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こまごまと書いています

1紋章官:2018/01/13(土) 00:39:49
寒いですね〜大雪にあっている方、お見舞い申し上げます。
まずは夏コミと5月のコミティア申込み書をボチボチ書かないと、と考えています。ついでに頒布物も何を書き上げようか、というところ。
それより、この掲示板は歴史部2017だった・・・・いつここも消えてしまうのだろうか、と考えたり・・・自分のhpはないし、
ツイッターもないし、それにここでの反応もほとんどないし・・・・・・・じみーに消え去るのみかな?

さて先日、本能寺の変、やっていましたねえ〜個人的には、このあいだ再放送していたNHKの空想大河ドラマ「小田信夫」-大真面目に大河
ドラマを御笑いしたてにしたものですがーの「本能寺の辺」で明智光が襲った理由を「考えているうちに何がなんだか」というセリフが
ありますが、あれに近いような気がします。
毛利攻めの出陣が急に繰り上がり、亀山城で準備中に不意に信長周囲ががら空きであることに気がついてしまった。
そこで魔がさした、というのが一番、説明しやすい所に思えます。
そのほうが、そのあとの動きの鈍さや大坂へ攻め込まなかったことなどが説明がつきやすい。唐突に本能寺で信長をうちとったところで
そこで正気に戻り、それこそやっちまった感で動き出したように思えます。このあたり将軍足利義輝が討ち取られた永禄の変、これも
どうも計画的ではなく、一種の武装強訴のつもりがいざこざがあり、そのまま戦闘に突入、あげく義輝討ち死に至ったと考えられる事件と
共通している気がします。けっこう、こういう事は些細な行き違いや思い込みで起きるものです。
まあ、どうでしょうか?そういや、寺院城郭の本を書いていなかったな〜次のネタにしよう!それでは

2西:2018/01/18(木) 22:36:17
うっかりしていて歴史部2017のままでした!
とりあえず年は外しました…(笑)

コミティアの部活動はなくなりますけど、
とりあえず歴史サークル応援用のWEB活動は細々とやろうとは思っています。
Twitterが中心になるのは今のご時世かなとは思います。

寺院城郭も面白いと思うのですが、個人的なおすすめは足利かしら。
サークルさんも増えてきていますし、一般の方も「足利」「室町」と目にするときになって足を止めてくれそうな気が。

3紋章官:2018/01/19(金) 21:17:59
なにやら雪の予報〜休日ならこれ幸いに家に閉じこもり原稿作業。しかし、平日、つうきんだあ〜まいった。

さて西川様、さっそくの年のはずし、ご苦労様です。web活動は宜しくお願いします。年末、七倉さんにも聞いたのですが、
Twitterって、やり方がわからないんです!第一、ガラケーだし。なにしろ料金安くて、セキュリティも楽なので。
本ネタですが「足利」「室町」ですが〜私の中世の物は室町・戦国期なのですが、題名がうたってないのがだめなのかな〜
夏・冬で頒布した広義門院はまさに観応の擾乱ネタだったのですが、いまいちでした・・・・
そこで室町ネタで、こんな本があります。
「室町の王権」-中公新書、著者は今谷先生。この先生の本は面白いわ。何冊あるかな〜「土民ごうごう」「戦国三好一族」「天文法華の乱」
それに「戦国時代の貴族ー言継卿記」「戦国期の室町幕府」、この2冊は机の本だなからどかせません。何しろ本をどんどん買うので、最初は
机の本だなにおいて、いつでも読めるようにして、読み終わると別な本だな、それも2重に並べているので、表か裏列、さらにクロークと
移していき、まあ、いいかとなると手放す。年間、何十冊入れ替えますやら。
でも、この2冊は購入依頼、机の本だなのまま。いつでも読み返したい本です。読みごたえところか、他で見ないような視点や紹介も多い。
天文法華の乱は中世の洛中を考えるのに重要な事件ですが、今なお手軽な紹介書籍がこれだけの状態。この1冊で町衆、延暦寺、本願寺、法華宗など
の宗派対立、足利幕府内の争い、さらに洛中の寺院と町の構造、示唆する点が多いので、この題名のままで戦国洛中町屋紹介本を書こうかと思うほど。
本当に読みこむほどネタがあふれています。これで足利時代の洛中本でも書こうかな〜それでは

4紋章官:2018/01/26(金) 21:22:16
週の初めは雪!今は寒波!冬ですね〜こういうときはこたつにはいり、延々と原稿を書いていたいのですが、そうもいかない。とりあえず、コミケの
振り込みだけは今日済ませました!お金さえ振り込めば、まずは一安心。申込書はほとんど書きあがっていて、あとは新刊を何にしようか悩み中。
そうすれば2月をまって投函するだけ。次は5月のコミティアの申込み。どのようにしたものかな?

