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日本大陸 クロススレ その193
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日本大陸の創作物とのクロスSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界と創作の混じった世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投下作品に関しては基本的に創作物とのクロスが前提となります。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸の創作クロスのスレのみの設定であり他スレへの
持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である
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>>838
あとリーク情報だとこの資源仮称でメランジと呼ばれてたらしいですね
この元ネタSF小説デューンに登場する物質で宇宙で最も貴重な物質と呼ばれており、
使用すると超能力の発現と拡張、超光速輸送にも必要なものなのだとか
これトロニウムに近いものかもですね・・・
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超能力…今回の何かサレタヨウダ枠か…
超高速輸送ってことは転移技術資源になりえる代物でしょうかの。
>>839
まあ人類が存在しているのだから、争いは絶えないのでしょうなぁ。
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Steamのテキストだと技術と通信能力(communications capabilities)という書き方もしてるんですよね
空間通信の範囲拡大もできるんでしょうかね・・・?あの星系焼いて恒星作るぐらいの超エネルギーだけでもヤバいですが・・・
仮にこちらでも存在するならアポカリ編での対BB戦に向けてのAC組の最終機体に組み込まれる流れになりそうですね・・・
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この辺は作品が出てから出ないと何とも言えませんな・・・
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まだ我々は待たねばならないのだ…
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>>844
新作の出ない忍耐の10年に比べれば遥かに短期ですからなぁ・・・
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正に我々は10年待ったのだ!ですからねぇ。
デラーズフリートより倍以上待ってますよ。
あと1年か2年程度何でもないですわ。
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とりあえずsteamでウィッシュリストに入れました・・・
PS4は確実に性能足りないですし、PS5は人がいなさそうだし・・・
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デラフリ4年、アクシズ8年、ACファンが10年で和の国の侍20年…
発売までには是非ともPS5確保しておかなければ。
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>>846
デラーズの3倍、どっちかと言うとロンメル隊のが近くなりますからな
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>>849
ロンメル隊で9年ですから、我々はそれ以上待ち続けたことになりますものなぁ。
発売が来年なのでもう1年プラスして11年待ったことになりますし。
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>>850
残ってる連中は殆どユニコーンでのトリントン開催の同窓会レベルですな・・・
・・・私は立場的にはネオジオン紛争位からの参加ですが
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>>851
我々はトリントン同窓会クラブだった?
実際10年離れずに求め続けたってのは相当ですしな…
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もうそろそろ身体が闘争を求めるネタも擦り切れてた具合でしたしタイミング良かったですね・・・
なお次はブラボ2を出せ幻覚が出ている模様
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>>852
何なら4や5が合わなかった人の中には火星ジオンレベルで待ってた人も居る可能性・・・
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>854
ラストレイブンの発売が2005年ですからのぉ。
来年6発売なので18年待ったことに。
一年戦争から18年となると正にユニコーン世代になりますな。
10年待った我々は詳しく言えばアクシズ世代
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やっとネタとしてもコジマ以上のネタを広げられるってものですよね・・・
特に外宇宙対応出してくれたお陰でネタに幅を広げやすくなりましたありがとうフロム
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地底や火星住みのレイヴンも動き出しますし、リンクスやミグラント達も動き出すって書くと本当に残党みたいに成ってるのが・・・
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ほんとどこに隠れていたんだって感じでぞろぞろ出てきてそうですよね…
何なら別世界(ダクソやらデモエクやら)に旅立っていた元傭兵たちも帰還してくるでしょうし。
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>>858
歴戦のルーキー達ですな!
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>>859
皆再び同じ舞台、同じスタートラインからの始まりですよ!
久しぶりだな兄弟たち。
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>>860
・・・けど設定見ると戻ってきた人達のが作中主人公に近そうなのですよね
設定見ると他で既にデビュー終えた人らしいですし
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>>861
今回の主人公はふらっと立寄った傭兵らしいですしの。
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>>862
戦争の匂いに惹かれて集まった傭兵の一人ですからなぁ···
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主人公の立ち位置的にはAC2AAの主人公に近いという・・・
旧作ならプロジェクトファンタズマあたりの主人公でしょうかね?
