したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

「のと」について、その2

1SHIN:2007/01/17(水) 07:14:51
これは、2015年に輸送艦「のと」が、1929年の日本に、船だけ飛ばされ、当時の日本人がその知識を生かして、第二次大戦をどう乗り切るか、
と言うお話について、あれこれ語るスレ、二本目です。
お話に対する忌憚ないご意見お待ちしております。

882253:2007/04/02(月) 21:32:26
>881
魚雷は大人になってから番外編2 第十二章STEP BY STEP
ttp://www.warbirds.jp/truth/torpedo4/12.html
によると、ノースカロライナ級は
>元々対14インチだと言われるけど、個人的には多分対15インチなんだろうな
との事ですから、公称対14インチ砲防御で限りなく対15インチ砲防御に近い防御だった物と思われます。


>強力な液層防御や空間防御を施すというのは水防区画を大きく取るのとイコール
厳密に言うと違いますよ。
液層防御や空間防御は直接防御で、水防区画は間接防御ですから。
まぁ、確かに詳細図面でもない限り「のと」世界の人たちに判断つかないというのは同意です。

88399:2007/04/02(月) 21:52:11
>>874
その論理でいくと、水を直接掻くスクリューも装甲内にいれないと行けなくなるのですが…
電気推進にしてモーターを外に設けることでもしない限り
装甲突き抜ける形でスクリューシャフトを設置するしかないでしょう。

884253:2007/04/02(月) 22:05:50
>>883
POWで私が問題視してるのは「防御されているはずの隔壁向こう側の推進軸が損傷した」ことなんですが……。
構造上、推進軸の一部が外部の出るのは仕方ない事ですよ。
ただ、防御構造の向こう側にある推進軸が破壊された場合、損傷した(曲がった)車軸で隔壁が破壊が破壊されたり、軸受け部分の水密が破れるのが問題なわけで。
同一箇所に2回被雷した、とか言うなら分からないでもないですが、POWは一発目の被雷で推進軸に損傷を受けてるわけです。
それも防御構造を破られた形で。

885253:2007/04/02(月) 23:15:13
調べなおしてみたら、POWの推進軸破損は水雷防御の適応外の区画への命中だったようです。
申し訳ありませんでした。
ただ、被雷二本目、後部高角砲直下のそれは隔壁を広範囲に破壊し、艦内に大浸水を引き起こしています。
この被害はどうも、バイタルパートの一部にまで及んでいたみたいです。
ヴァンガードで水雷防御が強化されたのは、POWのこの被害によるようです。

886名無しさん:2007/04/02(月) 23:30:27
>>881-882
あんまりあれ当てにしないほうが
作者が黒歴史認定してるとかいう話聞いたことあるし
英戦艦過大評価気味ですし

887酔鏡:2007/04/02(月) 23:31:32
>>強力な液層防御や空間防御を施すというのは水防区画を大きく取るのとイコール
>厳密に言うと違いますよ。
ちょっと水掛論ぽくなりますが、直接防御か間接防御かは関係してこないと思います。
中に入っているのが液体なんですから、もちろん水防区画になるわけで…
関係するとしたら隔壁の厚みですね。

>>883
ウォータージェットと言う手がありますが(笑)

>>884
英国式戦艦に近い扶桑のGAを見てみましたが、シャフトのかなりの部分は
防水区画が一層しかなく、魚雷の爆圧で曲がる等の損傷を受ける可能性がありそうです。
また隔壁自体の厚みも特に厚くはなっていないようです。それ以外に被雷時の
衝撃でブランケットがずれてしまった。と言う事も考えられます。
これ以上は、どのあたりに被雷したのかGAと比較して調べてみないと、設計上の欠点か
運が悪かったのかは判別しにくいですね。

888253:2007/04/03(火) 00:40:10
>空間防御と液層防御
衝撃の緩和と、浸水量の減少という意味で両者は直接防御的な意味合いを持っていますよ。
間接防御とは被害を受けたあとの被害極限ですから、受ける量を減らすという意味で、前述の両者は直接防御だと考えていました。
確かに水掛け論的になってきましたから、やめますか。

>KGV
KGVはTNT1000ポンドの水中爆発に耐える「はず」の設計になっていたと聞きます。
実際は炸薬量205キロの魚雷に破られていますが。
実際のところ、どうもすさまじく理想的な環境での想定だったようで、いろいろと問題がある設計だったらしいですよ。
「新造戦艦中最弱の水中防御」という評価もありますから。
あと、第四次攻撃隊の当てた魚雷はPOWの水雷防御区画に命中して、右舷外軸の推進軸を曲げています。
第一撃の時と違って、水雷防御区画への命中のようです。
どうもこれとごっちゃになっていたようです。
ただ、水雷防御区画に命中していながら推進軸を曲げられているのはやはり問題だと思いますが。
ヴァンガードの水雷防御はPOWの戦訓を元に改良(一応フルスケール実験で実際にTNT1000ポンドの爆発に耐えたらしい)されていますが、それでもまだ不足で他国(欠陥のあるイタリアと古臭い発想のドイツは除く)に劣るという評価があります。

889酔鏡:2007/04/03(火) 20:01:31
>第四次攻撃隊の当てた魚雷はPOWの水雷防御区画に命中して、右舷外軸の推進軸を曲げています
推進軸という非常に繊細な部分にとってはほんの数ミリ外板の歪みが
致命傷になる可能性もあるわけで、水雷防御区画であるなしにかかわらず、
魚雷の命中は外板を歪めますから当たり所が悪かった可能性も
否定できませんね。ただ、ほかの艦でそういう事例が見られない事考えると
やはり欠陥があったんでしょうね。

>他国(欠陥のあるイタリアと古臭い発想のドイツは除く)に劣るという評価
ほかには日本とアメリカしかないんだから、当然な評価じゃないでしょうか(笑)

890酔鏡:2007/04/03(火) 20:07:37
魚雷を食らうたびに、方位盤や、測距儀に不調をきたした大和級も
水雷防御と言うか、防御力自体に問題を感じます。おそらく被雷時の
振動が艦橋の固有振動数と近かったんでしょうが、それにしても
航空魚雷一発で、戦闘能力消失に近いダメージはいただけません。

891253:2007/04/03(火) 20:47:50
>航空魚雷一発で、戦闘能力消失に近いダメージ
多分、レイテ沖海戦の時の武蔵の話だと思いますが、被雷で使えなくなったのは前部射撃指揮所の方位盤で、故障後は後部射撃指揮所による管制が行われたという話もありますよ。
それに副砲や高角砲の方位盤からのデータでも主砲の管制射撃は行えたらしいですし(多分、精度は下がるだろうが)。
あと、前部射撃指揮所の方位盤故障原因には自信の主砲発射の反動によるという説もあります。
儀装的にはもっと駄目ですが(笑)。

892253:2007/04/03(火) 20:48:54
>ほかには日本とアメリカしかないんだから、当然な評価じゃないでしょうか(笑)
一応、フランスも忘れないであげてください(笑)。

893名無しさん:2007/04/03(火) 22:35:23
レイテ沖海戦の時の武蔵・・・・・
主砲発射を知らせるブザーが故障して対空砲火担当の人員が爆風で大被害・・・・

894名無しさん:2007/04/03(火) 22:53:55
すんません“ブザーが故障”じゃなかったようで・・・・
           ↑
ttp://mltr.e-city.tv/faq08e03b.html

895酔鏡:2007/04/03(火) 23:44:43
>>891
本棚が壊れて資料が取り出せず記憶頼りなのですが、いつだったか、
潜水艦の雷撃を受けたときと菊水作戦のときにも故障していたと思いますが
ネットで確認した限りではそのようなことはないようですね。

後、レイテ沖のとき、武蔵は一発目の魚雷でバイタルパート内に浸水
していますね。もしかしたらKGV級だけでなく魚雷の威力に対する研究が
世界的に不足していたのかもしれません。

896253:2007/04/04(水) 00:39:45
>菊水作戦
このときは最初の爆撃で後部射撃指揮所が吹き飛んでます。

>武蔵の浸水
この頃の米軍の航空魚雷は炸薬にを高性能な物(約1.5倍の威力と聞いたことがある)にした改良型ですし、炸薬量も280キロあります。
大和型は米軍の魚雷炸薬量を200キロと見積もって対300キロの防御をしていましたから、ある程度の損害は致し方ないかと。
というか、第二次世界大戦前当たりから魚雷は高威力化が進み、大和並みの防御を施しても浸水を防ぎきれなくなっていたんだと思いますよ。
あと、武蔵が一発目の被雷でバイタルパートへの浸水を起こしたという話は初耳です。
大昔の話です自信ないですが、武蔵の浸水状況図を見たときの記憶だと意図的に注水した部分(弾薬庫や缶室など)以外ではバイタルパート内の浸水は殆ど無かったと記憶しているのですが。
大和は確か潜水艦に雷撃された時、機関室と弾薬庫の水密を破られた記憶がありますが、あれは装甲接合部分の強度不足が原因(後に補強)ですし。
武蔵の主砲弾薬庫は注水の結果だったはずですし。

