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日本大陸を考察・ネタスレ その152

1トゥ!ヘァ!:2019/06/12(水) 20:31:43 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。

尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。

投稿する作品の設定は下記の説明にある日本大陸の基本ルールを遵守していれば、どのようなネタでも自由です。
また既存のアニメーション作品、ゲーム作品等の創作物とクロスを取り扱ったネタについては
下記の日本大陸クロスネタスレご利用してください。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸クロスネタスレのみの設定であり、他スレへの持ち出しは厳禁です。


【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。

1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
 その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
 ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
 史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。

2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。

3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
 気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
 すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。

203透過のひと:2019/06/30(日) 14:44:03 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
ホワイトベアー氏乙です。
油圧式カタパルトにアングルドデッキの航空母艦に、電気溶接採用の潜水艦、それに化け物駆逐艦…
陸の方も手を抜いているわけでもなく4式相当…ヤバすぎる。

そちらの与党名は立憲共和党で、首相はけいきゅう様ですか、徳川慶喜や西周の徳川家主導の政治改革案が実を結んだifを見るようで面白いですね。


話は変わりますが結局、日墨ルートのメキシコの棄民政策どうしよう…やはり、問題が多いようなのでボツにしたほうが良いですかね?

204名無しさん:2019/06/30(日) 15:04:29 HOST:FL1-111-168-68-185.tym.mesh.ad.jp
銀英の艦艇は○○Ⅱとか○○何号とかってのが前艦が無くなってようが健在だろうが付けられるし。
それに名詞の組み合わせでの命名もOKなのでやろうと思えば幾らでも出来ると思う。

205蓬莱人形:2019/06/30(日) 15:06:13 HOST:baidcd023ef.bai.ne.jp
>>202
ナマエ イッパイアルノ ウレシイ!
ナマエ イッパイカンガエルノ タノシイ!

という思いが溢れて思わず取ってしまったのだと考えていただければまあ間違いはないかと(汗)

206名無しさん:2019/06/30(日) 15:11:27 HOST:FL1-118-108-57-122.myg.mesh.ad.jp
一時期駆逐艦は数字呼称だったから丁型は数字呼称を継続
艦隊型の甲型駆逐艦は天象海象名+植物名で充実を図るのはどうだろう
後は戦没艦も容赦なく名付けていく

207名無しさん:2019/06/30(日) 15:17:59 HOST:FL1-111-168-68-185.tym.mesh.ad.jp
最終手段として組み合わせもあるが日本語だと面倒くさくなるよね

208クー&ミー:2019/06/30(日) 15:18:34 HOST:sp49-98-65-10.mse.spmode.ne.jp
>>203
棄民政策については、日本の苦情(抗議)から日墨首脳会談開催でメキシコが以後の棄民政策をやらないと日本に言う感じでも宜しいかと。
まぁ、メキシコにも何かしらの負担をしてもらう事は確定でしょうね。

209yukikaze:2019/06/30(日) 15:36:54 HOST:199.228.242.49.ap.seikyou.ne.jp
>>206
日本の場合はナンバー管理がとにかく下手という悪癖があってなあ。
史実の潜水艦や海防艦での混乱見ると、大丈夫かよ的なところが。
(まあドイツもユーボートで混乱しとったけど)

海防艦については、まあ離島名付ければ、絶対に名前が消えることはないでしょうが
一番厄介なの潜水艦ですわなあ・・・
海外と同様、魚介名付ければ、名前だけは何とかなりそうですが、「鮪」「鰹」「烏賊」とか付けた日には
「寿司屋じゃねえんだぞ」「いい加減にしろ」と、艦長や乗組員が怒鳴り込むの確定ですし。

210クー&ミー:2019/06/30(日) 15:53:45 HOST:sp49-98-65-10.mse.spmode.ne.jp
大量にある名前候補とすれば、やはり都市名ですかね?
最後の手段として町内会名。

日蘭世界の松型は300隻位だっけなぁ…。
日蘭駆逐艦名を考えた人も松型を考えるのは避けた模様。

211700:2019/06/30(日) 15:54:51 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>209
ドイツのあれは防諜上の攪乱ってことにしておきましょう。
一方日本海軍のあれは、管理用途しか考えずに番号振った上で自分たちが混乱しているからなぁ。
#米海軍も航空機の型番とかややこしいし、海軍系の共通の悪癖なんですかね?

>>魚介類
史実の雑木林級ですら文句が出たそうですからね。
まあ国内の東西で名前の違う魚や出世魚とか揉める要素は魚介類の方が多いですが。
#両親が関西出身で関東育ちの我が家ではブリ等の出世魚の名前が東西混在しており、魚屋に行くたびに愉快な状況に。

212名無しさん:2019/06/30(日) 15:57:15 HOST:FL1-111-168-68-185.tym.mesh.ad.jp
そう言えば植物や動物はOKなのに魚類は駄目・・・何故じゃろ?

213蓬莱人形:2019/06/30(日) 16:06:42 HOST:baidcd023ef.bai.ne.jp
松型は木本だけじゃなく草本植物まで入れればそれっぽくない名前を弾いても足りそうな気がする(実際に確認したわけではない)
甲型の数は史実陽炎型・夕雲型・島風型予定艦名・峯風型からの襲名・海上自衛隊の潜水艦でかなり稼げるな

214名無しさん:2019/06/30(日) 16:07:40 HOST:KD182251104250.au-net.ne.jp
>>210
確か命名はしたが多すぎて貼るのは憚られる的な記述があったような……

215名無しさん:2019/06/30(日) 16:17:01 HOST:FL1-118-108-57-122.myg.mesh.ad.jp
潜水艦は伊呂波+数字で続ければ良いので逆に楽な気もするなぁ

216700:2019/06/30(日) 16:19:01 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>212
日本では魚介類はまず食べ物扱いだからじゃないかな?

丁型で食用と言えるのは梅、桃、柿、梨ぐらいで、米とか芋とか豆は入って無いし。
動物に至っては龍だの鷹だので食べるものじゃないし。

217クー&ミー:2019/06/30(日) 16:27:36 HOST:sp49-98-65-10.mse.spmode.ne.jp
>>214
まぁ、数年前ですから自分も記憶が曖昧なので…

218700:2019/06/30(日) 16:31:51 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>215
史実みたいに、
- 型毎に別々の連番にしようとしたり、
- 並行して配備している型毎に奇数・偶数割当てたり、
- 一線部隊向け艦船に若い番号を割りあてるために艦番振り直したり、
なんてことしないで、計画順に全部連番にできれば楽になるでしょうね。
#史実を経験した末であるはずの海上自衛隊の艦船のペナント番号が未だに似たようなことやってるんで、多分改善はされないかと。

219名無しさん:2019/06/30(日) 17:08:04 HOST:FL1-118-108-57-122.myg.mesh.ad.jp
後は仮に戦後も伊呂波で続けようとすると排水量の関係で
呂波はまず使わなくなるから、何処かで規則を改める必要があるくらいかな?

