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雑談掲示板です!!

1名無しの魔術師:2012/07/02(月) 21:49:34 ID:Yv7pTuVQ
ttp://jbbs.livedoor.jp/computer/43509/ 来てください!!

207【イベント・崇拝者の胎動】:2014/10/07(火) 22:48:39 ID:NE8y4xos
>>204-205
モンタナ神父、ライル、クレムリン組、そしてホーマーはシレネスの城へと到着した
領主に会うという事で砦に入る時よりも厳しい質問があったが
幸運にも領主は近隣の国々との評議会を済ませこちらに帰還したばかりであり
直ぐにでも会う事が出来るという

程なくして領主の間に通された。紅い絨毯に豪華な椅子、数人の兵士が睨みをきかせる中
その椅子に座るのは青緑の髪、金色の瞳を持つ、まだ若さの残る背の高い男――彼がシレネスだろう

「よく来てくれた、異国の客人よ。ここまで無事に辿り着いた事を嬉しく思う
 何か教えを広めたいという事と、重篤な危機について伝えるために来たと聞くが
 それはどのような物かな?」

「私たちはここより遥か西の国よりやって来ました
 私たちの信じる神の教えを広め、貴国をより豊かにする為にやって来たのですが
 道中恐ろしい存在に出くわし、その危機を伝えなければならないと思いまして」

神父は書簡を取り出しシレネスに渡そうとしている
危機についての説明はライル達がしなければならない

208クレムリンの三馬鹿:2014/10/08(水) 21:09:08 ID:???
>>206
コマツ「だな、倹約は美徳…」

コマツがチラっと見た先には歓楽街が見える。

タナカ「布教中にストリップ見に行かないでくださいよ?」
コマツ「うるせえ!前席でがぶり寄りでみてえよ!」
ヒラオカ「終わってから見に行きゃいいだろ…」

>>207
そんなこんなやりとりがあって数日後。
なんとかダンサーのパンツに旅費を挟むことは我慢できた模様。
領主の城へと向かう。

コマツ「そーっすね。人数は俺たちが会った連中で規模は10〜20名。そのうち騎兵と術師が4〜5人。」
タナカ「これにでっかい鎧みたいなゴーレムと、空飛ぶ虫みたいな奴が組み合わさってます。」
ヒラオカ「会敵したのはここから1日歩いたところにある村で、3日前。個々が手当たり次第襲っているって感じだったな。組織的に動いていない。」
コマツ「だったな、目的があって襲っているってわけでもなかった。たまたまあったからっで感じだった。」

209ライル:2014/10/09(木) 00:46:20 ID:.fGgYIGA
>>207-208
「付け足せば連中は何かしら、
具体的に言えば邪教を崇拝していると思われます」

「俺や親父様に対してもそのような言動が見られました」

「連中は自分達の行いに正統性があると信じている為、非常に危険だと思われます」
そこまでいって、ライルはシレネスの前に跪く。

「差し出がましい申し出かとは思いますが、どうか素早い対策をすべきかと…そして我々と、我々の宗派は必ずや貴方達の助けになりましょう」

210【イベント・崇拝者の胎動】:2014/10/09(木) 23:36:14 ID:NE8y4xos
>>208-209
「邪教を崇拝している者……凡そ想像はつく。怪しき術を使い、闇と死を撒き散らす者ども
 時折お前達のように、彼らと遭遇し交戦する戦士達の話を聞く事がある
 だが、ゴーレムと空飛ぶ虫というのは聞いた事が無いな……その話、もう少し詳しく聞かせてはくれないか?」

神父の手紙に目を通し終えると、シレネスは身を乗り出してコマツ達やライルの話を聞く

「心配は無用だ。この国には素晴らしい戦士達が居る
 評議会を共にする国々も同じだ。我らには誇りがあり、邪教の者になど決して屈さんだろう
 お前が村の者か……心配するな。直ぐに戦士達を派遣し、付近の捜索に当たらせよう」

ホーマーは恭しく頭を下げた
シレネスは自信に満ちた表情を浮かべている。自分達の強さによほど自信を持っているのだろう
とはいえ砦の中の人々を見るに、崇拝者達に対する根本的な対策や知識の存在は考えにくいが

211クレムリンの三馬鹿:2014/10/10(金) 23:17:06 ID:???
>>210
コマツ「あ〜…それなんですけど、腕っ節云々の問題じゃないかもしれないんっすよ…」
ヒラオカ「実はもうひとり連れがいるんだが、戦闘中におかしくなって…宿屋に寝かせている。」
タナカ「闇に飲まれたというか…いきなり敵味方関係なく攻撃してきて…」
コマツ「感受性が強い奴が邪教徒とやり合うと、闇に支配されるかもしれないんす。そこの兄ちゃんの話だと…」