897酔鏡:2007/04/04(水) 01:51:42
>武蔵が一発目の被雷でバイタルパートへの浸水を起こした
資料を何とか引っ張り出せました。
「歴史群像太平洋戦記シリーズ11 大和型戦艦」によると一本目の魚雷で
第7、11缶室に浸水、5.5度傾斜となっています。その外側は、
水タンクなので実質バイタルパート内の浸水で傾斜した事になります。
ただ、速力に影響なしとなっているので、どこまで深刻な浸水だったかは
分かりません。

898253:2007/04/04(水) 03:19:25
それは、多分大和の浸水と同じ理由ではないかと想像できます。
第7、11缶室は右舷最も外側の缶室ですから。
大和型の舷側装甲の接合部分が衝撃に弱いのは設計段階での欠陥ですから、根本的には修正が利かないです。
ただ、第7、11缶室の外側は水タンクではなく注水区画ですよ。

899名無しさん:2007/04/04(水) 11:39:06
#3【女王陛下の不沈艦 〜マレー沖海戦〜】


・・・・・・
しかし、それでも「戦艦」とは打たれ強い存在です。
練度の高い乗員さえ乗っていれば、そう簡単に沈むものではありません。
実は純粋に航空機の攻撃”だけ”で沈んだ――作戦行動中の――戦艦は、世界に五隻しか存在しなかったりします。
日本の「大和」「武蔵」、イタリアの「ローマ」、そして今回のお話しに登場したイギリスの「レパルス」「プリンス・オブ・ウェールズ」です。
・・・・・・
ttp://www.ne.jp/asahi/kkd/yog/gf4_3.htm

900酔鏡:2007/04/04(水) 20:21:02
>第7、11缶室の外側は水タンクではなく注水区画ですよ
ほんとだ、図面を読み違えました。すみません。
という事は速力に支障なしという事も考えると缶室への浸水は
ほとんどなかったんでしょうね。

901shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/04(水) 21:42:00
お話の途中ですが、申し訳ありません。
先週分のお話を上げれずに、本日も無理のようです。
引越し騒動で、三日間程、前回分を置いておいて、改めて続きを書き出したら、続かない。
そんな訳で、結局も一度やり直しています。
もう少し時間を下さい。
ちなみに、問題点は、すべからく、対独戦がたった二週間で終わってしまったせいです。
お蔭で、問題が一杯出てきております、ハイ。

902shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/04(水) 23:47:07
ええっと、>>901を書いてから、三時間も経っていないにも関わらず、
とりあえず上げてしまいました。
結局、このストーリーで進めます。
この先はネタばれになりますので、「のと」本編を先にお読み頂ければ幸いです。

903shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/05(木) 00:07:03
ハイ、順当に考えれば、対独戦がたった二週間で終わったせいで、
ソ連の動きがフリーズするのですが、お話を書いている最中に、別の可能性に気が付いてしまったのです。
そして、それが面白そうなので、そちらで話を続けようかと考えてみたので、>>901を上げました。
しかし、やっぱりそれは無理っぽいので、諦めて、上げたお話のようなストーリーになりました。
ちなみに、使わなかったネタは、ソ連の未成艦、ウリヤノフスク級原子力空母が、「のと」のように、
飛んできて、1938年の黒海造船所に飛んでくると言う「トンデモ」ネタです。
「のと」だけ、過去に戻ったと言う事は無いんじゃないかなと思いつき、ひねくり回したのですが、
これをしてしまうと、更に収拾がつかなくなると言う事で、結局無理だと止めました。
ただ、チェルノブイリがありますので、ソ連にも飛ばすのはストーリー上不可能ではないかと思いました。
そうすると、スリーマイルの影響で、ジョージ・ブッシュが米国に現れ、それはそれで、とっても恐ろしい第2次世界大戦の幕開けになりそう。
誰か書いてくれないかなあ。

904名無しさん:2007/04/05(木) 10:28:44

・・・・・
若い失業者1人に職を与えるより兵士にするほうが安価で簡単だ、というのは万国に共通する法則である。
また、過激な若者が戦死してくれるのは政権党にとっては嬉しい話で、そういう事情はアメリカ大統領に
とってもローマ時代の皇帝にとっても同じことである。ローマの皇帝は、功名を立てた兵士たちが帰国す
るのは不安の元だと考えて、いっそうの遠隔地に戦争を拡大したそうである。
 万里の長城が延々と延長されて万里に及んだのも同じ理由で、労務者を国内に帰さないため・・・・・
 日本の高速道路も1万キロめざして・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・国家運営として・・・
・・・捌け口を与えないと戦争を始めてしまう。また大規模な公共事業をするとよい。ドイツではひとらー
のアウトバーンの建設がそれで、日本では日本列島改造事業である。
・・・・・・・
大人の国のための戦争学/PHP文庫・日下公人【くさか きみんど 】著より

905名無しさん:2007/04/05(木) 12:30:25
凍傷にかからない方法

 私はカナダで、マイナス40度の中でも作業をすることが多かった。そこで覚えた方法が・・・・・
・・・・・・・
凍傷予防は次のようにするのだが、個人差があることも知っていてほしい。

● 寒い地方に行く3週間くらい前から、肉食に切りかえ、肉を多量に食べるようにする。

● 凍傷になりやすい指や足の指、耳、顔を露出させないように注意する。
足の場合はオイルド・ソックスの新品だけをはく。薄い靴下の上に厚い靴下をはき、ゆるめの靴を
はき、靴ヒモをきつくしめあげない。また、濡れないように注意し、濡れたら、靴下とともに靴
も交換してしまう。
 手の指の場合は、良質の毛糸の手袋のうえに皮手袋をはめ、風と濡れに対処する。足の指ととも
に、たえず指を動かすようにする。
 顔の場合は、露出していることが多いのだが、行動している時は熱気で温かく凍傷になりにくい
。ただし停止して作業をする時は顔面を左右に動かし、ちぢめ、伸ばしの顔面運動をたえず行なう。
 耳は、保温材入りの帽子を着用し、耳を露出させない。

父と息子の教科書・集英社・齊藤令介著より

906名無しさん:2007/04/06(金) 00:50:29
この脈絡無くたまに書き込まれる格言みたいなのってなんなんでしょ?

907名無しさん:2007/04/06(金) 13:09:17
>>仏蘭西

いいかげん、国名の漢字表記はやめていただきたい(米国・英国はともかく)
創作は読み易くするのが基本です。
前回の(波蘭、瑞西)もそうだが
“作者だけ”がわかっている読み方は、控えてくれるとありがたい。

908名無しさん:2007/04/06(金) 13:22:27
>>907
当時の雰囲気を出すのには有効だと思う。
調べればすむことだし、自分の不勉強を棚に上げて“作者だけ”ってのはど〜よ。

909名無しさん:2007/04/06(金) 14:40:28
このころの技術・・・・空洞好きだな・・・
ホロー(空洞)モーター、ホロー(空洞)マグネトロン、ホロー(空洞)チャージ
中空軸モーター、空洞装填体?

910名無しさん:2007/04/06(金) 17:28:30
>>907
漢字表記の読み方はわかる人の方が多いと思うよ。それに
自分が読めないからって調べもしないで”やめていただきたい”ってさ
小説買った時に、その中に読めない漢字があったらその漢字は使うなって
出版社に苦情言うのかい。

911シロ:2007/04/06(金) 17:38:41
>>907
言いたいことは大概言われてしまってるけど
漢字表記は堅い文章とか作るのに有効ですし、
常用漢字ではないとはいえ、普通に読めるし、ネットに繋がってるのだからgoogleとかで調べればすぐ出てきますし
なにより趣味の創作にそこまで突っ込むのもどうかと、確かに読みやすい方が読むほうとしてもいいですけど
だからといっていきなり”やめていただきたい”というのはどうかと、せめて文末にでも説明なり漢字の後ろにルビを振ってもらうとか
それなりの方法はいくらでもあるのだし、それをすっ飛ばしていきなり上から頭ごなしにやめろというのはすこしどうかと思いますよ

912SHIN@帰宅中:2007/04/06(金) 18:31:06
>国名の漢字表記
まあ、これに関しては、止める予定は無いので、申し訳ない。
さすがに、ポーランドはちと苦しいかなと思うので、他の国と併記する時以外はカタカナになると思います。
本当は全部漢字にしたいのですが、小生自身読めない国がゴロゴロしてますので、諦めました。
ちなみに、漢字表記はとっても便利なのに、どうして戦後教えなくなったんでしょうね。

913名無しさん:2007/04/06(金) 20:50:21
開発者に聞く

この記事は日立の広報誌「はいたっく」2004年4月号の
「IT's eye ラボラトリー・レポート No.40」より転載したものです。

1枚のディスクにDVD映画が7,000本分?
光ディスク用相変化記録膜のナノパターン加工技術

ttp://www.navipara.com/column/clm071/clm000.html

914酔鏡:2007/04/07(土) 10:04:20
>>906
荒らし…
にしては当を得た文章が多いですよね。
管理人さんに削除されるのを防ぐ新しい荒らしの技法でしょうか(笑)

915名無しさん:2007/04/07(土) 10:58:14
>>914
いやいや、当は得ていないでしょう。
微妙に外した所の、それも引用だけ。
何を目しているかはさっぱり解らないのでやっぱり荒らしなんですかねえ?
だとしたら今まで通りスルーが正解のはずですが。

