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この人を弁護する!
23
:
紋章官
:2022/05/18(水) 20:30:46
戦局が変わるのでしょうか?これから冷酷な見方をします。マウロポリに集中させ出血を強いて時間を稼ぎ、欧米からの豊富な支援物資で再武装化と編成を整え、反転攻勢。
冷徹な戦略としてありうるものです。今回のスターリングラードとなりうる可能性があります。さて。
この人を弁護する。梶原景時。今回の「鎌倉殿の13人」、明るく陽気な三木谷脚本のイメージは完全一掃、冷酷に次々と容赦なく子供も消していくストーリー。
但し、極端な悪人はいませんね。しいて言えば悪だくみする後白河法皇と源頼朝が悪役ですが、頼朝は「どうして人を信じられる?」という意味の和歌を残すほど、
猜疑心の強かった人です。ただ、これも源氏の同族殺しの業の深さゆえと言えますが、その忌まわしさに源実朝が源氏の血、窮まれり(滅亡のみ)と厭世的になるのは
仕方ないところです。とはいえ、一方で全体に好人物の源義仲、エキセントリックながら平宗盛親子に最後の面会を許し、農民に恩返し壇の浦では、殺した水主たちを
手厚く葬るように指示する源義経、また坂東さんの好演する北条時政も田舎武士の粗忽さと善良さを持つ戸惑いながらも地位上昇に役割を果たしていく人物として
描かれています。それこそ太平記の時の、武田鉄矢さんが好演した楠木正成に比するものと言えます。
さて、その中で中村獅童さんが演じる梶原景時。この人も、今回、好意的に描かれています。セリフでは言わせているように、この人、同時期の坂東武者とかなり毛色の
異なる頭の回転が速く、周囲から誤解や嫌われやすい人物でした。とはいえ今回、義経と逆櫓論争などしても、そのあとで義経の発想にかなわないことを認め、義経も
意見がぶつかっても、自分のことを唯一理解できる人物と認める、今までにない関係を描いています。
吾妻鏡に描かれる景時の人物はあまりよくない。上総介暗殺、義経の扱い、そして奥州征伐後の由利八郎への尋問での畠山重忠との態度の違い、傲慢な陰謀家というのが
定番の評価。それが最終的な御家人連判による弾劾と失脚。ところが北条氏の手によらない、京都の玉葉や愚管抄など朝廷側の記録を見ると、北条氏による追い落としの
気配が見えてきます。実際のところ、彼は頼朝が評価する実務能力、都で公家と交際できる教養や技芸を備えた人物。
何しろ、静御前が鶴ケ岡八幡で舞った時に、畠山重忠と共に囃子方を務めた技能の持ち主。まあ、畠山重忠の場合、静御前が笛を重忠ならと舞う事を承知した逸話もある
程、その際、幾分、頼朝と坂東武者への反発、嫌みもあったのでしょうが、心得もない田舎武士の囃子などお断りと言ったとされる中で、重忠と共に選ばれて静御前も
受け入れているのですから、彼の技芸の腕は都でも通用するものだってのでしょう。とはいえ、根は坂東武者。傲慢な所があるのは、地は隠せないといえます。
今回の義経排除も、野心がない事を認めつつも、両雄並び立たずとして義経排除を選んだことを言わせているのも、その頭の良さと、そこで頼朝並みに冷徹な判断を下せる
他の坂東武者と一線を隠せる政治家的人物と描いています。なにか、戦国時代の松永久秀を思わせるところです。まあ、こんな中でもまれていけば、義時も腹黒になるわな。
そうか、北条時政の失脚も、この調子行けば、政治から離れて昔の田舎武士に戻りたい、という時政の行動として描かれるかもしれません。大庭景親の出家も領地争いの
判定に不服での行動とされますが、どこか鎌倉に疲れて身を引く行動して描かれるかもしれません。老荘の思想に身の引き方の考え方に、こういうものがあります。
楚の宰相が死の床で息子に遺言する。自分の死後、功績に報いて王から都近くの豊かな領地を与えることを言われるだろうから、それは断り、辺鄙な貧しい土地を
もらいなさい。豊かな土地をもらうと、周囲から嫉妬され、王はそのうち惜しくなり、取り返すために罪を被せて没収するだろう。しかし、辺境の貧しい土地なら、
誰も嫉妬しないし狙われない、王も取り返そうとも思わない、それが安寧の知恵である。と。息子は、それに従い、王や周囲に笑われながら辺鄙な土地をもらい、
移住、その後、別な貴族が最初に提示された土地をもらったが、父の言ったように周囲に讒言されて罪をかぶされて領地どころか家まで潰され、その後も王家の内乱
などで荒れてい行く中、その家は辺鄙さ故、誰にも狙われず、安寧を保っている、と。処世術として興味深い話です。梶原景時、身の引き時を誤ったという
というところでしょうか?早すぎても、追討の可能性はありますが。それでは
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