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知ったかラジオ放送用その33○だほ♪
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入口表札には柴浦だか柴崎だと書いてある（曖昧）階段の下が狭いキッチンで
洗い物で荒れ果てている。
その畳は、もうかなり古いもので波打つようにボコボコとして、歩けば
フカフカとした印象。長方形のちゃぶ台があり、そこに小太りの中年女性と
赤ちゃんを抱っこしたJKくらいの若い女性と幼稚園児くらいの男女三人が浮かない顔で座っている。
＞僕の家族だと、作業着の男性がいい、彼らに軽く会釈をした。
作業着男性がちゃぶ台の真ん中に座ると、奥からガスコンロやら鍋やらを
みんなが運び始めて、品数が明らかに少ないスキヤキセットみたいな状態になる。
「これが我が家の鍋です」と赤子を抱いたJKが何とも言えない微妙な顔で言う。
いただきますもしないうちに、みんなおのおの勝手に食事を始める。中年の小太りのおばはんは
作業着男性の母親だという。母親は酒を飲み始める。俺ともう一人の子に
「飲んで飲んで」と酒が進められ、飲み始める。
＞酔いが回って来た。部屋の様子をぐるりと眺めると、成猫が三匹重なるように
寝ている。自分が「あっ？猫飼ってんすね。三匹だけですか？」と聞くと
子供が「あっち」と指さしたさきに、子猫が三匹いた。六匹も飼っているんですね？
と言うとJkは「何匹いるかわからない」と言った。何故か母親はイライラし始めた。
つづく
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