916名無しさん:2007/04/07(土) 11:09:53
>>914
また誤爆したのか・・・

917酔鏡:2007/04/07(土) 12:57:43
>>917
はい、何がどうなっているのかさっぱり。
自分では、確認してこのスレッドに投下したはずなんですが。
98式射爆照準機がいかれているんでしょうか(笑)

918酔鏡:2007/04/07(土) 13:00:18
訂正
>>917>>916

やっぱりどっかおかしい…

919shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/07(土) 16:16:26
ハイ、無事通常営業に復帰出来ました。
今週分、上げました。
この先は、ネタばれを含みますので、出来ましたら「のと」本編をお読み頂いてから、
ご覧頂ければ幸いです。

920シロ:2007/04/07(土) 16:19:16
shin様
今週分お疲れ様でした。

921253:2007/04/07(土) 16:39:50
Shinさま、更新お疲れ様です。

922shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/07(土) 16:54:20
>>920-921 シロ様、253様
素早い、レスありがとうございます。
励みになります。

>>天候不順
この辺りは、少し自信が無いのですよ。
実際には1930年代後半から10年位の天候が不順だったように記憶しています。
ちなみに、第2次大戦に向けての日本の立場って、本当に天に嫌われたのかもと思いますね。
まず、関東大震災によって、インフラが破壊され、30年代の不作により、東北地方の農家が崩壊してますね。
この二つが無ければ、きっと戦争には突入しなかったのではと思ってしまいます。

923名無しさん:2007/04/07(土) 19:18:55
人に食われたチカチーロの実兄
・・・・異常な殺人者・・・1936年10月16日生まれ・・・・・
・・・・・・・
「両親はいつも腹を減らし、私もそれは同じで、12歳になって生まれて初めてパンというものを食べたほどだ。
父と母は1933年から1934年の間、スターリンの誤った政策が引き起こした大飢饉で飢え死に寸前にまでなった。
1933年、両親は上の息子、つまり、私の兄のステパンを亡くした。ステパンは飢えて絶望的になった人びとにさ
らわれ、食われてしまったのだ。」
・・・・・・・同じ目にあわないように、1人では外に出かけないようにと両親から厳しく言われ・・・・・・・

924シロ:2007/04/07(土) 19:20:27
>>天候不順
さらに戦中も東南海地震で名古屋が壊滅的打撃受けたり、本当に戦闘以外でも大損害多すぎです
そういえばのと世界でも当然東南海地震起きるわけですし、航空産業とか分散させてるのかな?

925酔鏡:2007/04/07(土) 23:58:37
shin様今週分の投下お疲れ様でした。

どうも対独戦を2週間で終わらせた事のつけが来ている感じですね

926名無しさん:2007/04/08(日) 08:11:10
・・・・・こんな感じか・・・・

“生きて仰ぐ空の青さよ赤蜻蛉”・・・夏目漱石

927酔鏡:2007/04/08(日) 17:58:48
アメリカ陸軍について、興味深い文章を見つけたので引用します。

同じ年(引用者注:1935年)にアメリカの陸軍は、その後ドイツとソ連に相次いで蹂躙された国チェコスロバキアの陸軍よりも規模が小さかった事も忘れてしまったのでしょうか?
「ロスノフスキの娘」ジェフリー・アーチャー著、永井淳訳、新潮文庫

小説ですので信憑性は疑問ですが(同じページに海軍はフランス海軍よりも
小規模だったと書いてますし)、カナダ国境に機動兵団を1,2個配備しておけば、
数週間で北部を制圧できるんじゃないでしょうか?

928酔鏡:2007/04/08(日) 18:02:50
訂正
「ロスノフスキの娘」>「ロスノフスキ家の娘」

929shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/08(日) 20:27:36
>>927 酔鏡様
まあ一応、軍備増強を始めてますからね。
特に、カナダ辺りに兵団を移動すれば、気がつかれるでしょう。
それに、あの国は独逸と違い、広いからなあ。
ソ連と、米国は兵站線を構築しながらでないと、前進出来ませんよね。
まあソ連と違い、道は良いかも。

930shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/08(日) 21:01:52
一応、39年時点での、対米戦を行うとすれば、ミッドウェー経由シアトル上陸。
橋頭堡を確保し、持久戦かなあ。
もしくは、西インド諸島から、フロリダ半島上陸、やはり橋頭堡を築き、持久戦ですね。
米国が攻めてくる前に、米国内に橋頭堡を築けば、米国はそれに対応しなければならない。
こうなれば、補給路を攻めてくる米国艦隊を叩いて、後は、海岸沿いの都市を順に叩いて行けば、
39年初頭の米国ならば、勝てるのじゃないかなと思います。
ただ、この形で勝っても、10年後、20年後にえらい事になりそう。
仕返しが怖いですね。

931酔鏡:2007/04/09(月) 00:21:07
北部、特に五大湖やワシントンを抑えれば、兵站状況はアメリカの方が
苦しくなりますし、戦後アメリカを南北と東海岸に分断すれば(歴史的には
可能だと思います)仕返しする能力もなくなるでしょう。それと比べ
アメリカ軍の侵攻からカナダを守る方がよっぽどハードです。
アメリカ軍は五大湖という一大兵站基地と言うか生産基地を拠点に
ほぼゼロ距離の兵站線で戦闘が可能ですから。shin様のプロットを
活用するならば、カナダを橋頭堡として日本はアラスカを占領し早期に
北太平洋経由の兵站線を確保し、日英の艦隊で補給線を切断しようとする
米太平洋、大西洋艦隊を叩き、五大湖を押さえることで、アメリカ海軍の
戦力回復力を激減させる。といったところでしょうか。
後からの仕返しが怖いなら、五大湖周辺を講和条約で獲得してしまうのが
効果的だと思います。

932名無しさん:2007/04/09(月) 02:10:00
北欧なんてイギリスから見たら敵もいいところだと思うのだが、この辺はどうだろう。
のと情報があるんだからイギリスは北欧から北海油田くらい奪っておけよww。

三角同盟で、イタリア・フランス・スペイン・カナダ・オーストラリアも同盟国だと思うんだけど
この面子に喧嘩を売るのは相当な勇気が必要だと思うぞ。
今のG8中6ヶ国が同盟国。これ以上どこと同盟を組めとww

後、アメリカは無関心主義なんで、突っつかない限り、陸軍は弱いままです。

そんなに難しく考えずに普通に国家運営をすればいいと思うが?

933chon ◆sirl5GI9zs:2007/04/11(水) 17:00:44
>>932

>北欧なんてイギリスから見たら敵もいいところだと思うのだが、この辺はどうだろう。

史実では、対ソ連の緩衝地帯としての北欧各国は、イギリスにとってかなり重要視されていました。
冬戦争の際には、英仏両国から援助物資(戦闘機などを含む)がフィンランドに送られていますし、ファニーウォー中にはソ連に対して宣戦布告を行うことが真剣に取りざたされていました。
もっとも、援フィンランド義勇軍派遣計画(と称してドイツの主要鉄鉱石供給源であるスウェーデンのキルナ及びイヴァレリ鉱山を占領する)やアルトマルク号事件辺りの対応を見ると、イギリスも北欧各国の中立を一顧だにしていませんが。
自陣に引き入れる、さもなくば中立というのが、対ソ連戦を考えた場合の北欧諸国に対するイギリスの対応になるかと思います。
北欧諸国も、歴史的経緯もあってソ連(ロシア)を最大の脅威と考えていましたし、北欧三国の防衛同盟も真剣に検討されていました。(これは、第二次大戦後にも検討されています。)

「のと」作中世界での次の仮想的がソ連である以上、日英独連合国側にとっては北欧諸国は非常に重要です。フィンランドからの攻勢発起、特にカレリア地峡からレニングラードを直撃できるかどうかは戦争全体に大きく影響します。出来うる限りスカンディナビア三国を味方に組み込むべきでしょう。
逆に、北欧諸国の選択肢は、連合国側に付くか、ソ連に挽き潰されて赤化するしかありません。
双方の利害は概ね一致すると思いますので、連合各国が北欧諸国を支援する片務的な防共同盟であればスムーズに協力体制が築けるのではないでしょうか。


>三角同盟で、イタリア・フランス・スペイン・カナダ・オーストラリアも同盟国だと思うんだけど

イタリアは、本編によると予定変更で放置プレイ。本編では触れていませんが、スペインは概ね史実通りのようです。
少なくともこの二国は現時点で同盟国とは言えないような。


>後、アメリカは無関心主義なんで、突っつかない限り、陸軍は弱いままです。

アメリカが陸軍を強化する事態は、メキシコと揉めない限りなさそうですね。ただ、戦車運用のノウハウ(≒電撃戦)が何らかの形で漏れ伝わることは避けられないでしょうね。

934名無しさん:2007/04/11(水) 20:40:09
イギリスから見るとバイキング(海賊)は敵だと言うイメージがあるようだから
民衆感情から見たら、少なくとも見方とは言えまい。

列強同士の同盟関係を整理してみる。同盟にある国を(=)で表す。
イギリス=日本=ドイツ。イギリス=フランス。イギリス=オーストラリア。イギリス=カナダ。
ドイツ=イタリア(=スペイン)
スペインの首相は革命派。つまりドイツとイタリア派。間接的な同盟関係にある。
参戦しなかったのは国内状況がそれどころじゃなかったから。周り中敵だらけになりたくなかったら
同盟にいるしかあるまい。(ポルトガルはイギリスの基地状態)

