したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

ここだけ魔術のある世界堕天録

1名無しの魔術師:2012/04/24(火) 23:37:58 ID:???
参加する際の注意事項
・俺Tueeeeeeeeeeeや、厨設定、強さのインフレはほどほどに
・魔法は「魔元素設定」に沿った設定であることが望ましい

・『中の人の』安易な気持ちで人(自キャラ、NPC含む)を殺すな。死んだら生き返りません。
・鬱展開とシリアス展開は違います。ただし、↑と共に『キャラとして』相応しいなら問題はありません。

・場の空気は出来るだけ読もう。カオスな時もあります
・書きこむ前にリロードを
・描写はできるだけ丁寧に。認識のすれ違いを避けるためです。
・本スレの出来事は演技ですから恨まぬように、また演技に私怨を持ち込まない。
・眠い時は無理せず寝ましょう 健康を損ねないように
・多数対少数の場合は、少数の中の人たちのことも考えよう
・スルーされてもめげない
・一番重要なのは楽しませること、そして楽しむことです。

イベント、ストーリー展開に関する注意事項
・乱入されても泣かない。乱入が嫌なら先に断っておきましょう
・あまりにも無茶な振りをしない。されて困る事はしない
・次の日に持ち越す事も考えよう。
・単なる自己満足はほどほどに
・イベント発生場所に貴方のキャラクターが居る可能性がありますか?
・相手のキャラクターとの関係はどんなのですか?
・自分のキャラは何事にも首を突っ込むキャラですか?
・乱入する前にレスをしっかり読もう。

スレ立ては
>>900or>>950or>>980or>>1000

ざわ・・・・ざわ・・・

901名無しの魔術師:2014/08/26(火) 02:07:06 ID:3cQHs10o
>>899-900
>>シャルム

アル「おお、敵の動きを封じて更に追撃を促すとは・・・意外に徹底しておるのう」

ネクロ「黙ってろアル!このまま一気にーーー!」
魔銃を構えたネクロに対して、捕らわれたレイドは表情を変えずに口を開いた。

レイド「盗賊のずる賢さを、甘く見ないことだな」

ネクロ「強がりを!!」
ジェフが取り押さえており、さらにシャルムの拘束がある中、ネクロは引き金を弾いた。

>>リッキー
周囲を見渡すと、一カ所の違和感を感じる。
それは橋の向こう側、隣の区画へと繋がる通りだ。
微かな、魔力の塊の存在を感じたリッキーがそこに視線を向けると、そこにはなんと
自分たちに背を向けたレイドの姿があったのだ!しかし、背を向けたまま全く動こうとしない。

リッキーはこれに対しどうするか?ネクロ達にそのことを知らせるか
それとも自分で判断し行動を起こすか?

902リッキー&ジェフ@ツインモード(4):2014/08/26(火) 19:12:05 ID:QGcD3Vy2
>>900-901
ジェフ「っしゃ! 覚悟しやがれ!」
拳を振りかざしたところでレイドの不敵な発言。
ジェフ「どー考えても無理だっつーの! 潔く諦めろよ!」
ネクロが銃口を向けたのを知り、腕を掴んだままレイドの背後へ。
これでイタクァの弾丸はレイドにだけ命中するはず―!

そのときリッキーは橋の向こうにレイドを発見していた。
リッキー「(いた! ということはやっぱりあれは分身……。
 いや、でもあの彼も動かない……?)」
 ネクロさんによれば分身は基本動かせないはず。
 アラン先生によれば都市一つを包囲できるだけの分身を展開させた。
 となれば……背を向けているレイドも分身の可能性がある!