212ライル:2014/10/18(土) 09:50:38 ID:3cQHs10o
>>210-211
「ゴーレム達については、私も詳しくは…無我夢中で戦いましたから」

「ただ、決して普通ではない魔術が用いられているのは確かではないかと」

213【イベント・崇拝者の胎動】:2014/10/18(土) 23:20:45 ID:WfIODujk
>>211-212
「ふむ……しかし、君たちはそれを打ち倒したと聞く。勇敢なる者よ、未知なる危機から我が民を救ってくれた事を感謝しよう」

ライル達の話を聞き、シレネスは暫し黙した。眼前の訪問者の力を見定めているかのようだ
その眼には人の上に立つ者としての力強さがある

「新たなる闇の脅威が我らを手にかけようとしているならば、竹林とシレネスの名誉にかけてそれを阻止せねばなるまい
 君たちにはいずれ力になってもらうかもしれないな。その時は十分な報酬と名誉を約束しよう
 可能ならば、今の話を書庫に居る司書に聞かせてやってほしい。もしかしたら、何か面白い事が分かるかもしれない
 私はそうした魔術などに疎くてな」

シレネスは僅かに笑みを浮かべた後、ライルと――モンタナ神父のほうを向き

「それと布教の話だが――君たちの勇気に免じて前向きに検討しよう。改めて、大儀であった」

後日、この街に滞在するモンタナ神父の下に布教を許す知らせが届く
この知らせを帝国に持ち帰らなければならないが、良い知らせを持ち帰れば更に報酬は弾まれるだろう

【依頼を達成しました!】

214クレムリンの三馬鹿:2014/10/21(火) 20:28:31 ID:???
>>213
コマツ「あざーっす!」
ヒラオカ「軽いな、おい。」
タナカ「帝国に戻らないと銭でませんよ?」
コマツ「ぐぬぬ…」
ヒラオカ「ま、とにかく司書サンのとこ行こうぜ?」

215【イベント・崇拝者の胎動】:2014/10/22(水) 22:29:48 ID:UXNQ7g5Q
その時、領主の間に通じる扉の一つが開き、一人の少年が勢い良く飛び出してきた

「父上!」

シレネスと同じ髪色の少年は、そのまま真っ直ぐ彼の元へと駆けていった
少年の背後にもう一人、桃色の髪の少女が居たが、モンタナ神父らを見ると固まってしまった

「父上、お帰りなさいませ!」
「おお、カロッソ。戻る事は伝えていなかった筈だが、よく分かったな
 ――トリフローラも居るな。彼らは異郷の勇者だ。挨拶をしなさい」

二人の子供はシレネスの前に出てきてめいめい自己紹介をする。彼らは共にシレネスの息子であるという

>>214
「そうか、話してくれるか。衛兵、彼らを書庫に案内してやってくれ」
「私も行きましょうか?あまり話せる事はないかもしれませんが」

書庫に向かおうとするクレムリンの面々らにモンタナが尋ねた
彼を連れて行くにしろ連れていかないにしろ、案内についていけば直ぐに書庫へと辿り着けるだろう

216クレムリンの三馬鹿:2014/10/26(日) 20:03:47 ID:???
>>215
そのまま書庫へ向かう

コマツ「ここが司書のハウスね…」
ヒラオカ「突っ込むのも疲れるんだよ。」
タナカ「モンタナ神父、ノらなくてもいいっすよ?」

217【竹林・領主の城の書庫】:2014/10/27(月) 00:18:05 ID:cavU/Iuo
>>216
天井まで届く高さの本棚がずらりと並び、見る者を圧迫させる
物書きをする為の長机が幾つか置かれているが、そこには本が乱雑に積み上げられている
落ち着いた色合いの絨毯が引かれており、足音が立たないようになっている

「おお、これは中々……はは、本当に沢山の本がありますね」

コマツの言葉にモンタナが笑いながら返していると、衣擦れの音が奥から聞こえてきた

「……何か御用ですか?」

山積みの本を両手で抱えた人影が本棚の間から出てきた
肩まで伸ばした金髪、青白い肌、緑の瞳、尖った耳。そして淡い光を放つ二対の蜻蛉のような羽
おそらくは西方地域で多く見られるエルフの一種だろう

218クレムリンの三馬鹿:2014/10/27(月) 19:06:44 ID:???
>>217
コマツ「タナカ!テメエ!」
タナカ「イテッ!」
ヒラオカ「ああ、俺たちは邪教と一悶着してきたんだ。俺はヒラオカで、タナカとコマツ。」

簡単に自己紹介と、戦ってきた邪教徒について説明する。

コマツ「とまあ、ここいらに物騒なやつらがいるってことで注意しろと…」

219【竹林・領主の城の書庫】:2014/10/28(火) 00:05:08 ID:cavU/Iuo
>>218
「私はニルダ。ラウルの谷のエルフよ」

西方地域ではあまり馴染みのない谷の名前だ

「そんな事が……
 シレネス様やあなた達の話を信じるなら、彼らはおそらく太古の昔に存在したと言われている
 闇の帝国の教えを受け継ぎし者たちね。……でも、この話は私一人が知っていてもあまり意味は無いわ
 本当に知らなければならないのは、彼らに剣を振るう人たち。……あなた達はどうなの?少し長い話になるけれど」