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>>863
まさにACを求めてた我々ですな
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今回ぶっちぎりヤバい物質で争う戦場に入ってしまった形ですね・・・
星1つどころか周囲の星系焼くのはスケールがだいぶ上がってる
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我々は戦いを求めるのだ…
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求め続けた闘争を遂に得る事が出来ましたからなぁ···
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取り敢えずネタとしてAC6関連採用出来るのは発売のネタバレ期間超えてからとして・・・
PVで出てた編隊組んでたヘリが輸送機枠ならあのヘリファットアンクル位のサイズなんですかねぇ?
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今回のACが推察通り18m級なら可能性あるかと。
とはいえいつもの通り吊るして輸送する形ならファットアンクルよりもルッグンの方がサイズ感近いかもしれませんが。
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今回MSサイズまで拡張してるっぽいですしね
あとは謎機構付けたAC軍団は輸送艦の格納庫に乗ってるぽいのは見えましたね
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星系間移動可能と仮定するなら下手すると空中戦艦みたいなのも標的の一つとかに成りそうですかねぇ…
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空飛ぶ巨大兵器系は出てきそうですよなぁ
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恒星間を行き来できてもヘリは使ってるのか……
まあバトルテックもそうだからそういう世界だということか。
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企業宇宙船に突撃して、管制システムハッキング終了まで(指定時間)遅滞戦闘せよとかの依頼がありそう
なおその後宇宙船事始末されるのも込みで。
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>>874
重力制御装置積むより或いは有重力下でも飛べるタイプ使うより
ローターのが安いなら使われるかと…或いはローターっぽくても
回転で効果範囲広げてる飛行装置の可能性もありますし…
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ローター式が結局お安いってオチなのかもですな。
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あとは一度半世紀前にボーボーに焼けてるのでそこまで高級な兵器などを集中運用するのが怖いのもありそうですね<いつまた引火するかも不明だし
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宇宙艦隊系の装備の何かに反応して一揆に燃え広がったって可能性も在りますか…
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わざと無くしてもいい兵器をって可能性はありそうですね
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映画のアバターみたいに惑星環境へ最適な兵器を選んだというのもあり得そうですな
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ここまでの企業なら企業軍もかなりの規模でしょう
それをわざわざ傭兵使うってことはまあ使い潰してもいい戦力主体なんでしょうね
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案外企業側は無人機主体かもしれませんの。
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ただレジスタンス側もACもってるぽいので無人機だけだとだめなのもしれませんな・・・<あの追加装備のテストもしたいでしょうし
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傭兵需要があるのは、そこら辺の理由もあるのかもしれませんね
