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避難所用SS投下スレ11冊目

371ウルトラマンゼロの使い魔 ◆5i.kSdufLc:2016/12/25(日) 21:03:27 ID:ezGi563k
ウルトラマンゼロの使い魔
第百三十話「一冊目『甦れ!ウルトラマン』(その3)」
恐怖の怪獣軍団
宇宙恐竜ゼットン 登場

 才人は精神を囚われたルイズを救うべく、本の世界への旅を始めた。最初は初代ウルトラマンが
地球を防衛していた時代を描いた物語。しかし肝心のウルトラマンはゼットンに敗北したことが
原因で、失意の底にあった。才人は憧れのヒーロー、ウルトラマンを懸命に励ます。そんな中出現
したのは、日本中に出現したすさまじい数の怪獣軍団! その前にゼロも苦戦を強いられ、ピグモンが
ドドンゴの攻撃を受ける。それを目の当たりにしたハヤタは遂に立ち上がり――ウルトラマンが
甦ったのだった!

「ヘアッ!」
 今一度地球を守るべく立ち上がったウルトラマンは、颯爽と怪獣たちの間に飛び込んで
ギガス、ネロンガ、グリーンモンスにチョップを叩き込んでゼロから弾き飛ばした。
「ゲエエオオオオオオ!」
「ゲエエゴオオオオオウ!」
「グウウウウウウ……!」
 更にドドンゴに飛びかかって文字通り馬乗りになり、その体勢から首を引っ張ることにより、
ドドンゴは後退させられて怪獣軍団から引き離された。
「ミ―――――イ! ミ―――――イ!」
 怪獣たちがウルトラマンにひるんでいる隙に、ゼロは体勢を立て直すことに成功した。
『助かったぜウルトラマン! せぇやッ!』
 ゼロも負けてはいられない。流れるようにマグラー、ゲスラにキックを仕掛けて張り倒し、
ケムラーの吐く亜硫酸ガスを跳躍して華麗に回避。
『もう食らわねぇぜ!』
 毒ガスは代わりにレッドキングが食らう羽目になった。
「ピッギャ――ゴオオオウ!?」
 もがき苦しんだレッドキングは岩を投げ、それがケムラーの口に嵌まってガスが詰まった。
「ヘアァッ!」
 ウルトラマンはドドンゴに乗ったまま首筋をチョップで連打してダメージを与えていくが、
ドドンゴがやられっぱなしでいるはずがない。思い切り暴れてウルトラマンを振り払う。
「ミ―――――イ! ミ―――――イ!」
「ダァッ! シェアッ!」
 しかしウルトラマンも振り落とされてすぐにスペシウム光線を発射。ドドンゴにクリーン
ヒットする。
「ミ―――――イ! ミ―――――イ!」
 その一撃によってドドンゴはたちまち絶命。横に倒れて動かなくなった。
 この間レッドキングを押さえつけていたゼロがウルトラマンに向かって告げた。
『ウルトラマン! ここは俺と科特隊に任せてくれ。あんたは他の場所の怪獣を頼む!』
 うなずいたウルトラマンが全身に力を込めると、その身体にエネルギーが集まっていく。
「ヘアッ! トワァッ!」
 エネルギーが最大に高まると、何とウルトラマンが五人に分身した!
 ウルトラセパレーション、分身の術。ウルトラマンの新しい戦法だ!
「シェアッ!」
 五人になったウルトラマンは、それぞれ別の方向に飛び立って怪獣の被害に遭っている
現場に急いでいった。
 その内の一人は沿岸で暴れているガマクジラを発見。
「グアアアアッ!」
 即座に飛行速度を急上昇させて、上空から一直線にガマクジラに体当たり!
 これによってガマクジラは一発でバラバラに四散した。ウルトラマンは上昇して別の場所へと
向かっていった。


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