レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
日本大陸 クロススレ その57
-
日本大陸の創作物とのクロスSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界と創作の混じった世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投下作品に関しては基本的に創作物とのクロスが前提となります。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸の創作クロスのスレのみの設定であり他スレへの
持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。
-
そうなると位階に関しても旧五摂家継いでいそうですね。
二つ家潰れた? 別にほとぼり冷めた時にでも適当な家から養子取って復興させればいいし。
昔から公家的には珍しいことでもないので。
そうやって恩を着せて自派閥に取り込むのが公家流のやり方って近衛の大将が言ってた。
-
そういやこちらではガーベラ・ストレートとかはシシオウブレードと似たような扱いになりそうですが、
蘊・奥から正式に製造法を習得したのがロウぐらいですがやはりそうなるとこの時期は融合惑星に来てそうですよね・・・。
-
ロウ以外のお弟子さんが何人かいるんじゃないかな。
原作みたいに世界樹破壊されたわけでもないですし。
まあエアロゲイターの襲撃はありましたが、関係者全滅ってわけではないかと。
-
こちらではレアメタルの代わりにシシオウブレードと同じでVG合金使ってそうですな・・・。
ちなみに漫画版によるとリシュウやゼンガー、ムラタあたりが扱えばグルンガストの装甲を簡単に切り裂くことが可能だそうで・・・。
早々にムラタが死んだ漫画版ではブリットのグルンガストが撃墜寸前まで追い詰められましたね。
-
ガーリオンで特機であるグルンガストを追い詰めていましたからなぁ。
無改造で攻撃力4000超えのバリア無効持ちは伊達じゃない。
-
エネルギーを使わなくて済むから稼働時間が短い
機体の近接武器としては最高らしいが
核動力機だと別に……って感じなのが辛い……
熱出さない点は活用すると恐ろしいが
-
こっちの世界だと主にバリア持ちの対異星人兵器用の武装となりますかのぉ。
-
そのかわりVG合金を精錬する工程やらなんやらでかなり専門技術がいるらしく、
数を用意できないというね・・・。あとはTC-OSがあるとはいえ本当の意味で活用できるパイロットが少ないというのもありますが。
ムラタとブリットとの戦いはグルンガストの口で刀身を白刃取りしてコクピットにゼロ距離ブーストナックルというとんでもない決着でしたね・・・。
-
共同開発機構ってEDF装備作ってるけどデプスクロウラーはもうあるのかな?
これアレクサンダのインセクトモードに近いし、これなら第7世代機にも
安価にやりあえる戦力になりそう
-
デプスは作ってないかな・・・わざわざ作るメリットが薄いし・・・。
-
vacが既にありますからのぉ。
-
多分EMCと共に試作兵器止まりで倉庫か博物館かなぁ。
まあ西暦系世界向けに調整してバラまけないわけではないですが。
-
そこら辺はまあ状況次第でしょうね…そう言えばパト世界の分断日本に
関してですが取り敢えずは作中での仮呼称としては東側を東日本共和国
西側を西日本国辺りにしようかと考えて居ます。多分関東近辺は一種の
中立地帯となるかと…
-
疲労困憊で帰ってきて飯食ってあれこれしたら布団で寝落ちしていた…(白目
今日はもうログイン行脚して終了ですねこれは・・・
-
平日なんてそんなもんですよ(絶望)
>>867
益々征途味が出てきてますねこれはぁ…
艦長一帯が中立地帯となると独自の警察機構とか整備した方がいいですかね?
既存の警察機構は信用なりませんし。
-
日本民主主義人民共和国とか
大東亜共和国とか日本民国とか
不吉な名前ばかりが浮かんで来る……
関東は皇室持ちだし日本皇国とか正統派っぽい名前の方が良いような
-
>>868
お疲れ様です。ユックリお休み下さい…
>>869
多分東西日本の警察統合しての独自組織でしょうね…
入国管理とかの問題で関東圏の物と合わせて独自ある程度共通の
対応ができる様に調整するでしょうが…
-
>>871
そうなると関東は東西にとって重要な交流の場にもなりますな。
-
>>868
ほんとお疲れ様です・・・
まあ征途みたいになってないからマシですわな。
わざわざ制圧した側もそんなめんどくせーことしたくないですし。
-
>>872
ですね…それであの調子だった訳ですがまあ、時間が解決してくれるはず…
使用機体に関しては西日本警察と関東圏警察がレイバー運用して東日本が
恐らくサベージ運用するんで無いかと思われます。
-
>>874
大きさも大体同じくらいですしね。
しかしカエルのお巡りさんがここで活躍するのかぁ。
-
皆さま、ありがとうございます
土日も予定はいっぱいですし、来週はちょっと書類を書かねばなりませんし(そもそもその書類の書式何処よ?)、
おまけに試験が来月に迫っているのでこれ殺しにかかってきてませんかね(白目
それでも明日がやって来るぅ!(白目
-
>>875
実際便利ですもん…ゲリラ的運用に耐える程丈夫で尚且つ整備も
民間で行えるレベルで簡単、部品的にも大量にあり武装と制限すれば
軍用そのままでも第三世代に勝てる程では無いから鎮圧も楽と言う…
-
>>876
本当に頑張って下さい(汗)
-
フルメタ漫画版のアレンジサベージかなり面白いんですよね。
独自改修が施されてかなり外見変わっていますし。
歩兵だけでAS止められるはずないだろ!!とクソキレてたのが印象的でした。
-
弥次郎さんお疲れ様です(汗
>>877
しかもその見た目からマスコット化しやすい! これはゆるキャラとしてリデザインすれば警察への不信感緩和にも一役買えますよ!!
-
>>879
当たり前なんだよなぁ…
元々第二世代に関しては対ゲリラを見越して開発が行われていたようですし。
-
>>880
尚、関東圏警察の追加のやらかし…
-
>>882
またなんかやったんですか?
-
>>883
・・・ここら辺要はレイバー廃棄ってこの東西態勢出来てから、
関東圏警察と政治派閥の一部がレイバー廃棄を両国との統一法律策定の場で
主張した形に成るかと思われます。つまり、東西が治安維持の為にレイバー成りサベージなり導入して
共同捜査の時どうするとかの協議しようとしてる時に言い出した可能性が・・・
-
>>884
ええ…分断後のしかも東京で言い出したことなのか…
既に自分達には何の決定権もないって本気で理解してなかったんですなぁ。
-
>>884
あ ほ く さ
真面目にどうして話が通ると考えたんだ(白目
今後東西日本の経済はそれぞれインフラ整備だとか軍拡なんかで間違いなく上向き
その結果レイバーの需要も上がり、必然的に治安維持側もそれを必要とする
おまけにバビロン計画自体企業連のお買い上げなのでサインをすれば(過程はどうあれ)なんとでもなるというのに…
何処に金を突っ込むんですかね?自分の懐?
-
馬鹿かな??????????
近くに出現したアルペ日本からしたらあまりのお花畑ぶりにキレてそうですわ。
なにせあっちは霧のせいで国体がギリギリですし。
-
まあ、ここら辺は結局怨恨から出た事ですから・・・
其処にいつも通りの与党に反対出来れば良いと言うのとの悪魔合体状態だったのかと・・・
この後東西から大反発起きてこれ迄と違うと言うのも実感する事に成る形でしょうね
-
というか普通に引退沙汰では?
