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「特別護衛総隊」
1
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 20:15:02
はじめまして。
妄想仮想戦記書いてみました。
妄想分大目なのはご容赦ください。
2
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 20:15:57
「閣下、準備ができました。」
部屋に入ってきた士官を見て、僕は小さく溜息をつくと
「─そうか。」
と、小さく応じた。
2036年春、冨士演習場。
そこには陸上自衛軍東部方面隊の一部が結集していた。
その数、約2千名。
さらに、海上では海上自衛軍の第一護衛艦隊と第四護衛艦隊そして無数の輸送艦が
硫黄島南西60kの地点に結集していた。そしてその中には民間のフェリーさえあった。
これは表向き、先の憲法改正を受け軍へと改組された自衛隊が始めて実施する、陸海空統合火力演習に
参加する為集まった戦力だ。
だが真の理由は違った。そして、その真の理由は同盟国である米国にさえ告げられないものだ。
いや米国にこそ告げてはならない理由だった。
宗教家なら神への冒涜と批難の声を上げることは必至だ。
何知らぬ科学者等は鼻で哂うに違いない。
それは歴史の修正のために西暦1901年へと送られる軍隊だった。
3
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 20:17:05
西暦2024年。
共産中国による台湾への侵攻準備から端を発した極東亜細亜における紛争は
米国の台湾海峡への空母の派遣ですぐに収まるかと思われた。
同時に、すぐさま国連安全保障理事会において中国への即時停戦、及び撤兵の勧告を提案した。
だが中国は拒否権を発動。しかも米国の介入は国内問題への内政干渉にほかならないと非難
逆に非難決議案を提出してきた。これに対して露、仏、英の常任理事各国は両国への説得は行うがそれ以上の
介入はせず国連は完全にその存在を有名無実化させていた。
ここへ来てそれまで兄弟国中国のいうことさえ聞かなくなっていた北朝鮮が動き出す。
中朝国境付近の北朝鮮軍がいっせいに37度線に動き出したのだ。
この動きは米国にも察知されていたが人民解放軍との睨み合いのせいで動きを取ることが出来ず
さらに在韓米軍も韓国の反米運動の煽りを受け、北朝鮮への威嚇すら出来ない規模へと縮小されていた。
そこで米国は日本へ北朝鮮に対しての牽制を依頼する。
だが当時の自衛隊は侵攻能力を持たずさらに他国の防衛をするだけの戦力も持っていなかった。
そこで既に退役していた空母キティーホーク、ならびにもうすぐ退役するニミッツを海上自衛隊に供与することとなった。
だがそれまで護衛艦しか持つことの出来なかった海上自衛隊に運用能力があるはずも無く
供与して2年近くはその訓練に当てることとなった。
だが、その間悠長に北朝鮮が待っているはずも無い。すでにいつ37度線を越えてもおかしくない状況なのだ。
この状況に至っても韓国政府は「朝鮮民族の融和・反米反日」などと声高に叫び続けている。
そこで米国は韓国政府に対し見切りをつけた。それまでの左派政権で冷遇されていた韓国国内の右派によるクーデターを画策したのだ
その為、後方兵站である日本にクーデター支援の為の武器輸出解禁を迫った。
それは日本としても儲かる話であり、当初は乗り気であったが
国内左派勢力へとそのことが漏れてしまい激烈な反対運動が起こった。
さらに当然韓国政府も知ることとなりますます反日、反米運動が激化していった。
これを受けクーデター計画は頓挫。だがこの韓国の反日運動を受け日本でも反半島運動が巻き起こる。
在日韓国・朝鮮人は軒並み職を失い、さらにそれを支援していた反日日本人活動家も徐々にその力を失っていった。
それに危機感を抱いた左派政治家は国会での座り込み・政府庁舎への街宣・反日メディアを利用した報道
さらに暴力団・在日半島団体を利用した恐喝まで行うようになった。
これを受けその事態収拾を図れなくなっていた政府は衆院解散を決断。解散総選挙が実施されることとなる。
選挙の結果、左派政党は全ての議席を失った。それまで冷遇されていた右派勢力がまるで米国の大統領選の
ようなネガティブキャンペーンを大々的に実施した為だ。しかもその多くが事実であった為それまで高まっていた
反半島運動がさらに拡大、反特定アジア運動へと変わっていった。勢いに乗る右派政治家はそれまでの恨みを
晴らさんとするがごとく徹底的に左派政治家を排除。また在日半島団体の既得権益を全て没収。