リッキー「闇よ翼の如く地を覆え 『ダークネス』!」
掌を天へ向け、追加詠唱。
この身にある闇も開放し、周囲一帯を闇で覆う。
リッキーを中心に、橋の向こうに居るレイドも範囲内だ。
範囲内でも視界が利くのはリッキーだけ、あるいはアルもだろうか。
レイドには暗視能力はないようだから、少なくとも更なる奇襲はし辛くなるはずだ。

903シャルム:2014/08/26(火) 23:25:26 ID:e6NY1eY6
>>901-902
(この術、普段はあまり使われないのよね……
 封じ込める間は隙になってしまうし、そんな事より素早く光に還してしまうほうが早いから)

アルアジフの言葉を聞いて心の中でぼやくがそれは一瞬の事
直ぐに結界の構築に集中しなおす。今の所内側から破壊するような事はされていないがその時は衝撃がこちらに来る

「どうですか!行けそうですか!?」

904名無しの魔術師:2014/08/31(日) 02:26:50 ID:3cQHs10o
>>902-903
リッキーの魔術によって周囲は闇に包まれた。
奇襲は確かに難しくなっただろう。そしてジェフによって押さえられたレイドは
ネクロの追撃を避けることなどできはしなかった。

視界の利かない闇の中で、硝子の割れる音が二つ、同時に響いた。
シャルムにもし、結界の維持でレイドの存在が感じられるなら、
そしてジェフにとってはもっと顕著に、<レイドの存在>が掻き消えたことが感じ取れるだろう。

リッキーが闇を晴らしたなら、ジェフの手元にも
橋の向こうにもレイドの姿はなかった。

905リッキー&ジェフ@ツインモード(3):2014/09/01(月) 23:49:24 ID:QGcD3Vy2
>>904
ジェフ「うぇ!? ちょ、リッキー、んだよいきなり!?」
突然広がった闇に動揺した瞬間、ガラスの割れる音―
そして消えたレイドの存在―
ジェフ「ちょ、ちょま、もしかして……」
イタクァの余波を強く感じたこともあり、声が震える。

「やはり二つとも分身……!」

闇を晴らし、叫ぶ。
「本人はまだどこかでぼくたちを伺っているはずです!
 それも、多数の分身と共に! 気をつけてください!!」
ジェフ「ちょマジかよ!?」
己の身にある闇も開放した為に支える力が減少したか、
傷ついた左腕がより重く感じる。
この状態でリッキーが取れる手段は魔術しかないが、闇の魔力もいつまで持つか……。
少なくとも分身をいちいち相手にはしていられない。

ジェフ「くっそーやられたのかよ!
 おいレイド!! 分身とか使わねーでマジで正々堂々とやれよ!!!」
吠えながらも周囲を見渡すジェフ。

906シャルム:2014/09/04(木) 21:31:58 ID:fGGbKZ.c
>>904
「――!!」

闇を晴らしたその中に、レイドの姿は無かった
もしかして倒してくれたのかと思ったが、リッキーの言葉に暫く言葉を失い

「そんな……有り得ません!彼が作った闇の空間はとっくに抜け出した筈です!
 もし結界の外に居たならば直ぐに感じ取る事が出来る筈!
 主よ、天空の光、地上の光、あまねく全ての光により闇を暴かん!」

シャルムは再び聖句を唱え、更に深く力に集中する。ニルティアと共に行った探知の術と似たものだが
今度はレイドの力を注意深く読み取るのではなく、もっと大雑把に闇の存在、邪悪な存在を感知し、その力の強さをも感じ取る
ネクロノミコンやリッキーなどにも反応してしまうが、レイドらしき存在が果たして複数いるのか
それとも全く居なくなってしまったのかを読み取ろうとする

907ネクロ:2014/09/06(土) 04:47:11 ID:3cQHs10o
>>905-906
「リッキー!そうとも限らない!ニトクリスの鏡は分身同士を<繋げる>事も出来る魔術だ!」

状況を察したネクロが口を開く。レイドの能力を解明すると言うことは、ネクロ自身の能力を
晒すことだ。そのせいか、表情はやや苦々しいが。

「多数の分身を展開しないで、逃げ道用の個体を用意してこっちを見てる可能性も・・・」
そのとき、シャルムの背後から油断ならない気配が出現した。

レイド「時間がないのでな・・・
   "今のマスター・オブ・ネクロノミコン”には
    確実に消えてもらおう・・・恨みはないがな」

シャルムがその気配にすぐに反応出来なかったのであれば、背にレイドが使用していたシャムシールの切っ先が
突きつけられているだろう。

908リッキー&ジェフ@ツインモード(2):2014/09/10(水) 22:00:26 ID:FyNg8u/M
>>907
「繋げる……!?
 つまり、分身を介して彼自身がが移動することも可能というわけですか!?」