鯨(旧潜水母艦より流用)=原子力戦略型弾道弾潜水艦
伊=原子力攻撃型潜水艦
呂=大型通常動力攻撃型潜水艦
波=中小型通常動力攻撃型潜水艦

こんな感じとか

220クー&ミー:2019/06/30(日) 17:48:58 HOST:sp49-106-217-214.msf.spmode.ne.jp
まぁ、原子力潜水艦が持てるのならば通常動力潜水艦は予算節約の為に建造する事は無さそうかと。

潜水母艦は原潜への消耗品補給を考えると鯨は潜水母艦のままでも…。
いや、剣埼型みたいに○埼・○崎で行くのも可能か…。

221蓬莱人形:2019/06/30(日) 18:11:11 HOST:baidcd023ef.bai.ne.jp
千代田・千早(小声)

222クー&ミー:2019/06/30(日) 18:17:09 HOST:sp49-106-217-214.msf.spmode.ne.jp
>>221
千歳「解せぬ」

223透過の人:2019/06/30(日) 18:23:31 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>208
クー&ミー様、ありがとうございます。

では、メキシコにも何か負担を負わせる形でどうにかしようと思います。

224名無しさん:2019/06/30(日) 18:33:57 HOST:i114-190-119-57.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>209
史実白露型も旅館の部屋の名前みたいだと不評が出たらしいからなぁ

225名無しさん:2019/06/30(日) 18:39:42 HOST:sp49-97-109-191.msc.spmode.ne.jp
>>220
史実ロシア(ソ連)中国「喧嘩売ってるのか!」
双方通常動力潜も作っている

226蓬莱人形:2019/06/30(日) 18:41:57 HOST:baidcd023ef.bai.ne.jp
>>222
自衛隊ネタです

227クー&ミー:2019/06/30(日) 18:50:22 HOST:sp49-106-217-214.msf.spmode.ne.jp
>>225-226
なるほど。

228蓬莱人形:2019/06/30(日) 18:52:32 HOST:baidcd023ef.bai.ne.jp
まあそれこそ2隻で足りないようなら千歳・千代田・千早・千尋とでもすればいい話で

229名無しさん:2019/06/30(日) 18:53:45 HOST:ntkngw938210.kngw.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
ハイの原潜オンリーで行けるのは米帝だけという
他の国は通常動力とハイローミックスしないと数がそろえられませんし
米帝並みの大陸日本ならいけるでしょうが、予算節約や技術の保持・同盟国への配布用など保有していた方が良いかと

230名無しさん:2019/06/30(日) 18:55:37 HOST:i114-190-119-57.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>225
それも日本周辺の状況にもよると思うよ
日米枢軸世界だと今後太平洋は日米の庭になるのはほぼ確定で史実や他の世界線ほど領海内の哨戒を
神経質にやる必要性が低下するからその為の通常動力潜を建造しなくてもあまり問題は無い
この世界線で通常動力潜を造るとなると他国への輸出用じゃないかな?

231名無しさん:2019/06/30(日) 18:56:41 HOST:KD182251104250.au-net.ne.jp
>>220
戦略型及び空母機動部隊護衛の攻撃型潜水艦は速力や連続潜水の関係から原子力が適しますが
勢力地周辺での要撃は通常動力型の方が静粛性の観点から良いとも考えることはできるかと
それに通常動力型の設計生産能力があれば輸出も便利ですし

232名無しさん:2019/06/30(日) 19:00:43 HOST:ntkngw938210.kngw.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
ソロモン海で苦労しましたし、魚雷艇→ミサイル艇・哨戒艇のような護衛駆逐艦以下の沿岸用の小艦艇も力を入れるべきでしょうかね
日本自体多島海ですし、超大国ともなるとむしろ裏で怪しい行動をする輩が海からひっそりと寄ってきますので
名称はさすがに〇号とかになるでしょうけども(汗
保安庁や沿岸警備隊に任せるべきですかねえ

233名無しさん:2019/06/30(日) 19:13:12 HOST:FL1-118-108-57-122.myg.mesh.ad.jp
ミサイル艇は史実の水雷艇の命名基準(鳥名)をスライドさせるとしても、数が凄そうな哨戒艇は流石に数字かな?
一応砲艦の命名基準をスライドさせる方法もあるが……

234ホワイトベアー:2019/06/30(日) 19:55:03 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>潜水艦の名称
日米枢軸ルートでは
原子力潜水艦の登場前

伊号=攻撃型潜水艦
呂号=巡洋型潜水艦
波号=哨戒型潜水艦

となっており、
戦略型原子力潜水艦が登場以降は

伊号=戦略型原子力潜水艦
   巡航ミサイル原子力潜水艦
呂号=攻撃型原子力潜水艦
波号=通常動力型潜水艦

となります。

保有割合は伊号が2割、呂号が7割、波号が1割(時代が進むにつれ波号が呂号と入れ替わる)といった感じです。
最終的には帝国海軍はオール原子力潜水艦となり、通常動力型潜水艦は輸出向けに限定されていきます。

235yukikaze:2019/06/30(日) 20:12:55 HOST:199.228.242.49.ap.seikyou.ne.jp
>>215
番号の連番でやってしまうと、建造隻数とかがもろバレになる弊害がありまして。
まあ軍縮条約時代はまだいいんですが、戦時中だとそこら辺で建造スピードとかが
割り出されたりもする問題とかも。

まあイギリス海軍は、二次大戦中に「名前考えつけるかボケ!!」と、連番数字で管理しようとしましたが。
(ただしチャーチルにとっては不評で、結局名前を付けられることになった)

236名無しさん:2019/06/30(日) 20:59:58 HOST:101-141-121-1f1.osk3.eonet.ne.jp
アメリカも人名とはいえよくあんなに名付けれたよなぁ

237名無しさん:2019/06/30(日) 21:22:28 HOST:FL1-118-108-57-122.myg.mesh.ad.jp
当人が存命中でも名付けるし、さらに戦没したらすぐ付け直すからなぁ……

238透過の人:2019/06/30(日) 21:35:19 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨だと、海軍第○○型のままで偶数奇数でわけると考えてましたが、やはり混乱するでしょうかね?

239700:2019/06/30(日) 22:56:19 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>234
切り替えるタイミングが問題ですね、事務方は大混乱だろうな。
似たような事例でアメリカ軍の航空機の型番を1962年に陸空海軍で共通化した例がありますけど、
あれは一応空軍のシステムに海軍が揃えて、海軍機だけ採番し直すという形でしたし、量産品の型番の問題ですからまだ数が少ない分マシですが、
これは型情報抜きの固有名の一斉切り替えですから。

>>235
アメリカはお構いなしにペナント番号を連番にしてますね。
防諜面を意識するならUボートスタイルで型情報無しの番号だけ、採番ルールは適当というのが一番間違いが少ないんですが。

>>237
日本はまさにそれを理由に人名艦を排除していますから、その辺りは感性としか。

>>238
分類が2種類だけで未来永劫変わらないならそれでも良いでしょうが、
新しい分類を導入したり、既存の艦艇の分類を変更する必要ができた時点で混乱しますね。

240透過の人:2019/06/30(日) 23:01:58 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>239
なるほど新艦種について考えてませんでした。となると新たな分類を考えねば

ところで日墨ルートの新作ができたので投下します。今回は日墨が空気になってしまいました。

241透過の人:2019/06/30(日) 23:02:37 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート
1911年に勃発した辛亥革命において、列強各国が清と革命派に分かれてそれぞれを支援を表明する一方で、北アフリカでは新たな問題が起こっていた。
日露戦争後、経済が悪化しつつあったイタリアでオスマン領土であるトリポリタニア領有論が囁かれはじめたからである。
1911年9月29日、イタリアがオスマン帝国に宣戦布告するとドイツを除く列強各国は中国大陸から注意をそらすためのドイツの策謀ではないか、と疑ったが実際にはイタリアの国内問題に起因した完全な暴走だった(注1)。
この戦争に際し、隣国エジプト王国はオスマン軍に領内通行権を与えるとともに自らも義勇軍を派遣した。
この義勇軍は日本から給与された村田式22年式連発銃(注2)を装備しており、イタリア軍とも互角に戦うことが出来た。
また、辛亥革命に関しては動けなかったフランスやイタリアと対立するオーストリアも武器弾薬をオスマン側に給与している。
戦場ではイタリア軍が投入した装甲車や航空機に対して、それを上回る性能を持つオスマン軍、エジプト義勇軍両軍の航空機が投入された(注3)。
こうした、オスマン側の反撃によってイタリア軍の短期決戦という作戦は見事に瓦解し、元々反戦的だったイタリア社会党を中心にイタリア国内では政治的混乱が巻き起こっていった。
イタリア軍は反撃の為にオスマン本土の諸都市をイタリア海軍が砲撃することでオスマン側の動揺を誘おうとし、ベイルート砲撃の為に出撃したが、逆に戦艦アブデュル・カーディル(注4)を中心とした艦隊によって無視できない損害を負ってしまい、事実上失敗した。
こうして、伊土戦争はイタリアにとって何も得るものもないまま終結した。
こうして、伊土戦争は終わったが中国では依然として激しい戦火が燃え広がっていた。
もっとも激しかったのが革命派と清軍の戦いだったのは言うまでもないが、革命派内部での対立も多々あった(注5)。そんな中で、アメリカとイギリス双方からの支援を受けた一人の男が頭角を表す。彼の名は孫文、後に中華民国総統になる男だった。
孫文は帰還後早速、その支援を背景に権力の掌握を進めるとともに、三民主義を軸にした新政権の樹立を宣言しバラバラだった諸政権をまとめ上げて中華民国の建国を宣言し、清朝との決戦に備えた。
一方、清朝の側もドイツ、ロシアからさらなる支援を募り、中華民国との決戦に備えるも、清朝はあっけなく瓦解する事になる。

