レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
日本大陸クロススレ その200
-
日本大陸の創作物とのクロスSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界と創作の混じった世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投下作品に関しては基本的に創作物とのクロスが前提となります。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸の創作クロスのスレのみの設定であり他スレへの
持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である
-
乙です。ギレンに関しては原作の答えに行かなければそうなるわなって感じの話ですかなぁ…
過激派の順番も割とそうと言われたらそうかなってラインですし…
-
おつです、まあ平和的に独立勝ち取ったヒイロ・ユイがいるから、宇宙ソビエトは永遠に比較されるんだろうなって・・・
ジオンはまああの赤いのがどういう行動やるかっていう話ですね、あいつそういう指導者をめちゃくちゃ嫌がるタイプですし
連邦の内戦にかこつけてエゥーゴに入り込んでいてもおかしくないかと
-
乙です
始まっちまったなGジェネ!
このカオスをいつものように憂鬱に対応するいつもの面々が浮かびますw
-
乙ドゥガチ閣下は太陽炉の将来性理解して地道に開発続けてるんだろうな。
しかし宇ソは後でジオンとプラントからも死体蹴りされるような所業・・・
-
乙でした。
夢幻会……頑張って。
強く生きるんだよ。
-
乙です。
いくら日本大陸という状況であるとは言え、戦争の耐えないガンダム世界が融合したGジェネ世界という壮大なる殴り合いが約束された世界に放り込まれるとは……
夢幻会の皆様は今世でも栄養ドリンク片手に社畜生活を送ることになってしまうが確定したな!
あと、何気にあのロシア帝国が“大和”同盟に加盟しているという事実に震え上がる……
-
ガンダム系含めた宇宙まで広がるSFだと世界観基盤としての大陸化は作りやすいですが
それ以上の大陸特性の活かし方と成ると難しい側面も有るんですよな…
大陸としての国力を生かし易いのはやはり現代か其れ以前位と見るべきなんですかねぇ?
-
まあ作品の規模が大きくなるとどうしても日本大陸要素は活躍しにくくなるのは確かですわな(汗)
-
憂鬱SRWは一応大陸ですけど他の板の作品の要素も混ざってるのである意味ではスーパー夢幻会大戦みたいなもんでもありますしね
敵がマジで強すぎますが・・・
-
取り敢えずはこの前から話してるアビスネタの構築中ですが・・・
この時代のネウロイに関しては霧の様にコア持ち本体+本体か
エネルギーを供給する兵器って感じの組み合わせに成ってそうですかねぇ・・・
-
4分後にSS参ります
今宵の返信はできませんがご容赦を
-
憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「鋼鉄の裁定 -あるいは天空神の見定め-」9
-C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月後半 19:23 朝鮮半島 鉄原ハイヴ南方およそ40㎞地点 シロガネⅡ
鉄原ハイヴを指呼の距離におさめ、シロガネⅡ率いる艦隊はいよいよ突入部隊の降下に備えていた。
艦載砲によるBETAの排除を行いつつ、進路を妨害するような大型種を優先して叩いていくのだ。
戦術機の稼働時間のことを考えれば、それこそ鉄原ハイヴギリギリまで迫った方がいいのは目に見えている。
何しろ砲撃でダメージを受けたハイヴを守るため、膨大な数のBETAが地表に湧いてきているためだった。
これらを一々相手にしていては、武器弾薬を無用に消費し、衛士たちの消耗も起こってしまう。
連合の戦力以外は、それこそメインシャフトにそのまま突入する軌道での降下が立案され、承認された。
それに先駆け、陽動と地上に湧いているBETAの漸減を行うためにベルリオーズ、ハスラー・ワン、Aの3名の率いる部隊が先行している。
それぞれが別個の門を目指しながらもBETAを適宜排除し、BETAの群れを分散させる。そして、その隙にメインシャフトにダイブ、というわけだ。
その流れを、自分用にチューンされた浜風のコクピット内で何度も確認していた武は思わず漏らした。
「なんかこれ、桜花作戦みたいだなぁ……」
当然であるが、その声は通信回線を通じてパーフェクト・ジオングに搭載されているSKにも届いていた。
『武ちゃんが体験した、オリジナルハイヴに突入した作戦の事だっけ?』
「ああ。00ユニットの純夏と霞と俺の3人で凄乃皇を操縦して、残りの面子が護衛になってな」
あの時は重光線級による集中砲火で危ういところだった。
ほかの艦艇が凄乃皇を守るために自らを盾にしたこと、さらに超重光線級が排除されたことで、凄乃皇はハイヴ内に突入できたのだ。
『……うん、なんだか、覚えはないけど覚えている気がする』
00ユニットだった純夏は、武の記憶にあるように、自分が記憶などを引っ張ってきたことによって情緒を獲得している。
ファンタズマ・ビーイング化の処置を受けてからはより顕著になったと言えるだろう。自分という因果導体の存在もあるだろうが、本当に人間と見分けがつかない。
普段こそ人格をインストールした義体などを使っているが、その気になれば遺伝情報から作り上げた体にインストールされることもできる。
もはや、生きていた状態と遜色がない。それどころか、上回っているとさえ言えるのだ。
『今度は状況が違うし、オリジナルハイヴの予行演習みたいなものだよね』
「……ああ。まだ、ハイヴを二つ落とすに過ぎないんだよな」
そして、その内の片方、フェイズ4のハイヴへと突入するのが目前なのだ。
『武ちゃん、分かっていると思うけど、気を付けてね』
「わかっているさ」
ブリーフィングでも釘を刺されたことだ。
BETAがどのような変化を起こしているか未知数である以上、ハイヴ突入も同様に危険なものになると。
未知というものは恐ろしい。そこに何はあるのかを観測しなければ正体がわからないのだから。
『やりたいことがいっぱいあるんだから、生きて帰ってよ?ほかの世界の分も、たくさんたくさんあるんだから』
「ああ……そうだな、本当に』
ループの輪から抜け出し、本当にこれで終止符を打つ最大のチャンス。
多数の並行世界において起きていた戦いを終わらせる好機。
そして、BETAを倒して、その先に行くという夢。BETAで終わりではなく、むしろ始まりなのだ。