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破壊された危険地帯なのにアリーナのようなのがある理由付けにもできそうですしね
あんなところ娯楽もクソもない場所でしょうし、ACの試合ぐらいだろうからなあ・・・
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まともな娯楽なんてなさそうですしねえ…
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暇すぎて実弾で賭け試合やってそうな治安の終わりぶりも有り得そうですし・・・
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唐突にSS投下行きます
4分後から開始します
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憂鬱SRW ファンタジールートSS 「1944年9月、ペテルブルグにて」3
-F世界 ストライクウィッチーズ世界 主観1944年9月 オラーシャ帝国 ペテルブルグ周辺空域
どこぞの速度狂が目撃したら、興奮のあまり鼻血を吹き出し、ぶっ倒れるであろう光景がそこでは展開されていた。
人が、音速を軽く飛び越えて飛んでいるという、そんな光景だ。
画像合成とかそんなものではない、れっきとした現実だ。
主演となるのは巡航速度マッハ2.7で飛ぶMPFの姿だ。ついでに言えば、それを追従するネウロイ複数体もおまけについてきている。
音速の先、熱の壁にぶつかる数歩手前の速度。空気を切り裂き、あらゆる地形を飛び越え、飛翔する。
だが、後ろから追従するネウロイもそれに速度で負けていないのだから怖いものだ。あまつさえ、レーザーを放って攻撃してきていた。
その攻撃が向かう先は、ネウロイを振り切らんとするMPFである。正確無比であり、同時に数が伴っていた。それこそ、弾幕と呼べるスケールであった。
MPFが立体的に進路を変えることによる回避や、通常の航空機ではありえない推進方向に対して直角のスライド回避を重ねても、しぶとく追従していた。
「あー、もう!2回連続でこれとかヤダー!」
その叫びを作るのは、MPFを操るウォーザードの各務原鏡子であった。
第502統合航空戦闘団 第101独立飛行隊小隊「オーカ・ニエーバ」に属する彼女は、定期的に行われる哨戒任務に出撃した。
502JFWの本拠地があるペテルブルグから飛び立ち、ネウロイの支配領域と人類の版図の境界線を飛ぶという、ギリギリの飛行。
ネウロイがどういう動きをするかを観測し、調査する。そして、侵攻などの動きがないかを監視するという仕事である。
当然ながら、長時間飛行し、尚且つ緊張感や集中力を維持する必要があり、楽な仕事ではないのは事実だ。
とはいえ、そこはそれ。そういった502JFW本隊が行うには負担がある仕事をこなすのが支援部隊である「オーカ・ニエーバ」の任務だ。
ローテーションを本隊の人員と組み、本隊の人員の負担を下げるのが目的である。そういうものとわかっていれば、そのように振舞うまでだ。
だが、その偵察任務は非常に危険が伴う。
ネウロイが出てきたらそれを通報し、接触されないように逃げるというのが基本。
ネウロイも無理な追撃などをしてくることはない。むしろ、見つからないようにすることもある。
ネウロイもまた、人類側同様に偵察や哨戒を行っているのはすでに確認されたことだ。
それこそ、ウィッチが全力で追いかけても逃げきられてしまうこともあるような、そんな個体が時には基地周辺にまで近づいてくる。
その個体は何をするでもなく、そのまま飛び去っている。だが、これは偵察行為と推測され、可能な限りのインターセプトが行われている。
そして、ネウロイもまたときにインターセプトを図ってくるのである。
航続距離を延ばすためと速度を強化するために、使われているナハト・リッターには大型のブースターユニットが装備されている。
さらには夜間哨戒とは違い、前線に赴くことから、脚部や翼部などに速力を増すためのオプションパーツなどが追加される。
それを以てしても、なお追従されるのだ。
さらに、例え一度振り切っても、今現在の鏡子のように、二度目のインターセプトを受けることもある。
嫌らしいことに、一度目の送り狼でわざと疲弊させ、二度目で数を送り出してくるという徹底ぶりだ。
内情を探ってくる哨戒機への殺意というのはネウロイでも変わりがないようだ。
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ともあれ、今回の哨戒任務で2度目のインターセプトを受けた鏡子は、それを基地へと打電しつつ、対応に迫られたのである。
これはMPFに限った話ではないが、この手の哨戒任務中にネウロイからの攻撃を受けた場合、とる方策は2種類。
