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「のと」について、その2

874253:2007/04/02(月) 01:03:08
>KGV
舷側装甲以外はさほど厚い装甲の艦でもないと思うんですがね。
152ミリの甲板装甲はネルソン級(159ミリ)とほぼ同等ですが、14インチ砲防御艦とされるノースカロライナ級(合計180ミリ〜190ミリ)にやや劣りますし、舷側装甲も傾斜がない事を考えるなら、ノースカロライナ級よりやや勝る程度しかないですから。
カウンターパートだったビスマルクに対抗した対15インチ砲防御だったと私は思ってますけれど。

>水防区画
大和の断面図を見ると、一番外側の水密区画のすぐ内側に水防区画があるんですよ。
バイタルパートの外側です。
艦首付近や艦尾にあるのも水防区画です。
まぁ、大和の場合はバイタルパート部分も水密構造(水防区画ではない)になっていて、独自にある程度の浮力を確保できるかなり凝った設計ではあるのですが。

>一発の魚雷でいくつもの隔壁が破られたり、ゆがんで浸水をきたす
それを防ぐために多層の液層防御や空間防御を施すわけです。
これらが万全なら、細かい水密区画の方が効果的なんだと思うんですよ。

>推進軸
推進軸の破壊って、つまりは機関部の破壊と事象的には同義ですから、大いに問題だと思うんですが。
それに推進軸が破壊された場合、破損した推進軸によって隔壁が破壊されることがあり、その時の浸水量は大きな物になります。
雷撃を受けたときには出来うる限り避けたい被害の一つだと思うんですが。
それにPOWの時で問題なのは、「一発目の」被雷においてこの損害が発生していることです。
当り所が悪かったといえばその通りですが、ですが比較的威力の低い航空魚雷の、しかも一発目でこの損害を負ってしまうというのは水雷防御上問題があったからだと思うのですけれども。
しかも、推進軸が丸出しの部分ではなく、隔壁がある部分に命中しているのに破損してます。
つまり、日本側の航空魚雷はPOWの水雷防御を突き抜けて、推進軸を破壊したことになります。

>大和の十数本
大和の被雷本数は日本側記録によるなら9本です。
爆弾は5発。
ただし、魚雷は7本目に命中した物以外は全てが左舷に集中していますが。
アメリカ側記録だと、30本以上だったりします。
なお、武蔵は爆弾10発以上、魚雷20本以上を受けてます。




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