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万朗読其の二

76@りょーま:2011/03/26(土) 20:10:30
リア友のブログに書かれえていた日記を抜粋したものなのですが……。
許可はとってませんwww


(以下抜粋)
はい、今日は計画停電で本当に停電しました。

本当の真っ暗なんてものは、キャンプで森に入った時以来のため、なかなか懐かしい気持ちで街を散歩してみると、
なんだかものすごい楽しいと感じている自分がいました。

うん。これが本当の夜の姿だな〜って感じですね。すこしばかりの怖さと、どこか懐かしい感じ。

そんなことを思いながら裏道を歩いていると。

なにやら背後に人の気配がしました。

何かな〜と振りかえって見ると、そこにはさっきすれ違った見知らぬ人が……にやにや(そう見えた)と笑いながらこちらに近づいてくるのです。

「……」
気の成果もしれないので、少し蛇行して歩いてみると、あちらは歩く速度を上げてこちらの後をつけてくる。

「あ、これまずいわ」
そう思い、少し早歩きで歩くと、あちらは今度は走って追いかけてくる。

そして、その人は俺に顔を近づけてきて。

「よう……○○……・ってあれ?」
めっちゃ驚いた顔をしました。
「……えと、あんた、どちらさん?」
こっちが聞きたいわ!
見たところ高校生ぐらいの人で、どうやらこの暗さで顔を見間違えたらしく、なんともバツが悪そうな顔をして
そのまま踵を返しました。

「まったく」
あきれた反面。少しばかり安心をして、隠していたこぶしを収めて、俺はため息交じりに後ろを振り返ってみると……。
曲がり角も何もない一本道には、先ほどの男の人がいなかったのです。

「まさか……ね?」
身震いをしてとりあえずは家に帰りました。

いや〜夜中に出歩くもんじゃありませんね〜。 
(以上抜粋)

この日、僕はこの友人と遊んだんですよね。
僕を最寄駅まで送った後の出来事だそうです。


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