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あの作品のキャラがルイズに召喚されましたin避難所 4スレ目
714
:
ルイズと無重力巫女さん
◆1.UP7LZMOo
:2018/12/31(月) 17:57:01 ID:9f89S4RY
それを想像してしまったルイズはおびえているリィリアに軽く同情しつつも、ハクレイに話しかける。
「ご苦労様。ところで、ここに着地してくる時はどこから飛んできたの?」
ルイズからの質問に、ハクレイは暫し辺りを見回してから「あっちの塔から」と指さしたのは、南側の時計塔であった。
それを聞いてそりゃおびえるワケだと納得しつつも呆れてしまい、やれやれと首を横に振る。
「そりゃまあ、アンタの背中の上なら大丈夫だろうと思うけど。この歳の子には滅茶苦茶恐怖体験じゃないの?」
「いや、その……アンタたちがどこにいるのか探してたついでにそのまま降りてきたから……ごめん、やっぱり怖かった?」
ルイズの言葉でようやく自分の失態に気が付いたハクレイからの呼びかけに、リィリアは怯えながらも頷く事しかできないでいた。
その様子を見ていた霊夢は「何やってるんだか」とため息をついて見せた。
その後、気を取り直してお昼ご飯にしようという事で場所を替える事にした。
先ほど買い出しに出た際にルイズが良さげな場所に目を付けていたようで、歩いて五分と経たぬうちにたどり着くことができた。
場所は飲食店が連なる通りの手前にある小さな横道、そこを歩いた先には猫の額ほどの広場があったのである。
「えーっと…あぁここだわここ。ホラ、丁度良く木陰の下にテーブルと椅子があるでしょう」
「私個人の感想かもしれないけど、この街って結構多いわよねこういう場所」
「そりゃアンタ、ここがトリステイン王国の首都……だからかしらねぇ?」
そんなやり取りをしつつもテーブルが綺麗なのを確認してから、買ってきた昼食をパッとテーブルに広げた。
紙袋から昼食の入った包み紙を四つ取り出してそれぞれに渡してから、ここへ来る前に買っておいたドリンクも手渡していく。
ルイズとリィリアはジュースで、霊夢とハクレイには最近人気になりつつあるというアイスグリーンティーであった。
そしてリィリアに続きハクレイもルイズから飲み物を受け取った時、キンキンに冷えた瓶の中に入っている液体の色を見て顔をしかめて見せる。
「……ねぇ、何これ?なんだか中に入ってる液体が薄い緑色なんだけど」
「お茶よ。アンタレイムとよく似てるんだから好きでしょう?」
「…………??」
ルイズの言葉にハクレイが顔を顰めつつ霊夢の方を見てみると、確かに彼女の持っている瓶の中身も同じ薄緑色であった。
改めてお目に掛かる事になった良い匂いのする包み紙を手に持ちつつ、霊夢が「そういえば、これって何なの?」とルイズに質問する。
「ふふん、まぁ開けてからのお楽しみよ」
霊夢の質問に何故か得意げな様子でそう返してきたルイズに訝しんだ霊夢は、早速自分の分の包み紙を開けて見せる。
すると中から出てきたのは、やや長めに切ったバゲットに具材を挟み込んだサンドイッチであった。
『ほぉ〜、サンドイッチだったか』
「その通り。店先を通った時に店員に「試しに如何?」って試食したときに凄い美味しかったのよ」
そう言ってルイズも自分の分のサンドウィッチの入った包み紙を外していく。
ハクレイとリィリアも彼女に続いて包み紙を外し、中から出てきたバゲットサンドが意外と大きかった事にリィリアは息を呑んでしまう。
「へぇ、意外と食べ応えありそうじゃない。貴女はどう、食べきれそう?」
「え?う、うん……大丈夫、だと思う」
ハクレイからの問いにリィリアは不安を残しつつもそう答えて、自分の眼科にあるサンドウィッチを見回してみる。
軽くトーストしたバゲットに切り込みを入れて、その中に海老やら魚を色とりどりの野菜と一緒に炒めた物が挟み込まれている。
具材自体も塩コショウで味付けしただけのシンプルなものではないという事は、匂いを嗅かがずともすぐに分かった。
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