ジェフ「! シャルム後ろ!」
叫んだ瞬間、ジェフは駆け出して結界を抜けた。
無論その先に居るのはレイド。
ジェフ「汚ねーぞてめええええええええ!!!!!」
握り締めた拳からは微かに冷気が漂っている。

909シャルム:2014/09/11(木) 22:48:40 ID:lr4uISCA
>>907
「一体何処に――後方――!!」

ジェフの叫びと共に集中状態を解除、同時に背後の気配に気付くが
既にシャムシールを突きつけられている状態だった

シャルムの頭の中で思考が駆け巡る。この場を切り抜ける手段――しかし、どうあっても早さが足りない
自身の神聖術は無論の事、リッキーやネクロが例え動いたとしても距離が違いすぎている

走馬灯が浮かび、心の中で祈りながらも無意識に腕輪の姿をしたニルティアを付けた手の拳を握り締めた

910名無しの魔術師:2014/09/12(金) 02:35:15 ID:3cQHs10o
>>908
ネクロ「済まない、文字通りああいう事だ…!」
(くそ!手の内を晒すことに柄にもなくためらった結果がこれかよ!?後味悪ぃ…!!)

>>909
レイド「動くなよ女?俺はあの男だけ始末できれば良いんだ…そうすれば、俺は眠れる」
シャルムの背後でレイドはそう呟いた。
そしてリッキーの怒号にも表情を変えることはない。

レイド「黙れ幽霊、俺はお前ですらないんだ
    ……良いか、動くなよ?一撃で終わりにしてやる」
そう言って空手となっていた左手にナイフを握るレイド。
一流の魔術師だとしても、無防備にそれを胸に受ければ絶命するのは人の常だ。


そこに、腕輪から、ニルティアからシャルムの脳内に声が響いた。

ニルティア『我が主シャルムよ、彼奴は我の正体に気づいていない
      今こそ試練の時、神が望まれぬ形であったとしても、
      今ここにある命を救う手段がある』
シャルムの脳内にニルティアのイメージが伝わる。先ほど怪物を払った
『信仰の剣の記述』を使うこと提案している。
腕輪からすぐに行使出来る上、レイドの意識はネクロに向いている。
聖職者にあるまじき事かもしれないが不意打ちには絶好の機会なのだ。

今度は形状をシャルムに委ねるのではなく、ニルティアが象るという。
その形状はダガーだ。かつて自身を所持していたある聖職者愛用の護身具だったそうだ。

しかし最終的に決断するのはシャルムだ。ニルティアが強制的に行うことはしない。
なぜならばそれはニルティアが彼女の信仰心に泥を塗ることになるからだ。

911リッキー&ジェフ@ツインモード(1):2014/09/17(水) 01:35:20 ID:tvewhphg
>>910
「そんなっ……」
(ということは全ての鏡を割るしかなかった。
 けど、ぼくにそれはできなかった……打つ手は無いのか!?)
リッキーが非情な人間なら、今シャルムもろとも魔弾でレイドを吹き飛ばすことも可能だがそうではないのだ。

ジェフ「俺ですらねー? んだよそれ!?
 どーいう理由でも、女性を人質に取るなんざ……」
殴りかかろうとするが、ネクロが明かした鏡のトリックと
シャルムの背に突きつけられた切っ先の存在がジェフの拳を止めていた。
ジェフ(今俺が動いたら、シャルムがやられちまう!
 けど、ほっといたらネクロさんが……!)

さらに、デュアライザーの点滅が実体化できる時間の終わりを告げる。
ジェフ「どーにも、なんねーのかよ……!」
「ジェフ、とにかく一度ぼくのところに戻るんだ……!」
ジェフ「わ、わかった……」

―Live Mode
再びリッキーに憑依し、姿を消すジェフ。
こうしなければ、リッキーもジェフもこの場で眠り込んでしまう以上仕方が無いのだ……。

(……ジェフ、この感覚は……? 今憑依した瞬間、なんだか氷に触れたような……)
《うぇ? あ、さっきネクロさんがぶっ放したあれのせいか?》

912シャルム:2014/09/18(木) 22:09:26 ID:qpqF4WTI
>>910
「彼を……ですか?あの魔道書ではなく……」

気を失いそうな恐怖の中、意識を保とうと思考を巡らせ浮かんだ疑問をレイドに問う
闇の存在が力を求めるならば、それは人間ではなく力ある魔道書であると考える
あるいは主人に取り憑いて魔道書を行使する事も考えられるが、果たして出来るのだろうか

(私は神に仕えるもの。この命は惜しくはありません
 ですが……、ですが、あのマスターオブネクロノミコンの命を救い
 たっぷり神の教えを説かせる時間を下さい、ニルティア――!)

