自由に参加できます。8日の公開ディスカッションには教職員と学生の他に、一般の方にもご参加いただけます。
【1月6日(金)】
10:30〜12:30
総合政策学部 村田俊一教授 特別講演 於:関西学院会館
「RISE OF SOUTH」
国際連合第二委員会において2014年に行った講演を再講して頂きます。ブータンのGROSS NATURAL HAPPINESS、バリ島のレジ袋廃止運動など発展途上国での国際協力や相互依存に関するヒントとなる講演です。なお、村田教授はハーバード大学大学院ケネディスクール管理職特設プログラム修士課程修了(組織管理学専攻)です。
ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁を神戸三田キャンパスに招き、『Challenges and opportunities in implementing the new global agendas(持続可能な開発目標2030の実施に向けた課題と好機)』をテーマに講演会を開きました。
総裁は、冒頭、関西学院大学のスクールモットーである「Mastery for Service」に触れた上で、UNDPの役割や取り巻く環境について具体的事例を交えながら解説。UNDPが2030アジェンダをはじめとする重要なアジェンダを達成するためには何が必要となるのかについて説明しました。
350人を超える関学生、一般申込の方、関係教員で会場は満席。60分間という限られた時間の中、終始、張りつめた緊張感に包まれながらも、活発なディスカッションも行われ、
参加者はヘレン・クラーク総裁のメッセージに真剣に耳を傾けていました。
全国のスーパーグローバルハイスクール(SGH)が研究成果を発表し合う「全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会2017 SGH甲子園」(関西学院大学、大阪大学、大阪教育大学主催、早稲田大学協力)が3月19日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで開かれました。2016年度文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業として実施されたもので、84校234チームが参加。学校関係者を含めて約2000名以上が集うなか、高校生たちは、「フェアトレード」や「多文化共生」といったグローバルな課題から、「待機児童」「AI」といったものまで、1年を通じて取り組んできたテーマについて、日本語と英語で発表しました。審査の結果、日本語部門では「ファストファッションブランドの服はなぜ安いのか」をテーマにした大阪府立千里、英語部門では「Potential to solve American’s obesity problem or food education for children」を発表した秋田県立秋田南がそれぞれ最優秀賞に選ばれました。
SGHは2014年度から始まった文部科学省による事業で、高等学校での教育を通して、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を目的としています。指定された高校は、目指すべきグローバル人物像を設定して、国際化を進める国内外の大学や企業、国際機関などと連携をとり、グローバルな社会問題やビジネスをテーマに学習を行います。生徒たちは学習を通じて、社会課題に対する関心や教養、コミュニケーション能力や問題解決力などの国際的素養を身につけます。
関西学院大学は、4月にスタートした大学院副専攻「国連・外交コース」の開設を記念して、国際原子力機関(IAEA)事務局長の天野之弥氏による講演会「Atoms for Peace and Development: the work of the IAEA and how it relates to you(平和と開発のための原子力:IAEAの仕事と私たち)」(使用言語:英語)を4月13日(木)、西宮上ケ原キャンパスで開きました。会場には学生と一般の方、関係者ら162名が集まり、耳を傾けました。
3. ★NEW★ 2017年度 日本・カナダ学生フォーラム 参加者募集
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第9回目となる今年度の『日本・カナダ学生フォーラム』は、" Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation"をテーマに、桜美林大学町田キャンパスを会場として行います。
13. 第28回カナダ研究セミナー開催(11/25・26)
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関西学院大学はカナダから客員教授を毎年招聘しており、カナダ政府よりカナダ研究分野で西日本の拠点校に指定されています。その一環として1990年より毎年「カナダ研究セミナー」を開催しています。
第28回となる今年は、「Japan and Canada: Towards More Independent Foreign Policy?」をテーマに開催します。本学に在学している海外からの交換留学生も参加を予定していますので、中期・交換留学前に英語力をつけたい方はもちろん、留学からの帰国後に学内でさらにスキルアップを目指す方、海外の授業さながらの講義を経験したい方、カナダや日本の外交政策に興味のある方など、多くの参加をお待ちしています。
☆☆☆☆☆☆ 次回の配信は11月2日(木)を予定しています。 ☆☆☆☆☆☆
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[配信元]
関西学院大学 国際教育・協力センター(CIEC)
Kwansei Gakuin University Center for International Education and Cooperation
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