支援国たる列強同士の戦争、第一次世界大戦が始まったからである。

注1このため戦後トルコは英仏側にすり寄ることになる。
注2史実99式小銃相当の銃だが高価すぎてあまり数が作られなかった。
注3基本的に日本から売られた民間機を武装化したものだが、イギリス、フランス、オーストリア、ドイツなど各国から買い入れた軍用機もあった。
注4海外の戦艦で初めて日本式設計を取り入れた戦艦であり、オスマン朝初の12インチ砲搭載艦。
注5大体はどこの軍(軍閥)が支援を多くもらうか、で揉めており、黄興らはこれを収めようと努力していたが、それより先にこれらの争いに辟易した英米が黄興らを見限り、半ば失脚していた孫文を共通した指導者して支援することに決めた。

242透過の人:2019/06/30(日) 23:05:05 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です。伊土戦争と中華の内乱話ばかりになってしまった。…

243New:2019/06/30(日) 23:21:16 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。イタリアは骨折り損で内輪もめでgdgdだわ・・

244トゥ!ヘァ!:2019/06/30(日) 23:40:16 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

伊土戦争は実質オスマンの勝利に終わりましたね。

中華では遂に孫文登場。この世界の中華民国はどうなっていくのか気になります。

245クー&ミー:2019/07/01(月) 00:28:20 HOST:sp49-106-217-214.msf.spmode.ne.jp
乙です。
イタリアは列強としてのプライドがズタズタですね。

そして、いよいよWWⅠですか。
日墨はこの戦争でどれ程稼げるのか…。

246名無しさん:2019/07/01(月) 07:44:04 HOST:i118-21-186-201.s42.a038.ap.plala.or.jp
この世界のツィンメルマン電報は史実とは逆にメキシコじゃなくてアメリカに対して行われそう
ルイジアナ州とフロリダ州の一部の奪還に協力するという条件で

247ハニワ一号:2019/07/01(月) 08:52:22 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
乙です。
イタリアはオスマンとの戦争で実質的に敗戦した事で列強としての威信が低下してイタリア国内の対立や問題がさらに酷くなりそうですね。

248クー&ミー:2019/07/01(月) 12:41:45 HOST:sp49-98-76-225.mse.spmode.ne.jp
ドゥーチェ(憂鬱から転生)「日本に移住して慎ましやかに暮らすのも有りかもな。(この国内(イタリア)情勢をどう立て直せと言うんだよ…)」

249透過の人:2019/07/01(月) 23:58:17 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>243
本文中に書いたとおり、全く得るものがありませんでした。あえて言うなら戦没艦の分代艦が作れる海軍が少しは得したかな?(なお、熟練水兵は…
>>244
とりあえず、ww1で清朝崩壊からの中華民国統一達成→戦後に中央集権か連邦制かでラウンド2ですかね。
>>245
まあ、それなりには稼げますが、今の予定では史実より早く終わる予定ですので
>>246
アメリカは民主党(中立路線、ややドイツより)、共和党(中立だが明確に親英仏)、社会党(漸進的社会主義、厳正中立)なので参戦はあまり期待できません。むしろ、貴重な中立国としての役割が求められるかと
>>247
実はこのイタリアの国威低下が、拙作でのww1のきっかけの1つになります。あくまでも1つですが
>>248
メキシコの政策で極東(シベリア、満州or朝鮮)に送られて、そこでイタリア系自治国家の長になるドゥーチェとかは考えてます。

ところで、戦後フランス海軍にM1920 450mmを装備させたいけど良い資料がない…

250クー&ミー:2019/07/02(火) 01:03:28 HOST:sp49-106-215-230.msf.spmode.ne.jp
フランスの場合は、日本がリシュリュー砲のアドバイス(カンペ)を送ると云うのも。
あれが有れば、20000mで大半の戦艦の装甲を貫けますし。

まぁ、色々と支援が必要でしょうけどね。

251ホワイトベアー:2019/07/02(火) 12:10:57 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルート 第二十二話

《青年トルコ人革命とボスニア危機》
1908年、満州戦争終結から3年の月日が流れた頃、中東アジアと欧州の中間にある国家、オスマン帝国では親ドイツ派の青年将校率いる部隊がバルカン半島各地の都市で武装放棄を決行する。これを受けたアブデュルハミト2世は即座に鎮圧を命じ、オスマン帝国各地より鎮圧部隊を派遣し、各蜂起部隊の鎮圧を開始する。この時、派遣された部隊は日本式の教育を受け、日本製の装備を装備した精鋭部隊であり、史実の様に様に反乱側に寝入る事はなかったが、それでも鎮圧には時間と労力が掛かり、結果としてオスマン帝国のバルカン半島でのプレゼンテーションは低下してしまう。この後、オスマン帝国のバルカン側では反乱軍と正規軍の間で血で血を洗う戦闘が繰り広げられていき、バルカン半島側のオスマン帝国領での混乱は依然続いていくが政治や経済の中心たるアナトリア半島へ混乱が普及することは避けられた。

この一連の革命の影響がボスニア・ヘルツェゴビナに現れるのを恐れたオーストリア・ハンガリー帝国は革命の混乱を利用してボスニア・ヘルツェゴビナの早期併合を行う事を決定する。これは事前に日本の仲介の下行われた交渉で相応の金額をオーストリア・ハンガリー帝国がオスマン帝国に支払いオスマン側の了承を得ていたために平和下に行われ、住民にとっても大きな変更は生じなかった。しかし、この併合にセルビア(およびモンテネグロ)が猛反発していた。そこで、オーストリアはこれをきっかけにセルビアと戦端を開き、かねてよりロシアと計画していた同国の分割を実行に移し二重帝国における「バルカン問題」を一気に解決しようとする。

この考えは英仏がロシアのボスポラス=ダーダネルス海峡の通航権を承認しなかった為に史実同様ロシアと結ばれた密約がはたせず、画餅に帰してしまう。さらにロシア国内ではセルビアに同情的な世論が高まってしまい、ロシアは満州戦争後の軍の再建も終わっていない状況でありながら、バルカン南下政策にとって重要な同盟国であるセルビアの意向に応えパン・スラヴ主義の建前に立ち戻りオーストリアに対し強硬な態度をとることを余儀なくされた。

こうして、オーストリア・ハンガリー帝国はロシア・フランスをバックとしたセルビアと併合宣言後の約半年間にわたって開戦が危ぶまれる外交危機(ボスニア危機)が続くことになる。

その後、オーストリアが開戦準備が万端じゃないとして開戦を断念、同盟国であるドイツがロシアに圧力をかけた事によって事態は終息に向かっていく。

こうして、欧州での戦争の危機は去り、欧州で続く永遠ならざる平和は続くことになる。

252ホワイトベアー:2019/07/02(火) 12:13:24 HOST:om126133225042.21.openmobile.ne.jp
《伊土戦争とドデカネス危機》