ニルダは高く積まれた本を長机の上に置き、一行の方を向く
モンタナ神父はどうやら聞いていくつもりのようだ。彼自身、ライルが言っていたような
いずれ帝国が助けに入るであろう時の事を考えている

220クレムリンの三馬鹿:2014/10/28(火) 19:53:45 ID:???
>>219
コマツ「まー俺らはあれっすよ、リーマンみたいなもんなんで…」
ヒラオカ「戦う、戦わないは上が、総合的に判断することで、俺たち自身に決定権があるわけじゃない。」
タナカ「ま、戦うんじゃないんですかね?」
ヒラオカ「布教がうまくいけば、教会はここに来るだろうし、教会は帝国に影響力がある。」
タナカ「それに合わせて、いろんなのが利権目当てにくる。んでその中にうちらがいると…」
コマツ「やるじゃん。さすが三流大学中退!」

221【竹林・領主の城の書庫】:2014/10/30(木) 23:37:12 ID:QtRku4EQ
>>220
「うーん……そうね、あの殺戮者達と戦って生き延び、更にこうして正気を保っていられる
 それでいて再び戦う事があるならば、あなた達は立ち向かう敵を知っておくべきだと思うし
 あなた達くらいにしっかりとした意思があるなら、聞いても悪い影響は殆ど無いと思うわ」

「この問題を先送りにしておく事は、私たち教会においても好ましくないでしょう
 人々が安全に行き交う事無しには、どのような事も進みませんからな」

三人の言葉を補足するようにモンタナが話した
ニルダは本を置いた長机に備え付けられた椅子に腰掛け、彼らにも椅子に座るよう促す

「古い時代の話よ……かつてこの地域は、一つの邪悪な帝国によって支配されようとしていたの
 悪しき神、ゴーダを崇める教団がある国を乗っ取って勢力を拡大していったと言われているけど
 詳しい事は分からないわ。彼らは魔術を操り、悪魔を呼び、巨大な兵器を操って
 多くの土地や自然を焼き払い、数え切れない程の魂を彼らの崇める神に捧げていったの
 邪悪な帝国に立ち向かって戦った人達の記録と、あなた達が話してくれた内容には一致する所が多くあるの
 やがて邪悪な帝国は滅んだけれど、ゴーダを信じる人達が完全に居なくなった訳ではないのね」

222クレムリンの三馬鹿:2014/11/01(土) 23:03:27 ID:???
>>221
コマツ「怖すぎィ!」
ヒラオカ「なんかとんでもないことに首突っ込んじまったな…」
タナカ「そういや、あの死にかけが盾とか、闇の皇女とか言ってませんでした?」
コマツ「言ってたな…多分それがボスじゃねえの?」
タナカ「捕まえて泣かしたりましょうよ。」
ヒラオカ「俺らが泣かされなきゃいいんだがな…」

223【竹林・領主の城の書庫】:2014/11/02(日) 00:44:04 ID:OKWDEIOg
>>222
「盾というのは彼らが自分たちを呼ぶ言葉ね。悪しき神を守る盾として自分たちが居るという認識らしいわ
 『呪われよ、我らが盾は必ずお前達を滅ぼすだろう』……みたいにね
 闇の皇女……?その話はよく分からないわ。彼らが崇める神の事かしら」

「かつて邪悪な帝国と戦い滅ぼした人達が居るのなら、今の我々にもきっと出来るでしょう
 皇女か何か分かりませんが、必ず神の許へと引きずり出すのです」

怖がるクレムリンの面々に、神父が自信を持って答えた

「彼らは色々な化け物を操っていたみたいだけど、その中でも多く語り継がれているのが赤い目をした金属の化け物よ
 赤い目が強く輝いたとき、そこから衝撃が放たれて目の前の物を粉々にしてしまうみたい
 ……それにしても、あなた達がその金属の化け物と出会ったというのは本当なの?」

224クレムリンの三馬鹿:2014/11/02(日) 22:13:34 ID:???
>>223
コマツ「盾のくせに殺しに来るんか…」
ヒラオカ「マジ○ガーのことか?あのあと気絶しちまったからよく覚えていないんだ。」
タナカ「あと鉄でできたカブトムシみたいなのもいましたね。」
コマツ「どっちも厄介だな。弓矢程度じゃ貫通しない。突撃銃でも厳しいかも…」