彼女が魔術に手を染めたのは知的好奇心も勿論あるが
人々を救うため役立てたいという意思を捨てた事は決してなかった
その願いを一時だけニルティアに託し、信仰の剣を発動させる
握り締めていた手の中にニルティアが思い描いた通りの一振りの短剣を作り出し
あとは神のみぞ知るとばかりにレイドの方に振り向き、斬られる事も覚悟の上で
剣の真横を通ってその刃を彼に突き立てる!

913名無しの魔術師:2014/10/04(土) 17:37:20 ID:3cQHs10o
>>911-912
レイド「なっ・・・!?」
盗賊であるレイドは、身に降りかかった危機を反撃ではなく回避という形で対処する。
この場の者達のほとんどは知らないが、それは彼が描かれてた小説に詳しく綴られている。
それが影響したかは定かではないがシャルムが斬られる事はなく、短剣はレイドに突き刺さる。

とっさに飛び退くが遅く、胸には深い刺し傷があった。

レイド「まさか……お前のような女に不意をつかれるとは……!」

914シャルム:2014/10/06(月) 22:47:53 ID:NE8y4xos
>>913
シャルムも身を退き、直ぐに聖句を唱え始める

「……精神よ、虚空へと還り……」

光の粒子がニルティアを触媒にしてシャルムの周囲に集まり彼女を包んでいく
その力は闇の結界の中で呼び起こした、自らが信奉する神の光
以前と違い邪悪と魔術を焼き払うだけでなく、魔術による呪いを解き虚無へと還す力までも持つ
もしもレイドにシャルムの表情が見えるのなら、彼を逃がすまいという強い決意が読み取れるだろう

「……魂よ、この世界から消え去りなさい!」

その光がシャルムを基点としてレイド目掛けて放たれる

915レーナ:2014/11/18(火) 21:58:39 ID:???
「♪」

天気が良いので公園で昼食をとる。
芝生の上にシートを敷いてちょっとしたピクニック気分で
サンドイッチをほおばっている。

916ミーナ:2014/11/18(火) 22:45:33 ID:y6M9UpOE
>>915
「休憩の所、申し訳ない」

昼食を食べていると、偶然付近を通りかかった騎士が話しかけてきた。

917レーナ:2014/11/19(水) 19:11:26 ID:???
>>916
「?」

周りを見てみて、自分が話しかけられたことに気づく。
あわてて咀嚼していたサンドイッチを飲み込む。

「…ゴクン。え〜っとなにか?」

918ミーナ:2014/11/19(水) 19:32:28 ID:y6M9UpOE
>>917
「私は騎士のミーナと申します」

騎士の証明書を見せ、すぐに話に入る。

「お尋ねしたい事が。この辺りで複数の女性や幼年の少女に囲まれた怪しい男性を見ませんでしたか」

919レーナ:2014/11/19(水) 19:54:01 ID:???
>>918
「え〜っと…」

(アモルフは違うよね…付き合う女性は選んでいる感じだし…)

「ごめんなさい、ちょっと心当たりがないです…」

920ミーナ:2014/11/19(水) 21:17:17 ID:y6M9UpOE
>>919
「そうですか……では」

次は腰のポーチから、折りたたまれた紙を取り出す。

「この絵と特徴が似た男は見ませんでしたか」

紙を開くと、そこには男であろう人の絵が描いてあった。
その正体はネ○ロと呼ばれている男にそっくりである。

921レーナ:2014/11/19(水) 21:48:41 ID:???
>>920
「ん〜…ちょっとカッコイイけど、女癖が悪そうで幸が薄そう…」
「確かどこかで…ヴォスカと遊びに行った時…探偵の子で、面接の後…どうだったっけ?」
「何か見覚えが…この人がどうかしたの?」