1900年代よりイタリアは自国の経済的不況とそれによる国民の不満を解消させるべく、オスマン帝国領であったトリポリタニアを自国の植民地とすることを画策し始め、国内世論を戦争に傾けようとイタリア政府は国内の報道機関を使い盛んにトリポリタニアが豊かな土地であるという報道を行い、世論工作を開始する。

この時のアフリカおよびオスマン帝国は列強各国の利権が複雑に絡み合っており、軍事行動は極めてリスクの高い賭けであった。しかし、1902年の協定を盾にフランスから水面下ではあるが併合の賛同を得たジョヴァンニ・ジョリッティ 首相は各関連機関にこの遠征を検討させ始める。また、これと同時に彼は持ち前の政治力を活かして非戦主義のイタリア社会党を懐柔して、国内の反対派を押さえ込むことに成功する。

そうして、1911年9月28日、ドイツがおこした第二次モロッコ事件で世界の目がモロッコに集中しているなかで、イタリア王国はトリポリタニア割譲を求める最後通牒を、返答期限は24時間と設定してオスマン帝国政府に提示した。これを受けてオスマン帝国はイタリア王国に対してトリポリタニアの形式的宗主権を認めてくれれば、実効支配を委ねてもよいと返答したが、イタリア側はそれでは不足だとして9月29日にオスマンに宣戦を布告する。

イタリアはまず、自国の艦隊を本土艦隊、第1艦隊、第2艦隊に分け、第1艦隊をオスマン艦隊主力の撃破に、第2艦隊をリビア沿岸の封鎖に当たらせた。

この時のオスマン帝国海軍は日本の仲介の下、アメリカから格安でメイン級前J級戦艦2隻とシンシナティ級防護巡洋艦3隻を購入しており、さらに日本から生駒型装甲巡洋艦2隻、水雷艇駆逐艦16隻、大型水雷艇24隻を購入するなど海軍の近代化は図っていたが、これらの艦艇は充分な戦力化が短期間ではできておらず、十分に戦闘が可能であったのはメスディイェ級装甲艦1隻、装甲艦 イジュラーリーエ、フェトヒ・ビュレント級装甲艦1隻、アヴニッラー級装甲艦2隻、アーサール・シェヴケド級装甲艦1隻、装甲艦アーサール・テヴフィク、オスマニイェ級装甲艦3隻の装甲艦10隻と水雷艇駆逐艦6隻、水雷艇14隻しかないかった。それゆえにオスマン帝国海軍は本国に引き籠ってしい、イタリア第1艦隊の戦果はアルバニア近くで細くしたオスマン帝国海軍の小規模哨戒艦隊に対しての勝利するに留まった。しかし、オスマン海軍が艦隊保全の為にオスマン本土に引き籠ったことによってイタリア海軍は東地中海制海権の確保に成功、オスマン本国からリビアへの大規模増援を不可能とさせた。

253ホワイトベアー:2019/07/02(火) 12:14:30 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
リビア湾封鎖の為に派遣したイタリア第2艦隊は開戦の前日にはリビア近海に展開しており、10月2日からトリポリ市(現在のリビアの首都)への砲撃を開始、オスマン側の沿岸砲陣地を破壊し、5日には海軍陸戦隊1200人を同詩に上陸させ、同市を攻略するなど大した抵抗も受けずにトリポリタニア沿岸部の都市を次々と陥落させていった。

この時のオスマン帝国軍はクーデター鎮圧の為に大部隊をバルカン半島に送り込んでおり、トリポリタニアに駐留していた正規軍は旧式装備しか与えられていない数千名規模の留守部隊しかおらず、増援を送り込もうにも陸路は実質的な中立国であるシナイ半島とエジプトを挟んで不可能であり、海路はイタリア海軍によって封鎖され、大規模な援軍を送り込むのは実質的には不可能であった。

そこでオスマン帝国軍の現地司令部は現状の戦力では沿岸部の防衛は不可能だとして沿岸部の放棄を決定、異教徒への敵愾心を持つ現地兵を軍に加わらせるなどの手段を用いて軍の戦力拡大を図りながら内陸部に撤退していった。

ここまでは順調に作戦を進めていたイタリア軍であるが、12月17日、イタリア海軍第1艦隊が後に戦争の勝敗すら分ける事になる致命的なミスをしてしまう。

テサロニキからスエズに向かってドデカネス諸島付近を航行中であった大日本帝国海軍地中海艦隊所属の駆逐艦「菊月」をトルコ海軍艦艇だと誤認してしまい攻撃、撃沈してしまった(※1)のだ。さらに、この時、近海を航行中であったイギリス国籍の客船がイタリア海軍の巡洋艦が菊月を攻撃している姿をしっかりと確認していたというおまけ付きで。

この《菊月》沈没事件は即座に日本やイタリアなどの当事国以外の国家にも知れ渡り、事態は一気にオスマン帝国に有利に動いていく。

もともと、日本の国民感情はオスマン帝国よりであり、イタリアの侵略に列強としては唯一抗議をしている国家であった事のもあって、この攻撃切っ掛けとして反イタリア感情が爆発、イタリアへの報復を望む世論は高まっていく。そして、それによる後押しを受けて日本政府は帝国陸軍地中海方面軍および帝国海軍地中海艦隊を臨戦態勢に移行させ(※2)、金剛型巡洋戦艦《榛名》《竜神》、蒼龍型航空母艦《雲龍》《瑞龍》《翔龍》、摩耶型重巡洋艦《伊吹》《三嶺》、大淀型軽巡洋艦《横瀬》《吉野》《宮前》《忍》、甲型駆逐艦8隻を開戦と同時にイタリア本国ートリポリタニア間のシーレーンを遮断せしめる為にイタリア半島へ向けてクレタ島より出撃させる。

これとほぼ同時刻にスエズに待機している生駒型装甲巡洋艦《白砂》《磐手》《城峯》《狩野》、大浦型軽巡洋艦《熊野》、奄美型海防艦8隻を駆逐艦《菊月》が沈められたドデカネス諸島沖にむけ出撃させ、オスマン帝国海軍主力艦隊撃破の為にオスマン帝国本土近海まで出張っていたイタリア第1艦隊への牽制を仕掛けていくなど、日本政府はイタリアに対して強硬な態度をとる。この時、日本側がイタリアに対して開戦を避ける為に出した条件は要約すると以下のものであった。

・イタリア政府による正式な謝罪
・賠償金の支払い
・戦闘の即時停止
・トリポリタニアからの無条件撤退
・オスマン帝国に対する領土割譲要求の一切の破棄

また、《菊月》沈没事件は日本の同盟国たるアメリカの対イタリア感情も悪化させる事になり、イタリア政府は日本側に立ったアメリカから禁輸措置をチラつかされる事になる。

一方のイタリアは日本政府には丁寧な口調で責任転換と言い訳をして時間を稼ぎつつ、オーストリア・ハンガリー帝国やドイツ帝国などの同盟に支援を要請する。また、同時に早期にオスマン側と決着をつけて、日本との外交交渉に集中しようと、トリポリタニアに追加の増援として約8万の兵力を派遣、もともとトリポリタニアに展開していた遠征軍2万と合わせて総勢10万ほどの大軍で内陸部に籠っていたオスマン軍を撃破するべく攻勢をかける。

254ホワイトベアー:2019/07/02(火) 12:17:35 HOST:om126133225042.21.openmobile.ne.jp
しかし、オスマン軍が築いていた塹壕と機関銃による強固な防衛陣地と遅滞戦術によって大勢の犠牲者を出しながらも攻撃は失敗、その後も守るオスマン軍と攻撃するイタリア軍戦局は彼らの思惑とは正反対に膠着していってい、もはや日米との破局は避けられなと言う意見が欧州で発売された新聞に大々的に載ってしまう程の外交危機(ドデカネス危機)がボスニア危機から僅か3年しか経たない内におきてしまう。