コミケとえいば、ポスターや企業ブース見物でデザインや絵を見てアニメを見る事があります。いや、1月と10月のアニメはほぼそれです。
いなりこんこんこいろはやうららめいろ町などはそれで、いなりのほうはついでにアニソンアカデミーでオープニング曲を聴いて、それで一発
気にいってみたところ。今季はヴァイオレット・エヴァーガーデンとBEATLESSというところ。地上波のBEATLESSは助かるなあ。曲もはまったので、
見続けるでしょうねえ。
大概、原作を読んでないものがアニメになるので、別にこれは違う!と思う事もないので見るのもの楽。あとで原作のマンガや小説をおいかける
ので、むしろアニメの声やデザインを当てて楽しむところ。冊子作りで歴史書籍を読みながら、建築や町屋の風景を想像するのに似ています。
とはいえ、最近、アニメをみていて、よく思い出すアニメがありまして。それは「らきすた」。もうこれも古い方になってしまいましたねえ。
「聖地巡礼」「町おこし」アニメの先がけともいえるもの。鷲宮神社が関東有数の初詣スポットになったのもこのおかげ。
さて、この「らきすた」。このキャラクターや設定が個人的になにかダブルようなことが多い。ひなこのーとを見ていて「くーちゃん」は
「こなた」にしか見えず、それで気がついたのは、ラブライブ・サンシャインの「ルビィ」が何か引っかかるとおもっていたら「ゆたか」か、
とはたと気がついたところ。さすがは「歩く萌え要素」。性格が全く異なる双子姉妹やら、神社の娘やら、留学生設定やら、いろいろなアニメ
や漫画での女子キャラ設定要素が大概そろってる。4コマ女子高生物の開拓作品「あずまんが大王」も「榊さん」というギャップ女子キャラを
生み出しましたが、カバーしている範囲はらきすたの方が広いかな?なにしろ人数が多いし、それに3年生から1年生までの各学年に散らして
いるし、そこは人数のアンバランスですが、ラブライブが各学年3人づつわける予兆のようにも見えます。最後は全員でダンス発表だったし!
あくまで個人的な意見の所。まあ、どこかしらで似た設定、てっぱんネタなどありますから、どこかしら似ているところは出てくるのは当然
といえば当然なのですがね。ちと余談でした。さあ、あすは刀剣の趣味の新年会だあ〜どれだけ飲まされるのかな・・・今頃、まだ飲んでいます。
きっと!名品を見れるのは楽しみですが、お酒はつらい・・・日曜日は寝込みそうです。それでは。

5紋章官:2018/02/04(日) 18:48:13
京都へ行ってきました。賑やかでしたが去年4月に行った時よりは三年坂も歩きやすかった!
旅行に行きましたのは清水三年坂美術館で開催中の「京の刀装具」展を見るためでして、お伴でついていきました。
いいものが並んでいましたねえ〜ただ手に取れないのが残念。一方でみたことのあるお品があったりして旅行仲間の顔をみると、
笑い返してくる。そういう人たちです。
そもそも展示会も少ない上、京都の金工専門となるとまずないので貴重な機会。お近くの方にはぜひとも行ってみてもらいたいところ。
ともかく、明治金工だけ偉い、みたいな扱いはやめてもらいたいのが愛好家の願い。室町、江戸と数百年にわたり技術、技法を積み上げてきた
有名無名の金工職人たちの積み重ねがあればこその明治金工の技巧。それを知ってもらいたいですねえ〜。
ちょうど大阪でも巡回展「鏨の華」展が開催中。展示数では大阪展が一番多いのです。こちらも見てもらえれば、というところ。