1つは速力をあげ、さっさとケツをまくって逃げる。
もう1つは、搭載している武装で撃退もしくは撃墜する、である。
しかして、ここ最近の事情は後者を選ばざるを得ないことが多い。前述のようにネウロイの殺意が高いのである。
速力に優れ、尚且つ攻撃力も高い新種の個体がわざわざ出てくるようになったことで、速度に任せ振り切ることが難しいからだった。
「いい加減にしろ、ネウロイ!」
鏡子の声に応じ、ナハト・リッター各所の武装が立ち上がり、戦闘態勢に入る。
まず展開するのは背中の飛行ユニットに搭載されているマギリング・ガトリングガンだ。
機体に内蔵されているエーテルリアクターから供給されるエーテルを弾丸として打ち出す射撃兵装。
後ろに伸びているブースターユニットを誤射しないよう射角は制限されるが、それでも後方を攻撃できる兵装だ。
速度を上げて飛行しながら、引き金を引いていく。
「! やっぱり回避されるかー……」
だが、HUDに表示される後方の映像を見て諦め顔で鏡子は漏らす。
OSとFCSによる制御を受け、マギリング・ガトリングガンは正確にネウロイを狙って発砲していた。
だが、ネウロイもさるもの。超音速で飛行しながら雨霰と飛んでくるそれらを恐ろしく正確に回避してくる。
回避運動を強いて、相手の動きを鈍らせたり、迂回させることはできても、ほんの一時のモノだ。
「……来た!」
そして、お返しとばかりにレーザーが放たれる。
追撃してくるネウロイは、これまでに出てきたのと同じタイプ。円錐形のボディから4つの羽のようなものが生えている。
違う点として、追撃してくる2体のうち1体は大きさが1.5倍ほどあるということがあげられる。
レーザーが放たれるのは円錐形のボディの先端と、翼の先端部分の3か所から、合計13門という豪勢なものだ。
迎撃の結果、残っているのはあと2体というのが救いではあるが、決して油断はならない。
即座に回避運動。フレキシブルに稼働するマギリング・ガトリングガンの弾幕を押し付けつつ、レーザーの射線軸からずれることで回避する。
相手もすぐにこちらに追従してくるが、単調にならないようにしているので、すぐさま相手は側面を晒す。
それを見越して、すでに次の武装が展開している。それは膝部に内蔵されている誘導兵器だ。
「発射!」
ホーミングレーザーキャノン。エーテルバリアを干渉させることで、発生させたレーザーを屈曲させ、相手を追尾させるという兵装だ。
直線しか飛ばない兵装が多い中にあって、相手を追尾する兵装というのは貴重で、尚且つ航空戦で優位をとれる。
マギリング・ガトリングガンを回避したかに見えたネウロイの一体が、それを先読みしたホーミングレーザーの嵐で貫かれ、一瞬で崩壊する。
コア持ちであるから遠慮なく打ち込んだ結果、見事に打ち抜けたようである。
「次!」
だが、撃墜に喜ぶ暇はない。次の個体にレーザーを浴びせていく。
ついでに敵の進路をふさぐようにガトリングガンを放ち、それでも生じる隙間に空中機雷を散布してルートをふさぐ。
残っているのは通常より大型の個体だ。動きが小さかったそれが、ついに行動に移してきたのである。
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(来るとしたら、機雷の強行突破……!)
手持ちのライフル---正面を向きながらも後方へと攻撃が可能なホーミングレーザーライフルを構え、それに備える。
コンテナから放出されたそれは、ネウロイが近づくと反応して起爆するという設置型のトラップだ。
逃げながら後方にいる敵に対処するという点において有用なそれは、こうしたインターセプトが増えたことで新たに配備されたものでもある。
しかしながら、ネウロイには効果が乏しい面もある。理由は簡単、コア持ちの個体はダメージを無視して強行突破できるからだ。
小型の、コアを持たないスウォーム攻撃主体の個体ならば容易く吹き飛ばすのだが、コア持ちは回避せずに突っ込んでくる。
そして強引に突破し、損傷を癒しながら追撃を仕掛けてくる。ほんの数秒とかからず再生するのだからふざけている。
「でも、そこが隙!」
ロックオンし、ホーミングレーザーを何発も放つ。
自機にあたらないようにある程度の距離直進し、そこから一気に後方へと方向転換したレーザーは、爆雷でむき出しになったコアを狙う。
爆雷で損傷したところを直ちに再生しようとするが、何発もレーザーが穿ち、再生と破壊が拮抗する。
そして、直撃。露出したコアにエーテルエンチャントがされたレーザーが突き刺さり、破壊した。
「よし……!?」
だが、コアを貫かれたのに、その個体はまだ迫る。飛行を続ける。
それに同様にして動きが一瞬鈍ったナハト・リッターにレーザーが突き刺さった。
展開されていたエーテルバリアがそれを受け止め、ウィークポイントになるブースターを保護するが、それ以上の衝撃があった。
(コアを潰したのに……まさか、ダミー?)