922ミーナ:2014/11/19(水) 21:55:57 ID:y6M9UpOE
>>921
「過去に関わったかもしれないが、覚えていないということですね」

紙の裏側に素早くメモを取る。

「この男は、住民の通報によると良く幼年の少女を連れ歩いているらしく、幼女誘拐犯の可能性もあります。

この男の家もこの近くにあるとの目撃情報もあるので、貴方も気を付けてください」

923レーナ:2014/11/19(水) 22:02:24 ID:???
>>922
「誘拐って…ここってそんなに物騒な街だったの?」
「みんなにも注意しておいたほうがいいかな…このチラシ、一枚もらえる?」

924ミーナ:2014/11/19(水) 22:07:57 ID:y6M9UpOE
>>923
「ええ。我々も、そういった輩を年に何人も捕まえていますから、気を付けてください」

新たな紙を数枚取出し、レーナに差し出す。

「宜しければ、ご友人にも配って情報の共有をよろしくお願いします。そして、もし見かけたら私や近くの騎士にご一報ください」

925レーナ:2014/11/19(水) 22:23:34 ID:???
>>924
「あ、わざわざありがとう。」

数枚のチラシをもらったレーナはとりあえずアモルフに渡した。
その日彼は一日中笑いっぱなしだった。

926エメ:2014/12/08(月) 21:41:34 ID:YFZFZGnM
「さむっ!へっくしょん!!さっ、さむっへっくしょん!さっ゛!さむ゛っション!!はひ〜!へっくさむい!」