もうアホなこと言ってもへらへらしていられる時代じゃなくなったわけですし。
-
>>889
そのまま引退コースですね・・・ここら辺は最早責任問題に成りますし・・・
一応、関東圏だけの独自法案としてとやる事も不可能では無いですけど、
間違い無く東西の意向を受けた与党側に棄却されますね・・・
-
>>890
残当である。
まあいい見せしめにはなりましたかね?
-
>>891
これで多分流石に民間とかでも戦前と同じ感じで迂闊な行動は減る筈・・・
-
>>892
馬鹿な言動を声高に叫べば引退沙汰となるということの証明ですからね。
マスコミとかは言論弾圧だとか言い出すかもしれませんが、それすら含めて統治権がなくなるということがどういう意味かの証明となるでしょう。
それこそ見せしめとして幾つかのテレビ局から放映権を取り上げてもいいですしね。
今はもう準戦時下ですから。
-
>>870
京都にお戻りいただいて京都府国を作ればいい!
-
>>893
マスコミと後は起きれば学生運動ですかね?
ここら辺も厳しめの対応されて急速に終息せざるを得ないかと・・・
-
いつかの学生運動再び!となるんでしょうけど、今度はカエルのお巡りさんやらPSやらが投入されてガチ対応…
ま、何人かは消えるでしょうがこれもまたコラテラルダメージなのだ(真顔
-
>>895
学生運動というよりも当時学生運動に参加していた連中が騒ぐ感じでしょうね。
大学の教授とか研究者とか。
彼等に対しては研究補助金の全てをカットしてやればそれで終わりかと。
それこそ学術免許の取り消しでもいいですしね。
学生に関しては今時の子なら殆どの生徒は特にこれといった活動は起こさないかと。
別に自分の身が危うくなるわけではないですから。一々危険な行動に身を突っ込むことはしないと思われます。
無論いつの時代でも声高に自由の侵害だ言う連中は出てくるかもしれませんが所詮少数ですから、かつての学生運動のような大規模な活動には到底なりらないと予想されます。
-
>>897
そこら辺ですかね?まあ、少なくとも実写版に繋がる要素は絶たれる事に成りますね、
-
>>898
もしもかつてのような過激で大規模な運動が起きたとしても暴動として普通に鎮圧されて終わりかと。
三権は全て他国の統治機関が握っているので彼等全員を無所に送ったところで誰も文句を言いません。
-
別スレでヤザンの話が出ていましたがこちらでは確かジ・オに乗っていましたよね
-
そうですね。
他にも作品によりますがギャプランやガンダムなんかにも乗っていました。
-
ヤザンはジョニー・ライデンの帰還でジムⅢ仕様のナイトシーカーの次はまさかのガンダムMK-2搭乗でしたね・・・
-
次はZガンダムの系譜に乗ったりしてねw
-
あ、違った、ジェガンのプロトタイプのパーツを使用したナイトシーカーか・・・魔改造すぎる。
この後乗るのがZZの後に封印されてたMK-2を乗機によこしたゴップさんの議長の力が凄まじい。
-
>>896
指揮官「逮捕者を出すな」
部下「…」
指揮官「学生運動の血は根絶やしにしろ」
部下「はっ」
こんな感じかな、押井ワールドなだけに。
-
「お前だって・・・・・人間じゃねえかああああああ!!」
-
「俺達は犬の皮を被った人間なんかじゃない、人の皮を被った狼なのさ」
-
デモに対して87式機械化歩兵装甲装備した首都警が機関銃を乱射するんですか?
-
相手が攻撃するならギャーギャー喚くだけの腰抜けしかいないので機動隊で十分
人狼のセクト並に気合が有るならそもそも国家分断は起こらないし
-
デモで一々其処までやらないかと普通に逮捕とかでは?
下手にやると過激化して死亡者が殉教者に成りますし
-
政府が情け容赦無く叩き潰しにかかるとわかっても止めないような覚悟完了してるガチな連中なんて日本にはおらんしな
-
デモ参加者の数を3桁くらい盛るのが精々でしょう……
ひのきの棒で十分制圧出来る
マスゴミや海外の援護が無ければ暴走族以下の脅威だし
-
殉教者とか祭り上げが可能なのは、それを旗頭に外部からの援助が獲得可能な場合だけではないかな。
宇宙からの脅威を知った後なら、
周辺各国もこんなのでもめて戦力化が遅れると自国に負担が増すと考えてそう。
-
そう言えば、実際問題アーセナルバードって対空は兎も角、
対地としての脅威ってどんな物何ですかね?
対艦クラスの高出力レーザーと大型の巡航ミサイルが、
艦載無人機が居るので無力では無いでしょうけど・・・
-
広範囲を大火力で吹き飛ばす事は無理ですがピンポイントな大火力をレーザーや無人機で叩きつけまくる事は出来ますね。
まぁ散弾ミサイル搭載する手もありますしやろうと思えば案外簡単に対応可能かと
-
無人機がゴースト並の戦闘能力を持っていて、それを数十機搭載しているのなら十分な攻撃力でしょうね。
-
タワーや海上都市防衛用として売り込んでるんだろうけど
艦載機さえ変えれば何でも出来る便利な飛行機って感じかな?
-
まあ2000年代には日本赤軍も今は昔の時代ですからなぁ。
-
>>914
長射可能な対艦クラスの高出力レーザーによる薙ぎ払いとヘリオス弾頭による広範囲殲滅が可能なので対地でも十分脅威かと。
-
まぁ既存の航空機しかないなら撃墜するのは至難の機体ですね。
7での通常兵器での撃破を試みて艦艇沈められまくってましたし。
-
一応想定としてはアシハラナカツクニやタワーの周辺を周回する事に成るかと思われますね・・・
アシハラナカツクニの方に関しては大型の艦載ユニットに2〜4機位周回させるんじゃ無いかと
-
見た目の威圧感も(他の兵器に比べて)無いですからね
このへんもセールスポイントになりそう
警備隊の軽兵器(他の兵器に比べて)ですって言えるし
ガウとかガルダはデザイン的に如何にも兵器って感じだからのぅ
-
全長1000〜1200m程度なので他の巨大AFからすれば一般サイズかむしろ小さいってまでありますからな。
-
量産AFとすれば標準サイズですね・・・
大口径の砲も無いですからまあ、これが何か理解した勢力で無いと
危機感は薄いかと・・・見かけは巨大な全翼機ですから見られて爆撃機ですかね?