さて三年坂といえば、近くにあります高台寺にも寄りました。ここは開山堂と霊廟、臥龍楼などが有名です。開山堂の天井はおねの御所車と秀吉の
御座船の天井の転用、それにあまり知られていませんが、表門は伏見城薬医門移築との伝来をもつものです。
豊臣時代伏見城遺構の貴重なひとつがあるところです。他の伝来遺構より、おねの建立の高台寺であればぐんと信頼性も高いところ。
しかし、幕末の倒幕派浪士どもが放火しなければ、おねの伏見城化粧御殿が残ったのに・・・それでは

6紋章官:2018/02/17(土) 15:11:07
オリンピックですねえ〜まあ、いいのですが。
さて先週はコミティアへ出かけまして夕食会。おつかれさまでした。奥羽天極さん、無事、帰れましたか?

コミティアで西川さんなどと話したのですが、なんで源義経の母「常盤」の名前が残っているのだろう、というところ。常盤の出自は不明です。
一応、源義朝の妻になり、義経たち兄弟を生む。次に清盛の娘を生んだとも言われ、そして一条大蔵卿長成の妻になり、ここでも子女を生み、
生涯を終える。詳細は「義経登場」で紹介されていますので、その本を読んでいただければいいのですが、この扱いの意味合いと同時に
彼女の出自が言われているほど、低くないことが十分想像されます。
当時の女性の名前の残りの低さ、たとえ公卿の北の方でも単に「某女」で済まされることも少なくない。何しろ源頼朝の母はれっきとした熱田
大宮司家の娘で藤原・高階家の血をひく、そこそこの家がらでも名前不明。もちろん、源義仲の所の巴御前もいますが、これも名前なのか、
何か渾名由来なのかは西川さんの専門分野なのでお任せしますが(これで書き込みがにぎやかなるといいなあ)、あとは北条政子という大立者
がいるとはいえ、これも鎌倉幕府の登場ゆえの事。それで平家物語などの軍記物の類でなく、尊卑分脈にも記載されるのは、息子がスーパースター
だったおかげでしょうか?
さてここで終わらせないのは、その先で彼女の出自と動きを考えるところ。どうも彼女が大和に縁があった気配は早くから知られるところ。
身を隠したのが大和の国宇陀と言われます。宇陀地域は中世、国人層の勢いが強かった所。そして吉野や紀伊の山岳修験道の入り口でもあった
ところ。そうなると、にわかに不思議な筋道が見え始める。義経が吉野に逃げ込んだのも、熊野の堪僧の子ともいわれ、その周囲に鉄(鍛冶)
からみの話の多い武蔵坊弁慶がいるのも、常盤の出自に絡むことであったら?
おそらく「常盤」の名前自体は九条皇后に仕えたことでの役名なのでしょう。この后に仕える女官として都の美女千人から選ばれた、と伝えら
れますが、当然、美目だけでなく、素性もそこそこにある必要もあったでしょう。
書籍でも指摘されていますが彼女が身を隠した話などから、宇陀地域に地盤を持つ国人層の縁者であり、そのことで修験道方面にも伝手がある。
そうなると続きができてくる。にわかに姿を現してくるのが後醍醐天皇と南朝。彼は都を追われて、吉野に拠り修験道のルートを用いて
活動を行う。その寵愛した后は阿野廉子。そう、阿野家なんです。その始まりは常盤の息子にして、牛若義経の同母兄今若。
醍醐寺の荒法師と出家しても、武ばっていたようですが、彼は基本、僧籍に残ることで異母兄頼朝の猜疑心の目をかわし、北条政子の妹を
娶り阿野全成を名乗る。こうして始まる源姓阿野家は全成が甥の頼家との権力争いで殺され、息子の家系も早くに消える。
それで娘が嫁いだ中流公家が阿野家の名前を継承、ここに女系ながら源氏嫡流の血をひく藤姓阿野家が始まる。
そんな家から阿野廉子が登場する。言うまでもなく、鎌倉幕府の源氏将軍が三代と途絶えた後、将軍職に就いたのは女系で縁者の九条家。
つまり、その時点では阿野家からも行っても血統的には問題はない。見方を変えると、後醍醐天皇は源氏嫡流の血統を継ぐ阿野家の娘を傍に
置くことで、男子系統とはいえ足利尊氏を牽制しているようにも見える。また諸国の武士にも源氏の血統原理に従うなら、自分のところにも
嫡流家の血筋があるとアピールしているようにも見える。武士の源氏崇拝の現実に彼女との息子「後村上天皇」を後継者に立てるのも、寵愛
だけでなく、政治的必要性だった、とも見えます。それに「村上」の意味合いもなかなか深い。村上源氏といえば、源氏の諸系統のなかでも
官位が最も高い権門家系。もちろん、延喜・天暦の治など平安時代の天皇親政を理想とした後醍醐天皇政治理念ゆえの贈名ですが、それでも
どうも、源氏の名前を意識している気配がないわけではないように個人的におもえるところ。
そして常盤に始まる大和との関係。常盤自身が宇陀から吉野、幅広く見れば高野山までの伝手をもつ。彼女は修験道と関係がある。義経が預け
られた鞍馬寺は言うに及ばず、醍醐寺とて始まりや位置関係から修験道とも縁がある。
それで考えれば、平家の強制であっても彼女の子供たちは彼女の目の届く縁のある寺院に入れられたとも仮定できる。この彼女と大和地域や
山岳修験道との縁は、子供のうち生き残った今若こと阿野全成が継承する。それは源姓阿野家が途絶えると、娘の縁で藤姓阿野家がひきつぎ、
後醍醐天皇の倒幕にあたり、独自ルートとして活用され、吉野への逃亡と南朝樹立の基礎になる。
いや〜(妄想が)膨らんだ、膨らんだ!こんな仮定もいかがなもんでしょうか?それでは。

