したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

異世界大戦

1こうすけ:2010/07/04(日) 01:46:36
もう一つの日本。

2こうすけ:2010/07/04(日) 01:50:58
この世界の日本はロシアに賠償金を請求することに成功し、軍隊の合理化を進めた世界です。
そして、この世界の大きな違いは、日本のみが空母の有用性を把握して太平洋戦争を開戦したということです。

つたないですがよろしくお願いします。

3こうすけ:2010/07/04(日) 02:11:19
日本はロシアの賠償金獲得に成功し、様々な軍備を整えることが出来た。
また、民間の飛行機会社を買収し、大きな一大航空会社とし、様々な機種をぞれぞれ得意分野のものが担当できるようにした。
また、瀬戸内海や仙台湾に多数のドックを建設することが出来た。
また、戦勝国となり、技術を奪おうとした中国との貿易でかなり稼ぐことが出来た。
また、イギリスやアメリカなどの欧米諸国は空母艦の優秀さを理解していなかったため、ワシントン軍縮条約では空母艦の比率は定められなかった。

その間に日本は戦艦赤城や天城を正規高速空母として就役させ、加賀や土佐を実験空母として就役させた。
その結果、沢山の新機軸を生み出すことが出来、他の艦の近代化改装時に役に立った。
コルトノズルスクリューや、蒸気カタパルトなどの開発が出来た。
また、客船や商船でも沢山の船を買収し、早々に護衛空母艦隊を作り上げた。

そして何より、艦載機の劇的な増加である。
堀越技師は、誉れよりも1500馬力の金星型発動機を採用し、防弾版や13ミリ機銃を搭載した零式艦上戦闘機を開発していた。
その分、性能に余裕があり、海軍側から「母艦上での運用を考慮してほしい」という通達が来たことによって、97式艦攻でおなじみの折りたたみを採用した。
また、99式艦爆も発動機を変え、折りたたみを採用した。
これにより、従来の予定搭載機数の約1、5倍の搭載機を確保できた。

対米戦の準備は着々と整っていた、

4こうすけ:2010/07/04(日) 02:16:58
戦艦群もコルトノズルスクリューを付けたことにより、速力が上がっていた。
大和クラスが30ノット
長門クラスは29〜30ノット
伊勢クラスは28ノット
山城クラスは27〜28ノット
そして金剛クラスは34〜35ノットである。

これにより、多数の戦艦が空母群の護衛が可能となった。
また、山城クラスの舵を切ると速力が遅くなるという現象は、ドイツ式の新型操舵装置の導入により解決した。

ここに、世界最強の艦隊が誕生した。

5こうすけ:2010/07/04(日) 02:25:15
空母
赤城級 33ノット 137機搭載
加賀級 31ノット 135機搭載
蒼龍、飛龍級 36ノット 125機搭載
翔鶴級 36ノット 125機搭載
隼鷹級 28ノット 79機搭載
龍譲級 33ノット 72機搭載
鳳翔級 28ノット 37機搭載

実史には無い空母(現在)
赤城級 天城 
加賀級 土佐
隼鷹級 南鷹、北鷹

6こうすけ:2010/07/05(月) 02:06:08
ドイツも、この日本の急成長に驚き、新造艦を日本に発注することにした。
このときのドイツは、まだ経済が回復しておらず、大型艦の建造設備が少なかったため、日本に発注することにしたのだ。
内容は
H型戦艦6隻
グラーフシュペー型空母4隻
巡洋艦4隻
その他駆逐艦10隻である。
見返りとして沢山の技術供与があったのは言うまでもない。

また、この中のH級戦艦のうち2隻は予算不足のため廃棄される予定であったが、日本が買い取り、紀伊、尾張と名付けることになったのは真珠湾攻撃2週間前であった。

アメリカは、早くから日本の急成長を警戒しており、対日資源輸出禁止法を制定した。
しかし日本は、ドイツ式の新しい掘削装置や満州の油田などから沢山の資源を得ていたため、なんとか持ちこたえていた。
しかしこのままではやはり事態は悪化する一方。
そこで打開策を考えたのは山本五十六であった。

7こうすけ:2010/07/08(木) 12:40:58
秘匿名0号大型高速輸送艦
これが山本の考えた策である。
普段は12万トン級の超巨大タンカーで速力は32ノットも出る。
しかし、実は全通甲板を持ち、荷物昇降用という名の付いた艦載機用エレベーターもあり、追加装甲を付けることも出来る。
正式名
秘匿型移動航空基地1型
全長320メートル
幅60メートル
排水量14万2000トン(追加装甲装備)
速力29ノット
艦載機 
 一式陸上攻撃機 40機
 零式艦上戦闘機 100機
武装 20センチ3連装砲6基18門
   10センチ連装高角砲20基40門
   25ミリ機銃100基100門
   40ミリ4連装機銃16基64門
装甲80ミリ(甲板)
  60ミリ(舷側)
  完全防御

8こうすけ:2010/07/08(木) 12:52:39
この船を12隻建造し、様々な重要拠点の防衛のために使用する。
この資金は、日本郵船から出たのだ。
何にせよ12万トンの輸送船である。
これ以上会社の宣伝になる船は無いだろう。

しかし、これで対米戦の準備は整った。
第一航空戦隊 天城 赤城 龍㐮
第二航空戦隊 加賀 土佐
第三航空戦隊 蒼龍 飛龍
第四航空戦隊 翔鶴 瑞鶴
第五航空戦隊 隼鷹 飛鷹 鳳翔
第六航空戦隊 南鷹 北鷹

そして
第一戦闘艦隊 大和 武蔵
第二戦闘艦隊 長門 陸奥
第三戦闘艦隊 伊勢 日向
第四戦闘艦隊 山城 扶桑
第五戦闘艦隊 金剛 榛名
第六戦闘艦隊 比叡 霧島

と、大艦隊である。

9こうすけ:2010/07/08(木) 12:55:03
この船を12隻建造し、様々な重要拠点の防衛のために使用する。
この資金は、日本郵船から出たのだ。
何にせよ12万トンの輸送船である。
これ以上会社の宣伝になる船は無いだろう。

しかし、これで対米戦の準備は整った。
第一航空戦隊 天城 赤城 龍㐮
第二航空戦隊 加賀 土佐
第三航空戦隊 蒼龍 飛龍
第四航空戦隊 翔鶴 瑞鶴
第五航空戦隊 隼鷹 飛鷹 鳳翔
第六航空戦隊 南鷹 北鷹

そして
第一戦闘艦隊 大和 武蔵
第二戦闘艦隊 長門 陸奥
第三戦闘艦隊 伊勢 日向
第四戦闘艦隊 山城 扶桑
第五戦闘艦隊 金剛 榛名
第六戦闘艦隊 比叡 霧島

と、大艦隊である。

10名無しさん:2010/07/09(金) 01:13:25
おお、久々に頑張ってる人がいますね。
ロシアからの賠償金を利用してブーストをかけた太平洋決戦ですか。

幾つか質問。
・コルトノズル採用で戦艦が総じて5kt前後速度向上とあるけど、あれって"低速高荷重"、ようは低速でパワーのある動き(特に砕氷船)に向いてるわけで、
 高速発揮には向かない上に耐久性に難がある、まして5ktも上がらないはず。そんなに有用なら現代の軍艦でも採用されてると思いますが?
・蒸気カタパルトって結構高度な技術で史実じゃアメリカが戦後になってやっと開発した位だけど、日本が戦前に開発するとなるとその時点で戦後米以上の技術があると言う事ですか?
・作品内で一番重要な"日本が戦艦至上主義の時代からどうやって明確に傾倒できるほど空母の有用性に気付けたのか?"が書かれていないような?