こうした急速な日米とイタリアの関係悪化は欧州・地中海地域での日米両国の影響力拡大と三国同盟体制の崩壊を恐れたドイツは第二次モロッコ問題でイギリス・フランスを相手に譲歩、同じく日米の影響力拡大に不快感を抱いていたフランスやスエズ付近での情勢悪化を嫌うイギリスとそれまでの対立がなかったかのように協力体制を構築(この体制の構築を主導したのはイギリス)してドデカネス危機への対処にかかる。

この時の三カ国はその共通認識としてイタリアと日本が開戦したら間違いなくイタリアの大敗で終わると言う考えを持っており、日本に多少の譲歩を提案する一方、イタリアには何としても日本との開戦を避けさせるべく裏表で大きな圧力をかけていった。ドイツから梯を外されたことや、こうした圧力、日本が賠償金の金額を大幅に減額した(盛大に吹っ掛けていたのを適正価格に戻したとも言う)事もあって翌年の1月3日、イタリアはついに折れ、日本の要求を全て飲む事を決断する。これによって日本も動員を一時的に凍結、列強間の戦争の危機は回避された。

その後、フランス・イギリス・ドイツを仲介者としたイタリア王国とオスマン帝国の間で講和会議開かれる事になるが、イタリア王国は日本に対しての態度とは裏腹にオスマン帝国には強硬な立場をとり、少しでも利権を得ようと画策するが、当然オスマン帝国も負けたわけではないとこれを拒否、交渉は進まず、ただ時間だけが浪費されていった。

一刻も早く日米が欧州に介入する切っ掛けとなりうるこの戦争を終わらせたいフランス・イギリス・ドイツはこの事態を受けて、オスマン帝国・イタリア王国双方に圧力をかけ、イタリアはオスマン帝国領土から全面撤退、オスマン帝国からの利権を一切要求しない、オスマン帝国はイタリアに見舞金として30万ポンドを支払うと言う形で決着、1912年4月に伊土戦争の講和条約であるミュンヘン条約が締結され、戦争は終結した。

この戦争の結果、イタリアは何とかオスマン帝国から見舞金と言う名目で賠償金を得られたが、その金額も雀の涙ほど(弩級戦艦1隻の建造費にもならない)でしかなく、むしろ日本への賠償金や戦費で赤字にしかなっておらず、肝心の植民地も手に入らなかった。正に骨折り損のくたびれ儲けと言う言葉が当てはまる状態であり、イタリアではイギリスやフランスはもちろん同盟国であったのに自国に圧力かけたドイツやオーストリアにも不信感を抱いていく。

255ホワイトベアー:2019/07/02(火) 12:21:28 HOST:om126133225042.21.openmobile.ne.jp
イタリア海軍編成
本土艦隊
レジーナ・エレーナ級戦艦   ×4隻
(史実ダンテ・アリギエーリ)
ルッジェーロ・ディ・ラウリア級×3隻
装甲巡洋艦 マルコ・ポーロ
防護巡洋艦 リビア
ロンバルディア級防護巡洋艦  ×2隻
駆逐艦            ×8隻

第1艦隊
エマニュエレ・フィリベルト級戦艦  ×2隻
レ・ウンベルト級戦艦        ×3隻
ジュゼッペ・ガリバルディ級装甲巡洋艦×3隻
ロンバルディア級防護巡洋艦     ×5隻
駆逐艦               ×12隻

第2艦隊
ピサ級装甲巡洋艦          ×2隻
サン・ジョルジョ級装甲巡洋艦    ×2隻
防護巡洋艦 エットーレ・フィエラモスカ
防護巡洋艦 ピエモンテ
エトナ級防護巡洋艦         ×2隻
防護巡洋艦 ジョバンニ・バウサン
駆逐艦               ×11隻

日本海軍地中海艦隊
(艦隊は複数のオスマン領の日本海軍基地に分散して駐留している)
戦艦    ×2隻
巡洋戦艦  ×2隻
航空母艦  ×4隻
装甲巡洋艦 ×6隻
重巡洋艦  ×6隻
軽巡洋艦  ×7隻
艦隊型駆逐艦×25隻
海防艦   ×18隻

(※1)
《菊月》の姉妹艦は多数がオスマン帝国海軍に売却され現在進行形でオスマン海軍で運用されており、その為イタリア艦隊がオスマン海軍所属艦と誤認したと言うのが戦史研究家たちの一般的な見解である。ちなみになぜ《菊月》がわざわざイタリア第1艦隊の展開する海域付近を通る航路を取ったかは未だに判明していない。

(※2)
この時、清国国内で大規模なクーデターが発生しており、その対応もあって帝国陸海軍は主力を本土近郊から動かす事ができてはなかった為にあくまでも中東方面の部隊の動員に留まった。

256ホワイトベアー:2019/07/02(火) 12:23:50 HOST:om126133225042.21.openmobile.ne.jp
以上になります。wikiへの転載はOKです。

今回は欧州・地中海地域の出来事に焦点を当てて書いたので次回は東アジアでの出来事を書こうと思います。

257名無しさん:2019/07/02(火) 13:32:37 HOST:i114-190-117-154.s42.a038.ap.plala.or.jp
ガリバルディ級は史実だとアルゼンチンが発注した6隻内の2隻を日本が買い取って
春日型として運用してたけどこの世界だと6隻全部アルゼンチンに引き渡されるかな

258クー&ミー:2019/07/02(火) 17:41:03 HOST:sp49-98-73-28.mse.spmode.ne.jp
乙です。
こっちのイタリアも結構列強としてのプライドが破壊されましたね。
最終的に、リビアはオスマンさんが維持する事となりましたか。


ドゥーチェ(憂鬱から転生)「こっちのイタリアも再建は大変そうだなぁ。さて、どうするか…。」

259New:2019/07/02(火) 18:19:18 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。オスマン帝國は辛うじて現状維持でイタリアは拡張主義の出鼻を
盛大に挫かれた形に・・・イタリア海軍は徹底して不遇なことに

260トゥ!ヘァ!:2019/07/03(水) 00:04:39 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

イタリアは本当何のために戦争したんだかw

しかし、こんな有利な状況下でオスマンの二線級部隊相手ですら押し切れなかったのは恥さらし以外の何物でもありませんねぇ…

261クー&ミー:2019/07/03(水) 12:22:44 HOST:sp49-96-41-155.mse.spmode.ne.jp
WWⅠのイタリアは同盟を蹴って引きこもるかね?
英仏に味方する気も起きなさそうだし。

ちなみに、中立国になって稼ごうとした場合、イタリアの国力的に売り物を作る物資が有るかどうかだが…
何しろ、リビアを取れず財布もカツカツだしな。

262クー&ミー:2019/07/03(水) 12:29:32 HOST:sp49-96-41-155.mse.spmode.ne.jp
そして、周囲の国が戦争をおっ始めたら資源の輸入も儘ならないだろうし。

263ハニワ一号:2019/07/03(水) 13:50:19 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
乙です。
この世界でもイタリアは列強の威信を大きく低下しちゃいましたね。
イギリスやフランスだけでなく同盟国のドイツやオーストリアにも不信感を抱いたみたいだが大戦では中立を維持するのかな。
オスマンはリビアを維持できましたし、日本の投資によってリビアやオスマン国内の石油を輸出して石油収入をうまく活用できれば立て直せそうですね。

>>261
中立を維持するにも中立できるだけの国力が必要ですからな。

264名無しさん:2019/07/03(水) 14:00:33 HOST:KD182251117224.au-net.ne.jp
蘭帝「せやな」
日帝「そうだよ(便乗)」

まして当時のイタリアは周りをフランスやオーストリア・ハンガリーみたいな大戦の中心国に囲まれてるしな
大戦の中心で中立やるには蘭帝みたいな力か、スイスみたいな長年の立場が欲しい