BETAどころではない外敵が存在し、いつ何時自分たちに襲い掛かってくるかわからないという世界。
これまではたかだか地球一個の中で争っていたものが、もっと大きなスケールになっているのだ。
それでも、怯まず、前に進む。その先に臨むべき未来(明日)があると確信して。
『A-01に通達、A-01に通達。まもなく予定ポイント。パイロット各員は搭乗機にて待機せよ。
繰り返す、間もなく予定ポイントにシロガネⅡは到達する。パイロット各員は搭乗機にて待機せよ。
非戦闘要員およびメカニック班は機体射出に備え退避!』
格納庫内にアナウンスが鳴り響き、あわただしさが増していく。
機体の最終チェックを行っていたメカニック班や整備ロボットたちが退避していき、機体を投入する準備が整えられる。
自力飛行が可能なパーフェクト・ジオングなどはそのまま飛び出し、そうでない戦術機はSFSにより飛び出していく予定だ。
そして、そこからは一気呵成にメインシャフト内部を降下していく手筈だ。
-
この際に行われるのが、メインシャフトでBETAが行った工事のデータ収集だ。
他のハイヴでも建設され得るであろう、超重光線級を模した高出力レーザー砲の性能などを推測するためである。
光線級や重光線級では排除しえない航空戦力の登場や、戦術機がレーザーへの耐性を獲得したことに対する対処と思われるそれ。
今後のハイヴ攻略作戦において非常に大きな障害となりうる可能性が高いそれをよく知ることは非常に重要だ。
それこそ、得られた情報というのはヴォールクデータ同様に各国に伝えられるであろう。
ハイヴの反応炉を転用した要塞砲、あるいは戦術・戦略兵器という全く未知のそれがどれほどのモノか、見極めなくてはならない。
『先に行くわよ。あんたらもしっかりついてきなさい』
夕呼の声が通信に乗り、凄乃皇が先に出撃していった。
その巨体が重たい音を立てながらも、スムーズにハッチから送り出されていき、空中を駆ける。
凄乃皇は防御システムとしてラザフォード場を超える空間歪曲フィールドというのを備えている。
それこそ重光線級の集中砲火でさえも余裕をもって弾くことができる出力を持ち、また広範囲に展開可能とのことだ。
それを利用してレーザーを受け止める盾となる予定なのだ。
その陰にいる限りにおいてだが、絶大な防御を得られるのだから利用しない手はない。
ついでにいえば、その全身に搭載されている火力での露払いというのも役割の一つだ。
メインシャフトに入ろうとする災害を見逃すはずはなく、あらゆる手で妨害してくることは確か。
それこそ飛びついてくるのもあるだろうが、それを強引に弾けるというのだから、本当に強力だ。
しかし、それを差し置いてもまさか率先して最前線に、ハイヴの中に乗り込んでいくことを選ぶとは。
「先生も度胸あるよなぁ」
その巨体が出撃していき、艦艇の防御フィールドの外に飛び出した瞬間から、光線級の群れによる大歓迎を受けるのが見えた。
それに応じて、凄乃皇の空間歪曲フィールドが形成、容易くレーザーの大量照射を受け止めた。
同時並行の形で、全身に隈なく配置されている膨大な数の火器が立ち上がり、一斉に反撃をし始める。
数としては浴びせられる光線に劣るけれども、それでも同じく光学兵器による射撃とミサイルによる弾幕が飛んでいくのが窺える。
『凄乃皇、降下軌道へ。続けてA-01戦術機部隊出撃用意』
いよいよだ、と武もまた操縦桿を握り直す。
不思議と緊張はない。むしろ、戦闘を前に心は穏やかなくらいだ。
記憶にある膨大な数の戦いを経てきたからか?用意された戦術機が強いから?味方が強いから?
そんなものが理由ではない。もっと根本的なものだ。
これまでのいずれとも「違う」、この一点に尽きる。
因果がどうとか、並行世界がどうだとか、そういうことではない。
ここで、この周回で、あらゆる因果に決着をつけるのだということだ。
選択肢や選択の結果に那由他の可能性に広がり、幾多に分散していく世界が一つに統合されていると、夕呼は今の世界を分析していた。
あらゆる可能性があるがゆえに、あらゆる確定的な未来が排除された、まっさらなループの状態。
つまり、この後どのような経過を経て、どのような結末へと向かうのかは、これから書き込まれていくということ。
まっさらな未来が待ち受けているために、人類がBETAに勝利するという未来を勝ち取れる可能性があるということ。
(今回は真っ向勝負ってことだよな)
BETAの動きは前回までの知識と同じだ。
しかし、全く未知の要素が加わっているのは事実。
まあ、それくらいは許容できる。重要なのは適応し、勝利へと向かうことだ。
『ヴァルキリーズ各員に通達、SFSに騎乗せよ』
自動操作で、浜風はSFSの上に乗り、突き出されているハンドルをしっかりと握りしめた。
しっかりと接地できているのを確認し、SFS側へと合図を送っておく。
『ヴァルキリーズ、全機、出撃準備ヨシ』
ガコン、と音を立て、SFSの固定が外され、浮遊する。
そして、一気に飛び出していく。
『ゴット・スピード!』
SFSと共に、A-01は風になった。
-
-β世界主観1999年9月後半 19:42 朝鮮半島 鉄原ハイヴ南方 上空
『見えた!メインシャフト!』
『了解!先行した凄乃皇の陰に入るわよ!ランダム回避を入れつつ加速!』
現在浜風が乗っているSFSは大洋連合から供与されたものであり、光線級の攻撃など怖くはない。
だが、弾けるからと言っていつまでもレーザー照射を受けているのは精神衛生上よろしくない。
だからこそ、すぐさま空間歪曲フィールドの内側に入ることが推奨されていたのだ。
『むむっ、そこ!』
SFSには乗らず、その巨体に見合わぬ自力飛行をするパーフェクト・ジオングは、アーム・ファンネルを展開し、射撃を開始する。
それだけでなく、各部のビーム砲を動員したフルバーストだ。特にアーム・ファンネルのビームは指の向きを細かに変えることでピンポイントで狙いを変えていた。
特に標的になるのは大型の要塞級や母艦級、さらにこちらを狙い続けている重光線級。
指それぞれが別個の目標を狙うのだから、単純計算でも30ものビーム砲のコントロールを担う状態だ。
普通ならば制御しきれないそれを、ファンタズマ・ビーイングであるSKは容易く使いこなす。
その上で巨体に内蔵された火器も惜しみなく使っているのだから、そのキル数とペースは尋常ではなかった。
『SK!そっちに気を取られるな!』
『あ、了解!』
相変わらず圧巻の火力であったが、本来すべきことはハイヴ突入だ。BETAの排除は確かに重要ではあるが、そちらにかまける暇はない。
武の声に、SKこと鑑純夏はすぐに攻撃の手を緩め、凄乃皇の展開する空間歪曲フィールドの内側を目指した。