11こうすけ:2010/07/10(土) 16:11:46
>おお、久々に頑張ってる人がいますね。
>ロシアからの賠償金を利用してブーストをかけた太平洋決戦ですか。
ありがとうございます。
いくつか質問があるようなので答えさせていただきます。

え〜っと、一つずつ説明します。
まずはコルトノズルですが
コルトノズルっていうか、現代のウォータージェットポンプ式って言った方が良いですね。
でも5ノットも上がるかって言われたら、、、そうじゃないなあ。
一応後付けで、出来うる限り他の船もバルバスバウを付けて、船体をスリムにしている。ということで茶を濁させてください。
蒸気カタパルトですが、
戦前ドイツでも開発が進められており、グラーフシュペー級の空母に搭載する予定でしたが、ヒトラーの命令で中止になり、そのときの資料を日本が買い取ったということで。
技術をもらって石油などを取って、ドイツに売って、技術をもらう、と言った形です。
空母の有用性についての議論は後々エピソードで語ると思いますので、そのときをお待ちください。

1210:2010/07/11(日) 16:28:08
>>11
なるほど、結構考えられてますね。ドイツが艦隊建造にマジというのも結構影響が出そうです。
空母の有用性の発見については楽しみに待ってます。申し訳ないですが気になる所を追加。

・開戦前に造る新造大型艦艇が多過ぎなような。翔鶴型2隻、大和型2隻、H級6隻、シュペー級(グラフツェッペリン?)4隻、
 秘匿型移動航空基地1型12隻。計26隻の大型艦艇を同時(時間考えると同時じゃないと無理)建造可能というのは、
 ロシアから数億程度賠償金毟ったのだけが原資にしてはブースト掛かり過ぎなような。この上旧式戦艦&空母全面改装となると最早本気の米並では?

・秘匿型移動航空基地1型、超高速な上に空母機能を持ち、軍艦としての防御機能と相当な兵装を装備。
 これじゃ軍艦並みのコストがかかると思いますよ?そしてこの巨体だと多少のスケールメリットがあっても大和より高くなると思われ。
 商船レベルのコストで建造したいなら大出力は無理、頑健に造らないといけなくなる防御と武装も無理。
 少なくとも日本郵政に15万t級艦が収まるドック12ヶと大和以上の艦1ダース分もの予算を捻出できる力は無いかと。

1310:2010/07/12(月) 00:39:12
付け足し
ポンプジェット(ウォータージェット推進)は現在でも採用されているのが数百トン規模の小型艇、潜水艦、魚雷等。
多分数万tもの大型水上艦艇の使用に耐えるようなものはとても用意できないと思われ。
どうしても+5ktしたいとしてこれを既存技術で処理するならば、
バルバスバウと船体10〜20m延長で2kt程度分稼ぎ、馬力を3割増しにすれば行けるか?といったところ。
問題はコストに見合うか怪しい所。特に金剛の場合は35ktと目標が高く、240m前後の船体と18万馬力位にすれば何とかレベル。
相当カネと手間を喰いますし、んでもって35kt出す必要がどの位あるか、というとぶっちゃけ殆ど見当たらないような。

14こうすけ:2010/07/14(水) 15:09:33
ジェットポンプについては考え方を間違っていました。
すいません。
秘匿0型艦については普段は動かない機関があり、開戦時にのみ作動するということで。
普段は経済速力重視の12ノットです。
防御は後で追加装甲板を付けるのみの簡易的なもの。しかし沈みにくいようにドイツ戦艦のような全体防御式を採用しています。
ちなみに、コストは大和級より高いですが、下に書いてあるように先進国家の仲間入りしているとすれば無理な話で無いかもしれません。
他の艦船の速力が上がった理由はディーゼルの機関の資料をドイツから取り寄せて、機関改装時に変えたので功ばり気になったということで。
経済情報について、日本が勝ったことにより、日本の信頼度が上がったため、他の国との貿易が増え、他の国の技術を買い取って研究し、
第二のグレートオブブリテンとして名高い海洋国家となったため、技術力では一歩アメリカに勝り(科学国のドイツが後ろ盾なので)、
生産では少し劣ると言った形になっています。
しかし、アメリカのように大量生産、ベルトコンベアーの開発、制作機械技術の向上などが活発化しているため、そこそこの生産力はあります。
軍事予算は、国家予算の内海軍40パーセント、陸軍30パーセントほどとなっています。

1510:2010/07/14(水) 23:44:24
>>14
>秘匿0型艦については普段は動かない機関があり、開戦時にのみ作動するということで。
燃費が問題では無いです。ドでかい上にきわめて太いので、この艦が30kt近い高速を出すには非常識な馬力が求められます。
近い排水量の戦艦にH44計画案がありますが、345×51mとO型艦に比べてかなり細くても30kt出すのに28万馬力。
恐らくこの武装タンカーが30kt出すには30万馬力を優に超える超絶大馬力機関が必要です。
機関は艦の中でも精密なだけに特に高価な部分ですから、目玉の飛び出るような価格になりますよ?
そもそもなぜ輸送船舶が30ktもの高速を出さないとならないのか、独行するわけでもないでしょうし。

>防御は後で追加装甲板を付けるのみの簡易的なもの。しかし沈みにくいようにドイツ戦艦のような全体防御式を採用
文の前後でおっしゃられる事が相反していますよ。
簡易的、おそらく一般に商船構造とされるものをイメージされていると思いますが、
戦艦と比べれば被弾など考えていないので隔壁もフレームも少ないから当然脆い。
戦艦からすれば大した物ではない正規空母ですら、商船改造空母とは耐久性が段違いです。
このような構造の場合、装甲を張った所で船体が脆いので防御力は得られません。
しかも20cm砲が簡易構造じゃ積めないですよ?発砲に耐えられません。
まして戦艦のような…というと簡易どころでなく頑強なフレームと隔壁。このデカさではコストも建造時間も相当かかります。
しかも沈みやすいように、といってもタンカーですよね?大量の油を積む時点でかなり無理がありますよ。

更に問題として、320mもの巨大タンカーを造るとして、国内はともかく採取先にもこんなデカイ港湾施設を各地に造るのですか?
ちゃんとした港湾施設が無いと輸送効率が致命的に悪化しますよ。

>コストは大和級より高いですが、下に書いてあるように先進国家の仲間入りしているとすれば無理な話で無いかもしれません。
大和1隻で当時の国家予算の3%弱。仮にO型艦が倍の5%とすると12隻で60%。更に大和2隻で6%、同規模のH型紀伊が2隻で6%。
戦艦とタンカーだけで当時の日本の70%以上の予算を使い、その上それに見合う補助艦艇を造るとこの数倍になります。
(大和2型隻で3億弱の予算を計上したマル3計画の全体予算は約8億)
当時の日本は既に戦時国債発行しまくりで実態規模より大幅に予算組んでるのに、これの10倍以上ありそうな予算を組む。
実態経済規模が最低でも10倍無いと崩壊するかと。先進国になればなんとか、というレベルを思い切り通り過ぎていますよ。
貧弱貧弱と言われた日本も戦前にはピークで世界の4%弱の工業生産額があったのに、そんなに伸ばす市場は世界にはありません。

>ディーゼルの機関の資料をドイツから取り寄せて
奇跡的にドイツと同レベルの技術が得られたとしても、ドイツ戦艦はそのハイスペックな
ディーゼルエンジンのトラブルに常時悩まされていたのですが。

>他の国の技術を買い取って研究し〜技術力では一歩アメリカに勝り
他国の技術を買い取って研究は史実で資料に穴があくほどやってます。
他国だって先端技術は大切な物、不必要にくれる物ではないのですよ?
日本が中国に先端技術を提供〜と考えればその不可解さが分かるかと思いますが。

>生産では(アメリカに)少し劣ると言った形になっています。
タンカーの件を見ても、本当に史実の10倍の経済成長をするつもりでしょうか。
史実日本は日露戦争以降1次大戦終了まで高度経済成長を果たし、恐慌からも世界的に見てかなり早い時期に脱し、
1次大戦後から2次大戦前までに実体経済でも倍の成長を遂げています。発展途上国だけに非常に早い成長です。
この約30年の急成長を10倍に上げるというのは、宇宙人や未来人が手を加える域ですよ。
まして「日露戦争で賠償金を得る」「他国との貿易発展(恐慌によるブロック経済は?)」程度では倍も容易ではないはずです。