-
ですかね。とは言え巨大なので単に爆弾落とす爆撃機とみても普通に脅威に思われると思いますが。
10分頃からネタを一つ投下します。
-
まあ、km単位の爆撃機ですからね・・・
これが日本国召喚見たいな感じだと又変わるのでしょうけど
-
腐っても西暦世界基準かそれ以上の国ばかりですしね。
-
時間になったので投下を開始します
-
融合惑星戦記 ユージア建国戦争編
〇ユージア建国戦争編
これは融合惑星γ(ガンマ)世界と呼ばれている地域にて発生した戦争について記したものである。
2002年の9月初頭。それは突如起こった。
ロシアコーカサス地域を中心に中央アジア、インド、中国、朝鮮、一部の東欧、南欧、中東といった諸地域が一斉に声明を発表した。
彼等の声明。それはこれらの地域は既存の国家の枠組を取り払い新国家ユージア連邦として独立するというのである。
そしてそれと同時にロシアへは独立のため、欧州及び中東地域へは歴史的、民族的対立を解決するためだと言い張り武力侵攻を開始した。
後にユージア建国戦争またはユーラシア動乱と言われる大戦争の幕あけである。
建国宣言と同時に侵攻を開始したユージア軍はまずロシア、中東、欧州各地へ艦艇による巡航ミサイルと航空機による重要湾港、軍事空港への攻撃を開始。各湾港に停泊している欧州諸国軍及びロシア軍艦艇への攻撃を狙った。
特にフランスやスペインへの橋頭保となりえるイタリアへの攻撃は苛烈を極めた。
これに対して南欧諸国の海軍は壊滅的被害を受けたが、イタリアにおいては増強を行っていた空軍が急遽スクランブル発進し、これらを迎撃。これが第一次イタリア空襲である。
各地の迎撃網も正常に稼働した結果イタリア軍及び在欧NATO軍への被害は最小限へと抑えることに成功している。
この初手空襲作戦の失敗により、ユージア軍は同時期に動かしていた上陸部隊をトルコまで引き返させている。
またこの時から後にエースとして有名となるガルーダ隊のタリズマンの名前が出てきている。
イタリアを含むNATO軍が宣戦布告と同時の奇襲攻撃により浮足立っていると同時期にユージア陸軍も欧州方面への進撃を開始。
ウクライナ、ベラルーシ、セルビア、ルーマニアなどから進撃したユージアの陸軍及びその援護ために飛び立った空軍はボスニア、クロアチア、スロベニアと言った非ユージア加盟の南欧諸国は瞬く間に制圧した。
また戦前からユージアと秘密裏に密約を交わしていたポーランド、スロバキア、ハンガリーと言った東欧諸国では事前の打ち合わせ通りにユージア軍の通行を許可。
これに対してNATO軍は空軍による阻止攻撃を敢行。
在欧米軍を中心とした英仏独伊西空軍などによる東欧及び南欧を進行中のユージア陸空軍へと攻撃を仕掛けた。第一欧州大空戦勃発。
NATO空軍は奮戦したがユージア軍が大量に動員した航空機及び新型戦闘機、そして航空要塞スピリダスにより同陸軍へは効果的なダメージを与えられずに阻止作戦には失敗。
例外的にイタリア軍が奮戦した南欧方面ではユージア陸軍へも多大な被害を与えており、同方面におけるユージア軍の侵攻が一時遅れる原因となっている。
この航空阻止作戦の失敗により東欧ではチェコが陥落し、オーストリアも首都ウィーンを含む東半分を失った。
同時に航空要塞スピリダスを主軸としたユージア軍はドイツ国内のNATO陸軍を蹂躙。
ユージアの落下傘部隊により独国内の要所を電撃的に掌握されたNATO軍は同国内では既に効果的な抵抗は不可能と判断。ベルギー、オランダ、フランス国境まで撤退する羽目となった。
また同時期には行われていたユージア軍によるロシア侵攻も順調に進んでおり、モスクワの眼前、約100km圏内まで戦線を押し上げていた。
この時未だ10月初頭。未だ戦争勃発から一月程であった。
-
10月上旬。ベルギー、オランダ、フランス国境では侵攻するユージア軍とそれを押しとどめようとするNATO軍の間で血みどろの戦いが繰り広げられていた。
ユージアは戦況打開のためにスピリダスの再度投入を決定。
NATO軍はこれに対して欧州総軍全軍をあげた迎撃を敢行。第二次欧州大空戦が勃発した。
ユージア軍の誇る航空要塞スピリダスは投入当初はドイツ戦同様にNATO軍を蹴散らしていたがガルーダ隊、ウォーウルフ隊の精鋭二部隊により主兵装であるレールガンと誘導雷撃兵器が破損。攻勢能力を損失してしまう。
この報告に対してユージア司令部はスピリダスを失うことを危惧し、同機の後退を決断。同戦域からスピリダスは撤退することとなった。
これを見て航空要塞の脅威がなくなったと判断したNATO軍は全面反撃へと移行。
各地の国境付近でユージア軍を跳ね返し、一時はドイツ国内まで追撃戦へと移行するほどの勢いであった。
しかし、ユージア軍も黙ってやられていたわけではなく、空軍の誇るエース。アクーラことアンドレイ・マルコフ大佐の活躍によりNATO軍は手痛い逆劇をくらい羽目となる。
このため結局のところフランス及びオランダ・ベルギーとドイツの国境線上で両軍は停滞し、12月の終戦まで睨み合いが続くこととなった。
10月中旬。
西欧方面における侵攻が失敗に終わったユージア軍は再編の終わった南欧方面軍を動かしイタリア国内へと侵攻。同時に南欧各地の基地から大量の航空部隊を発進させ、イタリアの主要地域への航空攻撃を敢行した。第二次イタリア空襲である。
同時に西欧方面軍から分かれた北欧方面軍がデンマークからスカンジナビア半島へ進撃。
NATO軍は英国軍を中心とした部隊を同半島に送り込み、スウェーデンやノルウェーなどの援護を開始した。
これに対してNATO軍は主力の殆どを仏白蘭へと派遣していたため、北欧方面への援護と相まって、イタリアへはまとまった数の援軍は送れず、専ら各国の海軍航空隊のみが駆け付けただけであった。
このためイタリア軍はほぼ独力でこれに抵抗する羽目となっており、国内の在伊米軍と駆け付けた英仏西の海軍航空隊を合わせてもユージア5、イタリア1という絶望的な戦力差を余儀なくされた。
しかし当初の想定と違い、イタリア各地を襲撃したユージア空軍の殆どは有効打を与えることも出来ずに手酷い損失を受けることとなった。
これに関しては単純にイタリア空軍を始めとする各国航空部隊の奮戦が大きかったとされる。
またスロベニア国境から侵攻してきたユージア陸軍は国境付近の要地であるウディネを落としたがその後はタリアメント川を自然の防壁としたイタリア軍の守りを抜けずに停滞。
ユージアが手間取っている間に地の空襲を片付けてきたイタリア空軍が戦域へと駆け付け陸軍を支援。
空軍の支援を受けたイタリア陸軍はユージア軍へと反撃を開始し、これらをスロベニア国境線の向こう側へと追い返す偉業を達成した。
後にタリアメント川の奇跡と呼ばれるこの勝利は消耗戦と睨み合いで疲弊するNATO軍の士気を大きく改善させることになる。
この戦いではイタリア空軍所属のガルーダ隊が目覚ましい戦果をあげた。特にガルーダ1ことタリズマンの戦果は著しく、彼とその僚機であるシャムロックの活躍によりユージア空軍の目論見が崩れたと言っても過言ではない活躍であった。
ユージア軍はこの後南欧方面における攻勢も停止させ、同方面軍は戦力の補充と再編に追われることとなる。
