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放送リアクションスレ6
760
:
Mustang★
:2011/02/20(日) 01:43:48
武田薬品が国内最大の医薬研究所 欧米メーカーに対抗
武田薬品工業が神奈川県藤沢市に建設していた湘南研究所が19日、完成した。投資総額は約1500億円。研究施設は延べ床面積約30万平方メートルで、製薬会社の医薬研究所としては国内最大という。がんや糖尿病など疾患領域ごとに百数十人規模の研究チームを編成し、新薬をより早く開発できる強力な研究体制で、欧米製薬会社に対抗する。
研究所は地上10階建ての研究棟5棟で、10月に本格稼働する。これまで大阪市と茨城県つくば市の2カ所に分散していた研究拠点を一元化し、研究員約1200人を集める。人員規模でも国内最大だという。長谷川閑史(やすちか)社長は「単一企業の研究所としては世界で最大と自覚をしている」と強調した。
武田は2009年に主力医薬品の特許が米国で切れ、後発医薬品(ジェネリック)に押されて売り上げを大きく落としている。他の主力製品も1品目が今年1月に特許切れとなり、来年6月にさらに1品目が切れる状況で、新しい薬の開発が急がれている。大川滋紀取締役(研究開発統括職)は「世界的にも研究は効率化する流れだが、人の連携を基本にして、いい新薬を開発したい」と語った。
武田の研究所を巡っては2005年から06年にかけて、大阪府の太田房江知事(当時)がバイオ研究都市「彩都(さいと)」(大阪府茨木市)への誘致を働きかけ、総額200億円規模の支援策を提示。神奈川県と誘致合戦を展開した経緯がある。武田は06年10月、工場跡地がある藤沢市に研究施設の新設を決めた。大阪市にある研究拠点は10月までに規模を縮小し、薬剤の設計部門などが残る。
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