16こうすけ:2010/07/15(木) 19:47:15
え〜っと、まず空母としては大きさの割に軽いので、(武装の搭載量や人員、燃料の重さ)などが通常空母に比べ軽いです。
また、秘匿艦なので、外から重装甲だとばれないようにする必要があるため、外以外の構造はしっかりとした巡洋艦並みです。
追加装甲板は開戦の後に電気溶接で付けます。元々付ける予定なので工事はまだ簡単でしょう。
全体防御は沈没率を低くするため、大和や武蔵はバイタルパート以外の非装甲区画からの浸水が主な原因で沈んでしまいました。
つまり、元々この大きさの空母で設計されており、それを商船に見立てたという訳です。
ちなみに、むろんアメリカに空母だとばれていますが、国際法上の問題は回避しよう、というのが狙いです。
また、イギリスなどの国からも建造を依頼されているため、設計図から様々な技術を盗めます。
馬力は一応それだけ確保できるとして(無理か、、、。)
前回書いたスペックは設計時のものであり、実際に運用するときには26〜28ノット程度になるでしょう。
そして、この間が建造されたのはワシントン軍縮条約の年から(毎年一隻か二隻)なので、一年一年の影響は少ないです。
しかし、改造に耐えうるように大きく各部を作ってあります。
輸送船の時には速力12〜8ノットで機関の一部のみを稼働させます。機関は使わない機関が多く、設置してあるだけです。

また、世界恐慌はアメリカが経済の中心だったために起こりましたが、急速に技術が伸びた日本に資本が集中したため、アメリカの世界恐慌への影響は
実史に比べ、比較的小さく、日本に対する経済制裁を加えていたとになので、他に国からの影響が少なくともありましたが、それでも日本にほとんど影響がなかったということで。
言ってみれば、アメリカが勝手に転んだということですね。
それにロシアに勝ったという大義名目(?)もあるので国際的信頼も厚いです。

また、ディーゼル機関は、調子が悪いですが、戦力が大きいためそんなに故障が出ても、他の戦力で補えると思います。
また、それでも不安定な場合は島風のような高圧ボイラーよりも強力なドイツ式高圧ボイラーに換装します。
この高圧ボイラーはH型戦艦に搭載してあったもののコピーです。

コピーがその当時の技術では不可能だったように思われますが、相手から利益目当てによってくる国があるため、技術は比較的多く入ります。
その上経済が活発化すると技術が上昇します。
このとき既に日本は高度経済成長期に入っていた、と考えてください。
なので、コピー技術も上昇し、国も収入が増え、国内全体の近代化(道路整備や車両の導入)がされている状態です。
今のところこれしか言えません、また逐次質問に答えさせていただきます。

一応今度から本題の方も進めさせてもらってよろしいでしょうか?

17こうすけ:2010/07/15(木) 19:58:42
え〜っと、まず空母としては大きさの割に軽いので、(武装の搭載量や人員、燃料の重さ)などが通常空母に比べ軽いです。
また、秘匿艦なので、外から重装甲だとばれないようにする必要があるため、外以外の構造はしっかりとした巡洋艦並みです。
追加装甲板は開戦の後に電気溶接で付けます。元々付ける予定なので工事はまだ簡単でしょう。
全体防御は沈没率を低くするため、大和や武蔵はバイタルパート以外の非装甲区画からの浸水が主な原因で沈んでしまいました。
つまり、元々この大きさの空母で設計されており、それを商船に見立てたという訳です。
ちなみに、むろんアメリカに空母だとばれていますが、国際法上の問題は回避しよう、というのが狙いです。
また、イギリスなどの国からも建造を依頼されているため、設計図から様々な技術を盗めます。
馬力は一応それだけ確保できるとして(無理か、、、。)
前回書いたスペックは設計時のものであり、実際に運用するときには26〜28ノット程度になるでしょう。
そして、この間が建造されたのはワシントン軍縮条約の年から(毎年一隻か二隻)なので、一年一年の影響は少ないです。
しかし、改造に耐えうるように大きく各部を作ってあります。
輸送船の時には速力12〜8ノットで機関の一部のみを稼働させます。機関は使わない機関が多く、設置してあるだけです。

また、世界恐慌はアメリカが経済の中心だったために起こりましたが、急速に技術が伸びた日本に資本が集中したため、アメリカの世界恐慌への影響は
実史に比べ、比較的小さく、日本に対する経済制裁を加えていたとになので、他に国からの影響が少なくともありましたが、それでも日本にほとんど影響がなかったということで。
言ってみれば、アメリカが勝手に転んだということですね。
それにロシアに勝ったという大義名目(?)もあるので国際的信頼も厚いです。

また、ディーゼル機関は、調子が悪いですが、戦力が大きいためそんなに故障が出ても、他の戦力で補えると思います。
また、それでも不安定な場合は島風のような高圧ボイラーよりも強力なドイツ式高圧ボイラーに換装します。
この高圧ボイラーはH型戦艦に搭載してあったもののコピーです。

コピーがその当時の技術では不可能だったように思われますが、相手から利益目当てによってくる国があるため、技術は比較的多く入ります。
その上経済が活発化すると技術が上昇します。
このとき既に日本は高度経済成長期に入っていた、と考えてください。
なので、コピー技術も上昇し、国も収入が増え、国内全体の近代化(道路整備や車両の導入)がされている状態です。
今のところこれしか言えません、また逐次質問に答えさせていただきます。

一応今度から本題の方も進めさせてもらってよろしいでしょうか?

18名無しさん:2010/07/15(木) 20:51:17
一見、普通の女の子の日記ですが、
ある事をした後に更新しています。
かなり中毒性が高いので注意が必要かもしれないです。

ttp://stay23meet.web.fc2.com/has/

19名無しさん:2010/07/17(土) 00:26:42
・秘匿艦
>追加装甲板は開戦の後に電気溶接で付けます。元々付ける予定なので工事はまだ簡単でしょう。
それだけじゃないでしょう?秘匿するなら飛行甲板としての装備一式と多数の兵装と装甲を全て後付け。
簡単どころかこれだけの大仕事を12隻もある巨艦一斉に開戦後やる?他の大型艦艇の新造と修理が全く出来なくなりますが。

>全体防御は沈没率を低くするため、大和や武蔵はバイタルパート以外の非装甲区画からの浸水が主な原因で沈んでしまいました。
全体防御艦=浸水し辛い、と言うわけではありません。全体防御の代表ビスマルクは寧ろ水線下防御が弱いです。

>ワシントン軍縮条約の年から(毎年一隻か二隻)なので、一年一年の影響は少ないです。
山本五十六の秘策じゃなかったんですか?彼は当時佐官なんですが。
しかも影響が少ない―どころじゃないです。
以前も言った通り日本は1次大戦後から太平洋戦争前までで長足の成長を遂げています。
つまり、同じ物を造ろうとするなら1隻辺りの負担は当然大幅に上がります。当時日本最大の戦艦だった長門の建造コストは
国家予算の約3%。これの3倍前後はかかるでしょう。つまり1隻で国家予算の10%近い。
これほどのモノを1年1隻造り、他の海軍戦備も最低でも史実並となると財政破綻しない方が不思議です。
恐らく経済成長が解決する、と踏んでいるのでしょうが歴史修正の起点は日露戦争ですよね?
史実では日露戦争後からワシントン条約時までに4倍前後という異常な躍進を遂げています。
準備時間は20年以下、しかも史実ベースが既に高度成長中の日本の成長をどこまで伸ばそうと言うのでしょうか?
更に言えば当時の船舶は最大でも5〜8万総t程度なのに、12万t強の船舶って無理も良い所ですよ。
どの時期を取って見ても、経済・技術成長の展望があまりに高望みです。

・経済
>世界恐慌はアメリカが経済の中心だったために起こりましたが、急速に技術が伸びた日本に資本が集中したため
このIFを満たすには世界の4割近くを占めていたアメリカの工業生産の過剰分を日本が消費する必要があります。
貧乏かつ輸出国の日本のどこにそれだけの消費経済が存在できると言うのでしょうか?
ドル比で国民所得が日米で20倍は違ったという事等々を踏まえた方が良いですよ。

>日本に対する経済制裁を加えていたとになので、それでも日本にほとんど影響がなかったということで。
謎すぎます。技術も物資も市場も全て国外任せの日本が経済制裁受けて影響が無いとはどういう事でしょうか。
史実で日本が米に絶望的な戦争仕掛けたのは経済制裁かけられてこのままでは確実に滅ぶからやむなし、だったからですが?