反面北欧方面軍の進撃は順調であり、11月上旬まではノルウェーのオスロ、スウェーデンのストックホルムを落とすなど戦果を挙げていた。
このため欧州戦線では北欧以外の戦線は停滞することとなり、ユージア軍は中東戦線とロシア戦線への圧力を強めていくこととなる。
-
11月初頭。
中東戦線では粘り強く抵抗を続けていたイスラエルが遂に陥落。
アラビア半島を完全に掌握したユージアを前にエジプトは膝を屈することとなる。
これによりアラビア海、インド洋のみならず紅海の制海権も完全にユージア軍が握ることとなった。
また隣国エジプトが戦わずして膝を折ったのを見てリビアも親ユージアの姿勢を強くしていくこととなる。
この報にユージア軍全体が沸いており、士気が向上。北欧戦線では既にノルウェーとスウェーデンの過半を掌握。ロシア戦線においてもモスクワ攻防戦へと移っており、同都市の陥落は時間の問題と思われていた。
しかしここでユージアが予想していなかった事態が発生する。
β世界のオーシア連邦、α世界のユニオン、AEUの本格参戦である。
確かに以前からこの三国は大戦勃発時から多くの傭兵や義勇兵を各戦線に送り込み、ユージアとは間接的に戦争状態であったが、まさか本格的に参戦してくるとは思っていなかったのである。
なんせ別の世界へ行くのは遠い。海路もまだ完璧と言えない現状では負担が大きいのである。
しかし、その無茶を通して上記の三国はこの戦争へと正式に参戦してきた。
α世界のユニオン南極領を中継点としてオーシア、ユニオン、AEUの正規軍が集まり、参戦間も無く北欧戦線へと大挙して現れた。
無論この動きを阻止しようとユージアも動こうとしたわけだが、英仏艦隊に北海を封鎖されている現状では海軍戦力は送れず、航空要塞スピリダスに関しても未だ主砲と誘雷兵器の修復が終わっておらず出撃不可。
このため空軍のみでの上陸阻止を行おうとしたが、物量差の前に敗退。
オ、ユ、Aの三国上陸部隊は悠々と北欧及びロシアの北部沿岸へ上陸。
現地のロシア軍や北欧諸国軍と合流し、北欧方面とロシア方面のユージア軍へと反撃を開始した。
北欧方面ではユージア3 に対して三ヵ国連合+αは10という圧倒的な物量差をぶつけられユージア北欧方面軍は撤退を決意。
各地で遅滞戦闘を行いながらもデンマークまでの撤退戦を開始した。
ロシア方面では三ヵ国軍が来る前にモスクワを落とそうとロシア方面軍が奮起したが、モスクワ防衛に加わっていた民間軍事会社アローズ・エア・ディフェンス&セキュリティ(AAD&S社)所属のボーンアロー隊や同じく民間軍事会社であるマーティネズ・セキュリティー社(MS社)のアンタレス隊が善戦。特にAAD&S社のリーパー、MS社のアンタレス1の活躍が著しく、蝶使いなどのユージアエースを抑えられ、更にユージア航空部隊の多くを削られたことによりモスクワ攻略は失敗。
三体国連合軍も目前まで迫っていたため、ユージアのロシア方面軍はモスクワから撤退。
その後もオ、ユ、A三国の正規軍相手に苦戦を強いられ、11月の半ばまでにはバルト三国及びウクライナ、ベラルーシ国境まで押し戻されることとなる。
この頃には中東方面からの転戦戦力がユージアのロシア方面軍へと合流し、三ヵ国連合とロシア軍の攻勢を抑えることに成功した。
しかしコーカサス方面では以前激戦が続いており、戦争勃発初期からの連戦で疲弊していたユージア軍は11月下旬までにヴォルゴグラード、ドネツクを結ぶ国道沿いまで押し込まれてしまった。
あわやイリーユ自治区(元ロストフ・ナ・ドヌ)まで押し込まれてしまうのかというところで修復と整備の済んだスピリダスの復帰により一転して反撃を開始。
戦線をサラトフ、ヴォロネジ、クルスク線まで押し上げるが、オーシア、ユニオン、AEUによる更なる援軍により戦線は膠着。ユージア側もアジア方面から更なる援軍を呼び寄せ、両者拮抗状態のまま月は変わり12月となった。
-
そして運命の12月。
日本にて柘植事件が発生。かの事件にアマルガム系組織が関わっているとなりCE連合介入。
またユージア連邦建国にもアマルガム系組織が関わっているとしれCE連合から今回の件についての詰問状が届く。
曰くユージアが今回の一件に関わっているのではないかと。
ユージアからすれば寝耳に水の出来事であり、無論何の関りも持っていない事件であった。
だがCE連合相手では流石のユージア連邦も列強相手には強気に出られず、本格的な釈明と協議を行うための交渉が開かれることとなった。
このため当事者の片割れであるアメリカ政府とも協議を行うためにNATOやロシア、三大国連合との停戦がなされた。
その後CE連合との協議によりユージア国内のアマルガム系人員を引き渡すことで合意。それと同時に戦争状態であった各国とも正式に講和。国境線は現状の地域で確定することとなった。
その後ユージア国内のアマルガム系組織幹部を引き渡す際に謎の武装集団からの襲撃を受けて、移送中の幹部が死亡。
このため引き渡されたのは生き残っていた準幹部格や下位構成員のみとなってしまった。
CE連合もこれに対して深くは追及せずに、残りのアマルガム系人員の引き渡しを受領することとした。
こうして9月から始まった3か月間の戦争は正式に終結することとなった。
12月下旬までには現領土関係の内容もまとまり講和がなされる。
講和締結日は12月25日となっており、クリスマス講和もしくはクリスマスの奇跡と呼ばれた。
文字通りクリスマスまでに戦争が終わったのである。
-
〇解説
・新技術
今回の戦争で目立ったのは各種新技術や新兵器が大規模に戦場へ投入されたことである。
パラジウムリアクター搭載のレイバー、40mを超える超巨大AS、既存の航空機とは設計思想の異なる新型戦闘機、高い火力と長距離航行能力を持つ航空要塞。
これらの新兵器はγ(パトレイバー)世界の持つ今までの常識を大きく突き崩した。
新技術は新たな兵器を生み、新たな兵器は新たな戦場を生んだのである。
ユージア軍による電撃戦における戦果はこれらの新兵器によるところが大きい。
これに対してNATO及びロシア軍側は既存の兵器や既存の戦術でことに当たらなければならなかった。
電撃戦による奇襲効果を踏まえてもユージア軍にしてやられていたのは、この新兵器や新戦術へ対応しきれなかったのも大きな理由とされている。
特に航空要塞スピリダスの脅威は著しく、万全の状態のスピリダスが飛んでいるだけでNATO軍もロシア軍も手も足も出ない状態が続いていた。
最もそのスピリダスも初の実戦投入のために様々な不具合も多く、第二次欧州大空戦におけるレールガンと誘導雷撃兵器の損失後の復旧に関しては予想以上の手間暇がかかってしまい、戦線復帰が遅れてしまった。
このスピリダス不在の期間があったからこそNATO軍やロシア軍が持ちこたえられた側面も大きい。
また陸上では超大型ASベヘモスが猛威を振るった。
全長40mを超えるこの機体は8〜10mほどのレイバーが主力であったNATO軍及びロシア軍から見てまさしく巨人であり、通常戦力でこれを打倒するのは非常に困難を極めた。
ベヘモスの装備はいずれも大火力であり、その装甲はOTMを流用したエネルギー転換装甲だったため既存レイバー及び戦車の武装の多くは通用しなかったのである。