そのパーフェクト・ジオングと並行して飛行しながら武は一言言っておくことにした。
『普通だったら死んでいたぞ』
『はい、そうでした……』
『あとでベルリオーズ先生に指導してもらおうな』
『えぇぇ……』
そう、ファンタズマ・ビーイングとなったことで衛士として拡張した能力を持つSKでも、ベルリオーズらには勝てない。
容赦なく動きの甘いところを指摘し、さらにそれが修正されるまでとことん付き合い、改善されるまで粘るので、SKの方が先に音を上げてしまう。
まあ、片や黎明期からトップリンクスとして活躍する歴戦の戦士、片やちょっと前までは一般人だったのだからむべなるかな。
むしろ衛士としての訓練を最も受けなくてはならなかったのはSKであったりするのだ。
無論電脳化したことでソフトウェアのインストールで動きを学習するのは一瞬で済ませられる利点はある。
けれども、それを意識的にコントロールし、素早い判断を行えるようになるにはやはり慣れというものが必要だった。
さらには駆け引きというものを学ばなくてはならなかったので、実のところ一番手がかかったのはSKであったのだ。
『先は長いんだ、油断するなよ?』
『はぁい……』
生身だったらあのアホ毛がしなびているんだろうな、と思いつつも、武は先ほどから続けて飛んでくるレーザーの嵐を潜り抜けていく。
戦術機より小回りは効きにくいが、出力が大きいので大きな回避を繰り返すことで狙いを絞らせない動きができるのは満足できていた。
こういった戦術機を運搬する支援航空機というのは、そう言えば思いつかなかったなと武は思う。
-
まあ、光線級への対処方法が重金属雲だよりで、基本的に空を飛ぶということができないから当たり前ではあった。
対レーザー蒸散塗膜や耐熱耐弾装甲というのも存在していたが、基本的に気休め程度でしかなかったのだ。
空を飛ぶというよりは、光線級の射線を自在に舞う戦術機の方が必要だったわけで、そういう意味ではXM3は合致していたのだろう。
(並行世界では、俺はXM3以外を提案していたのかな……)
そんなことをふと思うのだ。
並行世界の理論については夕呼から聞いたことはあるが専門用語のてんこ盛りであり、流石に理解が追い付くものではなかった。
けれど、要するに分岐点でどういう行動をとったかという「IF」があるということは理解できていた。
そういう観点で言えば、自分が戦術機を自在に動かすためにXM3というOS以外の開発を提案していた可能性もあり得たのかもしれない。
そこまで考えて、しかし、武は首を横に振った。
それはあくまでも「もしも」にすぎないのだと。今あるのはXM3であり、自分の提案で早くに接収されたXG-70。
それを武器としてAL4はBETAと戦っていくのだ。ありもせず、考えつかないものを考えても仕方がない。
(さて、ハイヴは……)
視線を前に戻せば、ハイヴのモニュメントは先だっての凄乃皇のビーム砲撃によって吹き飛ばされて、半ばで折れて崩壊しかかった状態のままだ。
ただ、違うのはそこに何やら構造物を新たにBETAが建設しつつあることであり、それを狙う攻撃をBETAが身を挺して防いでいることか。
人間でも中々にできない、個体を犠牲にして何かを守ろうとする動き。BETAの場合、途方もない数でそれを為しているというのがむしろ怖いほどだ。
『各員、これからメインシャフトを降下するわよ。
ブリーフィングで伝えたように、ハイヴ内に観測された構造物は精査するから手出ししないように』
先頭を行き、最も攻撃を受けている凄乃皇からの通信で、誰もが改めて気を引き締める。
ヴォールクデータなどを鑑みるに、内部空間はBETAが張り付いていて、こちらを全方位から虎視眈々と狙っている状態だろう。
凄乃皇は元より、それに続く戦術機なども当然ながら排除を行うべく効果のない攻撃が繰り返されている。
『前方、モニュメント残骸です!BETAの群れが、壁のように……!』
『邪魔ね、吹き飛ばしなさい』
『了解』
だが、そんな攻撃は邪魔なだけであり、同時に凄乃皇らの進む道の障害でしかない。
通信に乗った言葉に応じるかのように、凄乃皇はその胸部の大型ビーム砲を拡散照射。瞬時にクリアリングを済ませる。
『さあ、行くわよ』
そして、開かれた先は深淵。
BETAが万を超える数いるであろう、ハイヴ内部に続くメインシャフトだ。
その直径に合わせ空間歪曲フィールドが出力を修正し、突入の準備を整える。
さあ、ここから先は出たとこ勝負だ。反応炉を破壊し、このハイヴを落とす。ようやくの本番に、武は無意識に獰猛な笑みを浮かべていた。
-
以上、wiki転載はご自由に。
ちょっと長くなりましたが、ハイヴ突入です。あと一話で鉄原ハイヴは消えますねぇ…
-
乙です。他の世界は今回の転移に寄って滅茶苦茶に成りましたが、
マブラヴ世界に限って言えば世界を締め上げて居た因果の鎖を
無理矢理引き千切った事で事態は好転しているのですよね・・・
そう言う意味ではユーゼスの行いは因果律流入で滅びる筈の世界と合わせて2つの世界を救ったとは言えますかね?
摩耗仕切って過去の望みすら忘れてから世界を救うと言うのも皮肉ですが・・・
そして、やはり一寸経験の足りない純夏・・・
まあ、この辺はMSで死に難い分コレから鍛えて行く事は出来ますからね・・・
AIとしての戦い方考えればハスラー1からの指導も割と有りそうです。
-
おつです
新人祖、すべての世界を混ぜる九十九の神、G弾、アマルガムのTARTAROSあらゆる要素で因果がリセットされましたからな
ここが因果始発地点、ここですべてを決めなければまためんどくさいことになりそうですしね
>>(並行世界では、俺はXM3以外を提案していたのかな……)
これはやってるかもしれないですしなんならTDAでOS抜きで人外じみた動きまでしてますしね・・・
この戦いの後はPTあたりに乗り換えかもですね
-
そういやEX世界の並行世界や一部の並行世界が剛田くんが白銀より圧倒的強い因果でテックメンになって全てを解決するっていう話ですが、
こっちも圧倒的に強い因果(主人公)もちが大量にいるからどちらにしろBETAの因果を圧倒するかもなんですよね
スパロボ世界では集まるとアニメ本編では死亡するキャラも普通に助けてますし
-
遅ればせながら弥次郎さん乙です
純夏に限らず因果律補正があるとはいえまだまだ未熟なのも確かですしね。
ベータ君たちは必死に守ってるみたいだけど蟷螂の斧なのよね…
-
>>292
プリプリの携帯ガトリング……あれ工作員の他にグロスターの水兵も使ってました。
-
>>292
あと構築が完了しているなら構いませんが
和月 伸宏:作
『るろうに剣心』
『エンバーミング』
藤田 和日郎:作
『黒博物館シリーズ』
時代設定が近いので作品のエッセンス等に如何でしょうか?
