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90：ｇｇｄｄｈ：2023/02/27(月) 20:47:32 ID:CNmFfNTs: アメリカで日本のアニメや漫画が特別評価されてるというのは疑問です。
もちろん面白いものは評価されてるでしょう。
ただそれがさもアメリカ全体で受けていると勘違いしている人も多いかと思います。
まずは日本の漫画の市場の大きさから見ていきます。

２０２２年の売上高
　　　日本（人口：１．２５７億人）：　6759億円
北米（１０か国、人口５．７９億人）：　2800億円

この数字の差がどういうことか。
これは北米（アメリカやカナダなど）では日本よりも日本の漫画がそれほど国民に受け入れられているわけではないということです。
スパイダーマンやバットマンの名前くらいは知ってるけどアニメやコミックはちゃんと見たこと無いという人は結構多いです。
本国のアメコミ漫画ですらそうなのに、日本の漫画がそれ以上に人気なんてことありえないでしょう。
たまにニュースで「アメリカでは日本の漫画・アニメが大人気」と紹介されることがありますがあんなのうそっぱちです。
正確には「ごく一部に人気」なのです。
コミックやアニメを見る層はごく一部のギーク・ナード（日本でいうオタク）が主でありその層は主に自分の国のものを見ています。
最近はアメリカの市場では日本の漫画が圧倒していてアメコミがまったく売れていないと誤解されていますが？
ネット上の日本側だけを取り上げてアメリカ全体での実際の数字を出していない情報からの情報で、実際はアメリカのコミック業界は衰退していません。
アメリカのコミック業界は1990年代末頃にバブル的なブームが弾けて市場が縮小しましたが、その後は年によっては下がった年もありますが成長し続けています。

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