持ってきた突撃銃を見せる。

コマツ「コイツはごつい鎧を着た騎士でも蜂の巣に出来るんだが、いかんせん高価な上、帝国が輸出を禁止しているんだ。」
タナカ「ぶっちゃけ持っていったところでコピーは難しいです。冶金学と物理学と化学…錬金術みたいなもんの塊です。」
ヒラオカ「それより単純なものでよかったら、なんとか都合はつくかも…」
コマツ「だな、銃剣付きの単発式騎兵銃なら、槍の扱いで通ると思う。」

225【竹林・領主の城の書庫】:2014/11/03(月) 23:58:27 ID:YaZksiO.
>>224
「その赤い目をした金属の化け物は、邪悪な帝国の最大の脅威とされてきたの
 邪悪な帝国の首都が崩壊した後もそのあと30年くらい帝国の残党との戦いが続いたみたいだけど
 金属の化け物の数はどんどん減っていって、最後には殆ど出会わなくなったと伝えられているの
 ……その化け物が再び現れたというのは、私には何だか悪い予感がするわ」

「おお……間近で見るのは初めてですな」

ニルダは差し出された突撃銃を怖々しながら、モンタナは興味深そうに見て

「……この武器を私たちの国で使わせようと?
 そうね……私もあまり詳しくはないけど、こういう新しい武器は砦の中の人達は好まないと思うわ
 彼らは自分たちの武器や武勇をとても大事にしているし、新しい武器より自分の技術を磨く事を好んでいると思う
 ラウルの谷の仲間達もきっとそう言うわ。ただ、砦の外の人達……高価な武器や、よい訓練を受けていない人達なら
 あなたたちの武器を選択してくれる可能性も大きいと思うわ。鎧を着た騎士を蜂の巣に出来るというのが本当ならだけど」

「帝国よりもっと北の地方では、似たような筒状の武器が作られていると聞きますが……
 そこから運んでくるのですか?」

226クレムリンの三馬鹿:2014/11/04(火) 20:10:31 ID:???
>>225
コマツ「ま、俺らの一存で決められねーんだな、これが。」
ヒラオカ「帝国側としてもこの武器の扱いはデリケートなんだ。なんせ、数週間の訓練で半端な魔術師を倒せるぐらいだ。」
タナカ「ぶっちゃけドラグノフの技術を、軽く数世紀は超えたシロモノなんです。」
コマツ「というわけで、今断ってあとでいりまーす。って言われてもどうしようもないんだ。」

今更ながらすんごい武器であるという説明。

227【竹林・領主の城の書庫】:2014/11/04(火) 23:19:37 ID:mxDtqXOk
>>226
「今すぐに結論を出すのは難しいと思うわ
 邪悪な帝国の信奉者達が今どれだけの力を持っているのかは殆ど明らかになっていない
 彼ら自身、表向きではそれを隠そうとしているでしょうし……個人的には、備えすぎるに越した事は無いと思うけど
 この話が済んだら、私からはシレネス様に、邪悪な帝国の信奉者達について
 もっと調べるために力を貸してもらえるよう頼んでみるわ
 あなた達の話も伝えておいた方が良いかしら?」

「成る程、私たちの帝国の切り札の一つという事ですね
 確かにそれは難しい決断だ。共通の敵が居るとはいえ、まだ私たちはお互いの顔すら殆ど知らないのですからね」

228クレムリンの三馬鹿:2014/11/05(水) 20:36:59 ID:???
>>227
コマツ「ま、こっちもそういう用意はあるということで…」
ヒラオカ「詳しくはお偉方で決めてくれ。」
タナカ「問題は、話がまとまるまでのつなぎの方針ですね。」
コマツ「だな…ひとまず領内のパトロールを厳にしとくことを提案しとくぜ。」
ヒラオカ「鉢合わせた場合は撃破よりも、情報の持ち帰りを優先。」
タナカ「個人の武勇よりも、全体を見ての行動をってとこですかね…」

229【イベント・崇拝者の胎動 -過ぎ去りし記憶-】:2014/11/23(日) 21:59:58 ID:o5.MmUe2
中央大陸・竹林
城壁の外に多くの竜が鎮座している。熱した鉄のように赤く輝く鱗を持つ竜、深緑色の鱗や植物のような飾りを持つ竜
ごく細かな鱗以外持たず流線型のすらりとした姿の青き竜、艶やかに輝く美しい体毛をなびかせる白き竜
アシュタルの旧き竜族のような偉大なる存在こそ居ないものの、その巨体が一同に会する様は見る者を圧倒させるには十分過ぎる
しかし、かの竜たちはこれから戦争を始めようという訳ではない
彼らはかつて失われた闇の帝国の記憶を求めて地下へと向かう者たちの運び手であり、竜一頭につき一人の竜使いがそれを助ける
そして志願者達はこれから竜に揺られて野を越え山を越え、辿り着いた場所から地下へと向かう――そのようになっている