>一応今度から本題の方も進めさせてもらってよろしいでしょうか?
それは勿論ですよ。楽しみにしています。

20名無しさん:2010/07/17(土) 21:28:01
なぜこの作者さんはそこまで無理して武装巨大タンカーなんて効率悪い事をするのだろう。
護衛が付けばコスト爆発させてまでタンカーに武装や防御力を施す必要無いし、護衛が付かんのなら小規模艦隊も撃退できないレベルだし。
余計な事しないで普通にタンカーとして造ればお値段数分の一だっちゅうになぁ。

2119:2010/07/17(土) 22:57:58
うーん、そこはホントに。
史実の建造予算を見るに、戦闘艦と普通のタンカーのコストは別物な位違います。
見るに、同じ2万t規模の空母とタンカーの場合、6倍のコスト差があり(t辺り5,000円vs800円)
仮にこれを12万tと考えて武装タンカーと並タンカーの予算を想像すると大体6億円vs1億円でなんとその差額は5億円
(しかも武装と構造の差から並タンカーの方が遥かに油を積める)。
5億円と言うと、中型空母2隻+重巡2隻+駆逐艦10隻位。つまり別途に機動部隊が造れる予算を喰います。
これが12隻ともなると大戦後期米機動部隊クラスの大機動部隊の予算が飛ぶ(汗)
実際はスケールメリットがあるので建造コストは半分以下になるでしょうけど、t辺りのコスト差はあまり変わらんでしょう。
しかもタンカー+機動部隊ならタンカーのみ、機動部隊のみでも当然運用できるのに対し、
武装タンカーはバラせないので平穏な輸送では武装が無駄、かと言って機動部隊に組み込むには問題が多過ぎ。
正直なところ、どちらを取るべきかははっきりし過ぎてるんですけどね。

22名無しさん:2010/07/18(日) 02:37:43
そもそも、日露戦争で賠償金ってどうすりゃ取れるんだろう。
講和の時点では幾ら優勢を保ってたとは言え日本軍は物資、損害共に完全に限界だった。
ロシアも「ちょっと油断して不利になっただけだ、こっちはまだまだやれるんだ」と息巻いていた。
そこで日本は戦時賠償金を放棄する事で辛うじて停戦に成功した、という経緯がある。
賠償金に色気なんか見せると講和に失敗して延長戦、戦える状態じゃない日本は大陸から叩きだされるぞ?
史実じゃ元々ロシアの領土としては印象も歴史もあまり無かった樺太以外には権益譲渡しかしていない。
つまり、ロシア側には敗北では無くてちょっと寛大さを見せた停戦である、とロシアの威信に過剰な傷を付けない内容。
ところが賠償金となるとロシアに「ロシア帝国は黄色人種の三下国家に負けましたごめんなさい」と宣言させるのと同じ。
こんなもの飲んだら年内にロマノフ王朝が崩壊しかねない。
日本敗北確定の第2ラウンドを行う決意をロシア側にさせてどうすんのよ。

23名無しさん:2010/07/20(火) 21:27:14
日露戦争あたりはどちらにも虫のいい話ですね。
ロシア側からみれば、極東に動員した兵力をすり潰されて、戦争継続には欧州正面から戦力を引き抜かなければなりません。
第二太平洋艦隊も編成上から消えた以上、欧州的価値観だと勝負ありでしょうしね。
一次大戦前の戦争で、国家の存亡をかけた総力戦なんてナンセンスでしょうから、外交次第で手打ち可能でしょうね。

日本側から見た世界はさぞや絶望的な訳ですが、御説通りなら当時の日本国債なんぞ紙屑ほどの価値もない訳で、
世界の目はそんな単純なものじゃないってことでしょうね。

24名無しさん:2010/07/21(水) 21:23:08
>>23
気取るのは良いが、いちいち的が外れとるな。突っ込みどころ多過ぎ。

>ロシア側からみれば、極東に動員した兵力をすり潰されて
極東の島国と大陸軍国の疲弊を一緒に捉える?
奉天会戦で後退して半年間体制を立て直して補給も得ている露軍と補充の見通しゼロの日本軍を一緒に語る?
たしかに虫のいい話ですね。

>第二太平洋艦隊も編成上から消えた以上、欧州的価値観だと勝負ありでしょうしね。
メインが陸戦なのに海戦が終わったら勝負ありとかどこの欧州的価値観だね?
第二太平洋艦隊が無くなったからって日本艦隊が陸戦に貢献できる事なんかそうは無いんだけど。
沿岸に近づいた敵陸軍を艦砲射撃で粉砕できるような備蓄は少なくとも無いな。

>国家の存亡をかけた総力戦なんてナンセンスでしょうから、外交次第で手打ち可能でしょうね。
その外交の手打ちの最低ラインが日本の賠償金放棄なんだけど、話聞いてる?
賠償金を取る、という行為は手打ちのラインを越えてる事位は理解してほしいな。
仮に続行しても日本には「国家の存亡をかけた総力戦」なんて聞こえの良い事が出来る地力なんか無いんだけど。
総力戦なんてとうに全力の日本はそうかもしれんが動員半ばで200万陸軍を擁するロシアには関係の無い話だな。

>御説通りなら当時の日本国債なんぞ紙屑ほどの価値もない訳で
御説とやらがどこの事か指摘もしないから何が言いたいのか全く伝わらないんだけど。
取り敢えず既に他国が購入されてる国債は相手が紙くず程度の価値に扱ってくれるほど甘くは無いね。
頑張って意訳すると負け確定なら日本国債買う馬鹿はいないとでも言いたい?
別にイギリスは日本がロシアに勝つ確信があって国債買ってるわけではないからやっぱり外れてるな。

25名無しさん:2010/07/22(木) 16:03:46
……名無しによる的はずれ擁護が入るといろいろ勘ぐってしまうのは悪い癖だなあ。
そっくりな流れがこのスレの下に並んでる立て逃げスレにいくつもあったせいかもしれんが。

26こうすけ:2010/07/22(木) 18:18:44
う〜ん、一旦世界構成を考え直してみます。

どうしたものかなあ、、、、?