265クー&ミー:2019/07/03(水) 15:10:53 HOST:sp49-96-41-155.mse.spmode.ne.jp
あの世界のイタリアにそんな力や立場は無いからなぁ。
WWⅠ前に憂鬱イタリア(1545年頃)かスパゲッティ・ウィズ・ミートボールのイタリアが転移してくるのであればともかく(苦笑)

266名無しさん:2019/07/03(水) 15:12:11 HOST:KD182251112161.au-net.ne.jp
一発ネタでイタリア空中帝国みたいなネタがあったなぁ

267ホワイトベアー:2019/07/03(水) 18:05:04 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>257
ガリバルディ級はイタリア海軍に八隻、アルゼンチン海軍に四隻、スペイン海軍に四隻といった感じに配備されることになります。アルゼンチンに売られる筈だった二隻はスペインに流れました。

>>258
オスマン相手に優位に立てたから、まだプライドは壊れてないですね。まあ、彼らからしたらむしろプライドが破壊された方がよかったんですがね。

チェーザレ・アメー「リッちゃんを呼ぼうそうしよう」

>>259
>>オスマン帝國は辛うじて現状維持

オスマン帝国には戦争で荒廃した沿岸都市部を復興させる金がなく、日本の「もし、トリポリタニア、キレナイカ、フェザーンで石油が発見された場合、その利権をくれるなら資金を融資するよ」と言う提案に飛び付くことになりました。

イタリア海軍《弱小オスマン海軍と思って沈めたら列強最強の日本海軍だった件について》

>>260
>>イタリアは本当何のために戦争したんだかw

イタリア海軍の活躍(大型水雷艇3隻の哨戒艦隊に戦艦を含めた主力艦隊を動員して勝利)と(駆逐艦1隻を沈めるために装甲巡洋艦で挑む)勇姿を世界に見せるためですw

>>こんな有利な状況下でオスマンの二線級部隊相手ですら押し切れなかったのは恥さらし以外の何物でもありませんねぇ…

史実でも陸戦では押しきれなかったんだよなぁ

英仏独「「「やはりイタリアは列強最弱、オスマン帝国ごときに(陸戦で)勝てないとは列強の恥さらしよ」」」

>>261
>>WWⅠのイタリアは同盟を蹴って引きこもるかね?
英仏に味方する気も起きなさそうだし。

この時のイタリアのナショナリズム的に未回収のイタリアをエサにされたら参戦する可能性もなくはないと思っています。

>>イタリアの国力的に売り物を作る物資が有るかどうかだが…

・・・ワインとパスタとオリーブオイルならワンチャン。

>>262
>>周囲の国が戦争をおっ始めたら資源の輸入も儘ならないだろうし。

中立国の日本やアメリカからなら輸入できますよ(なお値段)

>>263
>>イギリスやフランスだけでなく同盟国のドイツやオーストリアにも不信感を抱いたみたいだが大戦では中立を維持するのかな。

ネックは未回収のイタリア問題ですね。これ次第ではもしかしたら参戦するかもしれません。

>>264
謎の紅茶仮面「連合国に参加したらそんなもの無くても大丈夫やで」

謎のカエル仮面「それに、いま連合国に参加すればもれなく未回収のイタリア問題も解決するぞ」

268透過の人:2019/07/03(水) 18:26:18 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
ホワイトベアー氏乙です。
日米でもイタリアはオスマンにボコられましたか、まあ、当然ですよね。
イタリアがここで負けるとバルカン戦争フラグが大体折れるので、大戦前のバルカンの混乱も少し違ったものなりそうですよね。

しかし、拙作の伊土戦争ネタ書いた後で思いつきましたが、考えてみれば当時のリビアはオスマンの支配地域は実質沿岸部だけで内陸部の統治は神秘主義教団のサーヌーシー教団がしてる半独立状態なんですよね。
日墨ではサーヌーシー教団による自治国家化を目指す予定ですが、日米ではどうされますかね?

269名無しさん:2019/07/03(水) 19:27:03 HOST:i114-190-117-107.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>267
ガリバルディ級は攻防速のバランスの取れた良艦という評価だけどこの世界だと16隻も量産かぁ
伊海軍も西海軍も史実の倍以上配備することになるけど人員や予算は大丈夫かね

270トゥ!ヘァ!:2019/07/03(水) 19:50:15 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
やはり史実含めてイタリアは列強最弱…

271ホワイトベアー:2019/07/03(水) 20:00:52 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>268
日米枢軸ルートの伊土戦争はオスマンがイタリアにボコられまくったけれど何とか負けなかったと言う形ですね。

終戦した理由も、イタリア海軍がうっかり日本海軍所属の駆逐艦を沈めてしまい、その事にぶちギレた日本を宥めるためですし。

ちなみにバルカン戦争は不発に終わりました。理由ですが、この時のバルカン半島のオスマン領には青年トルコ人クーデターの鎮圧の為に展開していたオスマン帝国軍の精鋭部隊(日本製の先端武器を装備し、日本式の教育を受けた部隊)が駐屯を続けており、戦争を挑んでも負ける確率が高かったからですね。

>>考えてみれば当時のリビアはオスマンの支配地域は実質沿岸部だけで内陸部の統治は神秘主義教団のサーヌーシー教団がしてる半独立状態なんですよね。

そうなんですよね。なので日米枢軸ルートでは彼らが支配しているキレナイカ地方を特別自治区にする形を取ろうと考えています。具体的に言うとアメリカ合衆国におけるプエルトリコ的な感じですね。

>>269
全然大丈夫ではありませんでしたが、憎たらしい黄色人種の列強が地中海においている艦隊への備えとして整備されることになりました。

272透過の人:2019/07/03(水) 23:38:14 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>271
やはり、自治しか手はないですか

日墨ルートができたので投下します

273透過の人:2019/07/03(水) 23:49:29 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート 第一次世界大戦1
第一次世界大戦勃発の原因は諸説ある。
例えば、代表的なものとしては当時英独の間で繰り広げられていた建艦競争が挙げられる。これはドイツ側が日本を目標としたことに対し(注1)、イギリスがそれに反発したことから始まった競争だが、イギリス国内の福祉を重視する派閥からの反対により、中途半端に終わったことによりイギリス国内、特に海軍内部では不安と不満が渦巻いていた。
また、もう一つの火種としてはモロッコ問題が挙げられる。辛うじて独立状態にあったモロッコに対し、フランス第2帝政とドイツがそれぞれ自国の勢力化に置こうとして生じた外交上の対立であり、似たような問題としてはロシアイギリス間のイラン問題もそうだったし、より規模は大きかったが中国大陸を二分していた内戦も概ね列強間の勢力争いと見てよかった。

しかし、戦火は予想もしないところから燃え始めた。きっかけは、オーストリア=ハンガリー帝国の再編構想と伊土戦争だった。
当時、オーストリアでは既存のオーストリア=ハンガリー帝国にクロアチアを加えた形での再編構想とクロアチアの代わりにボヘミア(チェコ)を加えた形での再編構想があり、
前者を時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が、後者をフランツ・フェルディナンド大公が支持していた。前者は宗教による統一という面を重視した構想であり、後者は工業力を始めとした国力を重視していた。
結局、この帝国再編はフランツ・ヨーゼフ1世に押し切られる形で前者を基本に進められていくことなった。その第一歩として、過去クロアチア王国の領土でありベルリン会議以来オーストリアが行政権を握るボスニア・ヘルツェゴビナの併合が提案された。

一方、名目上とは言えボスニアを領土とするオスマン帝国からしても、伊土戦争の実質的な勝利によって高まったナショナリズムに伴い、放棄という選択肢は難しいものになりつつあった。特にかの地にボシャニク人と呼ばれるムスリムが居住していることはその問題をややこしくしつつあった。

結局、両国の間での話し合いは流れてしまい、オーストリア側の代表であるカール・フランツ(注2)とオスマン帝国大宰相サイード・ハリムの二人は両国の友好をアピールするとの名目で形だけのパレードを行っていた。銃声が響いたのはその時だった。サラエボ事件の勃発だった。