その結果、在日半島人は全て一般の外国人と同じ扱いを受けることになった。
またこれまで滞納してきた税金なども重加算され課税。結果在日半島団体は全て解散されることとなる。
4
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 20:18:15
この一種の日本版レッドパージとも言える動きの中で、もはや反日活動家は形振りをかまっていられなくなった。
2025年11月3日。
国会議事堂・霞ヶ関官庁・最高裁判所を標的とした爆弾テロが発生したのだ。
この国権の最高機関を襲った事件で多くの政治家・役人が死亡した。
かろうじて難を逃れた一部の閣僚は緊急閣議を行いは憲法の一時停止を宣言。
さらにテロを防ぐことの出来なかった警察から一般治安維持以外の警察権を自衛隊へと移管させる。
さらに首都東京に有事事態法を適用、これにより一時的にではあるが政府中枢を九州へと移動させた。
その後、反日団体の一斉摘発、ならびに国外退去処分が為され一応の安定をみることとなる。
だが、その日本の状況を尻目に国際社会はさらに緊張の度合いを高めていた。
ここに来てついに北朝鮮軍が動き出したのだ。
それに対し韓国軍は、先のクーデター未遂によって大量の士官を粛清した為
軍紀はがたがたになりまともに戦うことすら出来ずソウルが陥落。
進軍を続ける北朝鮮軍を見て政治家・役人は市民を見捨て釜山へと逃げ込んでいた。
釜山へと逃げ込んだ韓国政府は、今までの反米運動は無かったことにし米軍へと泣きついていた。
流石の米国もこれにはあきれ果てたが、半島がすべて共産化するのはなんとしても避けなければいけない
事態であることには変わりなく、また日本はあてになるはずも無いとし
渋々、第7艦隊の一部と在日米軍、そしてグアムに駐留する海兵隊を展開することとした。
数で勝る北朝鮮軍だったが米軍にはまったくの無力だった。あっという間に敗戦を重ね
一気に37度線から北へと追いやられる。
勢いにかりそのまま平壌へ向かう米軍。「いよいよ北朝鮮の崩壊か」と誰もが思った。
だが、現実にはそうならなかった。
ここに来てついに台湾海峡の人民解放軍が動いたのだ。
福建省の弾道弾基地から大量の核弾頭ミサイルが台湾・日本・米国へと放たれた。
各国はその9割以上を撃墜することに成功するが、撃墜漏れした弾道弾によって日本は東京・沖縄。台湾は高雄。
そして米国はシアトル・サンフランシスコそして沖縄の基地を喪失することとなった。
この宣戦布告無き核攻撃にそれまで国連において静観を決めていた常任理事各国も動かざるを得なくなる。
国連から共産中国の除名。さらに常任理事4カ国による宣戦布告。そしてNATO軍による報復核攻撃が行われることとなった。
2027年1月4日。
北京・上海・瀋陽・重慶・南京・成都・青島が地図から消えた。
さらに事前にロシアからの情報と偵察によって明らかになった全核施設が爆撃されていた為
報復を行うことも出来ずここに共産中国は崩壊した。
5
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 20:45:38
それで? 続きを書く意思はあるのかい?
6
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 21:13:37
ここに書いていいのかな?
とりあえずGJ!!
どうやって過去に送るか、どんな歴史修正プランを練っているか、
どんな資料や物資を送るのかなど、偶発的な転移でないっぽいので
他の作品とは違った面白さがありそう。続きを楽しみに待ってます。
7
:
名無しさん
:2008/01/30(水) 23:09:49
37度線とか半島団体とかって聞いたこと無い単語はこのSS特有の造語か?
8
:
sage
:2008/01/31(木) 06:10:48
オブラートに包んでるんでしょ。頭の中で読み替えろよ
9
:
名無しさん
:2008/01/31(木) 07:12:39
sageはメール欄に入力しような。
>>7
酷使きゅんが良く使う単語だと思う。
軍事板なら肛門陵辱の対象w
10
:
名無しさん
:2008/01/31(木) 10:11:00
>>9
ごめん、気をつけるわw
11
:
名無しさん
:2008/01/31(木) 11:23:05
結構面白そうじゃないの
続き続きーー
12
:
名無しさん
:2008/02/05(火) 01:37:08
お、なんか面白そうだ。続きを希望
13
:
名無しさん
:2008/02/21(木) 23:39:03
冨士演習場とか、微妙に書き換えてるね。
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