寒い季節も夏と変わらず薄着の魔族は、やっぱり凍えていた。

927レーナ:2014/12/08(月) 22:56:08 ID:???
>>926
「こーごーえそうなきっせーつにきーみは♪」

こちらはロングコートにブーツと、完全に冬装備である。

928エメ:2014/12/08(月) 23:18:35 ID:YFZFZGnM
>>927
「なぁーにぃーをどぉーこぉーおゆーうのー♪」

マフラーを振り回しながら近寄ってくる。

「お金を恵んでください」

929レーナ:2014/12/08(月) 23:20:53 ID:???
>>928
「はい。」

足元に小銭を投げる。

「フルコーラスやったら、もっとあげるー。」

大道芸人と勘違いしているようだ。

930エメ:2014/12/08(月) 23:25:29 ID:YFZFZGnM
>>929
「ぶひっ!?カネ!!カネだカネだ!おひょひょひょひょおおお!!!」

必死になって地面に転がるコインをかき集める。

「歌いたいところではあるが、ここから先には権利という逆らい難き力と、ゲンジツセカイという越えてはいけない壁が存在するのだ……」

931レーナ:2014/12/08(月) 23:31:15 ID:???
「JASRAC…う、頭が…」
「そういうことなら仕方ないわー。楽しかったよ。」

もう少しお金を投げて飛び立つ。

932ミーナ:2014/12/24(水) 20:41:19 ID:0ge.jUeI
「サンタと名乗る男が家宅への不法侵入を予告しているらしい。街を見張らねば」

パトロール中

933帝国将校:2015/02/08(日) 20:32:11 ID:???
「ええっと、小麦、酒…む、タバコは定数ないな。これは黙っておくか」

帝国軍将校と聞けば聞こえは良いが、大半が地味な仕事に従事している者の方が多い。

「チョコにジャガイモ…魚はまたないか」

メニュー変更の必要ありとリストの端にメモ書きした。

これが戦時ともなれば仕事に忙殺されるが、平日ならば演習でもない限り暇なものだ。

934名無しの魔術師:2015/05/26(火) 22:53:46 ID:R27FeYcg
レストラン

ソフィー「いらっしゃいませー」

入口へ振り返り、いつものように来店した客を迎えると、
そこには珍しい客が居た。

レノ「おすすめのランチを」

レノは案内される前に、適当な席に腰掛ける。

ソフィー「あのー……お客様ぁー」

レノが座った席に小走りで寄ると、小声で話しかけた。

ソフィー「アンタ、最近何やってんのよ!連絡も寄越さないで……」

レノ「別に。見ての通り、何かしているようで何もしていない。何もしていないようで何かしている」

ソフィー「何ソレ……」

レノ「……後で時間あるか?久しぶりだし、たまにはゆっくり話すのも良いだろう」

昼飯、早く出してくれよというレノのひと言ではっとするも、
素っ気ない様子にやや腹を立てながら持ち場に戻るソフィー。


常連A「久しぶりだな、あの兄ちゃん」

常連B「色々あったからな……何か、前より痩せて見えるぜ」

935名無しの魔術師:2015/05/30(土) 21:44:31 ID:R27FeYcg
>>935
その日、夜のレストラン

ソフィー「それで、何か用?あいにくだけど、住処やお金の用立てはお断りだから」

レノ「そんなわけねえだろ!兄妹が他愛のない話をするのに、ワケが必要なのかよ」

ソフィー「アンタ、本当にワケも無く来たってわけ?」

レノはそうだぜ、とジョッキのビールを飲み干しながら頷く。

ソフィー「世の中、毎日一生懸命働いて苦しい生活をなんとか続ける人も居るってのに、呆れたヤツも居たモノね」

レノ「そうだな。別に他人になんて言われようが俺には関係ねェ」

無論、レノはレノで抱えている問題が無いわけではないが、
家族や友人の前ではそれをハッキリ伝える事が苦手なのだ。
ソフィーの溜息を最後に、数秒沈黙が流れる。

レノ「おい、ところでよ」

ソフィー「何?」

レノ「親父の奴と、連絡取れたか?」

ショウ・ヴァール。レノとソフィーの父親は、暫く失踪状態になっており、
これもまた、二人を悩ませる問題の一つなのだ。

レノ「何してんだかなぁ……」

ショウ「どこかで酒でも飲んでるに違ェねえ」

ほろ酔いのレノの向かいに座り、同じく酒を口に流し込む男。
彼こそ、この兄妹の父親である。

レノ「……おい」

ショウ「あん?」

レノ「……ソフィー、いつから帰ってた?」

ソフィー「本当にこの間よ。スラムで衰弱してるのを見つけてくれた人が居てね」

レノ「……」

呆れたように頭を抱える。

ショウ「まぁ……今更どの面下げて帰ろうか考えていたら、だな……」

レノ「本当に、頭に来るぜ……」

悪びれる様子もなく酒を流し込む父親を睨みつける。
その目つきを見て、ショウもレノの気持ちを察する事ができた。
だが、ショウもレノの事を睨み返す。

ショウ「バカヤロウ。それは俺のセリフでもあるんだぞ。この親不孝者が」

レノ「なんだと……?ジジイ、久々にやるってのか」

普段であればクールにやり過ごすところだが、レノは父親に対してだからなのか、
どうも感情的になってしまう。

ショウ「オウ、またガキの頃みたいに、コテンパンにしてやるよ……と言いたいところだが」
酒瓶を手にレノに近づく。
身構えるレノだが、その様子を無視して、ショウはレノのジョッキに酒を注ぐ。

レノ「……やってみろ。……明日な」
レノも同様に、ショウのグラスに酒を注ぐ。

この後、レノ・ソフィー・ショウの一家は積もり積もった他愛のない話をしながら、
一睡もせずに夜を明かした。

936ミーナ:2015/06/23(火) 22:43:25 ID:R27FeYcg
路地を抜けた奥の薄暗い広場。
そこに、四名の男と、それに囲まれた女騎士ミーナが睨み合っている。
男のうち一人が騎士に向け喋りかける。

「こんな所には何もないぜ、騎士さんよ。それとも、俺達のオアシスを踏み荒らすつもりかい」
続けて、もう一人の男も口を開く。

「それは困るぜおい。代わりに、アンタが俺達の相手してくれるってなら、話は別だ」
一斉に薄汚れた笑いを浮かべ、騒ぎ始める4人の男たち。
その中で、ミーナは淡々と述べる。