7紋章官:2018/02/25(日) 18:29:16
ついつい御菓子を食べすぎております。どうしたものやら。

コイン販売店からカラーの販売カタログが届きまして、眺めています。いやー華やかですね〜古代金貨の数々。ローマ金貨がすっかり定番に掲載
されるようになりました。コインコレクションを始めた頃なんて、ローマ金貨が掲載されるのは、あまりなかったのですがねえ。
どうしてもビクトリア朝以降のイギリスや帝政期以降のフランス金貨などが主流だったのですが(今もそうですけど)、古代金貨の扱いが
大きく変わりましたのは時代の流れというところ。但し、相変わらず中世貨幣は身が狭い。今回、めずらーしく、めずらしーい金貨がでていました
が、中世金貨コレクションを手放した今となっては、まあ、いいか・・・(今頃出てきても、というところ)フランスのロイヤルはともかく、
カスティリャのアルフォンソ11世のドブラ金貨。獅子が立つデザインで、コンディションもいい。同時にペドロ1世のドブラ金貨もでていますが、
以前、持っていた金貨のコンディションが良すぎて、悪くはないのですが買う気も起きない。普通なら十分、良いコンディションの方なのですが、
手放したものが良すぎると、それが基準になるので、欲しいとは思えなくなります。
銘文の状態もアルフォンソ11世の金貨の方がよさそうだし。決して安くない買いものなので、どうしても選ぶのは慎重になってくるところです。
基本、中世金貨は手を引いたのですが、目を引くものが出てくると、どうしてもどうしようかと迷ってくる所です。それでは〜

8紋章官:2018/03/12(月) 00:08:43
平穏な1日となりました。ただ静かに手を合わせるのみ。

さて、例年11月に大刀剣市がありますが、それとは別に4月に小規模な刀剣市が開かれることとなりました。事前予約チケットで入場者数
を制限、出展業者も少数。その出展する業者さんたちの名前を見れば指折りの有力商ばかり。しかも、厳選品のみ出すというハイレベルな
展示即売会。なにしろ刀剣美術の広告に記載された予約チケット代が三万円!わーい、コミケとコミティアの申込み費用1年分を越えるわ〜
ちなみに模型のワンダーフェスティバルのサークル参加費用は三万五千円だったはず!
何が出てくるんだろう。大刀剣市、たしかに各店、看板商品により抜きの物を持ってきてはいますが、更に上の物を伏せているのは知られる
ところ。もちろん、最高の品物を持ち込んでくる店もありますが、あれだけの有力老舗商となると、まだ隠しているのは普通の事。
そういうのが並ぶのだろうなあ〜。まあ、雲の上の話なので、そのあたりは想像するだけのところが、お伴で見学できる事になりました。
何が見れるのかな〜そら恐ろしいところです。しかし、コミティアの原稿、追い込みの時期なんだけどなあ。どうしよう。それでは〜