27名無しさん:2010/07/22(木) 19:16:40
>>25
他のは立て逃げもそうだけど知識ないから意見よろしくね、みたいな事言っといて、
いざ色んな否定材料が来ても指摘箇所を何が何でも変更しない事を前提に反論するのが謎。
結局無理な論に無理重ねてどうにもならなくなって逃げてしまう。
こうすけさんはそうじゃないようなので期待が持てるね。

>>26
取り敢えず話題の軸が多すぎるから整理したほうがいいと思う。
巨大武装タンカー量産、日本産Z艦隊、空母機動部隊強化…
超長期連載をするわけでもないならうち1つで十分じゃない?どれも結構な改変だし。
同時にやるから上でもあるようにアメリカ並みの経済規模がないと破綻してしまうわけで。
特に武装タンカーはどう考えても「ト」の域に入りたくないなら捨てた方が良い位無理が多い。
ドイツとの技術交流を強調したいなら日本産Z艦隊、機動部隊主軸なら空母強化に絞る方が好いと思う。
あと、経済数倍、技術力米以上なんてレベルを望みたいならどだい日露戦争からの改変じゃ遅いでしょ。
日露戦争〜一次大戦終結まで日本はインチキ臭い位成長してるんで数倍の加速とか無理、
一次大戦後は世界的生産過剰と恐慌があるからここでの成長も相当無理。
一番てっとり早い強化は開国の半世紀位の前倒しとか。ドイツもこの位からなんで多少は希望が持てる。
ただ、これでも世界の工場アメリカに「やや劣る」なんて工業生産力はありえないけどね。
世界のパイが一定な以上史実の2,3倍程度で諦めないと架空戦記じゃなくて架空史レベルの介入が要るべ。

28こうすけ:2010/07/25(日) 02:05:42
じゃ、こういうのはどうですかね?
ロシアとの海戦では、ロシアは移動中に九州沖合で嵐を受けた。
嵐に遭遇し、疲弊しきったバルチック艦隊に対し、日本艦隊は正攻法で望み、敵の艦船数隻を拿捕、撃沈。
戦艦数隻が大破するものの、被害は前代未聞の艦船喪失なしであった。
日本側は数隻の軍艦を擁する大艦隊となった。しかし一方で、人員の損失も大きく、継続戦闘は難しい状況であった。
同時にロシアも、人員は居るものの運ぶ船が無く、これでは国防が危ういと、講話に持ち込む風潮があった。
ロシアは、本来講話の対象にあった樺太半島の半分の割譲の権利と、一部の艦船の買い戻しの代わりに賠償金18億円もの賠償金が払われた。
これを使い日本は、軍備を増強しようとしたが、うまく行かず、賠償金の使い道を見いだせぬまま計画は頓挫してしまう。
そこに起きた第一次世界大戦の後、日本は戦争中かいま見た戦車や飛行機を研究することに興味を持った。
そのためにドイツからあまたの技術者を呼び、戦車や飛行機の開発にあたらせた。
これは、ドイツにとっても研究が続けられる良い口実だと考え、そのために貿易の必要性が出てきた。
ここに、日独修好通商条約が結ばれた。
これに対し早くから危機感を抱いていたアメリカは、日本の生命線である石油の輸出規制を行い、科学の進歩を遅らせる策を実行した。
日本とドイツはアメリカに対し対米戦の決意を固めるに至り、ワシントン軍縮条約等を破棄することを明言、出来る限りの軍備充実を図った。
また、日本国内で発見されていない油田が無いか調査隊を多々送り込んだ。
すると、満州に送り込んだ伊賀埼調査隊から電報が届いた。
『満州ニ油田アリ』
満州地方に大規模な油田があることが発覚、日本はこの油田がロシアに奪われないかと警戒していた。
1919年、ロシアはガングート級戦艦4隻を主力とする侵略艦隊を編制、旅順へと進出した。
ロシアは日本のことを侮っていた上、内乱が多発している中、早急に利益を得なければならないと考え、自称最強艦隊の名の下に侵攻したのであったが、
金剛、榛名、比叡、霧島、伊勢、日向、山城、扶桑等の新鋭戦艦に痛い目に遭い、また6億円もの賠償金を払う目になってしまった。
しかし、スターリンには陸からの侵略ルートがあった。
だがそれでも、敵を侮って諜報を全く行わなかった結果、艦隊全滅という最悪の結果を導いたという戦訓をふまえ、軍隊を欧州方面から引き抜き、満州方面にまわしたのであった。

その後、第二次世界大戦勃発、満州地方に戦力を集結していたロシア軍は、ドイツのいきなりの侵攻に対応できず、ついにはモスクワを落とされる最悪の事態に陥る。
そして日本は、この好機に乗じ、ロシアに宣戦布告、一気にイルーツクを落とし、ババロフスクを占領した。
アメリカは、ロシアが降伏することを恐れ、日本に宣戦布告した。
しかし日本には条約に加盟していなかったため空母が多数あった。
加賀型戦艦改造の加賀、土佐
天城型巡洋戦艦改造の、天城、赤城
13号巡洋戦艦改造の、紀伊、土佐
翔鶴、瑞鶴、蒼龍、飛龍、
客船改造の隼鷹、飛鷹、南鷹、北鷹
そして龍㐮型空母、翔龍、瑞龍、紅龍、応龍、雷龍
その他小型改造空母。

29名無しさん:2010/07/27(火) 01:50:06
結構無理があるような。あともう少し時系列を分かりやすく書いてほしい。
1919年の前にワシントン条約破棄と言われると時期が全く分からないよ。

>樺太半島の半分の割譲の権利と、一部の艦船の買い戻しの代わりに賠償金18億円もの賠償金
当時世界でも最新最大の戦艦富士が1隻1,000万円。
富士型戦艦よりは安いだろう鹵獲艦数隻と当時はロクな資源も無い流刑地の島半分になぜ最新鋭戦艦180隻分もの金が下りるので?
こんな金がある位ならどう考えても大陸反攻に使われるんだけど。
更に言うと日露戦争の戦費は20億円。奇跡が起きてこのカネが手に入っても全部借金返済に消えるよ。

>これに対し早くから危機感を抱いていたアメリカは、日本の生命線である石油の輸出規制を行い
文の流れからすると1920年前後だよね。当時ってまだ石炭から切り替わるかって所で生命線とまで行かないんだけど。
生命線としても一次大戦終わるかどうかの時期に連合国内でこんな事やったらアメリカが総スカン喰らうよ?
もっと言うと、当時はイギリスとの繋がりも強いから最悪アメリカがハブられる。

>1919年、ロシアはガングート級戦艦4隻を主力とする侵略艦隊を編制
流石にこれはない。ロシア革命の真っ只中のロシアのどこにそんな余力が?しかも配備はバルト海。極東まで持ってくる事自体が非現実的。
1918年中に皇帝一家が銃殺されて、1919年には実質的にロシア帝国崩壊しとるぞ。内乱なんて話ではないよ。

30名無しさん:2010/07/27(火) 17:45:47
確かに年代の経過が聊か分からないですね。順に書かれているとなると不思議な所が目に付きます。

・一次大戦後〜1919年のロシア艦隊遠征より前に日独修好通商条約とあるが、
ドイツ敗戦から講和条約もまだなのに日本が単独で通商条約など許される事ではないはず。
・1919年より前にワシントン軍縮条約破棄とあるが、条約はまだ存在していない。
 仮に締結直後位に破棄してるとなると国際的な信用が暴落する。そうでなくても戦後体制を乱す野蛮国家とみなされる。
 国際的地位は地に落ち、連盟理事国は当然無し、技術流入は絶望的、経済成長にも相当な足枷になりますね。
・1919年にロシア帝国が艦隊遠征行うのもアレですが、それ以上に2次大戦時もなぜロシア?
・1919年にロシアが艦隊遠征、どう考えてもこんな事が出来る状況でもないし、
他国からすれば革命勢力と見分けが付かない。下手に押し切ろうものならインド洋も見れずに欧州海軍に沈められます。
更に問題なのが、無政府状態なので賠償金など取りようがないと言う事。

他にも謎な箇所がちらほら。
史実より増強されてる極東ソ連に侵攻…対ソ戦用だけで何十個師団用意する気なのでしょうか。
しかも攻め込んで一体何を得る気なのか。
条約に参加せず、怪しい時期にドイツと通商条約を結び、大規模な海軍を持ちながら相当の陸軍を大陸に展開…
アメの石油禁輸が生命線を脅かすというと他国との貿易も出来ていない状況ですし、
バルト海から遥々ロシア(ソ連?)艦隊が進出して来るのを誰も誰何しないというと相当各国から嫌われている事に。
規模のでかい膨張路線の軍事偏重国家、長年の経済制裁で先進国どころか国内ボロボロって感じになりそうな。