この状況だと国際連盟事態が日本の見方だと思ってもかまわない状況だ。
よって、スイスすらも同盟に見方するだろう。しかも英独日の強力な軍事力を
背景に、ソ連にすらも国連内でいちゃもんつけられる。
アメリカに対しては国連で非難決議。

935名無しさん:2007/04/11(水) 20:41:25
ゴメン漢字間違えた
見方=味方です。

936名無しさん:2007/04/11(水) 21:21:18
あと事態→自体な。

あのさ、イタリアはエチオピア問題があるから、むしろ日英と半ば敵対関係だと思うよ。
そうなると、イタリアと友好関係にあるスペインは、あまりあからさまに日英に接近もできないのでは。
フランコにも英国の強硬姿勢に対する警戒心もあるだろうし(自分が次のヒトラーかもしれないと)。
ソ連という他の明確な外敵がいる東欧・北欧とは違う。
もちろん、この時期の両国は戦争なんかできる状態じゃないけど、
アメリカと手を組むなんて可能性は十分あると思う。

937shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/11(水) 21:33:26
>>934
>バイキングは敵だ
いや、イギリスは、その伝で行くと、オランダ、フランス、スペイン等、欧州殆ど全ての
国が敵になりますよ。
各国に対する悪口は英語の中で幾らでもありますから。
それと、まだドイツとイタリアは防共協定でして、同盟ではなかったと思いますよ。
イタリアは、国際連合から脱退しているし、米国は加盟していないですよ。

938酔鏡:2007/04/11(水) 23:06:04
独伊の防共協定は特定の国家(ソ連)に対する相互軍事協力協定が
秘密協定に盛り込まれていると記憶してますが…

スペインはジブラルタルがありますから、同盟は困難かと。

939chon ◆sirl5GI9zs:2007/04/12(木) 19:34:21
>>934
>イギリスから見るとバイキング(海賊)は敵だと言うイメージがあるようだから

現英王室の祖先である征服王ウィリアム一世(ノルマンディー公ギョーム)はノルマン人、つまりはヴァイキングの生まれですが。

それはそれとして、史実の1930年代に於いて、北欧諸国に主力戦闘機を提供していたのはイギリスだったりします。(時代遅れのグラディエーターですが、RAFも当時使っていたので別に意地悪しているわけではありません(笑))
特に敵視はしていないかと。


>(ポルトガルはイギリスの基地状態)

サラザールはどちらかというとファシストでした。かなり穏健であり、経済政策を優先したために、史実の第二次大戦では中立を維持していますが。隣国のフランコとの関係も良好だったようです。
後に連合国の旗色が良くなってくると、アゾレス諸島を米軍に貸し出したりしている辺り、小国らしいすばしっこさですが、それまでは若干枢軸よりの中立国として独伊と交易して稼いでいたりします。ナチの残党が南米に出国する際にはポルトガルを経由したケースも多いですし。
わざわざ日英に楯突いたりはしないでしょうが、関係を改善しない限りスペイン・イタリアよりと考えた方が良いでしょう。


>>937 shin様
「国際連盟」ですね。
細かい指摘で済みません。


>防共協定
史実の日独防共協定であれば、対ソ軍事協定が存在しますね。もっとも、この段階ではイギリスやオランダも防共協定に引きずり込もうとしていたのですが。
「のと」作品世界は、結果として「日英独防共協定」の世界になったのかも知れませんね。

940shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/14(土) 18:24:31
申し訳ございません。
「のと」についてですが、暫くお休みさせて頂きます。
どうしても、今週分以降のお話が、書けません。
すみません。
(理由)
・ 独逸の扱いをどうするかが、決まらず、困っています。
このままの流れでお話を進めると、対ソ戦、対米戦と経てゆくと、独逸は強大な陸軍国となります。
対ソ戦を考えると、どれだけの陸軍が必要かとなり、やはり、150〜200万程度は必要だろうと考えております。
日英で、50万人動員したとしても、独逸が100万人は必要となり、今の状況で、独逸にそれだけ強大な陸軍を
日英が持たす程、信頼できるかと考えますと、多分無理だとなりました。
結果として、対ソ戦は、独逸50万、日20万、英20万、その他20万程度、110万人程度の動員で対応となるのですが、
これですと、ソ連が攻めてきたら対応は出来そうなのですが、モスクワ目指すには少し辛い。
ですが、これ以上動員すると、経済がガタガタになりそうです。
それを行うと、今度は対米戦が、軍事力はあっても、お金が無いと言う情況に陥る。
一番の問題は、日英とも、経済状況が史実よりも遥かに良い点。
この結果、経済の悪化は避けねばならず、そのため無茶な動員は両国とも出来ない。
それに、戦後独逸の発言権が大きくなるのは、日英ともある程度は覚悟しているにしても、
欧州最強国として、覇権を握られても困ります。
何か、英国が独逸の強国化を恐れた理由が判るような気がして、先に進めなくなってしまいました。
申し訳ないですが、ここで暫く考えさせてください。

941酔鏡:2007/04/14(土) 22:16:57
>shin様
確かにドイツの強大化は避けたいですね。この問題こそ、このスレッドで
議論するにふさわしいと思います。まず手始めにモスクワを落とすのに
必要な戦力はいかほどでしょう?私は、史実でドイツは戦略(政治的)目標の
選定が一貫性を欠き、モスクワを落とせなかったと考えております。
独ソ戦開戦時のドイツ軍具体的には南方、中央、北方の各軍集団は
どの程度の規模だったのでしょうか。ウィキペディアによると、兵力250万
ルーマニア軍二個軍を含む九個軍に四個戦車集団だそうです。
これ以上の細かい実情は詳しい方お願いします。

942メシ:2007/04/15(日) 04:19:07
はじめまして、メシと申します。さっそく議論に参加させていただきます。

>独逸50万、日20万、英20万、その他20万。
ちょっとその他が少なすぎますね。お話の流れからすると、統合軍にチェコと
デンマークが部隊の拠出を申し出ているのに便乗する形で、フランスやポーラ
ンド及び北欧諸国が、戦後の発言権確保と自国の安全保障のために参加するん
じゃないかと思います。ポーランドは分割されていないし、さらに日英以外は
大不況ですからね。
そこらへんを考慮に入れると、人数はもう20万くらい余裕をみても問題ない
かと。

>対ソ戦
おそらく、ソ連に先に手を出させるのでしょうが、ポーランドが分割されてい
ないので、その分モスクワに近い。1941年以前ならT−34がいない。日
本とも戦争になるので、欧州側に戦力を集中できない。陸、空の主力兵器では
統合軍が有利。赤軍は粛清された影響でまともな指揮官がいない。これだけ条
件がそろうと、冬将軍と補給の失敗がなければ少々人数が少なくても勝てそう
ですね。終戦が見えて来たら、北樺太はやはりいただいてしまうのですかね。

>ドイツの強国化
ぶっちゃけ、フランスとソ連を潰した後の新生ロシアに頑張ってもらうしかな
いのではないでしょうか。とりあえず、バランスの点においてはですが。
第二次大戦後は、侵略戦争を国際法上違反にしてしまえば、世界中の国々から
袋叩きですしね。あまりshin様は考えすぎなくても、よろしいのではないかと
愚考いたします。

最後ですが、対米戦に向けて国際連盟の機能強化を図ってみてはいかがでしょう
か?常任理事国にドイツと、史実で入りたがっていたブラジルを入れて、より
国際連合に近い形にまとめ上げて反米大同盟に発展させる。ちょっとは対米戦も
有利に働くと思うんですが、どうですかね?

つたない素人意見ですが、目を通していただけると幸いです。では。

943名無しさん:2007/04/15(日) 10:11:48
核で冷戦を起こせば、共産主義が経済破綻するまで時間が稼げるよ。
核を持とうという人たちの方が平和主義者である証拠だね
日本には、なんでこんなに非核三原則を叫ぶ思想的戦争主義者が多いのだろうか?