9西:2018/03/14(水) 22:31:09
紋章官さん>
こちらのスレッド見落としていました。大変失礼しました。
女性史については 大塚ひかり先生の「女系図で見る驚きの日本史」という本が最近出ていまして、いろいろ面白くまとまっていますのでご覧になるとよいかも。
その中で「常盤」について触れられており、吾妻鏡にも尊卑文脈にもはっきり「義経母常盤」という感じに出ているそうです。巴のように物語上の名前かと思っていたのでびっくりでした。

巴については実在すら疑わしいので難しいところです。

刀剣市もすごいですね!入場だけで3万円ですか…
勤務先の近所に刀屋さんがあり、毎日前を通っていますが、ウインドウの外からちらっと見るのみです。
入ってしげしげとみてみたいのですが、購入する意思がないひやかしだと迷惑かなあと…

10紋章官:2018/03/16(金) 21:42:54
「女系図でみる驚きの日本史」ですか、面白そうですねえ〜そんな本があるとは!まあ、刀屋さんも別にいいのでは?今なら、ゲーム絡みの
刀剣女子と思って大目に見てくれますよ。

それにしてもついーとの「戎光祥出版編集長」さんの書きこみ。お願いです、そんなにお財布をいじめないでください〜
水谷類先生の本、読めるかな〜東国武士団と神社信仰ということで、鹿島神宮と武士団などの本がありまして、岩田書店の本は取り寄せが
必要変ですが、戎光祥出版だと近くのアカデミアで買える・・・並んでいると、手に取れるので、危険なことになるんです。ハイ、実に!
今も、学生社の「椿井大塚山古墳発掘報告書」「前漢皇帝領の研究」とか、慶応大学出版の「マグナ・カルタ」翻訳解説本をどうしよーか
悩んでいます。お値段と購入しても読めるだろうか?と頭をひねりながら。

なにしろそうでなくても読めてない本がいろいろありまして、八坂書店のパリ市民の日記第2巻や中世教皇史など積んであります。
なかでも吉川弘文館の二木先生の武家儀礼格式の研究は購入して10年以上、手つかず。読んでないところか、読まないうちに手放す本もある
状態。青木書店の弥生時代の大型集落の研究は半分も読めないまま手放してしまった・・・というか、弥生あたりの本はまとめてあきらめを
つけて手放しました。(そういえば、金関先生の訃報があったなあ。泰斗が逝く)
古墳時代はまだこだわりがあるので、絞っていますが。国立科学博物館選書13「インカ帝国」、アフガニスタン文化遺産調査
資料集第5巻「バーミヤーン仏教石窟の建築構造およびその意匠と技法」とか、こうやって書いていると、ほんと見境ないわ。
お城の本だと城郭模型さんに貸して、なかば預けている感じです。(ひどいなあ)
そのうち歴史部の中で交換会でもやりませんか?といっても、私のは重すぎるかなあ(実際、厚くて重いんです。ハイ)
それでは。

11紋章官:2018/03/25(日) 01:37:10
雪が降って、桜が満開になって、なんともあわただしいところ!

有楽町へコインの展示即売会に出かけましたところ。ローマ銀貨をのんきに集めていますが、こちらは幸い、多少は値上がりしていますが、昔から
価格安定中。というのも、何しろ数がある!数があるものはやはり、そこそこのお値段。もちろん、コンディションで違いはありますが、まあ、
イギリス金貨やターラーに比べれば、大したことはないので、数万円で選べば十分、いいものが出てくる。
ビザンツ金貨も昔は安かったんですよ!3万円くらいで、いいものが十分、買えたのが、いまは6万くらいはいるのに比べると、まだまだ2万くら
いからそこそこのが買えるローマ銀貨はいいところ。おかげで数集められますけど、ただ、図版を作ろうとすると、いいコンディションを求めるの
で、少し高めになっていく。刀装具の趣味をやめればいいんですけど、また入ってくるかが問題。さしあたり、4月末には年1回の東京国際コイン
コンベンション。また海外ディラーさんが来るので、買いこもうかと算段するところです。
さてコインショーの向かいでは稀観本ショー。手荷物、上着を預けての入場。こっちもあるものだなと眺めていました。こんな会もあるんだと思い
つつ、そのまま御濠端を歩いて千鳥が淵まで桜見物。よく歩いたなあ〜原稿、書く時間が減ってしまった・・・・それでは