いくつかのパターンが想定される。一つは潰したコアが偽物だった場合。もう一つはコアが複数ある場合。
飛行態勢を立て直し、再び回避運動を続行し、後方への攻撃を行いつつも鏡子は考えを巡らせる。
コア持ちのネウロイの、新しい変化とみるべきか。それとも、そういう個体であるのか?
「って、あれなに……?」
後方カメラに映ったのは、そのネウロイが突如として二つに分離した光景だった。
上半分と下半分に綺麗に分かれ、そのままの状態で追撃を仕掛けてきたのだ。分離した断面からは、小型の個体が多数飛び立っていく。
小型の個体を使ったスウォーム攻撃だ。しかも、2体が連携してくるという地獄のような状況。
「ちっくしょうめー」
これは全力で対応するしかない。即座に鏡子は判断する。
解き放たれた小型個体は、それぞれがレーザーを放ってきた。出力的には本体のそれに劣るが、それでも脅威となりうる。
当然、これには対処しなくてはならない。相手が数を出してきたら、こちらも数を出すべしだ。
鏡子の操作で、肩部にあるサブアームが予備として持ってきていた30㎜アサルトライフルをそれぞれ持ち、ガトリングガンと合わせ弾幕を張る。
この手の攻撃に対処するにはとにかく攻撃を放つことだ。下手に逃げるより、相手を攻撃してしまえば安全が確保できる。
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ナハト・リッターは加速しながら、ひたすらに攻撃を放つ。弾幕はうまく個体群に突き刺さり、数をゴリゴリと削っていく。
他方のネウロイも諦めることなくレーザー攻撃を放ちながら、距離を詰めようとしてくる。
鏡子にとって困ったことに2体に分離したことで、攻撃が来る方向が増え、回避が難しくなっている。
「くっ……」
エーテルバリアで防ぐことはできる。だが、本体への直撃コースに入っているのを理解した。
このままレーザーの乱打を喰らっていけば、堅牢なエーテルバリアでも貫通されてしまう。
飽和攻撃を喰らい続けていればやがてはエーテルバリアも減衰し、強度を維持できなくなってしまうのだ。
(相手の特性は……2つのコアを潰さないと、再生されてしまうってところかな。
今は分離しているから通常のコア持ちと同じ対応で良いと思うけど……)
問題なのは、2体に後ろをとられているということだ。
片方を潰しにかかろうとすれば、必然的に片方に隙を晒すことになる。
かといって、両方を攻撃しようにも、小型個体にも対処しているので一体に指向できる火力が少ないという状況だ。
こちらの回避運動やマニューバで相手に自分を追い抜かせ、その背後から狙い撃ちというのも考え実行したが、それは読まれている。
かといって速力を出して逃げようにも、こちらに余裕で追従できることも事実。それに武装を使うためエーテルの余剰を食っており、出力も限界がある。
「何とかするには……」
鏡子は、この状況にあっても冷静であった。
状況は刻一刻と悪化しているのは確かだ。だからといって、それに徒に抵抗しても意味がないことも理解している。
この手の鉄火場の経験を、鏡子は持っていた。元々はウィッチで、あがりを迎えてからウォーザードへと転向した口であるからだ。
あのオーバーロード作戦の時もそうだった。あの時に比べれば、今は何と余裕に思えるか。
あの時よりも武器はある。装備も充実している。逐次情報を送っている本部とのリンクも良好。それに加え、自分のコンディションも悪くはない。
「……」
HUDに表示される2体に分離したネウロイの映像。
それに加えて現状のナハト・リッターの現状を示すステータス画面。
残る判断材料は、自分の技量と技術のみ。
「よし、仕掛ける」
それらを勘案し、ウォーザードは、戦う戦士である魔法使いの鏡子は行動を選択した。