31こうすけ:2010/07/27(火) 22:50:22
じゃあ、こういうのは?
1914年に発生した大戦は、中央同盟国の敗退によって幕を閉じた。
その後開かれたパリ講和会議により、禍根を残しつつも、ヨーロッパの君主制は終わりを迎えた。
ドイツの持つ東アジアの権益と、国際連盟における地位を手に入れた日本は、この機会を利用し、重工業化へ向けた官民一体の経済体制への変換を実行する。
日本の重工業化に際して軍部は、対戦中垣間見た、戦車、飛行機の有用性を唱える多くの士官によって、開発に着手することを決定した。
開発にあたり日本は、ベルサイユ条約においてほとんどの武器保有を禁止されたドイツから科学者を招集するに至った。
ドイツにとってもこの要求は願ったものであり、ここに日独友好通商条約が締結され、相互の技術交流が行われることとなった。
この条約により日本は、飛躍的な技術革新を遂げたのである。
しかし、1929年に起こった大恐慌により、日本も深刻的な打撃を受けることとなった。
この危機的状況を打開するため、軍部の一部では、満州を植民地化してこの危機を乗り切ろうという風潮が強まった。
一方、中国でも二十一か条の要求以来、排日運動がますます高まっていた。
こうした情勢の中、1931年9月18日、関東軍の謀略で行われた南満州鉄道爆破事件口実にして満州事変が勃発。
日本政府の戦争不拡大方針を無視する形で関東軍は戦線を広げ、たった五ヶ月で満州全域を占領した。
日本国民はこの事変を熱狂的に支持し、日本政府もアメリカ、イギリスとの軍事衝突にならないとわかると徐々に追認していった。
そして関東軍は翌年の1932年3月1日に清国最後の皇帝溥儀を執政に迎え、京を新京に定め、満州国建国を宣言させ、日本の傀儡国家とした。
日本の暴挙とも言える行為の中、中国の訴えで国際連盟は、リットン調査団を派遣させ、調査させると鉄道爆破は関東軍の仕業であると判明。
報告を受けて国際連盟は、日本軍の満州国からの即時撤退を通告した。
しかし、満州事変以来、軍令部からの圧力をはねのけられなくなった日本政府に満州からの即時撤退に応じられる筈も無く、1933年、国際連盟を脱退すると、
対中国戦に邁進していった。
1938年、一連の軍事行動にフィリピンを植民地とし、中国市場への経済的進出を虎視眈々と狙っていたアメリカは、日本への輸出規制を盾に中国からの撤退を要求。
これに対し、関東軍を中心とした陸軍と、血気盛んな若い海軍士官の一部では、
『アメリカとの決戦やむなし』との声が挙がり始めていた。
しかし、アメリカとの国力の差を感じていた山本中将は、この風潮を批判するとともに、対米戦に待ったをかけていた。
ところが1940年、米内総理をはじめとした対米戦に及び腰の姿勢を見せる政治家や軍部高官宅が何者かによって襲撃を受ける。
犯人を特定できぬまま米内内閣は崩壊。
この謎の襲撃事件を機に日本は対ソから対米への路線変更が決定的なものとなったのである。
一方アメリカでも、ドイツの協力によって生み出された日本軍の兵器に脅威を感じていた。
このまま野放しにしておくと、ヨーロッパを席巻したドイツと、アジアを征服した日本により、手に負えなくなると感じていたルーズベルトは、ソ連のスターリンに密書を送り、
対日戦争を働きかけた。
満州の権益を欲したスターリンは了解して、1941年12月8日に大軍を南下させた。

かくして、ここに太平洋戦争と呼ばれる史上類をみない凄惨な戦いが開始されたのであった。

歴史もしっかり学んだつもりです。

32名無しさん:2010/07/28(水) 11:13:17
無理も大分無くなったけど、技術経済の加速要素も殆どないよ。
重工業の振興なんぞ明治の時勢からやってる事で今更な話。
出来るのはヴェルサイユ条約下でもやれる範囲の小規模なドイツ人との技術交流くらいだね。
二次大戦頃の日本の影響は、潜水艦がちょっと小型で静かな艦になったりする程度でしょ。

あと、今度は独ソ戦を勉強しといてほしい。
1941年12月というとドイツがモスクワ手前まで来ているソ連が一番ピンチだった時期。
満州に戦力を振り分ける余力など毛ほどにも無い。

33名無しさん:2010/07/31(土) 00:08:29
>>28、31両方ともなんで太平洋戦争と対ソ戦同時にやろうとしてるんだ…
2国で世界の工業生産6割強、世界最強の海軍+陸軍だぞ?高確率で英仏も敵に周る。これで世界の8割か。
これじゃ勝てるわけ無いだろう。

34名無しさん:2010/08/01(日) 15:49:13
日露戦争からいじるとなると、むしろ満州に米資本を投下させて米ロ(ソ)対決を演出させて米の技術を入手と同盟強化するとか第一次大戦に本格参戦させて総力戦への理解を行なうとか対米、対ソ戦は諦めて独の虎やロンメルと戦う形になる方が、日本の指導層が有能になるほど無理がなさそう。

又は大恐慌時にソ連の資源と市場、そして計画経済に魅せられてソ連に接近して対独戦に英と共に支援するとか、弱った方が高く恩を売れると英に支援するとか大艦隊を編成と言う事は逆に米辺りと良好な経済関係が無いと維持できないというジレンマがあって、史実と違うルートで対米ソ戦というのは無理がありそう。

35こうすけ:2010/08/03(火) 10:53:05
31では、
対ソ戦に絞り、極東の脅威を無くし、資源を得るために対ソ戦から始まります。
その前にドイツとの技術供与の活発化により様々な兵器の技術が上がっているわけです。
例えば、
貿易活発化>空母改造に使える商船が増える。(準隼鷹級のような)
技術>レーダー、空冷エンジン、戦車、ダメージコントロールの技術など。
そして、大陸への関与を進めます。
また、アメリカは自分から日本に戦争が仕掛ける状況ではない(史実では対日戦の大義名分が無く、厭戦的な雰囲気が高かったので。)ため、参戦できません。
戦車はティガー並みとまでは行かないまでもパンター程度なら日本でも出来ると思います。
ちなみにソ連を攻める最大の目的は、シベリア鉄道によるドイツへの輸送の活発化と、満州方面の治安の確保、そしてアメリカに対する警告です。
ドイツは上陸されると困るのでドーラなどの列車砲を10基(史実では3基)作成し、対ソ連戦に3基投入、2基は予備、5基は沿岸部に配置しました。
また、ヒトラーは史実では日本を嫌っていましたが、ドイツと日本が通商条約などを結び、友好関係にあったこの世界では親日派となっており、共同作戦を好みます。
アメリカが出撃した場合でも、伝統の作戦で潰せるという自信があったためです。

納得頂けますか?