犯人のセルビア人テロリストはその場で射殺されたが、カール・フランツは死亡、サイード・ハリムも重症という自体に、オーストリア、オスマン両国はセルビアに対して厳重な抗議を行った。
これに対しセルビアは両国に対しすぐに屈服するかと思われたが、ここで横槍が入った。
イタリア王国とロシア帝国だった(注3)。両国は銃撃事件に対し、哀悼の意を表しながらも解決のための国際会議開催を提案し、更にはセルビアを除くバルカン各国からなるバルカン同盟を結成する事により、オーストリアとオスマンに対し圧力をかけさえした。
これに対し、オーストリアとオスマンは一歩も引かず総動員を開始、対抗する形でイタリアとロシアも動員を開始した。
イタリアの動員に不安をおぼえたオーストリアは、フランスにも動員を要請。これに答える形でフランスも動員を開始した。
さらにこれを見たベルギーがドイツに対し進駐要請を出すと、すでに世界大戦と言う名の銃の引き金には半ば手をかけられた様なものだった。

しかし、それでも尚、非戦への望みを捨てなかった人々がいた。ベートマン首相率いるドイツ政府とアスキス首相率いる英国政府だった。彼らはオランダ王国ハーグでの国際会議によってこの緊張を解決しようとしたのだ。
だが、その動きはドイツ帝国を支えるもう一つの柱ドイツ軍部によって阻止される事になる。
陸軍は従来の作戦計画上の懸案事項だったイタリア、ロシアの動員という問題が解決された今こそ対仏澳戦に踏み切るべきと主張した。
また、海軍も英国海軍が徐々に規模を拡大させつつある点を指摘して、彼我の戦力差が広がる前の開戦を主張した。

こうして、第一次世界大戦の幕は切って落とされた。

注1ちなみにこの時日本は筑波型4隻、金剛型4隻、薩摩型4隻、扶桑型4隻の第一次八八艦隊計画を進めていた。
注2フランツフェルディナンド大公がサラエボ行きを嫌がったため代理として訪れていた。
注3イタリアは伊土戦争で失墜した国威回復の為、ロシアは汎スラヴ主義的感情のため。

274透過の人:2019/07/03(水) 23:50:57 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
透過終了です。
制限に引っかかってしまい、修正に時間がかかっていました。

275New:2019/07/04(木) 00:17:31 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。やっぱりセルビアかあ(偏見)

276クー&ミー:2019/07/04(木) 00:17:47 HOST:sp49-96-41-155.mse.spmode.ne.jp
乙です。
ついに開戦ですか。

伊土戦争からの対伊感情から日本の国民世論はオスマン側になりそうですね。
オスマンさんも日本の対伊参戦の望んでいそうだ。

メキシコはどう動くのか…


地味に、オーストリアは皇太子である大公が生き残りましたか。

277トゥ!ヘァ!:2019/07/04(木) 01:25:15 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

遂に始まった一次大戦。

主に仏土墺vs独伊露白って感じですかね。

英蘭はどっちに付くだろうか。やっぱ仏度墺側かな?

278ham ◆sneo5SWWRw:2019/07/04(木) 11:53:56 HOST:sp1-79-88-169.msb.spmode.ne.jp
>>274
乙です。
制限に引っ掛かっても、分割すれば良いだけでは?

279ハニワ一号:2019/07/04(木) 14:02:43 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
乙です。
ついに大戦が始りましたな。
日本はどのタイミングで参戦するのだろうか。

280ホワイトベアー:2019/07/04(木) 18:12:40 HOST:om126208208175.22.openmobile.ne.jp
乙です。
そちらの世界の第一次世界大戦への経緯は史実と大きくずれましたね。こちらはどうするかなぁ

281透過の人:2019/07/04(木) 23:50:20 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>275
まあ、頭越しに自分たちの正当な領土(セルビア基準)に関する交渉をされればねぇ。
>>276
日墨の参戦は連合国側、同盟国側共に望んでいますが、日墨としてはあまり乗り気ではないですね。

フランツ・フェルディナンド大公のほうがカール1世より優秀そうだし…
>>277
オランダは中立。イギリスは次回やや遅れて参戦です。

フランス「ベルギーが進駐要請出したと言ってもドイツもそこまでバカじゃないだろうから、主戦場は仏独国境だろうなぁ。とりあえず、イタリアを警戒しつつ仏独国境に兵を出そう。」
ドイツ「折角ベルギーから許可もらったしパリ落として一気に決める。イギリス?あいつらどうせ口だけだろ?、なに、いざとなったら戦勝後にフランスの植民地あげるよ(笑)。」
フランス「ファッ(あいつら馬鹿なの?!というかそこ抜かれたらパリまで一直線だ。どうしよう。)」
イギリス「アイツら交渉を無視して泥を塗ってくれたばかりか、条約まで踏みにじりやがって…招き入れたベルギー諸共消し飛ばしてやる。」
ベルギー「いや、あの、うちはフランスに怨みがあっただけなので貴国とは…あ、駄目ですか、そうですか」
まあ、こんな流れです。
>>278
すみません。
字数制限に引っ掛かったのではなく、投稿の時間制限に引っかかっていた間、修正していたら思いの外時間が掛かってしまったという意味です。わかりづらくて申し訳ありません。
>>279
日墨参戦は未定ですね。
>>280
拙作の第一次世界大戦勃発の経緯は、オーストリア帝国の再編構想とかは史実通りですが、
伊土戦争のトルコ勝利で押さえつけられたバルカン半島のナショナリズムの行く先とかを考えるとどこかの国が煽ったら爆発するのではとか、そもそも、ムスリム居住地をオスマン帝国が渡せるのか(キリスト教徒がいるというだけで渡すとアルメニアとかレバノンがややこしくなりそうだし)、イタリアとロシアはあっさりと国威の低下を受け入れるのかとか、
私なりに色々考えた結果ですね。

282名無しさん:2019/07/05(金) 00:20:07 HOST:i210-164-164-5.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>281
昔、ドテラ撫子さんシリーズでもあったけど住民交換というのはどうだろ?
希望者に限るという前提でだけどバルカン半島のムスリムをオスマン領内に移住させて
オスマン領内のキリスト教徒をバルカン半島に移住させれば厄介事も多少は減るかと

283クー&ミー:2019/07/05(金) 00:28:23 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
>>281
日墨が参戦してくれたら勝ったも同然ですからねぇ。
まぁ、独伊の行動的に日本が同盟に来ることは先ず無いだろうけど。


そう言えば、メキシコでは第二帝政が無いからフランツ・ヨーゼフ1世の弟であるマクシミリアン大公が史実より長生きしているのは確実か。
マクシミリアン大公の存在はオーストリア海軍にとっては大きい。

思想は進歩的で能力も高い(多分兄よりも)

大公には実子が居ないけど、史実の死没時の年齢(34歳)から史実には居ない子供が居る可能性も有るか。

284透過の人:2019/07/05(金) 00:39:31 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>282
住民交換は史実のオスマンとギリシアの紛争後にもやったそうですが、いきなり憲兵隊がやってきて村の中にいるギリシア系住民(ただ民族的にギリシア系というだけで、中にはギリシア語を完璧な忘れ去っていた人間もいた)を追い立てていくという荒っぽいものだったとか…
それに、交換された先で必ずしも受け入れられるとは限りませんし(大戦後にトルコから来たギリシア系住人は本土ギリシア系から差別された)、
経済基盤が整ってないと大変なことになります(大戦後にギリシアから来たトルコ人は貧農が多数だったため彼らに仕事を与える為に共和国政府はかなり苦労した。また、ギリシアでは上記の差別問題もあり、国外移民や共産党員になるものが増え不安定化の要因になった)。
ついでに言うと、ボシャニャク人の場合、史実でボスニアから逃れた後アルバニアに行くのですが、そこでアルバニア独立派に加担したということがあったので、住民交換は余りおすすめできませんね。

285透過の人:2019/07/05(金) 00:43:58 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
途中送信してしまいました。
>>283
マクシミリアン大公のことを完璧に忘れてました(汗

確かに、子供いてもおかしくないんですよね。
どうしようかな…あの時代のハプスブルグ家は不幸な人多いしいっそ病死でもした事にして(オイ
ホントにどうしよう。

286クー&ミー:2019/07/05(金) 00:44:03 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
マクシミリアン大公とフェルディナント大公との相性は軍事面(海軍の強化)ではともかく政治思想的には微妙かね?