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以上、wiki転載はご自由に。
唐突に戦闘シーン!次話に続きます。
設定とかはその後に投下する予定ですので悪しからず。
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乙です。散発する戦闘も殺意が高い・・・
円錐型が2つに割れたって事はコレコムサイみたいなのが2つくっついてたのですなぁ・・・
この辺のセオリーを裏切る攻撃は本当に怖いですわ・・・
それに対応するMPFも流石元ウィッチって所ですけど
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乙です
ネウロイ側も落とせばデカい相手って理解している感じしますね(汗)
これが全部音速帯での戦いなのだから恐ろしい話やでぇ…
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誤字修正をお願いします
>>892
×
それに同様にして動きが一瞬鈍ったナハト・リッターにレーザーが突き刺さった。
〇
それに動揺して動きが一瞬鈍ったナハト・リッターにレーザーが突き刺さった。
>>895 ナイ神父Mk-2氏
>散発する戦闘も殺意が高い・・・
ネウロイが殺意の波動に目覚めているのだ…フフ…怖い(白目
>円錐型が2つに割れたって事はコレコムサイみたいなのが2つくっついてたのですなぁ・・・
イエス。どっちかというとゾディ・アックに近い感じではありますね
まあここら辺の個体設定に関しても、追々出していく予定です
>この辺のセオリーを裏切る攻撃は本当に怖いですわ・・・
>それに対応するMPFも流石元ウィッチって所ですけど
これまでのセオリーが急に通用しなくなって地獄を見た経験がありますからね
具体的に言うとオーバーロード作戦…
>>896 トゥ!ヘァ!氏
>ネウロイ側も落とせばデカい相手って理解している感じしますね(汗)
実際、この哨戒任務で動かしていた戦力が先手を打たれて撃破されるというのが何度かありましたのでね…
それを学習し、この哨戒機を狩るという行動にかなりの力を注いでいます
作中でも、最初は逃げきれていたけど今では迎撃しないとならないと書いてあるように、それ専用の個体まで送り出しているんですね。
この手の削り合いというか消耗戦になるとネウロイに分があるので、苦しい戦いになりますね
>これが全部音速帯での戦いなのだから恐ろしい話やでぇ…
MPFの性能にさえ追従してくるヤベーネウロイです
こんなのに対してウィッチがどうやって対処しているかって?
気合と根性と努力、あとは創意工夫(白目
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乙。敵PTに回復役がいた時のような殺意がヒシヒシと・・・・
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おつです、ネウロイ側もMPFを最優先排除目標と決めていますから必死ですな・・・
そして真コアや疑似コアの欺瞞、もうやってきてましたか・・・
しかしMPFに関しては某シャーロットはいの一番に転換訓練望みそうですね・・・
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>>898 New氏
補給路や通商路を攻撃するというハラスメント攻撃でじわじわ締め上げつつ、正攻法でぶん殴ってくるグレゴーリだ。
面構えが違う(白目
「オーカ・ニエーバ」はあくまで補助、ということになっていますが、こっちも戦力的に脅威とみなされているのでネウロイはかなり殺意を向けてきていますねぇ!