230クレムリンの三馬鹿:2014/11/24(月) 15:51:08 ID:???
>>229
コマツ「はえー、コイツはたまげた…」
ヒラオカ「今更ながら俺たちファンタジー世界にいるんだな…」
タナカ「そんな中、鉄砲持っている俺たちって浮きますよね。」

竜の群れを見て各々感想を漏らす。
この三人はあの後、次の指示が来るまで待機していた。
無論それまでの間、遊んでいたが…

231テレンス:2018/09/17(月) 12:11:37 ID:???
暇をもて余したのだろうか、
テレンスは事務所の自席で、趣味の読書を始める。
本のタイトルは'History of Empire'。タイトル通り、歴史学者が帝国または、帝国になる以前のこの土地について歴史をまとめた書物である。

テレンスは読書の際、最初は一冊を軽く流すように読み、次は後半部分を繰り返し読み、次に前半部分を繰り返す。そして最後は再び全てを通して読む。
今の本について言えば、全ての歴史に目を通した後、近代を繰り返し読み、その上で古代を理解し、最後に古代から現在までを振り替える。

「著者もまた人か……」

今、読み終えた本を机の端に積み上がった書籍の塔の最上部に積み上げる。
塔を成す書籍の中には、数学の本や科学や魔術の本、詞などもあり、様々な分野に関心があることがわかる。

232名無しの魔術師:2018/10/25(木) 20:19:35 ID:???
-ギルド-

本日もギルドは賑わっている。
人からエルフ、ドワーフやはたまた獣人までがギルド内を行きかい
掲示板に貼られている依頼を確認している。
これだけ人種にレパートリーがあるのは、帝都だからに他ならない。
今日も大勢の冒険者が依頼を受けていく。

そんな中、

沙耶「今月出費が嵩んだから報酬が多くて安全そうな依頼をこなしたいわね」

一人ごちるのはクレムリン等とも繋がりがあると噂される女生徒。
そして可愛いおにゃのこや美人な女性は誰しも必ず、気付くと背後から観察された経験がある。

沙耶「謎の超絶美少女天才可愛い傾国の美女なのであった」

沙耶だ。

233ジャビス:2018/10/26(金) 09:59:10 ID:???
>>232
ほんの15分ほど前より遡る。
ハンター・ジャビスは今日も依頼を求め、このギルドを訪れていた。

ジャ「なんかよォ……今日は気乗りしねーから、安全そうで報酬が比較的多目の仕事なんかねえかな。いや、そんな都合いい仕事なんて無ぇー……」

受付「ございます!!」

ジャ「マジか!!」

受付「えー、此方の依頼になります!依頼主、デンジャー・シニンデル様からのご依頼です」

ジャ「……待て待て、内容聞いてないけど何か聞かない方がいい気がしてきた。他の依頼は?まぁそんな楽な依頼が2件も3件も無ぇー……」

受付「ございます!!!」

ジャ「マジで!!?依頼主は!」

受付「ご安心下さい。依頼主はナーイ・アヤシクナーイ様です!」

ジャ「……何か怪しいが、内容は?」

受付「簡単な荷物運びです!此方で預かっているこの謎の箱を、謎の組織が出入りする謎のタワー“ハイルトシヌータワー“に運ぶだけで報酬は10000000VI!オトクです!!」

ジャ「オトクですじゃ無ぇーよ!アヤシーわ!!完全に!!!箱の中身ヤバイ奴だわ絶対!!!!棄てちまえ!!!!!」

何もしていないのに疲れはてたジャビスは、受付を後にするとタイミング的に奇しくも沙耶の背後に立つ構図となった。

ジャ「ん?あれ?アンタもしかして、この間の!」

と、沙耶に向かって声をかけた。

234名無しの魔術師:2018/10/29(月) 19:12:50 ID:???
>>233
沙耶「私の背後を取った……だと………!?
   ふっははははは!なかなかやるわねどこのどちら様かしら!
   私の背後を取ったのはこれで4万人目くらいよ!!」

そう言いながら振り返る沙耶

沙耶「私は謎の超絶美少女天才可愛い知的クールビューティー傾国の美女である沙耶よ!」

その手には依頼書が握られていた。

沙耶「あら、あなたはチャビス…いえジャッカルだったかしら…ひげちゃびんか!
   これから依頼を受けようと思うんだけど一つ付き合わない?
   報酬が多くて安全そうな良い依頼があるのよ!」

235ジャビス:2018/10/29(月) 22:12:40 ID:???
>>234
ジャ「なげーよ!!そして4万人も数えてたのかよ!!暇かよ!!!謎でもねーよ!4万人に謎全部バレてるわ!!!」