36名無しさん:2010/08/03(火) 21:33:45
>>35
これで納得はきついでしょJK…

>対ソ戦に絞り、極東の脅威を無くし、資源を得るために対ソ戦から始まります。
メリット面ばかり見てるけど戦費と物資と消耗はどうするつもりなん?
総戦力100万かつ重厚な防御陣地を構築していた極東ソ連軍に攻め入るというのも狂気の沙汰だけど、
まさかそれに匹敵するだけの戦力を突っ込んで太平洋戦争行うだけの力が残せるとか?
金も人も物資もどこからか湧いてくるわけじゃないんだけど。

>その前にドイツとの技術供与の活発化により様々な兵器の技術が上がっているわけです。
前々から何度も言われてるけど、過剰見積もりな気がするよ。
その例が貿易活発化、って言うけど、ヴェルサイユ条約でドイツは貿易等に制限がかかっているから出来る事は極小だぞ。
おおっぴらにやれるようなのは再軍備から大戦勃発までの数年でしかないが、それだけの間に大した事は出来ないぞ。
勿論無理にやれば条約違反だから活発化どころか連盟参加国からハブられて史実以上に鈍化する。

>アメリカは自分から日本に戦争が仕掛ける状況ではないため、参戦できません。
ソ連はドイツと戦っている。つまり連合国側だ。ソ連侵攻は連合国への敵対を意味する。
どんな理由を講じてでもアメリカは攻めてくるぞ?
そもそも参戦できない理由がよりにもよって史実とあるが、史実では結局戦争になったよな。
なぜそうなったと思ってる?ABCD包囲網で資源を完全に断ち、ハルノート付きつけて挑発しまくったからだ。
今回の場合、よりにもよって対ソ侵攻を行い、史実以上に資源を喰う。こんな状態でABCD包囲網やられたら、
何が何でも太平洋戦争やらないと速攻で資源が枯渇するわけだが、どうするの?
ひょっとして攻め込んだソ連の大地から得るから大丈夫、って思って無いよね。
史実では南方油田を確保して多少落ち着いたのだが、敵が精油施設丸ごと放棄してるにも関わらず軌道に乗ったのは昭和18年ごろ。
100万のソ連軍を撃破する(できるかどうか自体がヤバいのだが)年月、資源地帯を安定確保(敵を完全駆逐しなくてはならない)年月、
資源採掘施設を建造して物資を生み出すまでの年月を踏まえた上で、ソ連奥地から物資を輸送しなきゃならんのだけどね。
これでどうやってアメリカの"史実通りの"行動に対抗できるの?

>戦車はティガー並みとまでは行かないまでもパンター程度なら日本でも出来ると思います。
簡単に言うけど、史実の日戦車が小さかった理由は技術とコストのみならず、
輸送船に載せる関係で15tまでと制限されていたり、鉄道輸送の為車体幅が制限されていた事にもある。
貿易で国力が増せば…と思っているのだろうが、アメリカですら同様の制限で30tのシャーマンでWW2を戦った。
ぶっちゃけ40t強のパンターなんて手に余りまくりなのだが。
しかもパンターは足回りの故障が多かったし、そもそも増産試作車レベルのD型ですら配備は43年春ごろ。
ここからライセンス取得して、はるばるインド洋越えて必要な物をもらい、生産ラインを整え生産開始…するころには1年以上かかる。
正直、こんな遅くから強力な戦車が生産できるようになっても使いどころがあるかどうか、だぞ。
悪い事言わないから、Ⅳ号戦車にしとこう(史実じゃアレでもきついレベルだが、多少国力アップすればなんとか)。

>ドーラなどの列車砲を10基(史実では3基)作成し
まずドーラは史実じゃ2台(グスタフ、ドーラ)ね。
しかも1門運用するにも連隊規模の人員が要る位手の余る上、1台1000万マルクもかかる物を10台とか、ドイツを負かす気かい。
8台増産すると3個機甲師団分の戦車と同じ位の金が消えるんだぞ?

37こうすけ:2010/08/03(火) 22:16:22
対ソ連戦に際し、日本軍の装備は、
和製パンターやStG44、そして悪名高い暴発拳銃の94式拳銃の代わりにルガー等で、装備も一歩進んだドイツ製です。
対ソ連戦で勝てると軍部は考えていて、ドイツとの協力のもと電撃戦で勝負に挑みます。
アメリカは資源を送るでしょうか、北海のUボートに阻まれるでしょう。

ドイツとの技術供与については、
ドイツの技術者を日本へ送る→日本でベルサイユ条約中兵器を開発→ベルサイユ条約後ドイツに技術者の一部と技術を送る。
と言う仕組みで、ドイツは早期から戦力を整える(有効な戦力を生み出す)事が出来ます。

米国の反応はイギリスがやられても参戦しなかったですし、そこまでの友好関係でないソ連に攻め込んでも参戦しないと思いますよ?
仮に参戦しても、航空技術の有効さに気付いていない米軍は、太平洋艦隊を日本に向けて出航させ、日本の艦隊決戦の計画にはまってしまうと思われ。
また、日本の射線がぶれる98式射撃装置よりもドイツ製の射撃装置が性能がいいです。そのため航空戦でも少しはましに・・・。

それに多少の技術でも、ジェットエンジンは無理でも(ドイツでも出来てないし)ロケット砲ぐらいなら出来るはず。
しかも、日本のネックであった2000馬力のエンジンが少しでも早く開発されればだいぶ楽になります。
戦車も、ドイツの技術が1年でも進化が早まれば三号戦車やパンター、ティガーの戦力化が早くなり、一、二号戦車などの無駄な消耗が避けられます。
日本も75センチ砲搭載の戦車が出来れば十分にソ連と戦えるでしょう。(T34ショックがあるまでは)
運ぶものも、ドイツを見習って頑張ればそこそこはいけるはず・・・。

南方の資源もシンガポールを除き出来る限りアメリカを刺激せずに取りに行きます。
島にいて玉砕するよりも、大陸に侵攻させた方がいいと思います。
航空機(一部水上艦)により島々を守るつもりです。
そのために航空機の運用方法も考え直してあります。
輸送船団方式も、アメリカの参戦を気にするため訓練を積み、実用化するでしょう。

列車砲は必要かなと思ったのですが、撤回します。

38名無しさん:2010/08/04(水) 00:07:09
>>37
>対ソ連戦に際し、日本軍の装備は、和製パンターやStG44、そして悪名高い暴発拳銃の94式拳銃の代わりにルガー等
だから時系列を見直そうか。ルガーは良いとしてもパンターもStG44も大戦後期の代物。
1941年末に対ソ戦するなら間に合わないじゃん。
大体さ、この辺のドイツ兵器運用は当然WW2中に日独間で輸送ルートが無いと到底出来っこないんだけど。

>ドイツの技術者を日本へ送る→日本でベルサイユ条約中兵器を開発→ベルサイユ条約後ドイツに技術者の一部と技術を送る
>日本のネックであった2000馬力のエンジンが少しでも早く開発されればだいぶ楽になります。
>ドイツの技術が1年でも進化が早まれば三号戦車やパンター、ティガーの戦力化が早くなり
技術者だけ居たって技術はできんぞ?優れた設備も要る。基礎工業力に欠ける日本に来たらドイツ技術者の無駄遣いだ。
そもそも、それは実際にラパッロ条約に基づき独ソ間で行われている事(ソ連は非連盟国だからこそ可能だった)。
ソ連に行くのを止め、工業力で劣る上に凄まじく遠い日本で代用とすると確実に開発規模は縮小する。
ドイツも技術が1年位早まれば、なんて言ってるけどとんでもない。大幅に後退する要素しかない話だ。
念の為言っとくが、日本に足りないのは基礎工業力であって先端技術は二の次三の次。
WW2の頃でも優れた工作機械は軒並み輸入品、いざドイツから兵器ライセンス取得したって機銃一つ再現できない国が当時の日本だ。
それどころか漏電しない電線、油漏れしないパッキン、同じ型なら同じネジ穴にはまるネジ辺りから日本は満足に造れなかった。
これは何より急成長の代償として生産基盤の熟成が足りていなかった事から始まる。小手先じゃどうにもならないんだよ。
そこを無視すれば史実日本でもドイツ製の機銃とエンジンを装備した戦闘機が44年頃から暴れまわれる事になるんだぞ?
例えジェットやミサイルが出来る技術がドイツから得られたとしても、ネジもまともに造れない工業基盤じゃネジ1本の価値も無い。

>米国の反応はイギリスがやられても参戦しなかったですし、そこまでの友好関係でないソ連に攻め込んでも参戦しないと思いますよ?
じゃなんで史実でソ連に攻め込んでも無いのに太平洋戦争が始まってるの?で終了。
日本が攻撃したから!とか言わないでよ?さっき書いたとおりだ。