>>899 657氏
>ネウロイ側もMPFを最優先排除目標と決めていますから必死ですな・・・
あからさまに下手なウィッチ以上に強いというのがわかっていますからね
そりゃあ殺意全開で狙いに来ます。ウォーザード達もうかうかしていられないのだ…
>真コアや疑似コアの欺瞞、もうやってきてましたか・・・
ネタバレになるんですが、これってコアの偽装とかではなくて、二つのコアの連動なんですね
エヴァで言うところの第7使徒のイスラフェル(分裂するあれ)です。
コアが連動状態にあるときは、片方のコアが潰されても片方が再生を促して復活させるという厄介な相手です。
分裂状態の時になるとこの連動は解除されますが…分裂されると今度はスウォーム攻撃等も仕掛けてくるので厄介さは変わらず
なので、合体状態の時にコアが二つあって両方同時に潰す必要があるんですね(メガトン構文
>某シャーロット
そりゃあ、容易く音速越えた速度域で戦闘しますからなぁ…
第一期が終わったら転科を希望するかもですね
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ぶっちゃけ、原作501のメンバーは扱いどうすっかなーと悩んどります
物語の主軸になるので気やすく決定できないと言いますか…
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あくまで現段階ではゲスト参戦でいいんじゃないかなと
サーニャとエイラはブレイブで登場しましたが、MPFの転換訓練も兼ねて一時滞在していたとかでもよさそうですね
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この時期だとまだ第一期が終わって1か月も経っていないので、流石にMPFへの転科は完了していないかと…
ウォーザードに転科するのに合わせ、座学なども仕込むでしょうから時間が足りていませんから
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なるほど、まあゲスト参戦だけで他の戦線に行きましたでも良さそうですね、
原作でもそんな感じでしたし
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そういやAC6のPV見直してましたがなんか機動兵器が追加アーマー着込んでるようなものありますね・・・<巨大兵器と思いきやACの足が出ている
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まあ、主役たちの動向は私の一存だけでなく、ナイ神父Mk-2氏とかの意見も聞いてからでしょうかねぇ…
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ですね、現状留学で学んでいる宮藤以外はファジーでいいでしょうね
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そこらへんは追々ですかね…
ではおやすみなさい
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おやすみなさい
問題の部分これですね
ttps://pbs.twimg.com/media/FjmAOKjacAAuA3_?format=jpg&name=large
ブキヤのフレームアームズの追加ユニットのようなものから足が生えてるという・・・
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遅ればせながら乙でした。
原作よりはるかに進化しているから、ネウロイが手強い。(白目)
ロンドベル早く来て。
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>>910
ロンドベルも今は忙しくてね…
政治的な案件でもありますし、戦力がフル動員されていることもあって、地球連合がデウスエクスマキナできるとは限らんのです…
現地勢力の皆さんには援助するから可能な限り頑張ってもろて
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全員外宇宙やら融合惑星やらOG世界に出張中です・・・
次は確実にバルマーの本隊が来る
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あくまでストパンなどがあるF世界に派遣してるのは連合の余力ですからなぁ。
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MDシナリオに投入する予定だった戦力を融合惑星に割いて、そして更に余力をF世界に送って…ですからね
だからこそ融合惑星フェーズ1が終わったら融合惑星にいた戦力は呼び戻されて別な場所に増援として派遣されて…ですし
数が足りないから傭兵とか企業連に力を借りる始末…使えるものは何でも使って仕事をこなすのだ
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主人公組に関しては第2期に行かないので有れば比較的自由に動かせるかと
この中でMPFに関しては転科する可能性が有るのが宮藤除くと、
ミーナ中佐と坂本少佐ですねミーナ中佐は魔力増加込みでも
年齢という面に於いては意識が強くなりますしそれとは別に、
坂本少佐は重要な戦線離脱による所謂負のスパロボ補正が考えられるので・・・
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もういい。ゆっくり休め。もっさん。
扶桑海事変から長く戦い続けたんだ。
でもルーデルは年齢による衰え知らずのよな
あの御人を制御できる人いるんだろうか
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もっさんとミーナは転科ですか…まあ、やむなしですな
比較的自由にというならば、物語の展開に合わせて決定していこうと思います
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ルーデルはネウロイ戦集結まで戦い続けるんじゃないでしょうかね?