-
昨日のネタの感想返信です
>>283 ナイ神父さん
この世界だと連邦とは別の大勢力や同じコロニー国家も存在しておりますしね。
過激派はまあ何というかガンダム系の組織出すだけでポンポン増えていくので…
>>284 657さん
武力革命なんてだっせーよな!やっぱ時代は平和独立だぜ。なお自衛のための戦いは暴力には数えないとする。
あの赤いのどうしましょうかね。割と何にでも動かせるのが利点であり欠点でもありますが。
>>285 弥次郎さん
宇宙世紀単品ではなくGジェネ系のごちゃまぜ世界観なので原作知識もそれほど効力発揮しずらいというね。
多分夢幻会が今一番悩んでいるのは自勢力内にネームドキャラが少ないことでしょうか。
目だったところだとキラやカガリみたいなオーブ組くらいしかおりゃん…
>>286 Newさん
将来的に木星は外宇宙進出のための一大拠点になるかもしれませんねw
この太陽炉は私たちが作りました!と生産者表示社員に移るドゥガチ閣下…
死体蹴りされて可哀想な宇宙ソ連。ひとえにてめぇが弱いせいだが(四皇並感)
>>287さん
今回の一年戦争だけでも…
・アスタロト案件
・ソーラレイ案件
・ジェネシス案件
・全力コロニー落とし案件
・もしかしたら隕石落とし案件
・連邦の核攻撃案件
・アラスカや月でのサイクロプス巻き添え案件
・最悪ソーラーシステムで巻き込まれるかも案件
などなど気を付けないといけないイベントが盛りだくさん…
>>288 ホワイトベアーさん
一年戦争は始まりに過ぎないのだ…
極東ロシア帝国君は対ソ連の障壁として作られたのがこの時代まで存続して宇宙進出している形ですね。
>>ロシア帝国
革命時にソ連への対抗として設立。首班は救出された露皇帝一家。
結局第三次世界大戦過ぎてもソ連は倒れなかったので、開き直って同盟参加国として宇宙進出中。
現在の首都はスペースサンクトペテルブルク。
歴史的経緯が経緯なので同盟内ではアラスカ共和国と並んで反連邦の急先鋒。
-
遅れたけど乙です。ジオングの火力やっぱ凄いわ。
-
グリッドマンユニバース予告編きましたね・・・
ttps://www.youtube.com/watch?v=Q1BmA_2Zj-k
-
>>299 ナイ神父Mk-2氏
>マブラヴ世界に限って言えば世界を締め上げて居た因果の鎖を
>無理矢理引き千切った事で事態は好転しているのですよね・・・
そうですね…そうならなかったら連合さえも負のループや因果に縛られて負けかねませんでした
それくらい碌でもない未来と結末を迎えたってことなんでしょうなぁ…
>そう言う意味ではユーゼスの行いは因果律流入で滅びる筈の世界と合わせて2つの世界を救ったとは言えますかね?
>摩耗仕切って過去の望みすら忘れてから世界を救うと言うのも皮肉ですが・・・
救おうと思って救えず、救うつもりがなくても救っている
感謝されようとして感謝されず、その気がなくても誰かに感謝される
儘ならぬものでありますな…永遠の罪業を背負ったがゆえに救えるというのは何とも皮肉です…
>やはり一寸経験の足りない純夏・・・
彼女はたまたまBETAに生け捕りにされて実験体にされ、その後00ユニットの素体にされただけで、
実体としては健全な少女でしかありませんからな。だからこそ、どうやっても訓練や経験値が少ないのです。
佐渡ヶ島攻略にしても桜花作戦にしても、言っちゃ悪いですが乗機のスペックのごり押しですから
>>300 657氏
>新人祖、すべての世界を混ぜる九十九の神、G弾、アマルガムのTARTAROSあらゆる要素で因果がリセットされましたからな
>ここが因果始発地点、ここですべてを決めなければまためんどくさいことになりそうですしね
それぞれの世界において起こった事態が組み合わさり、G弾がトリガーとなったことで、皮肉にも因果がリセットされた
どこかの世界で起こったG弾の投入が負のループを生んだことにつながったことから考えればまさしく皮肉です
>これはやってるかもしれないですしなんならTDAでOS抜きで人外じみた動きまでしてますしね・・・
もしかしたらやっていたかもですね…
あらゆる可能性がありえて、しかし因果律によって未来が先細って既定の路線から抜け出せなくなっていたのですから
>>302 トゥ!ヘァ!氏
>純夏に限らず因果律補正があるとはいえまだまだ未熟なのも確かですしね。
あくまでも因果律の補正は将来的な成長性とかを担保するだけであり、実力を押し上げるものではないですからね
実力を本当に積み上げるならば訓練と経験を重ねていくことしかないのです
>ベータ君たちは必死に守ってるみたいだけど蟷螂の斧なのよね…
まあ、ハイヴを吹っ飛ばした後の面倒が減るので、BETAが死にに来てくれるのは非常に助かるんですけどねぇ
あとから掃討するのって割と手間ですし
>>306 New氏
NT能力はありませんが、演算能力を生かして指のビーム砲も動員して精密射撃なんて容易いですからねぇ
原典でも高い火力をさらに上乗せしているので、それが如何ほど強力なのかは語るまでもないことですな
-
遅ればせながら乙でした。
A-01部隊、ISA戦術を実践してのけるの巻。
ねえ米帝さんどんな気持ち?
G弾とかいらないって見せつけられてどんな気持ち?(AA略)
-
>>309
装備やら母艦やらは用意されているので、ISA戦術をやることはそう難しくはありません
ただ、ISA戦術を受け入れることができるかどうか…ですな
>ねえ米帝さんどんな気持ち?
>G弾とかいらないって見せつけられてどんな気持ち?(AA略)
あんなのはまぐれだとかなんだとか言い張りますよ
なお、その実戦において自分たちの軍が全く使えないことを証明していますが…
-
>>307
久しぶりだねぇ。グリッドマン(アレクシスケリブ並感)
-
>>308
もっと悲惨な事に成ってた可能性は在りますが…可能性として高く成るのは人類が母星を捨てる、次元兵器無差別使用で地上壊滅
ってのが一番大きい因果律な事を考えるとコレって嫌な話極論BETAは存在する必要が無いのですよね…
マクロス等の因果も加わって時空振動弾でBETAごと負念を食って大増殖したラマリスを消滅させる見たいな話になってた可能性が…
-
まあこちらの因果も強いので最悪はある程度展開は変わるかもですね
-
次元兵器で地上壊滅はTDAでやってましたからの。
-
あ、そう言えばですが弥次郎氏…
取り敢えずとしてAL4組支援している死神部隊のAとCに監視手ですが…
彼等に関しては搭乗機としては一応ガンダムとゲルググが基本としては配備されて居ます。
なので、今回に関しては継続戦闘能力を維持する為にFA化やバックパックをC型の物に変えた
仕様の奴使ってるとかもあり得るかもです…
-
>>315
そこらへんは重装備になっていると考えていましたね
まあ、今のところSSでは出番がないのです…出番を増やすとSSが増えるので…(白目
-
>>311
そういやグリッドマンにはCE側も出会ってるんですよね30世界で
後から情報聞いたら現実世界に電脳世界の守護者が顕現してたのに白目剥きそうですが
-
>>316
まあ、居るかもねー位の話なんで何なら入って行った奴を阻止する為に艦隊と一緒に中に戻ろうとするBETAを
押し留めてたでも良いかもです…
-
>>317
其れに関しては対して反応は無いかと西暦から連合でも観測されてた事態ですし…
-
あ、そういやプロト案件とかもありましたね・・・
ここまでヒーローヒーローしてるのは珍しいですけども
-
>>318
まあ、ちょろっと出番は作ろうかなって…
-
>>321
ご無理はなさらず…
-
まあ冗長になるなら削っても良さそうですしね
多分回りで蹂躙してそうですがw
-
正直長くなりすぎた節もあるので、巻きで行こうかと思いますねー
まあ、あとから気が向いたら話は付け足せばいいので…
-
了解です、まあ書きたいもの増えるとどうしても長くなりますよね・・・
まあ商業でやってるわけじゃないんですしそこまで深刻に考えなくても大丈夫ですよ
-
了解です。
-
そう言えば話題変わりますけど南瓜の話・・・
何をどうやればあのラーテモドキをバレずに作れるんですかねぇ?