今大戦中での撃破記録はイタリア侵攻戦時におけるガルーダ隊による撃破とロシア戦線におけるオーシア空軍所属ラーズグリーズ戦闘機部隊による撃破の計二機のみである。
最もこの時期のユージアにとってもベヘモスは陸における切り札的存在であり、配備できた数は少数であった。
そのためたった二機の損耗についてもユージア軍は頭を悩ますこととなる。
このように陸空においてオーシアは新兵器を投入。
NATO軍はこれらに有効的な手立ては持てず、戦術単位では常時押され続けていたのが実状であった。
無論北欧における大反抗は成功したが、これは途中援軍に来たオーシア、ユニオン、AEUの三ヵ国連合の助力が大きい。
ロシア軍に関しても彼等三ヵ国連合の助力が間に合わなければモスクワの陥落は避けられなかったと推測されている。
そしてそのロシアと三ヵ国連合の反撃もスピリダスの復帰とベヘモスの集中運用によって止まったことを考えるに、ユージアの新兵器は最後までこの戦争に大きな影響をもたらしていたのは間違いない。
・新たな時代のエース達
今回の戦争では近年稀にみる大航空戦が多数発生した。
このため三か月という短期間ながらも数多くのエースが生まれている。
NATOではガルーダ隊のタリズマン、ボーンアロー隊のリーパー、アンタレス隊のアンタレス1、ウォーウルフ隊のウォーウルフ1ことウィリアム・ビショップ中佐など。
ユージアでは蝶使いやアクーラことアンドレイ・マルコフ大佐。ヴィルコラク遊撃隊のミロシュ・スレイマニなどである。
これらのエースは既存のエースという概念を覆すかのような大きな戦果を挙げており、各戦線では第一級の危険人物もしくは自軍の切り札として認識されていた。
実際にスピリダスの迎撃にあたったガルーダ隊とウォールウルフ隊はNATOにおいては切り札として扱われており、ロシアにおいてもアンタレス隊やボーンアロー隊はモスクワ防衛のための最重要戦力として扱われていた。
ユージア軍においても蝶使いやマルコフ大佐、ヴィルコラク隊などはスピリダスが展開していない戦場では切り札的存在として扱われており、未だ建国から間もないため一種の連合軍染みた部分の多いユージア軍を支え続けた重要戦力であった。
-
・戦時中のアジア情勢
今回のユージア軍による侵攻は各方面に強い衝撃を与えた。しかしアジア方面では殆ど行動を起こしていないのは訝しい状況である。
これに関しては単純に建国間もないため未だ完璧に国内の統率を取れていないという部分が大きい。
実際インドや中国などから多くの兵力を引き抜きながらも、メインの欧州戦線ではなくロシア戦線または中東戦線など投入していたのは中央政府であるイリーユ自治区組の目が届く範囲で運用したかったという事情が存在する。
彼等は未だ強い影響力を保有している中印のことを軽視しておらず、また完全に信用したわけでもなかったからだ。
アジアではこれといった武力侵攻を行わなかったのも現場の暴走を危惧してのことである。
欧州やロシアなどの近場ならばいざという時の対応も可能だったからだ。
中国やインドといった連邦内に組み入れた大国が中央政府に素直に従うようになったのは今回の戦争による戦果によるところが大きいとされる。
実際大西洋戦争後におけるユージア連邦高官へのインタビューでもこのことを肯定している。
逆に言えばユージア建国戦争以降の内部への地固めで中国やインドの首根っこを掴むことに成功したという事実でもあり、大西洋戦争時には建国戦争時以上の大規模な動員をよりスムーズに行えている。
このため真にユージア連邦という国家としてまとまったのは今回の戦争のあとだという話もある。
・戦後の国境線
戦後の国境線については現状維持とされた。
西欧ではオランダ、ベルギー、フランスとドイツのラインが現状の国境とされ、北欧ではエーレ海峡を挟みデンマークとスウェーデンで別れた。
ロシアではバルト三国とベラルーシ、ウクライナとの国境線をそのままにコーカサス方面ではサラトフ、ヴォロネジクルスクのラインがそのままウクライナまで延び、ロシアとの国境線となった。
これによりロシアは完全に黒海とカスピ海への出入り口を失うこととなる。
同じようにポーランド付近になったカリーニングラード州も失うなど、ロシアは欧州における海への出入り口の多くを失う結果となった。
幸い東部戦線では旧来のバルト三国国境ラインまで押し返したためサンクトペテルブルクを始めとするバルト海に面した最低限の地域は奪還していたため、完全に制海権を失ったわけでもないのが慰めである。
無論ロシアがこのような国境線案を素直に認めるようなことはなかった。
しかし戦争終盤の11月攻勢は三大国連合の力を借りたとはいえ当時のロシア軍が最後の力を振り絞ったと言っても過言ではなく、復帰したスピリダスの反撃も相まってその後のロシア軍は自力で戦争を継続していくことが困難なほどのダメージを負っていた。
このため内心激しい憤りはあるものの、物理的、政治的にもどうにか出来るわけではないことと合わさり嫌々ながらも現状の国境線を認める羽目となったのが実状である。
最も失地奪還に関しては諦めておらず、ユージア連邦へはNATOや米軍以上に厳しい目線を送っている。
-
・戦後のγ(パトレイバー)アフリカ情勢
戦後のアフリカにおいては大凡三つの勢力に別れた。親ユージアか反ユージアか、どっちつかずの中立である。
地中海に面する北アフリカではエジプトとリビアが親ユージアとなり、これら以西のチュニジア、アルジェリア、モロッコなどが反ユージア…というよりも現状は親NATOと言ったところである。
これは単純にイタリアが陥落しなかったことによりリビアより西側の北アフリカ諸国には戦乱の余波が少なかったことにより、戦前と同じ姿勢の国が多かったのである。
同じように西、中央、南部のアフリカ諸国の多くは親欧米もしくは中立姿勢なのが多い。
翻って東アフリカでは親ユージア姿勢を打ち出す国家が目立つ。
これはユージアがアラビア半島を制したことによる紅海及びアデン湾の制海権を握っている点が大きい。
このため紅海やアデン湾に面している北アフリカ及び東アフリカの国々は挙って親ユージアの姿勢を打ち出している。アラビア半島で行われた一方的な戦いを対岸の火事とみるような図太い神経を持った国はいなかったのだ。
反面エチオピア以南の東アフリカ諸国は未だ態度を決めかねているところも多い。
ケニアやタンザニア、モザンビークなどがそうである。
彼等の近場には大英連邦に加盟している南アフリカやインド洋のフランス海外領の島々が存在しており、更にマダガスカルが大々的に米軍やANZACなどのNATO支持陣営の軍を引き入れていた。
これらフランス海外領と南アフリカ共和国、マダガスカルなどを拠点にオーストラリアから発進したANZACや米軍が大量に展開しており、インド洋にてユージアのインド洋艦隊と睨み合いが続いている。
このためそれらの拠点と近い東アフリカ諸国は態度を決めかねている。
親ユージア、親NATOなどと態度をはっきりさせてはどちらからかに殴り込まれる危険性があり、とは言え経済的には完全中立を謡えるほどのものがないなど世知辛い事情を抱えていた。
無論アメリカ、ユージアの両陣営はこれを見透かしており、あの手この手の自陣営へ引き入れようと政治工作が行われている。
-
・三ヵ国連合軍