呼び掛けてから自己紹介が終わるまで、丁寧に聞いていたわりには端的にツッコミを入れるジャビス。

ジャ「ひげちゃびんにされるくらいならチャビスのほうがいいわ!でもジャビスだよ!!!!」

なんだかんだ言いながら構ってくれる相手がいて嬉しいのだ。

ジャ「おま……もう騙されねーぞ!!……でも内容は聞こうか……どんな依頼だ?」

なんだかんだ、懲りないジャビスであった。

236レーナ:2018/10/29(月) 23:56:58 ID:???
「私はソ連のぱーぴよん♪」
小遣い稼ぎにギルドに現れる
>>235知った顔を見かけて

「ごきげんよう、アンダーソン君」
サングラスをかけて割と古いネタをぶち込む。

237ジャビス:2018/10/30(火) 11:47:41 ID:???
>>236
「ヌシは誰じゃあ、誰なんじゃあ!!」

勿論知らないわけはなく、ツッコミとして聞いただけだ。

「なっ、こいつも入れてやったらどうだ?勿論、受けるかどうかは内容次第だが」

と、沙耶に提案。

238名無しの魔術師:2018/10/30(火) 18:38:14 ID:???
>>235-237
沙耶「ああ、ジャビスだったわね!よくぞ聞いてくれた!
   今回の依頼内容はヒドイ=カソ村という山間の村で農作物の回収の手伝いよ!
   報酬は5,000VI+収穫した農作物の一部!内容からするとかなりお得でしょ」

といつの間にかレーナの背後に回り、レーナのお尻に話しかけている。

沙耶「レーナも一緒に来なさいよ。ほぼ前のメンバーねこれ。
   村には獣も出るみたいで、退治すると追加報酬もらえるみたいよ?
   ジャビスに向いてると思うわけよ謎の超絶美少女天才可愛い知的クールビューティー傾国の美女である私は!」

239ジャビス:2018/10/30(火) 21:57:05 ID:???
>>238
「5000か……まぁ、何もしないよりはいいか。現物で食い物もあるとくりゃあ文句ねえな」

たまには農業もいいか、と言うような気持ちで乗り気になる。

「獣ったって、どうせ犬コロか何かだろ。そんなのホネっこ与えときゃなんとかなるに決まってらぁ〜!ホイ、行くぞ!すぐ行くぞ!!」

あくまで楽観的にとらえ、とにかく楽な仕事ができると意気揚々だ。

240レーナ:2018/10/31(水) 22:54:44 ID:???
>>237
「出会って5秒でセクハラするとか…ってこっちかい!」
>>238
「次から請求書書くからね!」
なんで冒険者ギルドに農業の募集があるのかという疑問はこれで吹き飛んだ。

241名無しの魔術師:2018/11/01(木) 18:59:44 ID:???
>>239-240
レーナの疑問に全員が気付いていれば、もっと準備が出来ていたかもしれない。
報酬を多く払えない者は、依頼の裏に本来の目的を隠していることもある。
今回の事例を上げると、報酬の割に依頼が楽だが、実際は獣討伐がメインということも考えられる。
しかしそんなことは気にせず一行はヒドイ=カソ村へと旅立ったのであった。

沙耶「すごい田舎だわ!スローライフというやつね」

帝国の国境付近の山間にあるヒドイ=カソ村
村はのどかで老人が大半を占めている村だ。
年齢層も高いためか活気はあまりない。
一行は依頼を出した老人の家を訪れた。

老人A「いかにもわしが依頼を出したジジイじゃ」
老人B「私は見物のジジイだ。依頼とは特に関係ない」
老人C「こんな村にお客人とは珍しい…ごほごほ」
老人D「げほごほがはぶへ」

242ジャビス:2018/11/01(木) 22:04:46 ID:???
>>241
ジャ「子供の頃に住んでた故郷を思い出すぜ」

老人Dの背中を擦ってやる。
特技、"ろうじんかいごLv.1"を習得した!

ジャ「若ぇ奴はいねーのか?まさか全員息子や娘が居ねえわけでもなかろうに。それとも"育ててもらったらハイさよなら"な親不孝しかいねーのか?」

純粋に思い浮かんだ疑問を、老人たちに尋ねる。

243レーナ:2018/11/01(木) 23:22:49 ID:???
>>241-242
「あ、お構いなく。」
正座してお茶を啜る。

「畑での収穫って聞いたけど、あまり大きな畑はなさそうね。」

空から見てみた感想をのべる。

244名無しの魔術師:2018/11/02(金) 12:02:24 ID:???
>>242-243
ジャビスのおかげで老人の咳が治まった。
"ろうじんかいご"がLv.2に上がった!