-
>>327
パーツは問題ないかと。
帝国の生産体制の監視や書類はガバガバもいいところですし、各地の貴族が独自に整備した戦車なんかもありますから。
あと結社も独自にパーツ製造しているっぽいですね。
何なら外国で製造したものを持ち込んだって可能性もあるかと。
最大の問題はあの建造していた秘密基地をどうやって手に入れたかって点ですがw
-
>>328
水道基地見たいな話が有ったので恐らく水道局の事件の前に作らせてたのかと・・・
エンジンやら砲身は水道の設備に偽装したのでしょうな・・・
後は案外帝都も大きく無いのですかねぇ?
元ネタと思われるラーテの射程で40km程ですし・・・
-
>>329
元の水道基地からデカく改造しすぎっぴよ!!
まあ帝都に関しては元々中世の都市が急拡大したようなものですから、こんなものかと。
-
4分後にSS投下しますよ
-
22巻では水流研究施設とあるので、水道局に麻薬売り込む対価として建設に便宜図らせたのでしょうな>組み立て基地
そら陸情一課への浸透がバレるリスク負ってでも水道局長始末する訳ですわ
-
ああ。水道局が直接作ったわけですか。
-
憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「鋼鉄の裁定 -あるいは天空神の見定め-」9
-C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月後半 19:47 朝鮮半島 鉄原ハイヴ メインシャフト
暗闇の中のハイヴは、BETAの蠢く振動と音とで満ちていた。
メインシャフトやそこに通じているドリフト、あるいはその先にあるホールにいるBETA達が特大の災害への対処に追われているためだ。
凄まじい勢いでドリフトを疾走し、ゆっくりと降下してくる凄乃皇に襲い掛かろうとしていたのだ。
それは何も上や横だけに限らない。遥か下方、地下1000mほどの深さに存在するメインホールに陣取る光線級も同じくその攻撃の矛先を向けている。
まさしく、そこは恐怖と死の空間であった。この暗闇の中にあって、BETAという異形の生物と正面から相対すれば、一般人ならば立ちどころに恐怖に飲まれるだろう。
人は根源的に闇を恐れ、見知っているとはいえ異形には怯えてしまうのも無理もないこと。
ましてハイヴの内部という死地であることを認識しているならば、なおのこと
しかし、闇がそこにあるとしても、それを照らすのもまた人であった。
蠢き、侵入者に襲い掛かるBETAを排除し、巨大な地下への道を降下していく一団が存在したのだ。
それこそ、AL4直轄部隊のA-01。凄乃皇を主力に、戦術機である浜風らを護衛機として引き連れて、内部を進んでいたのだった。
襲い来るBETAは多い。それこそ、地上にいた時と全く遜色のないペースで現れ、降り注ぐという形でも襲い来る。
「ほんと、ワンパターンね」
しかし、それらを凄乃皇のコクピットから眺める夕呼は悠然としたものだ。
凄乃皇の各部に搭載されているパルスレーザーが次々とそれらを焼き落とし、あるいはビーム砲で消し飛ばされるのだ。
また、SFSで随伴している戦術機部隊による迎撃が行われていることもあって、テリトリーに引き込んだはずの凄乃皇は未だに健在だった。
それでもなお取り付こうと必死になる個体は、凄乃皇を中心として展開されている空間歪曲フィールドに阻まれてしまう。
それを破ろうと必死にもがくのであるが、やがてフィールドの力場によって無惨にも引きちぎられ、死んでいくのがオチであった。
そしてそれらは、夕呼が漏らしたようにワンパターンであり、あまりにも単調すぎるものであった。
無論、こちらの消耗や疲弊を狙って物量を叩きつけるというのは決して間違いではないことである。
しかし、今回ばかりは物量だけでは解決できない相手。突破するには数ではなく圧倒的なまでの質が要求されるのだ。
それこそ、並行世界において観測された超重光線級などのような規格外と言えるようなものが複数。
実際にそれが生まれたことを考えると、決してBETAが適応能力がないわけではないと言える。
とはいえ、だ。基本的に資源採掘を目的とする自己増殖型自立作業機械でしかないBETAとは、元々戦闘に適合しているわけではない。
たまたま災害の排除に投入されているだけであり、その本来の役目は創造主が命じたように資源採掘なのだ。
そのプロトコルに縛られているがゆえに、BETAにはそれ以上の対処を行うことができずにいたのだ。
そして、そんな生温いBETAの歓迎を処理しながらも、凄乃皇の内部では作業が進められていた。
その対象は、メインシャフトの壁面に這うようにして配置されている極太の構造物にあった。
光学カメラで追いかけて行けば、それはハイヴ最奥、反応炉こと頭脳級から伸びており、地上にたどり着くのがわかるだろう。
緩やかに降下しながらも、凄乃皇はその巨体の中に用意されていたオプション装備により、それの解析を進めていたのだ。
「観測されるだけでも相当量のエネルギーですね……」
「大量のBETAの活動を支えているであろう、膨大なエネルギーの一部なんだから当たり前でしょうね。
通信インフラであり、エネルギープラントであり、現場指揮を担う頭脳級から供給されるそれを一点に集め、攻撃に転用。
案外BETAも何らかの情報を受け取っているのかもしれないわね」
眼前の構造物---仮称「ダクト」に計測機器をいくつも向け、あるいは取り付けながら、ピアティフと夕呼の会話は続く。
AL4の成果によりハイヴの情報を得た記憶を受け取っているので、夕呼には眼前のダクトの目的が何かを推測するのは簡単だった。
「受け取った情報だと、人類の兵器を分析し、解析し、BETAがそれを模倣したことによって誕生したと推測されたのが超重光線級。
アタシが作って、カムチャツカで使われた電磁投射砲の射撃と、その残骸の一部回収が影響したと思われるそれ。
こちらでは……あー、そうね」
-
頭に手を当ていくらか考え込んでいた夕呼は、やがて思い当たるモノを記憶から引っ張り出す。
「同じくカムチャツカのエヴェンスク・ハイヴ攻略において用いられたアプサラスだったかしら?
