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本を買いました

1紋章官:2019/05/19(日) 10:12:26
先週のコミティア、お疲れさまでした。なにしろ落選で気落ち、そのせいか、体調まで崩して連休から風邪が長引き
鼻声状態。まだ治りません。これもコミティアに落選して、同日の林原めぐみさんの番組公録をあきらめたせいなの
か、まだ尾を引いています・・・・

それでも原稿用に、と言いつつ、節操無く気の向くまま、古本を買っています。それで、連休のBOOK-OFFのバーゲンで
こんな本を買いました。
講談社学術文庫「図説 金枝篇ー上下」。やっと購入したああ〜題名を見ますと、どこかオカルト的な題名ですが、
宗教学、民俗学、神話学の古典的名著。なにしろ発行は1890年という百年前のイギリスですが、世界中の神話や
民俗の宗教習俗を論証した大作。作者フレイザーの信仰や当時の文明国家の偏見、それに彼がデスクワーク学者だった
ことでの批判などありますが、それでも当時入手可能な資料をもとに世界的視野で網羅的に書き上げられた大作。
そのため今でも新しい翻訳本が出てくるのですから、史料批判は必要でも、この本の価値が失われていないことを
教えてくれます。本当は、本編ハードカバー版をそろえたいのですが、大型本で冊数もあり、置き場所と読みこなせる
かが問題で、手をまだ出せません。まあ、そうそう置いているところもありませんがねえ。まずは文庫版にて。それでは

2紋章官:2019/05/31(金) 21:19:37
気がつけば今期アニメは「けいおん」の再放送をみているだけ。「けいおん」ももう10年たつのですねえ〜

神田の古本まつりもいいですが、案外、丹念に見て回ると思わぬ本が出てくるのが新橋古本市。5月の次は9月。
露天市なので、これから梅雨時で雨や暑さを考えれば、9月後半がいいのでしょうねえ。ただ、近年は残暑という
か暑い日が長くなり、台風もあるので、どうなりますやら。さて、そんな新橋で購入したのが次の本。
「京都中世都市史研究」-思文閣出版。室町洛中往来記を書く際に、この本がほしかったなあ〜著者 高橋先生は
佐倉の国立歴民の室町時代の京都町並模型の監修をされた建築史家。丹念な研究で平安時代から豊臣秀吉の洛中
改造直前までの京都の都市変遷を地区や再開発を取り上げ紹介しています。殊に町屋の形成や町割りの研究が豊富
で中世洛中を扱う書籍の多くに参考文献としてあげられる本です。ただし、思文閣出版なだけに発行部数が少なく、
版元が京都だけに、関東では見ることが少ないかもしれません。思文閣出版は神保町古本まつりの際の出版社の
ワゴンセールには出てこないので、なお悩ましい。(法蔵館は出てくるのですが、法華宗と町衆、買えばよかった!)
やはり古本市はこまめにまわりませんといけませんねえ〜それでは

3紋章官:2019/06/23(日) 11:33:04
梅雨ですねえ。すっきりしない天気。疲れる仕事。本と古美術に逃避、したくてもお金が足りない。お金に果てあり、ほしいもの
に果てなし。コミケ当選を慰めに進めるだけです。

先日、たまたま見つけて行ってきました雑司ヶ谷の鬼子母神参道での古本フリーマーケット。同時開催、というか、こちらが
先に始まっていたんでしょうね。手作りのクラフト市。東池袋から行ったので、まずは大鳥神社と鬼子母神の境内がさまざまな
手芸品や工芸品、パンやお菓子などの販売で大変、にぎやか。こういうのもいいですね。その分、西参道の古本フリーマーケット
はまだ参加者が少ないのか、出ている数も少なく、人も閑散。それで参道の最中をお土産に買ってきましたが、こんな本を
見つけました。
「年貢を納めていた人々」ー法政大学出版局、題名から日本の農民の話かと思いきや、欧州の近世農民の生活を紹介する本。
とはいえ、内容からは日本の江戸時代の農村との比較を考えているようなところがあり、興味深いところです。
まだ読み始めたばかり、どんな内容が出てきますが、面白そうです。歩くと面白いものが出てくるものですねえ〜
それでは

4紋章官:2019/06/30(日) 09:06:54
雨が降る〜梅雨ですから仕方ない。さて、先日、とあるお店にでかけると新入荷品とのことで、桃山時代の壺袖をみせてもらいました。
もう一度、見に行ったら売れていた・・・もう一度、手にとって見たったなあ〜