β世界のオーシア連邦、α世界のユニオンとAEUの計三ヵ国による連合軍団。
γ世界のNATO及び米軍とは同じ西側世界系国家として戦前から繋がりがあった。
このため今回の大戦においてもNATO及びロシア側を支持しており、前半には自国のPMCを先んじて派遣し、準備の整った後半には正式にユージアへ宣戦布告を行いながら大量の正規軍を戦場へと送り込んでいる。
ユニオン領南極を中継地点として戦力を集合させ、そのまま南下しγ世界の北欧やロシアの北方沿岸に上陸。
上陸後は現地の北欧諸国及びロシア軍の手助けを借りながらも大軍を展開させ、疲労していたユージア軍を圧倒した。
当初ユージアからは距離の問題から正規軍の参戦はないだとうと高を括られていたが、見事にその予想が外れたことになる。
上記の三大国はユージアの予想以上に今回の戦争に乗り気だったのだ。
これは単純に国内及び友好国に向けて新たな影響力を確保するための行動であった。
オーシアはβ世界の中では半ば孤立しているため、外に友好国を求め、ユニオンとAEUはスエズ事変以降に低下したプレゼンス能力を回復させなければならなかったからである。
特にユニオン、AEUに関しては新体制に以降してからまだこれといった戦争に参加し、勝ち星を挙げているわけではないので主に国内向けの宣伝活動兼統合国家としてまとまっていくためのわかりやすい戦果を欲していたためであった。
実際の部隊展開においても、今まで以上の遠隔地への大軍の展開という未知の運用に関する実戦データが欲しかったという理由も存在する。
つまるところ、この三ヵ国は異なる世界が存在する海域への幾らの部隊を、どれほどの速度で展開できるのか。
そして展開した部隊の維持にはどれほどの負担がかかるのか、それを軽くするためには、スムーズに進めるためにはどうすればいいかという各種ノウハウを欲していたのである。
今回の戦争はそれを試し、各種運用データの獲得と改善のための洗い出しに丁度いい機会であっただ。
実際に運用して判明したのは海軍の練度不足と予定よりも遅い上陸速度。そして補給線の乱れであった。
これはスエズ紛争によりユニオンの前身国家であるアメリカとAEUの前身であるNATOが大量の船舶を失っており、現在はどうにか数を揃え表面上の数だけは回復させたばかりだったためである。
このため両国の艦隊は未だ練度に不安があり、それが上陸の遅延と補給線維持の不安定化に繋がってしまったのだ。
最もγ世界の北欧やロシアが同じ西暦系規格を用いていたこともあり、そしてそれ以上に新世代工法による部品の共用と整備性の向上が大きかったため大事には至らなかった。
-
そして今回の作戦の中継地点となったα(フルメタ)世界南極の巨大補給基地化が進んでいたのも大事に至らなかった大きな理由であろう。
ユニオン結成後に改めて南極の領地化行った後にγ(パトレイバー)世界及びε(ギアス)世界への部隊派遣を想定した開発が行われていたのである。
これに関しては本来γ世界における欧州NATOへの援護を行うことを想定しての整備であり、今回はそれが生きた形となった。ε世界への部隊派遣能力獲得はおまけである。
このため多少艦隊の練度が怪しかろうとも南極基地からのピストン輸送による力業によりスケジュール的に怪しい面も多々あったが大量の物資をロシアと北欧へ持ち込むことに成功していた。
しかし、最大の要点としてはユージア軍が北海における英仏海軍の邪魔により有効的な海軍戦力を北欧及びロシア北部海域へ送り込めなかったことであろう。
代わりに空軍戦力は多めに出撃させたが、どれもユニオン及びオーシアの航空部隊が撃破している。
このため余計な邪魔をされずに多少不安定ながらも展開した上陸部隊への補給線は維持されたのである。
しかし補給線が不安定なのも事実であった。
このため当初は北欧とモスクワ周辺の奪還及び防衛のみが作戦予定だったのを、急遽ロシア軍と共に東欧戦線とコーカサス戦線に向けての逆侵攻へと変更。
三ヵ国連合は防衛側に回ってはじり貧になる。物資があるうちに攻勢をかけるべきとしと現地のロシア軍を説得し、一大反抗作戦を仕掛けたのである。
この突然の援軍と攻勢の開始に粘り強いロシア軍の抵抗のせいで少なからず消耗していたユージア軍は瞬く間に蹴散らされ、後退していった。
虎の子のスピリダスは未だ修復中であり、切り札として投入したベヘモス部隊はオーシアのラーズグリーズ航空隊の連携によりバンカーバスターを落とされ大破し撤退。
また同オーシア軍のサイクロプス航空隊により多くの地上戦力を撃破されるなど手痛いダメージをくらい続けたユージア軍はヴォルゴグラード付近にまで追いつめられるが、待望のスピリダスが復帰を受け反撃を開始。
同時に三ヵ国連合とロシア軍は不安定な補給線が祟り攻勢限界を迎えてしまう。
このためスピリダスを含めたユージア軍からの逆撃に合い、遂に攻勢がとん挫。逆にユージア軍の再攻勢が始まってしまった。
無論三ヵ国連合も黙っていたわけではなく、一旦組織的に後退し補給線の再構築に専念。
また北欧戦線が片付いたため同戦線の戦力をロシア戦線へと回したため戦力数的な優位と補給線の一本化に成功している。
これを持って戦線はサラトフ、ヴォロネジ、クルスクラインにて停滞。同時にウクライナ、ベラルーシラインにおいても三ヵ国連合とユージア軍が拮抗状態が続いたため、ロシア戦線も欧州戦線同様に睨み合いの続く戦場へと移行した。
-
〇用語解説
・ベヘモス(ユージア製)
全長40mを超える超巨大AS。本来は秘密結社アマルガムが開発、運用を行っていた。
ユージアが運用しているベヘモスはα(フルメタ)世界のソ連が改めて運用し始めたモデルと最過激派が運用していたギャラクシー船団による改良が施されたモデルの合いの子である。
このため生産性と整備能力が向上しており、各種異世界技術によりラムダドライバを搭載せずとも運用が可能となった。
エネルギー転換装甲や戦術レーザー、レールキャノンなど新技術に加え、巨体を生かした大ペイロードは様々な大型兵器の搭載を可能としていた。
このためNATO及びロシア側の既存陸上戦力では太刀打ちできず、陸の巨人として恐れられていた。
今大戦における撃破例は二つのみ。一つはイタリア侵攻時で、二つ目はロシア軍による反撃戦の時である。
どちらも敵エースが駆るF-15Eが投下したバンカーバスターの直撃をくらって撃破された。
因みに二機目はきちんと航空機対策として多数の対空機関砲とミサイルポッドを装備。止めに対空にも使用できるレールガンを装備していたが、ラーズグリーズ隊により先に対空兵装を破壊され、丸裸となった後にバンカーバスターを落とされ破壊された。
始めこの報を聞いた当時のユージア軍陸軍司令官は最初誤報だと思い事実確認を二度行わせ、二度目の際には三度再確認を行わせている。
なおラムダドライバ自信はレナード・テスタロッサの死亡と共にアマルガム内ではロストテクノロジー化していたため、再生産は断念されている。
・スピリダス
ユージアの誇る航空要塞。現在二隻目が建造中。二番艦スピリダスⅡは今大戦には間に合わず、一番艦であるスピリダスⅠのみの参戦となった。
レールキャノン、広域殲滅弾道トリニティ、対地・対空で威力を発揮する誘導雷撃兵器など様々な新兵器を搭載している。