287クー&ミー:2019/07/05(金) 00:52:02 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
>>285
マクシミリアン大公が生きていた方がオーストリアの新絶対主義的な考えはある程度抑えられるので、オーストリアの未来にとっては必要かと。

288透過の人:2019/07/05(金) 00:52:42 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>286
まあ、あくまで自由主義者であって、別にスラブ主義とかに理解無さそうですし〉マクシミリアン大公
というか、この人奥さんベルギー出身だったような…

289透過の人:2019/07/05(金) 00:54:09 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>287
確実に兄から疎まれそうなんですよね…。

290クー&ミー:2019/07/05(金) 00:58:39 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
マクシミリアン大公の子供がオスマン帝国海軍と協力してイタリア海軍をボコったら…。
地中海の海軍バランスはオーストリアとオスマンの2強になるロマンな可能性もワンチャン?

マクシミリアン大公が生きていれば、オーストリア海軍は史実より充実しているでしょうし。
(陸軍はそれに比例して規模が下がる)

291クー&ミー:2019/07/05(金) 01:21:21 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
>>288-289
この時点で死没しているエリーザベト皇后もドイツのバイエルン公出身ですし(汗)

まぁ、皇帝は大公のロンバルド=ヴェネト王国副王時代の自由主義政策に怒っていますし、やはり不和だったと思われます。

292透過の人:2019/07/05(金) 01:21:52 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>290
今のところ陸で負けることは考えても、海はどうするか考えていませんでしたが、
マクシミリアン大公とその子供がが生き残って、海軍を主力にオスマン、英国、フランスの支援で祖国奪還を目指すとかいいかも知れませんね。ついでにその中にホルティ提督やトラップ大佐もいたりしてw
クー&ミー様ネタ提供ありがとうございます。

293クー&ミー:2019/07/05(金) 01:33:27 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
フェルディナント大公「(海軍強化を主張していた自分と妻子もお願いします。)」
フランツ・ヨーゼフ1世「(なるほど、オーストリアは海軍が最後の希望か…)」

294透過の人:2019/07/05(金) 01:43:34 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>293
まあ、出切れば全員助けたいとは思っています。
>海軍が最後の希望
いや、だってあのドイツ陸軍相手に史実よりやや弱いオーストリア軍が勝てるかと言うと…それに南からはイタリアも来ますし、バルカン同盟の支援に主力を割いているとはいえ東からはロシア軍もくるわけで…どうしろと…
イギリスもフランスも予想外(ドイツがそこまで馬鹿だとは思わなかった的な意味で)の事態からのパリ陥落危機の対処で忙しいですし、オスマン帝国もオーストリアの面倒を見る程の国力は無いですし

295クー&ミー:2019/07/05(金) 01:56:24 HOST:sp183-74-192-117.msb.spmode.ne.jp
まぁ、ドイツだけでなくイタリアやロシアにも殴られたら普通に負けますよね。
とはいえイタリア陸軍は…一応…オーストリア陸軍の陽動には使えるか()

はてさて、フェルディナント大公は不幸と踊らずに済むのか、それとも踊ってしまうのか

296クー&ミー:2019/07/05(金) 12:32:31 HOST:sp49-98-67-27.mse.spmode.ne.jp
よくよく考えたら、流石のバカイザーも隣国の皇帝と皇位継承者(それもヨーロッパ随一の名門であるハプスブルク家)を捕虜(人質)にする事は有っても、始末はしないか。
どこぞのソ連じゃあるまいしね…。

297透過の人:2019/07/05(金) 13:23:21 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート 第一次世界大戦2
当初、フランスはベルギーによるドイツ軍の進駐要請をドイツ側は実行しないと考えていた。なぜならイギリスの参戦を避けるためには、ベルギーの中立を侵さない他に方法はないからだ。その為、フランス軍は主力を国境においていた。
一方、ドイツの考えは違ったイギリスに介入する暇を与えずに、フランスを屈服させるには進駐要請が出された今、パリを強襲して占領して降伏に追い込むしかない、と。
だからこそ、ドイツ軍がベルギーを経由してフランスに雪崩込んだ時、フランスは驚愕し、ドイツは勝利を確信し、イギリスは激怒したのだった。

フランスの対応は素早かった、すぐさまイタリア戦線でのオーストリア救援の為の攻勢用に待機していた部隊を引き抜き(注1)、パリ方面に回すと共に新たな部隊の編成を急いだ。この時活用されたのがトラックでフランス軍は日露戦争時にロシア軍が鉄道の爆破で、日本軍の進撃を阻もうとしたのに対し、日本側がトラックを使った輸送で対抗した戦訓を取り入れており、パナールやルノーを中心にトラックを発注していた(注2)。
ドイツ軍はこの機を逃すまいと進撃を続けていたが、補給計画がずさんであったこともありその速度は停滞し始めていた。
イギリスがそれを見逃すはずもなかった。彼らはドイツ軍の補給路となっているベルギーの主要な都市、鉄道及び港湾施設、工業地帯を爆撃し、更にイギリス海外派遣軍をフランスに上陸させた。
この派遣軍は日本軍の自動小銃に対抗するために開発されたファークワーヒルライフルを改造した軽機関銃を多数装備していた他、日本製の戦車も装備していた(注3)。
英仏連合軍はエーヌ川の会戦で補給不足に陥ったドイツ軍を撃破し反攻に転じ、以後、戦線は国境地帯で膠着状態となる。

注1 これにより、オーストリアを見捨てる結果となり、オーストリアとの関係悪化の原因となった。
オーストリアの以後の抵抗はオスマン帝国領内に逃れたオーストリア海軍が中心となった。
注2 それ以外の自動車メーカーは生産を分担するか、プジョーのように戦車生産に力を入れたもの、ド・ディオン・ブートンのように航空機開発を始めたものなど様々だった。
注3 他に戦車を重視していたのはフランス、アメリカ、ロシアだが、ドイツは鈍重な戦車により機動力が損なわれることを嫌い装備しようとはしていなかった。

298名無しさん:2019/07/05(金) 13:24:35 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です

299New:2019/07/05(金) 17:46:08 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。ドイツはやはりドイツだったw介入する暇を与えずに戦おうとして
介入せんといかん状況作り出すとかゲルマンジョークにしか見えないw

300ハニワ一号:2019/07/05(金) 18:08:48 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
乙です。
ベルギーがドイツ軍に進駐要請しちゃったばかりにイギリス軍による戦略爆撃を食らってますな。
大戦が終わる頃にはベルギーは焼け野原になりそうだな。

301クー&ミー:2019/07/05(金) 18:53:29 HOST:sp49-98-67-27.mse.spmode.ne.jp
乙です。
ドイツも攻めるのなら補給は考えないとな(苦笑)
ベルギーは工業地帯をこれ以降も焼かれるとなると戦後の経済復興は大変だな。

フランスは機動力獲得+パリ防衛成功と引き換えにオーストリアと関係悪化、まぁ追々の陸軍強化的には等価交換にはなるのかな…?
戦車の無いドイツは何処まで粘れるか。

302ホワイトベアー:2019/07/05(金) 23:14:27 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
乙です。

安定のドイツクオリティーにもはや安心すら覚えます。そして騎士王は果たして無事にベルギーを復興させることができるのかな?




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