アレが影響したかもしれないわね。大型MAという質を突き詰めた個体による強力な射撃。
ハイヴの頭脳級がそのデータを消滅間際に送信していたのならば……同じように生み出すのもおかしくない」
そう、やろうとしていることはまさにそれなのだ。
強力な光学兵器によるハイヴへの攻撃。全く未知のそれを、BETAは災害からの特大の妨害と認識した。
それに対してのどのような対処を行うべきかを考えた結果が、この目の前の光景にある構造物なのだろうと夕呼は推測した。
「どう、内部のG元素の動きは?」
「かなり活発ですね……おそらく光線級がG元素を用いて減衰しないレーザーを発射するのと同じ原理かと。
ただ、この量を一気に使うということは、相当強力なレーザーが発射可能と思われます」
やはりね、と嘆息を一つ。
目の前のダクトはエネルギーのほか、G元素の輸送も行っていた。ほかにも生体反応があることから、これ自体が生きている可能性もある。
あるいは、細胞単位になったBETAが輸送され、地上において個体として形成されているのかもしれない。
「白銀がオリジナルハイヴで目撃し、交戦した生体構造物の一つなのかもね。
障壁……構造としては門みたいだと言っていたけど、ハイヴの中は案外そういうのでいっぱいなのかも」
「博士、組織のサンプルおよび解析などはおおむね完了しました」
「了解したわ、霞。
本当はこいつを引っぺがしてでも持ち帰りたいけど、無理にいじったら何が起こるか分かったもんじゃないのが悔しいところね。
下手をすれば……」
「下手を、すれば?」
「行き場を失った膨大なエネルギーとG元素が一気に噴出して……まあ、愉快な爆発が起こるんじゃないかしら?」
天井は空いているとはいえ、遮蔽空間であるメインシャフトの中で起こってよいものではない。
一応空間歪曲フィールドで本体と直掩部隊は守られるであろうが、万が一があると困るのだ。何しろ大量のG元素というのはそれだけ厄介なモノなのだから。
さて、と一つ手を叩き、夕呼は指示を飛ばした。概ね解析などが終わったならば、あとやることは決まり切っている。
「このまま最深部へ向かうわ。
そろそろ他の突入部隊もメインシャフトに到達するようだし、うまくいけば最深部で合流できるはずよ」
「了解」
「了解。下降、再開します」
命令が唱和され、凄乃皇は調査を終え、深部への降下を再開していく。
未だにBETAの群れがメインシャフトに押し寄せてきているのは変わっていないが、問題は何一つ起こっていない。
母艦級が無理やりメインシャフトから生えてきてさらに個体を吐き出したのであるが、フレキシブルビームとミサイルの乱打であっけなくノックアウトされた。
「……ほんと、バカらしいくらいに楽な仕事ね」
「はい……」
少し荒んだ声がでてしまったな、と夕呼は自嘲する。
だが、武から聞いた限りでは、名前だけは同じな凄乃皇は佐渡ヶ島ハイヴ攻略の要となったほどの決戦兵器だったのだ。
勿論凄乃皇単独ではなく、他の戦術機や通常戦力も合同で行った、まさしく総力戦であったことは言うまでもないことだ。
さりとて、こうも思うのだ。こんなものを曲がりなりにも作ることができた米国が、改良と増産を進めていたらどうなっていただろうかと。
その影響力があまりにもありすぎて危険で、尚且つ何が起こるかわからないG弾ではなく、これに米国が注力していたら---そう思わずにはいられない。
-
「まあ、ユーラシアを失陥しても一枚岩になれなかったあたしたちには、ふさわしいのかもしれないけど」
「博士……」
「わかってるわよ、たらればを語っても仕方がないってね」
そう、それはたられば、だ。
G元素を用いたコンピューター、抗重力機関、あるいは動力機関。
それらは結局実用化されることなく、G弾という形に帰結したのだ。
後方国家であり、地球に残存する中において最も国力の有ったアメリカにあって、もったいない使われ方をしたのだ。
「でも、今回の活躍で大きく見直されるでしょうね……米国もいつまでG弾なんかに固執できるか見物だわ」
最も、この凄乃皇は地球連合が開発したも同然の戦略航空要塞。既存の技術で再現するのは楽ではない。
元々の時点でG元素が必要だったものを、さらに高度な技術で代替することで完成したのがこれなのだ。
それらを一切抜きにして同じようなパフォーマンスの兵器を作り上げるなど、それこそもう一つAL計画を進めるようなものかもしれない。
ともあれ、と夕呼は高度計を確認する。
すでにメインシャフトの0地点から700mほど降下してきているのがわかる。
「大佐、AおよびCの部隊を確認しました」
「あら、速いわね」
下方を捉えるカメラに映ったのは、こちらを見上げているMSやACで構成された部隊だ。
独特のエンブレムを排しているMSがいることから、別ルート、別の門から突入した部隊に間違いない。
彼らはハイヴ内部の構造や出現するBETAについてのデータ収集を進め、合流する手はずになっていたはずだ。
「まあ、戦術機なんかとは比較にならないのがMSなんだし、ドリフトとホールを伝って突破してくるのは不可能じゃないでしょうね」
「歴戦の衛士でも突破には苦労するのに……」
「ピアティフ、地球連合はBETA程度の敵なんて何度も退けているのよ?別に驚くことじゃないわ」
そう言えば、と思い出す。
彼らはBETAなど生温い侵略者に対して戦ってきたのだ。期間こそ短くとも、その短い期間にすさまじい頻度で。
そうであるならば、侵略者を払いのける度に技術は進歩し、力を確実につけてきたはずだ。そうなればBETAも所詮は雑魚ということか。
『A-01、こちらハスラー・ワン。所定のルートをただいま踏破した、合流する』
「歓迎するわ、ハスラー・ワン。これで全員ね」
そして、メインシャフトの壁の一部を突き破ってきたのは深紅のAC「ナインボール・インレイ」だった。
彼らもまた全機健在でBETAの蠢くハイヴの内部を突破してきたようだ。体液などで汚れているようだが、損傷はまるで見当たらない。
各部隊が収集したデータなどは一度凄乃皇に集められて、簡単に精査が行われた後、HQへと送信された。
膨大なデータであるため本来ならば時間がかかるし、重金属雲による通信障害で苦労するはずだったが、連合製のそれはその手の妨害をまるで無視した。
貴重な、それこそヴォールクデータに匹敵する重要な情報の集合体は遅滞なく総旗艦の薬来へと送られ、受理されたのだ。
このデータは、新しい発見も含め、今後のBETA戦において大きな価値を持つことになるであろう。
BETAがとる新しい行動パターンなども含めた情報の更新は、より精度の高い訓練に直結し、BETAの排除に貢献することになるのである。
-
「さて」
それが終わったところで、改めて夕呼はそれを見る。
横浜基地の地下にあったのと酷似した、巨大な構造物。