944名無しさん:2007/04/15(日) 12:34:30
>>943

反社会学講座 第24回 こどもが嫌いなオトナのための鎮魂曲
・・・・
●第4楽章 Vivace:極道のサルたち
・・・・・
・・・・・動物が同種の仲間を殺害するのを目撃するはずだとのこと。
また、(サルの知能と凶暴さを考えれば)もしマントヒヒに核兵器を持たせたら、
1週間以内に世界は破滅だろう、ともいってます。うーん、なんだかんだいって、
核兵器を持ったサルより、ケータイを持ったサルのほうが安全なようです。
・・・・

ttp://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson24.html

945shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/16(月) 17:55:08
>>942
対独戦を二週間で終わらせてしまったため、独逸は、自らの利益で日英同盟に
組した形になっております。
そのため、日英両国とも、全面的に国防軍を信頼できない。
結果として、日英を合わせた勢力以上の勢力の陸軍を独逸に持たす事に不信感を抱いてしまう。
また、独逸にしても、日英仏全てがどの程度まで信頼できるかと言う問題もあり、
百パーセント軍をソ連に向ける事は出来ないという状況です。
対ソ戦がソ連の侵攻と言う形で始まるとするならば、
独逸は自衛のため、軍を拡大せざるを得ません。
百万の軍を組織し、それに対して日英その他が援軍を出す形で行くならば、
つりあいを考えて、日英もそれに見合う規模の軍を派遣せざるを得ず、
軍はどんどん大きくなります。
結果として、ソ連はつぶしたが、日英独が強大な陸軍を抱えにらみ合いと言うのは避けたい
と言う事で、頭が痛い・・・

946shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/16(月) 17:57:23
ソ連の侵攻を跳ね返し、睨み合いが続くと言う形だと、米国が漁夫の利を得そう。
日英独連合VSソ連で、強いほうに米国がつくと言う構図が出来てしまうのも願い下げ。
もうしばらく考えます。

947名無しさん:2007/04/16(月) 20:30:16
>>944
何が言いたいのか良く分からん
きめえ

948名無しさん:2007/04/17(火) 22:46:48
・・・特に私は専門としていないが、それは「核」、すなわち、兵器と、原子力発電など平和
利用の両面の問題である。
・・・・・・
放射性廃棄物というごみが出す放射能は数万年にわたって人類をおびやかす。人工衛星に
乗せて地球圏外に放り出すか、太陽の中の核融合体系の中に放り込めばいいのだろうが、
その技術は開発されていない。
地球の非常に深いところに封じ込めても、地球上にあるかぎり数万年にわたって放射能を
出し続ける。それは我々の後に生まれる生物系に悪影響を及ぼすことは必至である。どう
考えても、人類は自分で自分の首を絞めるようなテクノロジーをもって、経済体系のなか
にまっしぐらに突き進んでいるように思える。・・・・
・・・・

糸川英夫「21世紀の地球通信」

949酔鏡:2007/04/18(水) 00:25:23
>国際連盟の機能強化
いくら強化してもアメリカが未加入で、経済制裁までしか出来ない
枠組みは変わりませんよね。実効力のある処置は難しいかと思います。

>ドイツの強国化
ポーランドの近代化が鍵なのですが、あの国は夜郎自大な所がありますから
これもリスキーですね。歴史的にはオーストリアを近代化して対抗させる
というのも一案ですが、完全に落ち目ですからどこまで期待できるか…
フランスはドイツと組んでイギリスにはむかう可能性が捨てきれませんし、
左傾化して企業の国営化を進めたりしているので、対ソ戦時あてになるかも
怪しいです。
新生ロシアはおそらく二正面作戦をする以上、日本側のアジア部分と
イギリス側のヨーロッパ部分に分割する事になるでしょう。
そのまま残したら碌な事にならないのはソ連崩壊後のロシアの行動が
証明しています。

>対ソ戦
shin様は陸軍の肥大化を恐れておられるようですが、史実から見て
250万以下でモスクワまで攻められるか難しいと思います。
制海権を掌握しているはずですから、北海、黒海から逆包囲覚悟で上陸し、
大規模包囲作戦を実施して主力を予備ごと殲滅という手もあるのですが…

950名無しさん:2007/04/18(水) 04:58:13
ソ連とは絶対に戦わないことをお勧めする。
極端な話、同盟国が攻められない限り一切放置しろ。
スターリンがこの時代に誰を一番恐れていたのかは君たちもしっているだろう。
答はもちろんヒットラーだ。このナショナリズムこそソ連にとって究極の敵であり。
ソ連が団結してまとまった唯一のものである。
よって、ソ連と戦わなかった場合、ソ連は一度も国としてまとまったことが
無い国という国になる。今でさえ国内不振が振るっているのに団結したことも無い
ことの結果はあきらかだと思われる。
ちなみに現在のロシアですら、クルィシャと呼ばれる元ギャング達が
治安を維持している国である。法律が無視され、日本人の企業家が泣くのも
無理の無い話しだ。

951名無しさん:2007/04/18(水) 11:01:58
確かに。
こちらから攻め込んで「侵略戦争に抗する祖国防衛の戦い」等という錦の御旗をくれてやって、
今にも分裂しそうなソ連をまとまらせてやる理由はないですか。
問題は向こうが仕掛けてくるかですが――とりあえずの北欧進行は頓挫こそしましたが、
逆にだからこそとにかく来年中にでも戦争を起こさないと崩壊するような所まで追いつめられているわけで。
あいにく戦争そのものは不可避で、じゃあそれをどう収めるか?という話なんですね。

でも収めるための要素の一つとして「一度もまとまったことのない国」と言うのを絡めるのは或いは手段の一つになるのかも?

952shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/18(水) 11:03:55
>>949 酔狂様
ええっと、お話の予定では、ソ連のポーランド侵攻によって、対ソ戦は幕開けのつもりでした。
そこまでの話を書いていて、その後の展開に行き詰ってしまったのですよ。
ネタばれで申し訳ないのですが、完全に行き詰ってますので、ある程度詳しく書きます。
対独戦で、日英は、デンマーク、オランダ、ベルギー、フランス、チェコスロバキアとはある程度話を通しております。
しかしながら、ポーランドは外したのですね。
とにかく、実力が無いのに、生意気な事ばかり言ってますので、話を通すと、本当に独逸に侵攻しかねない国は使えません。
また、独逸・ポーランドは、俗に言うポーランド回廊の問題がありますので、
下手に引き込む訳には行かない(戦勝国に加えると、ここをポーランドが要求してくる)と言う理由がありました。
で、ポーランドはソ連と不可侵条約を結び、当然ながら敗戦国独逸に対する圧力を強めてきます。
まあ、独逸は敗戦とは言え、十分な軍備がありますから、相手にもしないのですが。
しかしながら、日英の圧力で、ポーランドは対独逸強硬姿勢を撤回しようとするのですが、その時点で、ソ連はポーランドに侵攻します。
戦後の「プラハの春」に近い状況が起こるのですよ。
この先は、展開次第ですが、
・ 独逸がポーランド回廊確保の為、対ソ戦に踏み切る
・ 独・ソが国境を接する状況に陥り、こう着状態になる
の二通りの展開が考えられます。
でまあ、この展開の間に、戦争を望んでいる米国が、ヨーロッパに橋頭堡を確保する為、バルト三国と安全保障条約を結んでしまいます。
これは、帝国が満州地域で行った方法をそのまま米国が真似て来ます。
軍の派遣は問題が多いのですが、紛争に巻き込まれないため、バルト三国が、米軍の駐留を認めると言う展開です。
米国にすれば、対ソ戦が始まれば、両国にバルト三国経由で補給品を売り込みます。
こう着状態に陥っても、これは同じですから、メリットは大きい。
ソ連も米国と戦争する覚悟が無ければ、バルト三国に手を出せないと言う状況です。
このような状況で、こう着状態の場合でも、イベントが起こり、結局対ソ戦が開始される。
戦争が始まってしまえば、後は戦うだけですから、「のと」情報を生かして、対ソ戦は有利な展開になったと言うお話にはなるのでしょうね。
で、ここまで考えて、問題が発生しました。
戦後のグランドデザインが描けない。
お話ですから、どのような展開も、らしければ可能ですが、少なくとも総研のメンバーは、戦後の絵を描いた上で戦争を開始させねばいけない。
特に陸軍国独逸を同盟に加える以上、独逸の強大化も視野に入れて、戦略を展開していなければいけない。
もっとも、結果としてそうならなくても、問題は無いのですが、一応、戦後独逸の欧州における覇権に対してする「心構え」「対応方法」程度は
考えて戦争は起こさないと、「のと」資料を持たせた意味が無いとなります。
特に、戦後ソ連の分割を視野に入れていますので、ウクライナ共和国を成立させるのは問題ないのですが、これが独逸寄りの国家として成立すると、
欧州の最大勢力独逸・ウクライナ連合が出来てしまいます。
じゃあ、対ソ戦を防戦一方で、ソ連に攻め込まない形と言うのも、変な形の冷戦構造が出来てしまう以上、避けたい。
それに、バルト三国に米軍が駐留している状況で、冷戦と言うのも怖いです。

効率的な部隊配置で、最低の兵力でソ連を落とそうとしても、バルト三国に米軍が駐留していると、戦線が、モスクワ方面に移動したときに、
後方を米国に突かれる恐れもある為、ある程度の防衛部隊を貼り付けねばならない。
いくらなんでも、独逸軍が、最前線で戦っている後方を、フランス軍辺りに任せるのは独逸が認める訳もないですしね。
と言う内容の事を、悩んでおります、ハイ

953shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/18(水) 11:10:35
>>950
確かに、放置はしたいのですが、米国がちょっかいを掛けてくると言う状況では辛い。
それに、ソ連にポーランドを取らせたら、いくらなんでも放置は出来なくなるのですよ。
後に、対米戦が控えてますから
>>951
確かに、おっしゃる通りです。
一度もまとまったことの無い国と言う発想は良いかも。
うーむ、シベリア共和国を作ろうかな・・・

954名無しさん:2007/04/18(水) 13:37:55
この頃の北米大陸といえば「怒りの葡萄」
・・・
1930年代のアメリカで起こったダストボール(ロッキー山脈東麓の黄塵地帯)では、
約250万人の『オーキー』(オクラホマ出身の移動農業労働者)などの難民が土地を
離れることを強いられ、その多くはオクラホマ州、テキサス州、カンザス州から
カリフォルニア州へと向かった。
・・・・