12紋章官:2018/04/06(金) 21:08:10
朝一のニュースで高畑監督死去。なんとも残念なことです。日テレの金曜ロードショーはどうするのかな?
さすがに今日の今日は無理でも、来週は追悼だろうなあ。「火垂の墓」だと泣き出してしまうので、明るく追悼できるようの
「平成狸合戦」の方がありがたいなあ。風刺が効いているうえで終わりは希望があるかたちなので。

さて先日、BSでレオナルド・ダ・ヴィンチ作とされた「サルヴァトーレ・ムンディ」の番組がありましたが、みられた方、
いますか?カタールのルーヴル美術館別館の展示方法も面白かったですが、何よりアートディレクターと修復家の方が紹介され
それに話を聞くのが、れっきとした研究者の方であったのが良かった所です。
タレントや俳優(もちろん、造詣のある方もいますが)ではなく、専門家に専門家が話を聞くので、放送で使われたのは、
ほんの一部でも、しっかりした内容で話されていますので、聞くべきところが多い。未放送分を全部聞きたいところです。
特に修復のビフォアー、アフター、それに上塗りをすべてはがした状態での写真は修復技術や検証過程を知る上で、重要どころ
ではないところ。あれを生で見せられたら、説得力と論拠の土台の確かさを思い知らされるので、共作説の研究家の方が
困ってしまった、と正直、言うほど力があるところです。
いあ、本当に未放送分のインタビュー全部、放送してくれないかな〜ジャンルは違うとはいえ、この真贋判定と師弟共作の
判断は、自分の趣味でも身近な物で参考になるだろうなあ。ルネサンス絵画を含め、工房作は有名作者にはつきものなので、
共作、代作など驚いた事はないところ。有名なのはレンブラント工房、ラファエロだって当人作はどれだけやら。
刀装具も同じですよ。夏雄だって、世間にある夏雄のうち当人作など・・・・まあ、この先は自分の目を養うしかないのです
けど。夏雄がほとんど市場から姿を消しているので、本当のものを見る機会がなくなっているので、まずいわ、というところ。

そういえば銀河英雄伝説の新しいアニメ版の放送が始まるそうですね。まあ、見ないな。銀河声優伝説の時代のように男性声優が
どれだけ集められるやら。それでは。

13紋章官:2018/04/20(金) 20:49:59
あたたかいですねえ〜気がつけば4月はあと1週間ほど、連休目前になってきました。

歴史部ツイッターは賑やかですが、こちらは見る人もいないのか、地道に書き込んでいます。
コミティアでの頒布冊子の3冊目神話部向け新刊「英雄真偽」(仮称)の文書原稿はなぜか1週間で書きあがり、
あとは挿絵を入れるかどうか、というところ。まあ、今回はいいか。結局、Fateネタといいますか、神話伝説の「英雄」、
実在の人物の伝承と実在論を御紹介するような所です。神話伝説上の英雄、ギルガメッシュやヘラクレスですが、碑文や
遺跡発掘などで、どうも実在した人物もしくはモデルがいたのでは?と考えられるようになってもいます。
また始祖王とされる人物、エジプトのメネス王も、どうも初期王朝時代のナルメル王、アハ王の称号が名前と後代間違われた
ようだ、との話もありまして、そんなこんなでございます。
巻頭はもちろん、墓探しでも盛り上がるアルトリアさん、じゃなかったアーサー王、終わりは実在の人物なのに、あまりに強烈な印象を
残したので、伝説上の人物になってもいるアレクサンドロス大王となっています。この両者は比較が面白い!
片や架空の人物から現実世界に組み込まれ、片や実在から伝説上の大冒険の主人公になる。そんなところです。それでは〜


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