放送リアクションスレ6 - 1280421634

611：Mustang★：2011/01/05(水) 01:24:34: 「きっついですよ、なんやかや言うても」寛平さん会見（1/2ページ）

　マラソンとヨットによる地球一周を目指す「アースマラソン」で２年ぶりに日本の地を踏んだタレント間寛平さん（６１）が４日午後、福岡市内で記者会見した。主なやりとりは以下の通り。（西正之）

　――改めて今の気持ちを。

　「ありがとうございました。本当に皆さんのおかげでゴールできたと思っています。何でもします、本当にもう。これからは恩返ししていきたいと思います」

　――到着してから何を食べましたか。

「とんこつラーメン。最高でした、はい」

　――走ってる時はどんなこと考えていた？

　「地球はちっちゃい星やと言われてるのに、でかいなあ、と思いながらずっと走ってましたね。いつゴールできるんやろうと。やめようとは全く思わなかったですね」

　――家族との絆は深まった？

　「嫁には本当に苦労かけた。親も３人、みな年いってるんですけど、全員面倒見て。僕とこの両親が手術する時も、全部やってくれまして。本当申し訳ないな、もうほっとくわけにはいかんかな、と。ま、これも一瞬だと思うんですけど、大事にせなあかんな、というのは。また迷惑かけるかもしれませんけど」

　――がんが分かった時は？

　「嫁はんは『ひどいようやったら日本に連れて帰って手術する』とか言うてたんですけど、僕の中では『決まってもないし、でももしあかんとなったら死ぬ覚悟で行こうかな』と。でも神さんに『何とか転移してませんように』と祈りながら検査して。影が胸と右の太ももにあったんですけど、がんではなかった。一番うれしかったのは、そのとき。薬飲みながらでも走れると聞いたときは、ものすごくうれしかったですね」

　――忌野清志郎さんが亡くなったことを聞いた時は？

　「真っ白になりましたね。もう、信じられなかったですからね。このアースマラソンをやる前にサハラマラソンから帰って来たときに、成田から清志郎さんにお願いしたんです。『清志郎さん、アースマラソン、地球一周やるから歌を作ってもらいたい』と。喜んで引き受けてくれて、スタートする少し前に、僕に届けてくれたんです。ものすごお、うれしかった。ここのヨットハーバーに入る時、ほんまに、『清志郎ーっ』て叫びましたね。『ありがとーっ、日本についに着いたぞー』って、ほんまに叫びましたわ」

　――ゴールした後に、挑戦したいことは？

　「とりあえず今年は走りません。サイパンマラソンで１０キロ程度。体痛めてるもんで。きっついですよ、やっぱり、なんやかや言うても。毎日５０キロ。アメリカのペンシルベニアが一番きつかったなぁ。アップダウンがずーっと続くんですよ。３３００メートルかなんかのロッキー山脈というのは覚悟してたから。ペンシルベニアは登り下りで６０キロも走ったから」

　――足の状態は？

　「悲鳴あげてますけど。あと６２０キロですから、悲鳴あげながらでも大丈夫やな、と。１月４日福岡到着、２１日に大阪にゴールと発表してから、足には気を使いましたよ。肉離れしたり、ちょっと足でもくじいたりしてもうたら、絶対間に合えへんから」

　――具体的にどんな恩返しがしたい？

　「出来る限り、『握手して』と言われれば握手するし、『パンプキンやれ』言われればやるし、『アメマ言え』言われたら言うし、もう何でも言うてきて。何でも引き受けるよ。笑顔を絶やさず、それをせな、だめやなと思います」

　「大阪で新喜劇やってる時から、大阪のおっちゃん、おばちゃん、子供たち、みんなに育てられましたからね。でもちっとも芸は上手にならずに、ただギャグばっかりやってる人間なんですけどね。僕は感謝してます。いっつもありがたいな、思うてます」

　――２１日の最終ゴールの時はどうなりそう？

　「生放送が始まった時からもう泣いてると思う。夜でも見えるサングラスないかって聞いてる。涙出てるのわからないじゃないですか。ちょっと恥ずかしいでしょ。たぶん泣くと思うんですよ。泣きまっせ、言うけど、ほんまに。２年間、いろんなことが出てきますからね、思い出が。いっぱい出てきます」

　――奥さんとはどんな会話を？

　「やっとお前を抱けるなって、テヘヘヘ。そんなん、言いませんよ。まあ、やっと日本に着いたよって。書かんといて、恥ずかしいから。やっとお前を抱けるなーなんて、そんな会話」