老人A「いかにも畑は大きくない」
沙耶「いかにもが多い老人ね」
老人A「いかにも」
老人B「少しは若いのもいるけど、もうほどんどは帝都に出稼ぎに出ておってのう」
老人C「年寄ばかりじゃし最近はみんな体調もよくないから収穫も大変でのう」
老人D「げほごほがはぶへ」

沙耶「確かに体調悪そうだし、早速収穫のお手伝いしましょ」

老人ABCDに連れられ近くの畑に来た。
レーナは先ほど空から見たので畑の規模が分かっているだろうが、やはりそう大きくはない。
加えて野菜もあまり育ちが良くなさそうだ。

沙耶「瑞々しさがないわね?不作なのかしら。
   でも天候もそんなに悪くなかったと思うんだけど」

収穫を開始しつつ疑問を投げかけた。

老人A「いかにも。普段は形は悪いが味が自慢の野菜たちなのだが、最近はとんと育ちが悪くなってのう」
老人B「私たちもこの通り体調が悪くて野菜の世話をあまり出来ていないからかもしれんな」
老人C「げほげほ…獣もたまに漁りにくるしのぅ…誰か退治してくれんかの…チラチラ」
老人D「げほごほがはぶへ」

ジャビスやレーナが畑の周りに視線を移すと、確かに獣の足跡らしきものがいくつか見て取れた。

沙耶「バニーの格好のレーナか…ふむ……興味深い」

一人だけ違うことに思いを馳せていた。

245レーナ:2018/11/03(土) 19:43:45 ID:???
>>244
「そーいうことは口に出さないでもらいたいんですけどお!」
セクハラ発言に突っ込みつつ収穫開始。

「獣の足跡って…イノシシかな?」
作業の合間に足跡を見てみる

246ジャビス:2018/11/04(日) 02:48:43 ID:XGTsDfjo
>>244
ジャ(あれ?今咳止まったよね?止まってたよね?って言うかこの人いる意味ある?)

老人Dが再び咳を始めたことにより、ジャビスは混乱した。
老人Dはメダ○ニを覚えた!のかもしれない。

ジャ「問題ない、俺は食えるぞコレ」

と言った真意は、落ち込み気味に聞こえた老人達を気遣うためであり、確かに作物の状態は市で売られている様なものと比較すると良くないように見えるし、
何より辺りを見渡すと所々荒らされた形跡も見える。

ジャ「一般的には、作物の近くに案山子を立てたり、獣の天敵となる獣を敢えて見張り役に離したりして獣害対策とするそーだが、獣とやらの正体がわからんことにはなー」

ひとまず、正体不明の獣とやらのサイズ感やシルエットを予想しようと、足跡をよく見てみることにした。

247名無しの魔術師:2018/11/06(火) 12:19:33 ID:???
>>245-246
沙耶「小型から中型、もしくは大型から超大型の犯行ね」

どこから取り出したのか探偵のような恰好で抜群の推理を決める沙耶
ジャビスとレーナも足跡や痕跡を見ると複数の獣の足跡があることが分かる。
ひょっとすると魔獣を専門にしているジャビスなら分かるかもしれない。
足跡からは猪や鹿のような形が見て取れる。そしてもう一つ、熊だ。

老人A「いかにも」
老人B「この村の近くに流れる川から川上に上っていく途中に洞窟があるんじゃが
   そこに熊が住み着いているらしく、食糧を求めて降りてくるようじゃ」
老人C「猪や熊はさすがに手に余るからのぅ。ちなみにその川がこの村の野菜を育てているんじゃ」
老人D「げほごほがはぶへ」

沙耶「ジャビスの言うように案山子を立てたり、畑を柵で囲むっているのはどうかしら?」

老人A「いかにも」
老人B「木材を取りに行くにも、体調の悪い年寄は足手まといになってしまうからのぅ。
    手伝えることがあるなら村の若いもんを貸すが」
老人C「熊や猪に体当たりされたら吹き飛んでしまうぞ。わっはっは」
老人D「げほごほがはぶへ」
老人Dは咳き込みながらジャビスに野菜をいっぱいくれた。
ジャビスは大量の野菜を手に入れた!

248ジャビス:2018/11/07(水) 00:38:44 ID:XGTsDfjo
>>247
ジャ「何?その犯人は10代〜20代、もしくは30代〜40代、または50代以上の人物みたいな推理は。無くなるよ?明日から探偵事務所にアナタの席無くなっちゃうよぉぉぉ〜?」

目を赤く充血させながらツッコみ、器用にも足跡を調べる。

ジャ「あっ……」

足跡を見て、悲しいかな、すぐに色々なことを察してしまったようだ。複数の害獣が踏み入っている状況は、人間の気持ちに例えるならば
"どうせ侵入してもこっちに危害はないし"とナメられまくっているということだろう。
油断、といえば分がありそうにも思えるが、相手は弱い一般人であれば殺してしまう獰猛な獣、ましてや複数。小手先だけの対処はすぐに対策をたてられ破られてしまう。
本当の対応を施すのであれば、結界師を雇う事が一番と思われる。

ジャ「つーわけだ……っておい多っ!いけるとは言ったけれども!!」

一応、プロのハンターを名乗るからには報酬は成果に応じて貰うべきと考え、一度は譲り受けた作物を返す。

249レーナ:2018/11/07(水) 20:37:34 ID:???
>>247
「…そこまでわかっているなら猟師を雇えば?冒険者ギルドに依頼出すより早いよ?」
なんとなく依頼に違和感を覚え始める。

