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避難所用SS投下スレ11冊目

554ウルトラマンゼロの使い魔 ◆5i.kSdufLc:2017/02/12(日) 23:59:47 ID:s54vXxCc
 話し合った二人は、それでも念のため、リーヴルの周囲に誰か消えた人がいないかということを
タバサに調べてもらおうということを決定した。

 そうして四冊目の本を選ぶ場面となった。
「それでは始めましょう。サイトさん、本を選んで下さい」
 残るは三冊。それぞれを見比べながら、才人はゼロと相談する。
『ゼロ、次はどれがいいかな』
『次は……なるべく知ってる奴が主役の本を片づけていこう。ってことでその本だ』
 ゼロが指定したのは、青い表紙の本であった。
「この本ですね、分かりました。では、良い旅を……」
 『古き本』の攻略も折り返し地点。才人とゼロは四冊目の世界へと入っていった……。

   ‐THE FINAL BATTLE‐

 宇宙の悪魔サンドロスが撃退されてから数年、壊滅してしまった遊星ジュランの復興とともに、
怪獣と人間の共生する世界のモデルを築く『ネオユートピア計画』の始動の時が近づいていた。
その第一歩として怪獣をジュランへ輸送する大型ロケット『コスモ・ノア』が建造され、その
パイロットには春野ムサシが選ばれた。どんな苦難にも夢をあきらめなかった青年の奇跡が、
実現しようとしているのだ……。
 しかし、宇宙開発センター上空に突然謎の円盤が出現。円盤から投下された巨大ロボットが、
コスモ・ノアを狙う! それを阻止したのは、ムサシとともに数々の脅威に立ち向かった英雄、
ウルトラマンコスモス! コスモスはロボットを破壊するものの、円盤からは次々にロボットが
現れる。コスモスの窮地にムサシは今一度彼と一体となり、ロボットの機能を停止させた。
 これで当面の危機は凌げたように思われたが……そこに現れたのは、サンドロスとの戦いの時に
コスモスを助けてくれたウルトラマン、ジャスティス。しかもジャスティスはロボットを再起動
させたばかりか、コスモスに攻撃してきたのだ!

 赤いモノアイのロボット、グローカーボーン二体を張り倒したコスモス・エクリプスモードに、
ジャスティスは右拳からの光線、ジャスティススマッシュで攻撃する。
『ジャスティス、何故だ!?』
 ムサシの問いにジャスティスは、駆けてきての蹴打で答えた。
「デアッ!」
 かわしたコスモスにジャスティスは容赦なく蹴りを打ち続ける。何かの間違いではなく、
ジャスティスは明白にコスモスに対する攻撃意思を持っている!
『待て!』
 訳が分からず制止を掛けるムサシに構わず、ジャスティスはコスモスの首を鷲掴みにして締め上げる。
「ウゥッ!」
『どうして……ウルトラマン同士が戦うんだ……!』
 混乱するムサシ。ジャスティスはやはり何も言わないまま、コスモスをひねり投げた。
「デアァッ!」
「ウアッ……!」
 反撃せず無抵抗のままのコスモスに対して、ジャスティスは容赦なく打撃を浴びせ続ける。
その末にコスモスを力の限り蹴り倒す。
「デェアッ!」
「ムサシーッ!」
 コスモスが倒れると、ムサシのチームEYES時代の先輩であり、新生チームEYESのキャップに
就任したフブキが絶叫した。本来ムサシに個人的に会いに来ただけであり、非武装の今では
コスモスを助けることは出来ない。
「ゼアッ!」
 よろよろと起き上がるコスモスに、ジャスティスは再びジャスティススマッシュを食らわせた。
その攻め手に慈悲はない。


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