またREADS(電磁膜式対空防御システム)と呼ばれる電磁バリアを搭載しており、それを突破してもエネルギー転換装甲による頑強な防御力が待っているため、現状のNATO軍では撃破は困難であった。
その他にも多数の対空砲、対空・対地ミサイル、強力なジャミング装置にアクティブステルス装置まで搭載しているなど正に超兵器である。
この常識外れの超兵器の前にNATO空軍は手も足も出ずにドイツとデンマークまで明け渡すこととなり、独仏国境付近の戦闘においても猛威を振るった。
幸い同戦闘においてガルーダ隊、ウォーウルフ隊の精鋭航空部隊が超至近距離からの対艦ミサイル及び大型ロケット斉射により主兵装であるレールキャノンと誘導雷撃兵器を破壊。
スピリダスの攻撃能力を大きく損耗させることに成功させた。
スピリダスの主兵装が損失することなど想定していなかったユージア空軍はこの時点でスピリダスの撤退を決意。
同時に陸軍の攻勢も中止され、後の独仏(とおまけのオランダ、ベルギー)国境における長い睨み合いへと進んでいった。
-
・アローズ・エア・ディフェンス&セキュリティ(AAD&S社)
γ(パトレイバー)世界のアメリカに拠点を置くPMC。
新世代工法の普及により近年増えてきた航空機主体のPMCである。
今回の戦争にはロシアへと自社の戦力を提供していた。
同社のボーンアロー隊はモスクワ防衛線で驚異的な戦果を挙げており、ユージアのエース蝶使いを幾度も退けるなどをしてロシア軍から勲章を授与されている。
・マーティネズ・セキュリティー社(MS社)
α(フルメタ)世界のアメリカに本拠を置くPMC。
陸上、航空、海上と一通りの戦力を揃える大企業である。
その実体はアマルガム崩壊後にアメリカ在住の穏健派が以前から保有していたPMCをスエズ紛争以降の米軍の戦力不足を見て、一挙に規模を拡大させたもの。
航空部隊のみならず地上部隊や補給船団、空中管制機まで自前で揃えた大企業となった。
最もあくまで運営しているのが国家への協力を前提としている穏健派のため、今のところこれといった悪さをしているわけでもない。
会社の規模を拡大したのも単純に米軍の穴埋め受容を見て、更なる関係構築を狙っただけである。
ダーナ・オシー・ミリタリーサービス(通称DOMS社)とは互いの素性を薄々感付いているが、特に敵対する理由もないためこれと言って敵視してはいない(警戒しないとは言っていない)
今回の戦争ではロシア政府と契約し、同地に戦力を派遣。
同社のアンタレス隊はロシアにおける攻防において高い戦果を挙げており、AAD&S社のボーンアロー隊同様にロシア軍から勲章を授与されている。
-
・ユージア建国戦争推移表
・2002年9月初頭。開戦。
・9月初頭〜下旬。欧州電撃戦。結果:ユージアの勝利。
事前に協力体制を結んでいた東欧諸国の協力もあり成功。ドイツまでを一挙に制圧した。
同時にロシア戦線においてもモスクワまで100km地点までの進撃に成功している。
・同9月初頭。第一次イタリア空襲。結果:NATO軍の勝利。
スクランブルしたイタリア軍航空隊の奮戦によりユージア軍の爆撃隊が壊滅。同時に先制航空攻撃に失敗したことを受けユージア海軍の上陸部隊も撤退した。
・9月中旬。第一欧州大空戦。結果:ユージア軍の勝利。
ユージア空軍のスピリダスの活躍によりNATO空軍はユージア陸軍への効果的な攻撃が行えなかった。
しかし、南欧方面ではユージア陸軍が手痛い打撃を受けており以降の南欧侵攻が遅れる。
・10月上旬。第二次欧州大空戦。結果:NATO軍の勝利。
NATOの精鋭航空部隊によりスピリダスが損傷。ユージア軍司令部はスピリダスを撤退させ、同時に陸軍の攻勢も停止。ドイツ国境上まで撤退した。
以降欧州戦線ではNATO軍とユージア軍の睨み合いが続く。
・10月中旬。第二次イタリア空襲及びイタリア侵攻。結果:NATO軍の勝利。
タリアメント川を防衛線としたイタリア軍が奮戦し、侵攻してきたユージア軍を撃退した。
以降南欧戦線でもNATO軍とユージア軍の睨み合いが続く。
・同10月中旬。北欧侵攻。結果:ユージア軍の勝利。
11月上旬までにノルウェーのオスロ、スウェーデンのストックホルムを制圧する。
・11月初頭。中東戦線終結。結果:ユージア軍の勝利。
9月からの約二か月間粘り強い抵抗を見せていたイスラエルが遂に陥落。ここに中東戦線は終結した。
イスラエルの陥落を見て、北アフリカのエジプト及びリビアにおいて親ユージアの機運が高まっていく。
・11月上旬。モスクワ攻略戦。結果:ロシア軍の勝利。
モスクワ周辺のロシア軍の抵抗は予想以上であり、更に他世界企業を含む複数のPMC軍がロシア正規軍と共に抵抗しており、ユージア軍は予想外の出血を強いられた。
このため予定では一週間以内にモスクワを落とすはずが、それを成し遂げられず三ヵ国連合が上陸するまでの時間を稼がれてしまう。
・11月中旬。北欧戦線にオーシア、ユニオン、AEUの三ヵ国連合が上陸。結果:三ヵ国連合の勝利。
北欧戦線のユージア軍と比べ約3倍の戦力を投入してきた三ヵ国連合に真正面から対抗は不可能と判断。
ユージアの北欧方面軍はデンマークまでの撤退を決行した。
・同11月中旬。モスクワ解放戦。結果:三ヵ国連合及びロシア軍の勝利。
北欧戦線に負けず劣らずの物量を投入してきた三ヵ国連合相手にユージア軍はモスクワ正面からの撤退を決意。
戦いは追撃する三ヵ国連合及びロシア軍とそれをどうにかいなしながらも撤退するユージア軍という絵面に逆転した。
・11月下旬。ヴォルゴグラード攻防戦。結果:ユージア軍の勝利。
ロシア方面ではウクライナ、ベラルーシ、バルトまで抑え込まれ、コーカサス方面ではヴォルゴグラード、ドネツク付近まで戦線を後退させられたユージアであったがスピリダスの復帰と共に反撃を開始。見事三ヵ国連合とロシア軍を押しとどめることに成功。
同時に攻勢限界を迎えていた三ヵ国連合とロシア軍は組織的に後退し、部隊と補給線を再編。
終結した北欧戦線からの援軍を合わせユージア軍の攻勢を押しとどめることに成功。
サラトフ、ヴォロネジ、クルスクラインにおいてユージア軍と三ヵ国連合及びロシア軍は睨み合いとなる。
・12月
多くの戦線において両軍の睨み合いが続くなか日本にて柘植事件勃発。
アマルガムの存在が認められ米軍のみならずCE連合も介入。日本は東西に分割される。
同時に建国の際にアマルガム系組織が携わっていたユージアにもCE連合から疑惑の眼差しが向けられ、これに対してユージアが弁明。自国内のアマルガム系構成員の引き渡しを決定する。
同時にユージア政府はNATO及びロシア、三ヵ国連合との停戦調停を行う。
その後12月下旬までには今戦争における領土などの交渉が進み、正式に講和となる。
この講和は12月25日に締結されたため、クリスマスの奇跡、クリスマス講和と呼ばれるようになる。
-
投下終了
ユージアとの戦争に関する大雑把な説明みたいな感じです。
-
乙です。三ヶ月常に戦い続けた計算になる感じでしょうねこれ・・・激戦すぎる・・・。
あとは新世代工法の他には新型ジャミングなどによるミサイル兵器の誘導性能の低下、アクティブステルス、マイクロミサイル技術などによるミサイル積載量の増加でしょうかね?
