放送リアクションスレ6

474：Mustang★：2010/11/16(火) 23:01:48: 尖閣映像、他の乗組員も入手か　巡視艇ＰＣに痕跡

　沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、流出させたと認めている神戸海上保安部の海上保安官（４３）が乗り組んでいた巡視艇「うらなみ」の共用パソコンに、問題の映像が引き出されたような跡が複数回残っていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁と東京地検は、保安官以外にも、映像を入手した乗組員がいる可能性があるとみて、関係者の事情聴取やパソコンの記録の解析を進めている。

　映像は海上保安大学校（広島県呉市）の共有フォルダーに保存され、一時期多くの職員が閲覧できる状態になっており、海保側のずさんな管理実態が明らかになっている。

　捜査関係者によると、保安官の同僚が９月中旬、この海保大の共有フォルダーの映像を見つけ、「うらなみ」の共用パソコンに保存した。保安官は同月下旬に共用パソコンで映像を見て、１０月中旬に外付け記憶媒体の公用ＵＳＢメモリーに記録し、外部に持ち出したという。

　捜査当局が艇内の共用パソコンの記録を調べたところ、衝突映像が引き出されたとみられる形跡が複数見つかった。これらはいずれも時期が近接しているという。

　保安官は事情聴取に、映像を引き出したのは１回だけと説明しており、捜査当局は、ほかの複数の跡は別の乗組員が映像を引き出した時のものである可能性があるとみている。ただ、これまでの事情聴取に映像の引き出しを認めている乗組員はいないという。

　保安官は艇内に持ち込んでいた自分専用の公用パソコンを使い、公用ＵＳＢメモリーから私用ＵＳＢメモリーに映像を移動していた。同艇の乗組員らは同じように、それぞれ公用パソコンを所持しているという。

　一方、保安官が聴取に対し、共用パソコンから映像を引き出した理由を「今後の業務に役立てようと思った」と話していることがわかった。ネットに流出させたことについては「広く知ってほしかった」と説明しているという。捜査当局は、保安官が映像を流出させようと決めた時期や経緯をさらに調べている。

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