955名無しさん:2007/04/18(水) 18:30:50
 共産主義で優秀なのは一部だけだし、従える人民が増えれば増えるほど
共産主義(一党独裁)で政治を行うことは難しくなる。
史実でも東ドイツは取られたのだから、ドイツが味方についただけで
良しとして、ベルリンの壁をポーランドとの国境線上に敷いたらどうでしょう。
その場合、国境警備をするのはドイツですし、その戦費を負担するのもドイツです。
海は英海軍の原子力潜水艦に任せちゃいましょう。ようはモスクハを攻撃できる能力を
同盟が持っていればソ連は手出ししてきません。
 私は、共産主義では多くの人に納得できる政治ができないことを知っています。
また、知識と意欲のある中産階級を殺しまくった政治であることも。よって、
経済と言う側面から見ると、周りが没落していく状況は非常に楽です。
 北欧だろうがアジアだろうがアフリカだろう南米だろうが、共産化したい勢力には
共産化させてあげればよろしい。共産主義など精確な情報を持っているなら
恐るに足らずです。共産化された地域にはこの世の地獄を見せて、列強のありがたみを
骨身(比喩ではすまない)にまで味あわるのが吉と思います。

956名無しさん:2007/04/18(水) 21:57:24
>>945 shinさん

>戦後のグランドデザインが描けない。
>お話ですから、どのような展開も、らしければ可能ですが、
 少なくとも総研のメンバーは、戦後の絵を描いた上で戦争
 を開始させねばいけない。


 一種の開き直りかもしれませんが、
    グランドデザインが固まる前に戦争勃発、
    事態急変に対応しきれず混乱する総研
を物語るというのもアリではないでしょうか。

 ここまでの話では、「<のと>情報から導き出された戦略構
想がうまくツボに嵌まり、目出度しめでたし」のパターンが
繰り返されてきました(そこが面白かったのですが……)が、
そろそろパターン崩しの挿話があったほうが物語に奥行きが
出るかもしれません。

957名無しさん:2007/04/18(水) 22:01:33
955
大根おろしみたいな文章ですね。

958名無しさん:2007/04/18(水) 22:21:05
>>956
 なるほど。
 shinさんの悩みをそのまま総研のメンバーの悩みとして、どうしようと
迷っているうちに、アメリカが動き、ドイツも動き、ソ連も動いて
開戦って感じですね。
 戦後のプランもさることながら、ソ連に勝ち、アメリカの漁夫の利を
いかに防ぐか……、あ〜、大変そうだなぁ。

959名無しさん:2007/04/19(木) 15:51:41
英国も「のと」情報をえていますから、自分たちの戦後政策をある程度聞き出して、そ
れなりにうまく行っていることを確認すると思います。
ということは、つい最近では返還直前での香港行政体制の変更、アラブとイスラエル、
イラクとクェート、インドとパキスタンなどなど、枚挙にいとまがない悪辣さを発揮。
各地域へ複雑な対立構造を作り出し、絶対に覇権勢力を出現させないようにするのでは
ないでしょうか?
# ……近代〜現代史を見返して、英国人の業と変態さに眩暈がする
おそらく仏・ソ(共産主義が破滅していれば)露・米も同様の行動を取るでしょうから
基本的に、日本帝国にはそれを阻止できません。
なんにせよ、国力が違いすぎ。
それどころか、上記手法は列強の嗜みとして、日本にも向けられる可能性が高いと思わ
れます。
手短なところだと、丁度、近くに"恨"の国と言われ、痴情のもつれで全米史上最大の乱
射事件を起こすような、適度に頭が回って、衝動で行動する連中が群生している土地が
あるので、(裏に何処が居るか判りませんが)大変でしょうね。
あるいは、もっと悪辣に南方・蘭植民地を独立させて、暴走する程度に援助して、オー
ストラリアあたりとの対立を煽って、彼らを暴発。ここで統合軍の出番を作って、日本
に貧乏くじを引かせて、対日敵対勢力を作り、困窮させるとか。
まぁ、いずれにしろ日本官僚の胃と性格が悪くなりそうなことは、確実に思えます。

こんな状況で、日本産大怪物、吉田・岸田・佐藤、意外に(でもないか)井上提督あた
りが、何かしでかすと言ったあたりでしょうか。

・case 1.みんなで幸せになろうよ
 「5族共和の精神」が「発見」され、その道を邁進する。
 ……あっかるーい少年向けライトノベルなら文句の付けようがないエンディングです
 ね。エンディング後の数十年で、一体何千万(もう一桁多いかも)の不幸な人柱積む
 か判りませんが。

・case 2. ゲームに参加する。
 
 アメリカ相手なら、(取り敢えずの正規戦争はドローに持ち込んで)メキシコやケベ
 ックあたりに危ない連中集めて、米国内で騒動起こさせて、統合軍出動。
 合法的に無体な工業力を破壊して、資本移動などで経済を困窮させ、一等農業国にな
 って貰うとか(あるいは、外に手を出す余裕を無くして貰う)。
 露方面は、中央アジアへ民族自活の精神や資源情報を吹き込んで、混乱して貰う。
 欧方面は、英独仏に発生するであろう衝突を対立の助長させて、バルカン半島で火遊
 びして貰う。
 中東・アフリカ・南アメリカは、放って置いても混乱するでしょうが、アメリカがし
 ているように、現地の産業が壊滅するような援助を行って、もっと混乱状態を継続し
 て貰う。

・case 3.ひたすら堪え忍ぶ
 鎖国状態へ逆戻り。人口3千万なら、自活できますが、7千万にひもじい思いをさせ
 ないのは、大変を通り越しているでしょうね。
 飢饉が発生したら、政府が消滅していても、不思議はないと思います。

・case 4. ハードボイルドで行こう
 とにかく、列強に行動余力を残させるとロクなことしないので、最低限の自活能力を
 除く情報・経済・外交・軍事の総力を挙げて、ひたすらその行動力を削り取る国策を
 採る。
 最悪の中の最善を選び続ける覚悟をする。

・case 5. ゲームのルールを変える。
 既に行われていますが、今の世界はゼロサムゲームが成立しない、幸せな時代が来た
 ことを実感させ、宣言する。
 さらに、アメリカがやるような「子供らしい分かりやすいルール」を掲げて、ルール
 を守ったモノを誉め、ルールを破ったモノには、しっぺ返しを、徹底させる。
 そこまで国力が持てばいいですが。

どこへいっても、地獄の向こう三軒両隣だ。

960酔鏡:2007/04/20(金) 02:50:35
対ソ戦が始まった時点でスウェーデン、ノルウェーを押さえて、ドイツの
首根っこを押さえておけば大国化しても害がないと思われますがどうでしょう?

961名無しさん:2007/04/20(金) 10:19:38
このころムッソリーニに飛行機操縦して会いに行った笹川良一の件で
笹川良一と山本五十六がダチだというので検索したところ・・・・・

(問11)開戦前の9月、山本が東京で笹川良一に対して述べたという言葉を紹介します。
そりゃ、初めの間は、たこが脚をひろげるように、思い切り手足を広げて、勝って勝って勝ちまくってみせる。しかしやれるのはせいぜい
1年半だからね(注:ここまでは近衛に対する発言と同じです)。きっかけは、シンガポールが陥落した時だ。シンガポールが陥ちると、
ビルマ、インドが動揺する。インドの動揺は、英国にとっては一番痛いところで、英国がインドを失うのは、老人が『あんか』を取られる
ようなものだ。しかし、そこを読んでしっかりした手を打ってくれる政治家が果たしているかね。」
   
つまり山本は、日米戦はある程度の戦果をあげたところで講和に持ち込む以外に手はないと考えていたわけです。しかも、山本の
考えていた講和条件は、勝ちいくさのさなかに日本側から持ち出すものとしてはかなり譲歩した内容だったようです。
実際にシンガポールが陥落した2ヶ月後の昭和17年4月、山本は桑原虎雄少将に対し「今が政府として和を結ぶ唯一の、絶好の
チャンスじゃないのか。日本としてそれを切り出す以上は、領土拡張の気持がないことをよく説いて、今まで占領した所を全部返して
しまう、これだけの覚悟があれば、難しいけど、休戦の成立の可能性はあるね。しかし、政府が有頂天になってしまっているからなぁ」
と言ったそうです。

真珠湾攻撃指揮官の苦悩
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~kazumatsu/sub228.htm

962名無しさん:2007/04/20(金) 14:03:20
笹川良一
1899年生まれ、小学校時代はノーベル賞作家「川端康成」と同級生で祖父同士が囲碁なかま
で、川端が上京後は苦労が続き帰郷できない代わりに墓の面倒を50年間もみつづけたという