古本イベントは案外とあちこちあるもので、通りかかりでワゴンが並んでいるとともかくチェックする性分。それでずいぶん前ですが、
神奈川県の歴博に行ったついでに、伊勢佐木町へまわるとワゴンセールがあって、掘り出したのが「天文法華の乱」の初版本。現在は
洋泉社新書で復刊していますが、その前の話。さて、それと別な本を見つけたことがありました。
「田楽考」-臨川新書
珍しいネタですよねえ。田楽ですから。平安時代の永長の大田楽からはじめて、室町時代までを概観。宮中や寺社の年中行事、
民間の娯楽、芸能者の実像などを幅広く紹介しています。
神保町の古典芸能書専門店に行っても、歌舞伎や能の本は並んでいますが、田楽の本ってないんです。
先日、何気なくネットの「日本の古本屋」で検索したら、ある古書店で販売価格10500円。ありゃあ〜それだけ
希少なネタの希少本なんですねえ。先の「天文法華の乱」も神保町で見かけた時は5000円、新書版も確か2000円くらい、
それを800円で買いましたからねえ。この本も税込525円、え、消費税5%時代?ずいぶん前に購入したんですねえ。
ともかく古本のワゴンがあったら見てみるものです。それでは。

5紋章官:2019/07/12(金) 20:50:15
一人さびしく入谷の朝顔市を彷徨い、さびしく七夕をすごし、気がつけば浅草のほおずき市も終わっていた。梅雨寒の冷風、
そのままのわびしさとお財布!そういや、コミケカタログ、発売でしたっけ?

古本イベントに通いとともに、出かけた先で古本屋を見つけると、つい入ってしまいます。遊びだろうが、仕事だろうか、
おかまいなし。でも、個人の小さな古本屋さんは入ると案外、掘り出し物が眠っていたりする。そして見つけました。
「座」の環境 日本芸能史論 淡交社
淡交社といえば、古美術や茶事関連の出版社。それが「こんな本を」と驚くところ。そして著者は中世史研究の大家だった
林家辰三郎。題名と著者名だけで本にすぐに手が伸びました。そして開いて目次を見ると、中世芸能史を織り込んだ、
宮座などの芸能を中心とした座を論じる前半、後半は「かぶき」、いわゆる現在の歌舞伎に至る阿国歌舞伎などの成立論。
あとは一も二もなく買ってしまったところ。中世史が人気のようなので、いずれは田楽、猿楽そして能楽の冊子も考えて
いますが、中世芸能史は漂泊民や被差別民問題が避けて通れないので深すぎる!網野史学や宮本民俗学の世界に突入!
時衆に高野聖、どんどん出てくる。限りがない!ねこのかぎしっぽさん、どうしよう!それでは。

6紋章官:2019/07/26(金) 21:37:16
急に台風がくるなんて!コミケカタログをようやく購入したので、のんびりチェックしたいところですが、明日は趣味の
趣味の鑑賞会で、そのあと食事会!抜けられない!困った!

町の古本屋さんを見つけると、ついつい本を購入してしまいます。正直、ブックオフや神保町の古本屋さんよりも、この
街中でぽつんと個人で開かれている古本屋さんだと、何か無理しても買おうかと思ってしまうんです。ブックオフや
神保町のほうなら、他にも大勢買う人がいるだろうと、それに案外、安い価格もありまして。それで購入したのが
「ハツォール」イスラエルの書籍の翻訳-山本書店。
この本というか、シリーズはよく知っていて、神保町で眺めることも多いので、まあ、あわてなくてもいいいか、と20年
以上経過して、ふと立ち寄った町の古本屋さんで購入。いい本ですよ。今まで紹介した書籍と少し世界が異なります。
こちらは副題が「聖書の語る巨大な城塞都市の再発見」とあるように、イスラエルでの城塞都市遺跡発掘の紹介。
カラー写真や図が豊富。文書も平易。いい本ですよ。このシリーズ、いまさらながら集めてみるかな?案外、古本で安い事も
あるし。購入した本は、どうやら在庫で眠っていたようで、取次票が挟まっていた!中東地域の発掘調査本は、どうしても
第2次大戦前のメソポタミア偏重なので、第2次大戦後の中東地域の発掘本は珍しいもの。
まあ、背景に不安定な中東問題とその反発もあるのですが。
何しろ、この原著の著者ヤディン教授自身、独立戦争時は軍副参謀長として実質、軍を切りまわし、退役後に考古学者として
活動、その中で強引な手法で、アメリカで死海文書買収を行い、のちに副首相になったような人物。
なかなかの傑物。考古学者にも、こんな経歴の人がいるんですねえ。それでは


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