>(戦車を)運ぶものも、ドイツを見習って頑張ればそこそこはいけるはず・・・。
見習うって何を?ドイツって輸送能力の低さにめっちゃ苦労してるんだが。それでも対ソ戦で何とか戦車を送れたのは陸続きだったから。
島国じゃまず海を越えなきゃならん。だからアメリカですら30t級のシャーマンなんだ。

>南方の資源もシンガポールを除き出来る限りアメリカを刺激せずに取りに行きます。
その南方侵攻戦力って史実じゃ大陸の部隊を送ってるのは当然知ってるよね?
対ソ戦やってたら南方侵攻用の陸上戦力なんて物の余裕は皆無(というか対ソ戦でそもそも足りない)だぞ?
しかもフィリピンの周りを片っ端から侵略して米を刺激しないってどう考えても刺激しまくりなんだが。
しかもなんでシンガポールを除くの?連合側と敵対を避ける為ならアメリカ、オランダ、イギリス植民地全領に手がつけられない。

否定ばかりじゃなんだから助言も。
・大幅な技術・工業力向上をしたけりゃ史実路線でドイツ軸になんとかするのは無理が多過ぎる。
立地条件から見て遠過ぎるし縛られ過ぎで問題多過ぎ。これならソ連とくっついた方がまだ良い。
満州に米英資本ぶち込んで米英追従路線で行けば向上も手堅く無理も無い。ただこれをやると太平洋戦争が無くなるのだが。
他の手というと20世紀以前から歴史改変しないとどうもならんよ?
・前も言ったのだが何を書きたいのか明確にしよう。対米戦?対ソ戦?間違っても両立する国力は日本に無いよ。
史実じゃ中国相手に100億円の戦費使ってふらふらなんだから無理を言うのは止めよう。
とりあえずはじめのプロット見るなら背伸びしなくても航空主兵特化だけに絞っても行けると思うぞ?
・歴史改変系では20世紀からだと強化は無理が多過ぎるが、根本的に大きなIFを造る事を考えるのはダメなの?
資源が欲しいいっそ20世紀に日本のどこかかに巨大な油田が出たとか、金鉱が見つかったとか。
嘘の付き方は小さく発展は大きく、というのはやっぱり無理がある。発展を大きくしたきゃ嘘も大きくするしかないと思う。

39名無しさん:2010/08/05(木) 22:11:30
なんというかこうすけさんは生産力以外は独>米で、米は生産力以外優柔不断で先進性も無い、
と見ているような気がします。どうも納得できない評価基準です。
独は所詮再軍備から数年の急造軍国ですし、米は世界最高の工場群を持つ上に学習能力も高い化け物なのですが。
あと、日本の工業力の低さも甘く見てるような。多少外交が変わった程度による向上じゃ焼け石に水です。

>ドイツの技術が1年でも進化が早まれば三号戦車やパンター、ティガーの戦力化が早くなり
1,2号戦車は再軍備宣言前から農業用トラクターの名目で用意してたからあのレベル、という側面があって、
この時期から3、4号戦車なんか造ってたら思い切り目を付けられますよ。
更に3,4号戦車から虎や豹に進化していったのは技術進化の結果、だけではないです。
パンターはソ連に攻め込み、T34やKV1といった重厚な戦車群に苦汁を嘗めさせられたから造れた代物。
技術が1年分?向上したって1年速く出てくるわけではありません。

>日本の射線がぶれる98式射撃装置よりもドイツ製の射撃装置が性能がいいです。
"98式射撃装置"なんて物はありません。大戦時の日本の主要高射装置は91式・94式高射装置。
91式は問題が多かったようですが、94式は米の調査でもそこまで悪い代物とは言われていませんよ。
んでドイツがどうかというと、陸上用は良いとしても艦上用は経験不足の為あまりよろしくありません。
ビスマルクの高射装置は複雑な構造が災いして信頼性がかなり低く故障が頻発したそうです。
あれだけでかくて高そうなのに信頼性の低い物を一概に性能が良い、というものではないと思います。
高射装置でまず是正すべきは94式高射装置を行き渡らせる事でしょう。

>技術>レーダー、空冷エンジン、戦車、ダメージコントロールの技術など
レーダーで独は英の後塵を拝しており、米は英から技術供与を受けている為ドイツより上でした。
向上はするでしょうが、真似っこする時間のロスも考えると米に劣る事は堅いですね。
戦車は、先の通りこの時代の独戦車(1,2号、初期3,4号)はスペックだけなら日本とそう変わらない代物だったりします。
ダメージコントロールは、水線下への被害に対してはWW2時のドイツって日本より遅れてる位ですね。
なんせWW1の頃は魚雷がそこまでの性能では無く、ドイツはそこからあまり進化して無いですから。

>StG44
日本は単発のボルトアクションライフルでしたが、それで慎重に使っても弾が足らなかった体たらくです。
相当弾の生産力を高めないと複雑なだけの高価な玩具になりますよ。

>アメリカは資源を送るでしょうか、北海のUボートに阻まれるでしょう。
米参戦初期までならともかく、42年以降Uボート被害は急速に低下しています。
これが期待できるのは作中時期からごくわずか、と言う事です。

>日本も75センチ砲搭載の戦車が出来れば十分にソ連と戦えるでしょう。(T34ショックがあるまでは)
T-34ショックのような、対戦車砲の威力増強を必須と思い知らされるような事になる前に、なぜ"75mm"砲など積んでいるのでしょうか。
それまでの戦車の砲で対戦車仕様のものは精々50㎜程度、それ以上は自走野砲としての側面が強い短砲身低初速砲。
97式の57mm砲だけでなく、初期4号の短砲身75mm砲も貫通力はそう高くはありません。
意味の無い口径増大は車体の増大、ひいてはコスト増を招きますので理由も無くやりはしません。
97式中戦車は「戦争が本格化するからケチケチするな」という経緯で日本としては贅沢して大きめに造ったと言う事をお忘れなく。
(日中戦争が始まるまでは10tのチニと15tのチハ、どちらを採用するかで長く揉めていた)
あの97式ですら、直系である三式中戦車まで入れても2,500両弱程度しか生産できなかったのだから、
大型化するにはそれなりの理由が必要となりますよ。

>運ぶものも、ドイツを見習って頑張ればそこそこはいけるはず・・・。
西欧侵攻では都市の整備された道路とガソリンスタンド等をフル活用などで糊口をしのぎ、
同じノリで行ける、と思ってソ連に攻めたら舗装路もガソリンスタンドも殆ど無く侵攻速度が大幅に低下した、
一部以外は馬が輸送の主役でしかなかったドイツ陸軍の何を見習うのでしょう。

40名無し(素人):2010/08/11(水) 19:44:45
なんとか作品を作ろうとかんばるこうすけさんを見て素人の自分も思った
所を言いたいと思います。

こうすけさんの設定を見てると名無しさん達の指摘を見ても相当に
大規模歴史改変が起こらない限り無理と思います。
多分日本に巨大な油田か金鉱か超合金Zが発掘されない限り無理です。
二正面戦争は素人並の知識しかない自分でも無理です。国力的にに持ちません。
できるのはアメリカのみです。
いくら歴史改変の者でも二正面戦争したらトの作品になります。(国力以前に人が足りません)
こうすけさんの多分突っ込まれるところは戦艦作るにしても戦車作るにしても作る事ができる分を補うだけ
の基礎工業の上昇分をドコからもってくるかと自分は思います。
船を作るにも造船所、戦車を作るにも工場、しかし問題は作る場所と技術と人がいるのかといった所ではないでしょうか?(中国に熟練工がひっぱらている地点で・・・
結局ないものねだりしても仕方ないので今あるもので何とかその当時の技術でフルチェーンして使えるように改善した方が善いと思います。
戦艦や空母揃えれば戦争に勝てるの20世紀までの戦記もので終わった気がします。

41こうすけ:2010/08/15(日) 11:41:30
そうですね・・・、じゃ、設定の方を変更します。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板