そのあと恐らく年下の男ひっかけてさっさと軍辞めそうなイメージありますね・・・
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へたすりゃ、1X(ピー)下のショタを捕まえてそうだよね。ルーデル
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>>919
歳を誤魔化して入隊した初年兵とか?
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wikiより
1965年、ルーデル49歳のときに28歳年下のドイツ人女性ウルスラ(Ursula. 1944年生誕、当時21歳)と再婚し、のちに息子クリストフ(Christoph)をもうけた。
史実に基づくとヤベーでござる
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>>916
あの人一応魔力はきちんと衰えているんだ…
ただそんなこと知らねぇ!って飛んでるだけで…
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水星最新話・・・未来ネタ絡むなら仮にBFF入ってるならまたしても何も知らないBFFさんになってしまうのでは・・・
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でも実際のところ、地球連合と接触するのは作中で出てきた宇宙議会連合とやらになりそうなのですよね…
とはいえ、企業連としては取引相手になったであろうベネリットグループがいきなり内乱起こしたら、流石に「なんて…?」になるかと
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パーメットが結構厄いので久しぶりに連合の黒いところ(重要資源は独占できるように動く)は見れそうですけどもねw
ベネリットグループを最終的に手に入れようと入り込んでる形でもいけそうですねw
宇宙議会連合もあんまり力ないかもなんですよね・・・現状企業が好き勝手動いてる感じですし
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やはり企業間戦争…
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CE世界じゃ企業間戦争しなかった因果がこんなところで来てしまうBFFくん・・・
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メアリー「なんて…?」
虎鶫「なんて…?(知ってたけど)」
株式会社ガンダムにもがっつりとまではいかなくとも、一枚も二枚も噛みそうですねぇ
スレッタの後援企業がBFFなわけですし
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なんなら水星も二期あるみたいですし、AC6の発売時期次第ではそれとも絡められるかもしれませんね。
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鉄血と違って現状ガバい齟齬がない代わりに曇りフラグが尋常じゃないほど積み重ねってそうなんですよね・・・
グエルとかは多分連合からもだいぶいい評価、秘密にもらっていそうですが
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現状だと純粋な腕前だけなら登場キャラたちの中では多分グエグエが一番上までありそうですしね。
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ジェタークから放逐されたらスカウトマンがBFFから来そうですよね
BFFでなくても他の企業連の企業は欲しがりそうです
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特にあの今週のボブ状態、確実にスカウトのチャンスなんですよね・・・
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リリアナもどきよ地球の魔女とかベネリットグループの危機とか放っておいてグエグエスカウト合戦に夢中になる企業連企業たち…
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ぶっちゃけ、ベネリットグループ内の争いでしかないわけで、取引相手の内情にまで企業連が首を突っ込むのは理由がありませんからな。
例外としてはBFFが後援しているスレッタとその関係者(地球寮)、そしてスレッタに対して食いついたパイロット(現フリー)であるグエルのためにしか企業連は動かないかなと。
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>>935
まあここらへんスレッタはメアリーと虎鶫の個人的な関わりでBFF動いてた感じでしょうね
むしろベネリットグループのシェアを奪い始めていたのがここらへんだったという話になってきそうですね・・・
あとシャディクシャディクの真の魂の所属はグラスレーではなく孤児という出自に基づく学園外のナニか、の可能性が出てきたんで、
うっひょー!あったまってきたああああああああ!とか思ってそうでw
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スレッタはペビ・コロンボ23にいた時から虎鶫とメアリーに面倒を見てもらっていたかもですね
未来編となれば10年程度なんて連合の人間からすれば割と短い時間ですし、常に一緒にいなくとも、適宜行ったり来たりして世話を焼けるかと
まあ、その際にはエアリアルの秘密にも触れているかもですが…
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恐らく途中から『先生』が途中から来なくなったのはプロスペラと揉めたとかでしょうね・・・
メアリーとか多分プロスペラがスレッタを見ていないことに気がつけば確実に拗れるでしょうし
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20時20分よりSS投下しますよ
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