-
乙でした
真面目に修羅場過ぎて草も生えん
F-15でベヘモスぶっ壊されたとか
空中要塞じみたスピリダスに至近距離によるミサイルの連続攻撃で甚大な被害出させるとか
ユージアの陸空軍の毛根に深刻なダメージ与えてるなぁ…>ACエース達
-
乙です。
エスコン主役メンバーがスパロボ主人公部隊地味た動きしてる・・・
イタリアももうイタリア抜きでやろうぜと言われない活躍ですねぇ
そして、世界大戦並みに新戦術と新技術で行われた戦争に成って居ますね
実質的な融合惑星に置ける第一次世界大戦ですわ・・・
こうなると大西洋戦争が第二次世界大戦ですかね?
-
乙でした。
本人たちは真剣でも、連合や統合、マブラヴ各国からすると新しいおもちゃで遊んでるようにしか見えないかも。
-
乙です
エスコンメンバー怖い(小並
なんでF-15でそんな無茶が出来るんだ…
しかしながら、融合惑星の国家同士の戦争は悉くがこれまでの概念をぶっ壊す危険なものでありますな
人型兵器が闊歩し、巨大な航空機が空を舞い、陸上や海上には大型移動要塞…技術の進歩ってお揃いい。
-
乙です
エスコンメンバー怖え(小並)
もはやスパロボ主人公部隊……
そして戦争は変わり、けど空だけはまだその様相を一変させてはいない……
戦闘機乗りは誇りを持つ人が多いですが、一層誇りをもって戦う人たちが増えていくでしょうなぁ
-
感想感謝感謝…返信です
>>942
9月から始まっていつもどこかの戦線ではドンパチしていた感じですね。
睨み合いになった戦線でも小規模な衝突は何度か起こっていたかと。
>>新型ジャミングなどによるミサイル兵器の誘導性能の低下、アクティブステルス、マイクロミサイル技術などによるミサイル積載量
でしょうなぁ。従来のような遠距離ロックオン能力が低下して結果ドッグファイト率や近距離ミサイル戦が増えた感じでしょうね。
>>943
スピリダスに対しては「この距離ならバリアは張れないな!」を戦闘機で敢行した結果ですねw
ベヘモスに関しては戦車砲も効かんだろうし、対艦ミサイルでもどこまで効くかわからなかったので、ならバンカーバスターぶつけっか!となった結果ですねw
そんで爆撃機以外でバンカーバスター使える機体ってことでF-15Eが選ばれました。あとはF-117とかでして。
ユージアもまさかスピリダスが手酷い被害をくらって虎の子のベヘモスまでバンカーバスターで破壊されるとは思わなかったでしょうw
というか幾らデカいと言っても移動目標にバンカーバスターって発想が狂ってますから(汗
>>944
むしろもうイタリアだけでいいんじゃないかなぁってレベルの活躍ですねw
イタ公が11人以上でも強いと証明した戦争でもあります。
なお覚醒イタ公伝説第一章。第二章は大西洋戦争で第三章はヴォルガーラとの戦いでしょうか?
>>融合惑星に置ける第一次世界大戦
そんな感じになっていそうですね。丁度戦場も欧州が中心ですし。
仰るようにブリタニアとの大西洋戦争は第二次世界大戦でしょうか。
>>945
連合や統合からはあの技術レベルでよくやっているって感じかと。
自分達もそう遠くない前では似たような感じの戦争していましたから。
マブラヴ各国に関しては技術レベルで圧倒しているわけではないので、貴重な戦訓として色々情報収集しているかと。
>>946
そらF-15Eくらいしかバンカーバスター運用できる戦闘機がいないので…
作中で書いている通りユージアも二度目の時には対空ベヘモスと言わんばかりの機体とその護衛部隊を揃えていたのですがラーズグリーズ隊の前にあえなく敗北しました…
そしてこのラーズグリーズ隊はバートレット隊長とスノー大尉含めた六人態勢…つまりフルメンバー…この結果は必然なのです…
>>947
まあエスコンの主人公部隊って原作の戦果見れば実質スパロボ部隊だし多少はね?
今回の戦争は特に制空権の有無が重要な戦いでした。
ユージアの電撃戦も三ヵ国連合とロシアが行ったなんちゃって縦深戦術もどちらも制空権を確保するか優勢を維持しなければ成功しない戦法ですから。
-
実際今回はエスコンでのスパロボ状態でしたもんね・・・
ナンバリング作品含めて4作品分位の主人公とライバル突っ込んだ大空戦でしたから、
規模も空が狭く成るレベルで航空戦が起きて居そうですわ
-
実際「くそ。空が狭い」と所々の戦場で言われていたかと。
特に始めと二度目の欧州大空戦あたりはユージア側が電撃戦のための制空権確保と相まってかなりの量の航空機が両軍合わせて動員されていたと思われ。
-
しかし、欧州もこれだけドンパチした後後ろから奇襲食らうのは完全に予想外だったでしょうね・・・
ブリタニアの航空戦力で手薄になっていたフランス西部やイギリス、スペインが奇襲を受けた訳ですし
-
明らかに敵は目の前のユージアのみと考えていたでしょうしね。
転移してきてそう日が立っているわけでもないので、大西洋の向かいはアメリカだから攻撃されないという考えも無意識のうちにあったかと。
-
>>952
でしょうねぇそこら辺急過ぎて準備も整わない所に航空艦隊と
第七世代KMFでの電撃戦が刺さった形でしょうね・・・
-
>>953
特に初動で英国抑えられたのが最悪ですね。
あそこには対ユージア用に集めていた支援用部隊や物資、人員がたんまりいたはずですから。
このためフランスやオランダ、ベルギー国境線に布陣している前線部隊はいきなり後方支援を失った形です。
後方支援を失った現代軍隊ほど脆い物はありませんから。
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板