大正時代
18,19のころからに将来は航空機の時代が来ると予見して、アメリカ帰りのパイロットから
飛行機の操縦と整備を習得し、20歳のころ各務原航空第二大隊に配属中に発動機の製造な
ど航空技術をマスターした。
23歳で家業を継ぐ、25歳で村会議員に当選、26〜27歳で現在の金額で30億円ぐらいの資産を
所有していたといい、大阪で自家用車のオーナーが50人ぐらいの頃、すでに飛び切りの高級車
をのりまわしていた。
突然、29歳の時に、腕と度胸で勝負すると一念発起して村を出る。
昭和時代
1931年に右翼団体「国粋大衆党」を組織して総裁になり、1932年に国粋義勇飛行隊を設立し
航空隊長を務める。
国粋大衆党は無料で飛行士を養成するために自家用飛行機を20数機も所有する異色の団体だ
った。
・・・

963名無しさん:2007/04/20(金) 18:16:29
ぶっちゃけ笹川良一といえば
♪とっじまり用心、火の用心〜
のCMに出てきていた思いっきり悪人面で『一日一善』と叫ぶ爺様というのがわかりやすい気がする。

964shin ◆QzrHPBAK6k:2007/04/20(金) 19:48:16
>>960 酔鏡様
しかし、ソ連戦を勝ち抜けば、独逸は間違いなく、欧州最大の陸軍国ですから。
その規模によるでしょうから、どれだけ周辺国の陸軍の規模とバランスを取るかが難しい。
資源国家としてノルウェー、フィンランドを押さえても、一国で百万以上の陸軍と言うのは脅威ですから。

965酔鏡:2007/04/21(土) 00:21:01
>>964shin様
鉄鉱石がなければどんなに強力でも所詮人海戦術しか取り得ません。
戦車がなければいくら石油があっても、継戦能力は限られたものになると
思うのですが。
それに一次大戦でヨーロッパ大陸に押し込められる恐怖はいやというほど
分かっているはずですし。いざとなればデンマークを占領してバルト海に
封じ込めてしまえば、あまり好意的ではないフランスという
国家を隣に抱えている状況ではぐうの音もでないと思うのですが
どうでしょう。

966名無しさん:2007/04/21(土) 19:43:42

「世界は一家 人類みな兄弟
月はお隣り 火星は遠い親類」!!

系図でみる近現代 第21回 笹川良一 糸山英太郎 佐々木真太郎
ttp://episode.kingendaikeizu.net/21.htm

967名無しさん:2007/04/21(土) 22:11:38
 ドイツの大陸軍国化を直接防ぐ方法ではありませんが、
制約を課すには良さそうな方法の提案ということで、
  ●地方自治体再編
     強大すぎるプロイセンの分割、弱小邦の統合、
    飛び地解消を行い、勢力的に大差がつかないよ
    う19州前後(史実戦後の16州+2〜3)に再編
     参考:ttp://ja.wikipedia.org/wiki/ドイツの地方行政区分
  ●陸上防衛の主体を州(邦国)とする
     正規陸軍の軍政権(編制権)、および各種民兵
    を含む民間防衛組織の指揮権を各州政府に委ね
    る(陸軍を州単位に分割、SS・SAを始めとする
    政党・宗教団体等の私兵保持禁止)
  ●連邦は海上/航空防衛および統合運用のみ
     連邦統合幕僚本部および連邦海軍軍令部・連
    邦空軍作戦本部の設置は認めるが、連邦陸軍参
    謀本部(OKA)の平時設置を禁ずる
  ●平時防衛費3%条項
ことを、対独停戦協定(の裏)で要求するのはいかがで
しょうか。

 日英枢軸は、ナチス勢力の追放・排除を停戦の条件とし
た以上、ナチスや類似勢力の将来の再興を防ぐ措置を(暗
黙にでも)求めるはずです。
 史実の西独で行われた反ナチス化諸政策を清書したもの
を”参考資料”としてドイツ側に手渡すでしょう(例えば
憲法改正案として西独基本法とか)が、その中に陸軍強大
化阻止策を混ぜてしまおう、というものです。

 ※ 1×100は怖いけど、19×3ならまだまし、というあ
  たりを狙ったんですけど。

968名無しさん:2007/04/22(日) 23:22:24
shin様 はじめまして。楽しませてもらってます。

ソ連の縦深突破戦略 vs 日英独のエアランドバトルで
勝利しつつも欧州、ソ連がガタガタになるというのはどうでしょう。
戦後が復興に忙しくて、軍事費が捻出できないようになれば
日英vs独の戦後の対立も起き難いと思いますが。

ソ連のポーランド侵攻に対して
日英独が軍事制裁として対応してしまったがために、
米国が両陣営(特にソ)に武器大量輸出というのもどうでしょうか。
船舶の臨検問題がこじれて "日英独 vs 米ソ" という
最悪の構図も発生できなくもないと、、、
不況中に国債発行しまくってソ連に武器を供与した挙句、
戦後に利権を確保できないところに、日英が経済攻撃を掛ければ
米国を内部に向かって崩壊させられるかもしれません。

登場人物の誰がこんな未来図を描くのかという問題はありますが、、、

お体に気をつけて がんばってください。

969名無しさん:2007/04/23(月) 13:36:06
ソ連がどこかの勢力と組むと言うのは、有り得ない。
史実でも経済がズタボロで投資してほしい時に、世界同時革命を叫んでいたせいで
国外から投資がこなかったため。産業が育成されなかった。

ソ連と組むということは、ソ連以外の国と取引しないことを意味する。
つまり、全ての面において乖離することを意味する。
冷戦とは世界が二つある世界であると捉えることもできる。

アメリカがソ連と組んでくれるのは正直ありがたいだろう。
アメリカ経済がかってに向こうの世界に行ってくれるのだから。
当然アメリカドルが機軸通貨でもなくなるわけだ。

970酔鏡:2007/04/23(月) 20:27:24
本日歴史群像シリーズの「アメリカの戦艦」という本を買ってきました。
斜め読みした限りですが、今まで議論してきた米戦艦像を修正する必要
がありそうです。具体的には水中弾対策がどうもアイオワ級でも
ほとんど考慮されていないと思われる点、死重量と言うか余計な装甲
や装甲隔壁が多く、そのわりに水雷対策が不十分な点が見受けられました。
読み終わるにはしばらくかかりそうですが、すでにお持ちの方も
いらっしゃると思うので、ここら辺をもう一回議論しませんか?

971253:2007/04/23(月) 22:58:12
アイオワは巡洋戦艦みたいなものですからねぇ。
あれは恐ろしいぐらいに細長い戦艦ですから、水中防御が軽めなのも、当然といえば当然ではないかと。
機関室と舷側との幅が短くなるのも仕方の無いことだと思いますよ。
そう言う設計ですから。
アイオワはパナマを通すためと33ノットのためにいろんな物を犠牲にしている艦だと思いますよ。
アイオワ級は水中防御にも問題がありますが、それ以外にも甲板装甲が150ミリ台と薄い点も問題だと思いますし。
戦艦として重要な主砲斉射時の安定性にも目を瞑っていた節がありますし。

972酔鏡:2007/04/24(火) 00:09:00
>253様
そう思ってサウスダコタ級もチェックしたのですがほぼ同等の防御構造
なんです。水中防御に難点(というほどでもありませんが)がある大和級
よりも貧弱なのは本当に良いのか?という気がします。さらに両艦型とも
16ミリの断片防御甲板なる物があるのですが、両艦とも16インチクラスを
相手に想定しているわけで、その甲板防御を抜ける弾丸の断片防御としては
どう考えても薄いです。アイオワに至ってはその下に同厚の中甲板があるわけで、
明らかに重量リソースを無駄に使っています。極論すれば一次大戦で
否定された多重防御方式(実際には日露戦争で否定されているような
気がしますが実際に反応として現れるのは一次対戦後です)になんとなく
流行の外で弾く方式を取り入れて一番外側を厚くしてみた甲板装甲と
言えなくもないと思います。
アイオワの中甲板に関しては好意的に、強力甲板だと言う見方も出来ますが、
やはり断片防御甲板は解せません。

それと水中弾対策についてなのですが、喫水線以下テーパーがついて
薄くなっていき、最終的に強度部材と同程度の厚さまで減少するようです。
これは傾斜装甲とあわせてやたらと製造が難しく、アメリカの工業力
の底力とも取れますが、無駄に工業力のリソースを食っている上、
何を想定しているのか(おそらく水線直下への被雷でしょうが)分かりにくい
です。少なくとも水中弾対策を本気で考えているのなら、大和のように
水線下にも水線部分と同じ厚さの装甲をある程度の深さまで、
張る必要があるように思います。

また、水中防御実験の内容は水中爆発に対するもので、徹甲弾が
飛び込んでくる事は想定外だったようです。それもサウスダコタ、アイオワ
両級は不足気味で、ノースカロライナ級の方が上だったようです。

総合的に見て、よく「大和級の防御には穴がある」と言われますが、
米戦艦の方が穴だらけに見えます。いろいろ工夫してはいるのですが、
どうも、日本戦艦と比べ見劣りがします。
良く考えたらアメリカは近代海戦をまったくと言って良いほど
経験していないわけで、穴だらけでない方が不思議なのかもしれません

973名無しさん:2007/04/24(火) 01:21:43
学研本読みましたが、米艦の本当の驚異である、ポンプとそれを動かす各ブロックへ点在する発電機の数と出力についての記述がないような……
# 学研のシリーズはこのあたり全然記述がないのが悲しい……
# ソフトウェアであるダメコンについて記述がないのはまだ判りますが。
駆逐艦の例を見ても、非常用ディーゼル発電機が中甲板以上にもあるでしょうし。
小さな損傷では沈めるのは苦労しすぎることは自明で、相手により大型の兵器と艦艇とドックの整備を強要して、タダでさえ無い金消費させて数量を揃えさせなかった点は戦略的に素晴らしい。