250名無しの魔術師:2018/11/09(金) 12:26:26 ID:???
>>248-249
老人A「いかにも、そこのお嬢さんの言う通りじゃな。
    獣への対策はまた別に雇うのが筋じゃ」
老人B「そうじゃな。人が良さそうだから甘えてしまったが
    元々野菜の収穫を手伝ってもらう依頼だからのぅ」

クエスト:野菜の収穫
クエスト完了条件:野菜を全て収穫

老人A「ではお三方、すまぬが野菜の収穫を頼みますぞ。
    取れた野菜は籠に入れておいてくれれば大丈夫じゃ」
老人B「収穫出来たら報酬と自慢の野菜をぷれぜんとじゃ!」
老人C「ごほごほ…ではわしらは邪魔だから去るかの」
老人Cは咳き込み気味の老人Dを連れて家に帰っていった。

251ジャビス:2018/11/09(金) 14:22:13 ID:xOGidqTk
>>249
(よくやった……関係ないが、俺の夢について語ろう。俺は物心ついたときから"なぜ金を得るために苦行に勤しまなければならないのだろうか"と考えていた。楽をして稼ぎたい。更に言えば寝ていても金が入ってくればいいのにと。悩み悩んで苦しみ、眠れない夜さえあった……
しかし、それが今叶おうとしている。戦わずして金を稼ぐ。俺は今、この天使の一言によって天国への一歩を踏み出そうとしている!!)

※ジャビスの主観です。中の人の祖父は昔言っていたが、農業は物凄く大変だそうです。ジャビスはまだ、この先待ち受ける地獄を知らないのであった。

>>250
ジャ「へへっ、まあ家帰って茶でも飲んでなよ。ちゃちゃっと済ませてやっからよ!!」

ごきげんな笑みを浮かべて老人達を見送る。
老人達の背中がそこそこ遠くなったところで腕まくりをする。

「さぁーて、やるかぁーっ!!」

252レーナ:2018/11/13(火) 21:57:54 ID:???
>>250
「はいはーい」
適当に相槌を打って収穫に取り掛かる。
>>251
「じゃ収穫してくから籠運んでね〜」
目の前の野菜を収穫して籠に詰めていく

253名無しの魔術師:2018/11/14(水) 19:19:50 ID:???
>>251-252
その後、三人で手分けをして野菜の収穫は完了した。
やはり野菜は育ちが悪く、そのどれもが元気のないものであった。

沙耶「おじいちゃん、野菜の収穫終わったわよ」
ジャビスが籠いっぱいに野菜を詰めて運んできてくれた。

老人A「おお、こんなに大量にありがとう。
    やはり若いもんは頼りになるのぅ。それじゃこれが報酬じゃ」

3人で5000Ⅳかと思っていたら、なんと1人ずつに報酬をくれた。
そしてそれぞれに野菜をくれた。不作ではあるが味はそこそこだ。

老人B「こんな何もない田舎だが、またいつでも遊びにおいで。
    いつでも大歓迎じゃよ」

254ジャビス:2018/11/14(水) 23:02:40 ID:k8.JRRxM
>>253
ジャ「おう、疲れたら休んでな。」
篭を背負い、更に自ら収穫作業も進めていく。

>>253
作業に勤しんでいたら、あっという間に時間は過ぎ、可能な分の収穫が終わっていた。

ジャ「やぁーと終わったぜ……もう腰がバキバキよ」

座れる場所を見つけ、張りつめた気が抜けたように腰を下ろし、大きいため息をつく。

ジャ「いいのかよこんなに。無茶すんなよな?爺さん。今ならまだ値切ってもいいぞ」

相手が年寄りでなければ、こんな心配はしない。ジャビスなりの気遣いだ。

ジャ「俺にとっちゃ、命のリスク無しでこのくらい稼げるなら超優良案件だ。言われなくても、時々小遣い稼ぎに来てやるぜ。あんたらの孫がわりにな」

ジャビスは、数年前に病でこの世を去った祖父の事を思い出していた。

255レーナ:2018/11/17(土) 23:19:25 ID:???
>>253
「あ〜ちかれた〜」
大きく伸びる
「じゃお金ももらったし、またね〜」

256名無しの魔術師:2018/11/22(木) 13:56:53 ID:???
>>254-255
老人A「気にせんでいいんじゃよ。若いもんはしっかり受け取っときなさい」

そう言ってジャビスたちに報酬をしっかりと払った。
ジャビス・レーナ・沙耶の三人はギルドに依頼完了の報告をし、それぞれの岐路についた。
後日、山間にあった小さな村が一つ滅んだが、あまり世間で語られることはなかった。


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