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刑事訴訟法part2

253名無しの関学生:2014/03/30(日) 12:23:46
平成の死刑編

頭が爆ぜる

2002年12月5日、東京拘置所に収容中の袴田事件の袴田巌死刑囚(66歳)が、姉の袴田秀子(69歳)と3年10カ月 ぶりに面会した。精神障害のある袴田は、姉をはじめ弁護人、支援者との面会を拒絶していた。

この日に会えるまで、静岡県浜松市に住む姉の秀子は、東京・小菅の東京拘置所に20回も足を運んだ。そのたびに果物や現 金を差し入れるが、どうしても袴田は会うのを拒む。ようやく面会できた日のようすを、支援者たちが発行している『袴田ネット 通信』は次のように報告している。 姉は支援者と一緒に東京拘置所へ向かい、午前10時20分ぐらいに到着する。面会の前、姉は東京拘置所の職員から、「袴田 さんは、最近、食べ物に興味を示すようになった。ほかの話ではなく、食べ物について話すということで、話をあわせてほしい」 とアドバイスされる。午前10時40分ごろ、姉が面会室に入った。 すぐに、赤色のジャンパー姿の袴田が入ってきた。姉のほうに目をやらず、自分が手に持っていた食べ物(果物ゼリーのような もの)を見つめていた。そこで、姉のほうから、食べ物の話を切り出した。

姉 どう、これ。(袴田の持っている食べ物を指す) 袴田 バイ菌が……(以下、早口で大声で話すが、よく聞き取れず) 姉 最近、どんなものを食べているの。 袴田 バイ菌が……。 姉 食欲はあるの。 袴田 うん、食欲か。食欲はある。……こんな知らん人だで……話をするといかん……この話はうそだ。(姉に向かって)この人知 らん。 姉 うん? 知らん人だよ。着るものはどう? 袴田 着るものは……バイ菌……。面会なんてするんじゃなかった。見せるっていったでついてきた。これはうその面会だ。知らん 人と話したってよくない……。 姉 果物はどう? お金も入れたよ。何食べてるの。 袴田 ……バイ菌が……洗って食べなければならない……。洗って食べないといけない。包装していないので。 姉 (看守に)ありがとう。 袴田 もういいかね。(と看守に聞く)

5分ほどで話は終わり、袴田は面会室からスタスタと歩いて出ていった。 「とりとめのない話もできんし、グダグダいっていてもしようがないと思って、まあ、顔みりゃあいいやと思って帰ってきたんで す。拘置所じゃ、拘禁症だといっていますがね。(拘置所から)出りゃあなおるというけれども、出れんでいかんわ。会って、全 然おかしいというふうには思えない。まともに見えるの。だけど、ものいうと、おかしなことをいう。顔を見るだけでも一安心で すよ。死んでいるか生きているだかわからないというところにいるんですから。ともかく、元気な顔見ただけでいいということで すよ。再審の話もできないし、肝心要の話はできない。これからもずっと会いに行くつもりです」 久しぶりに会った姉は、とりあえず、生きている袴田を見てほっとした。この前、会ったのは99年2月10日だった。このと きも、袴田が会うことを拒み続けていて、3年7カ月ぶりの面会であった。

姉 元気? 袴田 ああ、元気だよ。 姉 このごろ、何やってるの。 袴田 (答えず) 姉 顔がふくらんでいるようだね。ばかに顔が赤いじゃないの。 袴田 (唐突に)わかって来てるのか。 姉 何もわからんよ。 袴田 わからんじゃしようがないなあ。俺がだれだかいってみろ。 姉 袴田巌じゃない。 袴田 ○○(よく聞き取れず)の神。それじゃ違うわ。ああ、それじゃ、しようがないわ。違う人だ。

わけのわからないことをいいながら、自分からスーッと面会室を出ていく。この間、わずか1分ほどだった。


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