しかし、ダコタの半額以下なKGVに、資源が無くて開き直って向こう側にいって重量あたり価格が2〜3割(うろ覚え)なってしまったとかいうVH鋼採用したら、いったいドコまで安くできるかなぁ……
KGV衆のタコ殴りが見てみたいような
# 対して能力向上してないのに価格高騰したVGイラネ

974253:2007/04/24(火) 02:21:59
>>972
サウスダコタ級は35000トンクラスの船体にアレだけのもの(対16インチ防御、27ノットの速力、16インチ砲9門の火力)を詰め込めた点を評価すべきだと思いますよ。
大和と比較すれば、どんな戦艦の防御構造だって霞むと思います。
モンタナ級でも持ってこない限りは。
だって、大和は重量問題を無視してる戦艦ですから。
あと、アメリカ戦艦の水中防御は水中弾よりも対水雷防御を重視している気がしますよ。
装甲が薄くなっている喫水線下は、確か多層水雷防御方式の防御区画になっていたと記憶しています。
この防御方式は装甲で弾くのではなく、区画を破壊させることで衝撃を吸収させることを主眼にした防御方式ですので、装甲が薄くなっているのは当然といえば当然かと。
あと、サウスダコタ級は水中弾防御を重視した防御をした結果、水雷防御に関してはノースカロライナよりもやや劣る物になってしまっていたと記憶していたのですが、どうなのでしょうか?
喫水線下の防御では、耐水中弾防御はサウスダコタが上で、魚雷防御はノースカロライナが上となると思ってました。
それと薄くても艦底部まで装甲を伸ばしている点は評価すべきだとも思いますよ。
KGV級にはそういった配慮は無いですから。

975chon ◆sirl5GI9zs:2007/04/24(火) 18:29:53
えーと、米戦艦の話は興味深いのですが、これって「のと」とあまり関係ないような?

976酔鏡:2007/04/26(木) 01:42:32
>>973
このシリーズは欠陥だらけなので、と言うか一冊に詰め込みすぎな
傾向があるのでしょうがないと言えばしょうがないのですが…

>>974
なんかモンタナでは水中構造をノースカロライナに戻す予定だったらしいですよ
はっきり行って眉唾物ですが。
で、問題の水中弾対策ですが、水線付近はある程度厚みがありますが、
これは水中弾云々以前に、傾斜時の対策に常識的に行うもので、
いいんですが、その下にテーパー付けて装甲張ってるのが
良く分からないんです。船底近くの一番薄い部分だとほとんど構造部材の厚み
ですし、大和の装甲の張り方と比べると水中弾がやや深めの位置に来たときには
役に立たない重量食いなのではないかという疑念があります。
本当に「装甲」と評価して良いのか…

水雷防御も多層水雷防御なんですが、肝心の液層がバイタルパート内にあるんです
これも隔壁にひずみが出たら一気に機関室、弾薬庫がピンチになって
しまうような気がします。と言うか対水雷の液層が「バイタル」なんでしょうか?

KGVは手元に資料がないのでなんともいえませんが、重量的にはかなり下部まで
装甲があるような気がするんですが…そうでないとノースカロライナ、
サウスダコタと比べ全体の重量がスペック的に軽すぎる気がします。

>>975
あれ?「のと」の日英対米決戦は戦艦同士の大海戦だと記憶してたのですが…

977253:2007/04/26(木) 02:46:05
>テーパーつきの装甲
多分、魚雷の爆破により発生するスプリンター防御用ではないかと思うんですよ。
水中弾に関してはそれほど下には来ないとの判断だと思います。
喫水線直下の装甲板は喫水線上部の装甲板と、その厚さに大きな違いは無いですし。
来る確率が低い(と判断された)大深度水中弾対策の装甲を削って、水雷防御用の設備に当てるのは、ある意味で合理的な判断ではないでしょうか。(何しろ相手は魚雷狂いの日本海軍ですし)
あと多重水雷防御ですが、防御区画をかねた燃料タンクや注排水区画はバイタルパート外のがメインだと思うんですが。

>KGV
KGVはその装甲配置の関係上、重量の割りに実質的な防御力は低目という評価があります。
で、防御力の強化はイコールで重量増加に繋がるわけです。
たぶん、KGVは実質的な防御力の割りに装甲重量が重い戦艦なのだと思いますよ。
実際KGVは装甲重量の増加に伴い、4連装砲塔の一つを連装砲塔に改めたり、司令塔の装甲を削ったりしているわけでして。
あと、KGVは機関の小型軽量化に失敗した艦とも言われてますから、機関にもかなり重量を喰われていると思います。

978名無しさん:2007/04/26(木) 11:57:27
これ作ってくれ

キ94-2型
ttp://page.freett.com/zaj17637/11/ki9.jpg
ttp://www.hi-ho.ne.jp/nomura1205/fighter_k94.htm

979酔鏡:2007/04/26(木) 16:42:04
>テーパーつきの装甲
それだとたぶん解答にならないんですよ。通常装甲板には滲炭処理が行われ
表面を硬くしますが、テーパー付きだと、各部分で最適な処理をするのが
難しいと思うんです。魚雷対策と水中弾対策を分けているなら、複数
の厚さの装甲を張った方が現実的ですし、おそらく船底部近くの装甲
なんて硬くてもろい、役立たずだったんじゃないかと想像されます。
わざわざテーパー付きにした理由がわかんないんです。まあ、「のと」作品
的には「水中弾防御に穴があるっぽいぞ」と言う事でいいんですが、
個人的な疑問で、どうしても理解できないんですよ。
これ以上は「のと」には関係なくなるのでやめにしますが。


>多重水雷防御
おっしゃる通りなんですが、何でわざわざ空間的制約のある
バイタルパート内にまでこんなもん作るのかなあと言う疑問が
抜けないんです。

おそらく米戦艦って、時代遅れや勘違いが山ほど積み残されたまま発展した
ものなんでしょうね。三大海軍国で唯一近代海戦をほとんど経験していない
海軍だからしょうがないのでしょうが。

>KGV
なるほど。機関に重量を食われたのなら納得がいきます。そのわりに、
トップヘビー対策っぽい重量の削減方法を取るのが気になりますが、
じゃあどこを削るかと言われるとやっぱり同じ方法しかないですね。
防御的には過大な気もします。ビスマルク追撃戦でフッドが爆沈したあと
POWは集中砲火を浴びてますが以外に被害が少ないですから。

980酔鏡:2007/04/26(木) 20:31:00
>テーパーつきの装甲
おおよそ納得できそうな解答を見つけました。ずばり「趣味」です(笑)
アメリカ戦艦は図面の載っているニューヨーク級からずっとテーパー付きの
舷側装甲を持っています。おそらくワイオミング級でも同様のようです。
イギリス戦艦の影響の濃い扶桑級には見られませんから、多分アメリカの
オリジナルでしょう。で、水中弾防御を考えたときにそのまま船底部まで
延長したと考えると納得がいきます。まさに戦訓が無いがゆえの
「何とかの一つ覚え」
です。
日本も人の事言えないんですが…

981253:2007/04/26(木) 22:13:09
>テーパー付き装甲
厚さの異なる二枚の装甲版を接合するよりも、テーパー付き一枚板の方が強度面では有利だと思いますよ。
接合部分というウィークポイントが少なくなりますから。
あと、テーパー付きの装甲ですが、最上型なんかも導入してます。
この装甲の採用は、水中弾防御の場合、大深度のものになると水中を進む距離が増え、速度が低下し貫徹力は低下するため極端に厚い装甲は必要ないからだ、といわれています。
水中弾防御は深い位置になればなるほど、海という名の装甲板が増えてくれるわけですから、さして厚さは必要ない、と考えてもおかしくはないのではないかと。

>多重水雷防御
大和だってバイタルパート内に燃料タンクやら水防区画やらがありますよ。
集中防御型の戦艦はバイタルパートだけでもある程度の浮力と動力を確保する必要があるから当たり前だと思いますが。

>ライン演習時のPOW
集中砲火は浴びてますが命中弾はそんなに多くないんですよ。
手元の資料によると、POWが被弾したのは15インチ砲弾4発、8インチ砲弾3発ってあたりですから。
ほぼ同じ時間でPOWもビスマルクに3発の命中弾を与えていますから、妥当といえば妥当な被弾数ではないかと。
もっとも、POWはこの命中弾で司令塔を破壊(司令塔要員はほぼ全滅)され中波してます。
当たり所が悪かった、ともいえますが司令塔の装甲を削ったしわ寄せが来ている気もします。
あと、POWは結構サイズの大きな戦艦ですから(サウスダコタよりもサイズは大きい)、その分装甲を張るべき部分も大きくなります。
また、機関の小型化に失敗していますから、機関のサイズは当然大きいものになり、そのくせそのサイズの大きな機関にも装甲を張る必要があるため、バイタルパートは大きく広い物になっていたと考えられます。
KGV級の防御力は装甲に費やした重量に比較して低い、というのもある程度頷けると私は思いますよ。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板