それこそが、このフェイズ4に達している鉄原ハイヴを支え、監督し、制御している頭脳級だ。
先行して到着していたAとCの部隊によって待ち受けていたBETAは排除されており、まさしく丸裸の状態だった。
なれば、最早やることは一つだ。
「あたしたちの一勝よ、BETA」
その言葉とともに、凄乃皇はとどめの一撃を解き放った。
胸部の複列大型ビーム砲が、一切の容赦を投げ捨て、何もかもを吹き飛ばしたのだ。
β世界主観1999年9月19日 現地時刻20:17、ハイヴに突入し、信じがたい速度で最奥にたどり着いたA-01により、頭脳級は撃破。
これによって、鉄原ハイヴはついに陥落し、リヨンハイヴ、エヴェンスクハイヴに続いて攻略された3つ目のハイヴとなった。
そして、鉄原ハイヴの陥落に伴い完全に孤立した光州ハイヴは、ついに腹に抱えていたBETAの枯渇という事態にぶつかった。
これを好機とみて、大洋連合軍と合同で踏み込んだ帝国軍および大東亜連合軍は複数ルートからハイヴへと突入。
内部データの採取などを行った後、跡形も残さぬように頭脳級を破壊。さらにG元素の滅却も実施し完了させた。
その後はハイヴに突入した部隊の回収が行われ、また近隣のハイヴへ逃げていくBETAの掃討戦および追撃戦が実施され、およそ150万もの個体が撃破された。
ついでのように他の近隣のハイヴから迫っていた増援も焼き払われ、それ以上の増援などがないことが確認された。
それらすべての戦闘が決着したのは現地時間の22:27。
BETAが動きをついに止め、追撃もなく、破れかぶれの特攻などもなく、安全が確保されたと判断されたのだ。
それを以て、総旗艦である薬来より作戦領域全体およびβ世界各国に向けて、作戦成功と完了が宣言された。
その反応は、あえて語るまい。ハイヴが二つも同時に攻略されたという前代未聞の事態に、誰もが喜びをあらわにしたのだった。
そう、人類は、ユーラシア大陸の東側の一端を奪還することに成功したのだ。喜ばないはずはなかった。
確かに、まだわずかな土地を奪還したに過ぎない。欧州側のリヨンハイヴ攻略に伴って奪還した地域と合わせても、広大なユーラシアのほんの一部だ。
さりとて、敗北続きでユーラシアから叩き出されたβ世界人類からすれば、とてつもない戦果。
この成功が、良きにしろ悪しきにしろ、今後のβ世界の情勢を大きく変化させることは誰の目にも明らか。
誰もがこの後のことを夢想し、あるいは希望を見出し、はたまた悲喜こもごもの感情を動きとするのだが、それはこの場においては省略するとしよう。
今この瞬間だけは、喜びに身を任せることを許された時間なのだから。
-
以上、wiki転載はご自由に。
宣言通りハイヴ攻略完了……!
あとはサブタイ回収の話をやっておしまいですかねぇ
やっとこさ、ひと段落です。
-
乙です。
人類側の勝利ですな・・・
倒されたBETAの総数は下手したらとっくに人類の想定してたBETAの総数超えてそうですわ・・・
後は反省会な訳ですけど・・・反省を促さないと成らない国が一つ有りますよねぇ・・・(南瓜被りながら)
-
乙でした。
ほとんどの国はこの一報を伝えられれば狂喜乱舞するでしょうね。
ほとんどに当てはまらない国の白い家では総統シリーズでしょうが。
-
>>339 ナイ神父Mk-2氏
>人類側の勝利ですな・・・
これで地球連合の力を借りたとはいえ、短期間に4つものハイヴが攻略されました
失陥したユーラシアの奪還も進み始めたわけで、希望が見えてきましたな
>倒されたBETAの総数は下手したらとっくに人類の想定してたBETAの総数超えてそうですわ・・・
跳躍してきたBETAも多いということを差し引きしても、この作戦で一千万は確認されたでしょうからね
たった二つのハイヴでこれだけとなれば、これ以上のハイヴではどれほど待ち受けているか…
まともな感性のある人ならば、やばいと気が付くでしょうな
>反省を促さないと成らない国が一つ有りますよねぇ・・・(南瓜被りながら)
(徐に名曲を流して踊り始める)
β世界でもやっちゃうか、マフティーミーム…!
-
>>340
>ほとんどの国はこの一報を伝えられれば狂喜乱舞するでしょうね。
力を借りることができれば、ハイヴを二つ同時に攻略なんてことができると証明されたわけですしな
さらにBETAの新しい行動に関するデータも得られたとあればなおさら…
>白い家では総統シリーズでしょうが。
AL5委員会も多分余裕をなくしているんじゃないかなって…
まあ、幾多の選択肢の中からG弾なんて言うものを選んだツケですな
-
おつです、思いっきりケチもついたけど負けが常だったマブラヴ世界において勝利を刻みつけられましたね・・・
実際アメリカが少しでも妥協すれば(秘匿技術を全て開示すれば)勝てるというのにね・・・<まあそれが因果のせいかもしれませんが
-
>>343 657氏
>思いっきりケチもついたけど負けが常だったマブラヴ世界において勝利を刻みつけられましたね・・・
ハイヴ攻略自体はエヴェンスクハイヴとかリヨンハイヴでもやっていましたが、
今度は二個も同時に攻略という大成功+BETAの新しいデータ確保という大戦果ですからね
おまけに失地奪還でもあるわけで、負け続けのマブラヴ世界には大きな希望です
>実際アメリカが少しでも妥協すれば(秘匿技術を全て開示すれば)勝てるというのにね
なまじ公式でも断言されているだけにもにょりますよなぁ
-
乙人類が久方ぶりに味わう勝利の美酒・・・・
-
>>344
実際XG-70飛ばせるほどの技術があるなら被害軽減のための無人戦術機だって用意できるでしょうね
ちなみに月のハイヴも攻略したそうですが移民船から問答無用の戦略軌道砲撃によって壊滅させたそうな
-
>>344
技術開示しなくとも自国開発の兵器だけで向こう半世紀はパックスアメリカーナやれる可能性が高いですからなぁ・・・
-
>>345 New氏
助力を得ての大勝利
今宵の酒はうまいこと間違いなしでしょう、ごく一部の人々を除いて…
次はインド当たりの奪還を進めますかねぇ…
オリジナルハイヴへの橋頭堡の確保は大きな意味がありますしね
>>346
ほんとそういうとこやぞとしか言えませぬな
-
>>347
ぶっちゃけG弾に依存しなくても普通に勝てますし、なんならAL5をぶち上げなくとも戦後の覇権は約束されていますからな
それなのにどうして自国以外すべて荒廃した世界を望んでしまったのか…(白目
-
公式同人本でG元素少量利用とは言え宇宙適応戦術機と光学兵器搭載ユニットまであっという間にいってますしね
第4、第5世代まではあっという間に到達するのでポテンシャル高いですね
-
選民思想でも拗らせて北米大陸をノアの箱舟に見立てでもしたのですかね。
旧世界を徹底的に荒廃させ、戦後に救世主として君臨する、みたいな誇大妄想でもしているなら何とか?
