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ぐだかみ!12回!!

50ラン:2011/08/08(月) 23:57:37
では、また次回!元気で!僕も元気でまってる!

最終作はこの後はります!

いい夢を。

51ラン:2011/08/08(月) 23:58:36
許可する!

52名無しさん:2011/08/08(月) 23:58:47
みけおつ

53ラン:2011/08/09(火) 00:05:03


 DJみけ誕生 前史2 願わくば愛しき子らに笑顔の日々を


 ○×年2月12日
 庭に娘さんが倒れていた。怪我はないが意識がない。とりあえず布団で寝かせて目が覚めるのを待つことにした。
 ○×年2月13日
 娘さんが目を覚ました。詳しい事情は聞かないことにする。ただ、この家に一緒に住んでくれる事になった。ハットという名前らしい。
 あの人がいなくなって以来独りではない食事は何年ぶりだろうか。とても美味しく感じた。
 
 ○△年1月16日
 ハットが大きなヒョウをひきずって帰ってきた。ハットが言うには「風猫」というモノノケらしい。ちからを失くしかけているらしい。私は「風猫」を家でかくまうことにした。
 ○△年1月20日
 朝起きると「風猫」がいなくなっていた。代わりに灰色の猫がいた。ハットはこの猫こそが「風猫」がちからを失くした姿だと説明してくれた。私はこの子に「灰猫」と名前をつけてあげた。
 灰猫は照れくさそうにしていたが「しょうがねえな。この家を守ってやるか」とこの家に住んでくれることを承諾してくれた。

 ×○年6月7日
 今日は身体の具合がよくない。食事はハットが作ってくれた。美味しかった・・・ひとに作ってもらった食事はこんなにも美味しかっただろうか。外は風が強い。なにか飛んできてガラスを割ったりしないだろうか。
 ×○年6月8日
 なんだか気になって庭に出てみた。ちょうど段ボール箱が強風で飛ばされて縁側に転がっていた。
 私はハットに頼んで段ボール箱を家の中に運んでもらった。箱の中には小さい三毛猫が震えていた、よほどこわかったのだろう
 灰猫が「こいつはただの猫じゃない」と警戒したが私はこの子と布団で眠ることにした。
 震えていた子猫は少しずつ震えもおさまり寝息をたてて眠りだした。その寝顔を見ていると私は少しずつだが自分の体調がよくなるのを感じていた。
 ×○年6月9日
 昨日の子猫にみけと名前をつけてあげた。みけはうれしそうに私にほおずりしてきた。
 灰猫と同じくみけもしゃべれるのはびっくりしたが気にはならない。私の大事な家族が増えただけのことだから。
 ×○年9月14日
 灰猫とみけがまた洗濯物をだめにしてくれた。また洗濯をやり直さなくてはいけない。しかし、縁側でひとやすみするときにみけを膝に乗せてなでていると疲れが消えていくから苦にならない。
 何よりもこの子達が元気なのが今の私のしあわせだ。
 
 ×☆年1月1日
 新しい年が始まった。身体が思うように動かない。でもあの子たちにはつらい顔は見せたくない。笑顔にならなくては。
 みんなそろって初詣の約束をしているのだから。
 ×☆年1月20日
 指に力が入らない。きっとハットは気づいてるだろう。もうすぐ私が彼女にした頼みごとが終わろうとしているのを。察しのいいあの子はきっとみけたちには黙っていてくれるだろう。そう信じている。
 ×☆年2月15日
 今日はひさしぶりにみけと散歩をした。みけはこの家が大好きだといってくれた、本当にうれしい。
 この家がなくなるまでずーっといる、と私に約束してくれた。
  
 ×☆年4月18日
 今日は体も楽で気分がよかった。みけ、ハット、灰猫、みんなで公園にでかけた。楽しかった。明日もみんなと笑顔でいたい。
 私はあの子らに何かをあたえられただろうか。わたしはあの子らにあたえられてばかりだ。
 だから、せめて祈ろう。
 願わくば愛しい子らに笑顔の日々を・・・と。

54ラン:2011/08/09(火) 00:05:43
                  

「灰猫さぁ、このまえかわいいって言ってたあの子どうだったの?」
 みけがニヤニヤしながらたずねる。
「あのね?みけさん。俺がラジオ続けてるってことは、わかるよね?」
 灰猫がうんざりした顔でこたえる。
「ああ、みけちゃん。その子は彼氏いたんだってさ」
 ハットがたりない情報を付け加える。
「またー?ねらってんの?そういう子ばっかじゃん」
 みけはあきれていた。
「いいの!俺のコトはいいの!ほら、レス読んで!いっぱい来てるから!」
 灰猫は早いところ話題を変えたくなってレス読みを勧める。
「わかってるよ。うっさいなー351の名無しさん…『みけさんの声カワイイですね。』んーわたし褒めてもなんにもないぞー?」
 みけはまんざらでもなさそうにわらって続きを読もうとする。
「えーっと・・・・・・(小声)灰猫、この字なに。」
「ブッ!」 灰猫が吹き出した。
「みけさん、読めないの?これを?」
「うるさいなーこんな文字はふつうは使わないんだよー」
 みけはあわてて言い訳をはじめる。
「こんなの送ってくるのが悪い!普通の言葉を使わないのが悪いんだー」
 しかしそこに書かれている漢字は小5レベルの常用漢字だった。
「みけちゃん・・・」ハットは半ばあきれていた。
「みけさんっ普通の字だから、普通に使ってる文字だから」灰猫はレスをくれた『351の名無し』に内心グッジョブ!と指をたてていた。
「なんだよーディスってんのかー?ディスってんだろー!」
 みけは覚えたはかりの言葉を連発していた。
 放送は続く・・・・・・。


 祈りはここに成就されているようだった。




                   了

 この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係ありません。
 DJみけシリーズ最終作。
 おばあさんの日記から1作目の続きという流れ。
 悲しく終わるのは簡単だけど好きじゃないから。

55名無しさん:2012/08/12(日) 01:45:08
本名:馬場達也
名前ソース:ttp://kie.nu/hmu
1982年7月25日生 今年で30歳の会社員

初期のタイトルは農民ラジオ。ねとらじDJ暦4年。トーク及び凸待ちラジオを行なっている。
掲示板:ttp://jbbs.livedoor.jp/radio/25465/

「ネタになる」という理由で他人の個人情報を引き出し、公の場に晒す迷惑DJ。
【具体例】
・個人チャット晒し
・凸者の通学している高校を特定
・凸者の携帯電話の番号を連呼する 等

※特にタチが悪いのは、リスナーによる凸者の特定レスがあっても削除せずに放置し、一緒にはしゃぐ点である。
そのためあちこちに拡散され、より被害を大きくしている。なお、そういった点を指摘された際に
「特定したからって何なの?」と発言している。
その一方で踊自身の個人情報(過去に自ら晒したもの)レスがあると即座に削除している。

同様に「ネタになる」という理由で、公共の場でズボンを脱ぎ、ヘルメットを被るという不審な格好で写真撮影をしている。
・陽光町で不審な格好で笑いを狙う踊  ttp://kie.nu/gdb
・同様に御前浜橋でパンツだけになる踊 ttp://kie.nu/hmz


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