-
>>349
それこそGガンの如く宇宙に富裕層は上がって地球捨てるなら地球をG弾でどうこうも必要性は薄いですからな・・・
何故あんな選択したと成ったら可能性高いのがループであの選択になるように固定されたって可能性ですし
-
今宵は寝ます、お休みなさいませ
>>350
ほんとそういう(ry
原作を一番否定するのが原作を作ったアージュとはこれ如何に?
>>351
TDAではお望み通りに北米大陸がノアの箱舟というか約束の地となりましたけど、
状況は全く改善していないどころか悪化の一途ですしなぁ…
本当にアメリカの思考がわからない…
国益のためには何でもする、というのはわかりますけども、やりすぎだとは思わなかったのかと
-
ほんとそういうことに固執する思考に陥ってるというね・・・
-
おやすみなさい
ノアの方舟だけど食料も何もかも足りないから地獄になってるというね・・・
-
>>349
余りにも頭が悪すぎる敵役は萎えるし魅力ないのに公式がAL5派の頭を悪くする事でしか話を進められないのが・・・。
-
遅ればせなが、弥次郎さん乙です
人類の勝利である。
ロシア領で攻略した分と合わせて極東一帯の安全は確保されましたな。
-
>>356
原作を踏襲するとAL5が阿保でないと不自然なので、しょうがないから悪役として使うしかないのです…
ついでに言えばAL5というかアメリカが最初から真面目だったら、マブラヴという白銀武を主人公とした物語は始まりもせず終わっているという…
そこを負の因果律ということで説明はしていますが、あんまりにもご都合悪い主義を連発されても面白くないのですよねぇ…
>>357 トゥ!ヘァ!氏
地図的に見ればほんのわずかな失地奪還ではありますが、これは小さくとも偉大な一歩ですからなぁ
とはいえ、朝鮮半島が最前線になると今後はH19、18、14、16という4つものハイヴと相対しなくてはならんのが辛いところです
それにまだ佐渡ヶ島ハイヴもありますし、油断というのは一切できないのです
-
そして超重光線級に関してはBETAとまるで関係のないダークブレイン残党が複数投入するから今回の危惧が別の形ででるというね・・・
-
さて、総決算のSS何ですが、どう考えても反省を促すダンスを踊らざるを得ない…(カボチャを被りながら
-
お待ちしております。(閃光を流す準備)
-
そういやエイティシックス12巻10日に発売しましたがまた地獄が現出してるらしいですね・・・
もう終わりだよ
-
>>360
反省を促すダンスもですがそれ抜きにしてもG弾だけでの殲滅能力と米軍そのもの物の能力に疑問が出ますからね・・・
-
>>362
作者さんに人の心とかないんか…(白目
>>363
ですよねぇ…
今回の作戦で、発案者は米国と国連でしたが、その軍隊は賑やかし以上の活躍をしませんでしたし
それにG弾も在庫とBETAの数を考えると本当にそれで勝てるの?となる…
-
>>364
青く貴く醜い弾丸はまあね・・・うん
ネタバレだから詳しく言えないけど
初期の初期の現実を見てない理想に溺れたままのレーナがそのままいけばこれだよねって・・・
-
まあ、アマゾンで注文して届くの待っているのでネタバレは勘弁で…
-
>>362 >>364
人間の愚かさと人間の素晴らしさを交互に魅せられて脳がぐちゃぐちゃになりますゾ。
そして核兵器というのは現代兵器らしくきちんとした知識がないと扱えないってことがよくわかる話でしたね…
-
>>364
最大効率で殲滅したとして一発100万のキルレートで約10+αが必須、
BETA軍要塞砲が正式完成していたら更に迎撃能力飽和の為の数が必須となり、
優しく見積もって倍の20+α、時間を掛けなかった事で防がれた増援が
各巣から来るなら優しく見積もって40+α位が最低限ですかねぇ?
効率を最大限理想的に見てですから当然現実はそうは成らない訳で・・・
-
>>366
了解です、とりあえず感想戦は一週間前後見ておいたほうがよさそうですね
-
発売日が昨日なので本格的なネタバレは18日からですかね
-
そこらへんが目安でしょうかね
しかし安里アサト先生白豚といい人間の下限を描写するのうますぎる
マブラを一番下限に見ていた自分は更に下があるとは思わなかった
なんならこの板で言うなら最低のカス扱いの漆黒米国ですらなにかやろうとするだけマシという評価になるのはすごい
-
突き抜けてしまえば下に下限はないのだ…
-
絶望するのにいそがしかったはマジでね・・・<11巻とかでの描写
-
大陸スレの漆黒米は動いてやらかし続けたことが問題であって、文句言う以外の仕事をしない白豚とは比べ物にならないほど勤勉ですからね…
-
>>374
まさに進撃で言うところの飼いならされた家畜…
-
>>375
まだ家畜だって命の危機には抵抗しますからねぇ。
-
ある作品で命とは何かという答えに命は何かを産み出していくもの、見えなくてもわからなくても消費する以上の何かを命は必ず産みだしている
とあったのですが、その考えでいうと白豚は命をやめた命なのかなと思ってみたり
そりゃ結果的にダークブレインとかアカン連中よってくる原因になるわなと
-
最近の話の比較ならミクトランのオセロトルやディノス、終わりを目前は同じというのにね…
-
ミクトランの種族は皆最後は懸命に抗いましたからね…
素晴らしい。素晴らしいですよナナチ(I)
-
ちなみに白豚さんもあれだがリアルも舐めてはいけませんぞ…。
自然界にも働かない個体増加でコロニーを崩壊させる社会生物もおりますので…。
社会生物であるアリには予備戦力、交代要員として働かないアリが一定数いて働かないまま消費だけをする存在として一生を終える個体もあるそうですが、
アリの一種である女王アリがおらず働きアリが卵を生むアミメアリにはガチで働かず消費行動である出産のみを行うしかしないアリが発生することがあるそうです。
しかもそれが遺伝するとかで働かない遺伝子を持つアリは働かないので生き残るは、
他のアリが働く間も生むわで巣内の働かないアリが増加して働くアリが減少し過労死も発生、結果コロニーそのものが滅びることあるそうです。
-
まあ、ネタとしては白豚さん重要何ですが実際問題戦闘には一切関わり無いので 共和国戦線で有った変わった事ってデストロイによるスケートショウ位ですからなぁ・・・
4回転アクセルしながらレギオンの一団の上を滑ったり・・・
-
>>367
だからネタバレぇ!?
>>368
理想的かつ楽観的な状況でそれなら、現実ならもっと厳しいでしょうなぁ…
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板