「道を空けぬなら、この場で逮捕する」
その言葉に、一度は沈黙が訪れたものの、すぐに下卑た笑いがその広場を支配する。

「俺達が丸腰と思って、油断したか?」

「言っておくが、俺達は裏世界に生きる魔術師だぜ?騎士風情に捕まるかよ」
魔術行使の気配がする。
一瞬の後、背後からミーナの横顔を掠める魔弾。

「次は、当てるぜ?」
1人は魔術で作られた剣。
1人はどこからか呼び寄せた黒い狂犬を従え、ミーナに忍び寄る。

「……面白い。私も言っておくが、裏世界に生きる魔術師なら、もう会った。能力は、貴様らの比では無かったがな」
その挑発を皮切りに、4人の魔術師とミーナの戦闘が始まった。

937南の海岸:2015/07/16(木) 00:17:41 ID:R27FeYcg
強い日差しが照りつける季節になり、
今年もまた、涼や娯楽を求め人々が海へ姿を現してきた。

そんな中、今年の海の上は例年と少しばかり様子が違った。

男「catch a wave...」

砂浜に立つ男の声が海上に響くと、10人ばかりのワムボードを持った男たちが一斉に波に乗り始める。
そして、その全員が魔元素の波に乗り宙へ浮き始めると、砂浜に居る男はホイッスルを口にしながら、
ボールをワムボードの集団に向かって投げつける。

そして間もなくホイッスルの音が響く頃、ワムボードの男たちは魔元素の波に乗りながら、
ボールを巡って激しい空中戦を始めた。

スカイフット、またの名をスカイボール。
最近流行り出したこのスポーツは目新しさと、
実力があればハンターの様に武力を持たずともヒーローになれるといった点から、
民間を中心に爆発的な人気を誇っている。

真夏という事もあり、こうした光景は暫く、海岸を賑わしそうな様相だ。

938ソフィー:2015/08/16(日) 09:04:44 ID:???
「夏といえばコレに限る!」

砂浜に立てられたパラソルの下、ビーチチェアに横たわりながらソフトクリームを味わっている。

「うまい!!」

シネア「ソフィーさ〜ん…」

季節は夏。パラソルの外では当然、強い日差しを受ける。
そんな日差しを直接受け続けたシネアは、全身から汗を吹き出し、大荷物をもって悲鳴にならない悲鳴をあげる。

「どうした少年!そんなんじゃ、女の子にモテないぞ!」

シネア「どうした!じゃないですよ…なんですかそのキャラ…。それより、例の物を持ってきましたよ」

「ほう。どれどれ?」

どさりと地面に置いたのは、大容量の耐熱性容器。中には……漁師から分けてもらった大量の貝。

「こりゃまた随分わけてもらったわね、お疲れ様ー!でも…」

シネア「でも?」

「10点!!」

直後、シネアの脳内でその言葉が何度も木霊し、疲労やら何やらが積み重なった結果、泡を吹きながら後ろ向きに倒れる。

「……あーぁ」

939ソフィー相談室:2015/08/20(木) 12:49:40 ID:???
投稿者1:匿名希望
Q.僕には夢があります。名誉ある大魔術師になりたいです。でも、僕は魔術もできなければ、学校の成績もサイアク。どうしたら良いですか?

A.夢を持つことは立派ね!でも、魔術の才能が無いとなるとその夢は難しいわね。うーん、考えてみたけどダメだわ。その夢やめて、うちのレストランで働いてみたら?

投稿者2.騎士M
私は時々、同僚やお世話になった方に手料理を作ることがあるが、誰一人感想を教えてくれない。何故だろうか。

A.凄まじくマズイんだと思うわ。本業で忙しいとは思うけど、鍛えてあげるからうちに働きにいらっしゃい。

投稿者3.魔人E
おいら、料理上手くなりたい。誰か鍛えてくれないかなー。

A.才能ないわ。「誰か」なんて他人に頼りっきりで恥ずかしくないわけ?


帝都・時計塔屋上
エメ「涙が止まらない」

940沙耶:2015/11/02(月) 01:28:54 ID:???
「女郎蜘蛛さんに大百足さん、それに蟻さん」
エミヤ家の居間にいる住人を確認し、あることに気付く
「蟻さんはともかく、他の二人にシロウが食われる!!」

女郎蜘蛛「うふふ」
大百足「ん?」
蟻「おー?」

941沙耶:2015/11/07(土) 14:03:31 ID:???
「考えてみると、肉食よねー二人とも。物理的な意味で」

居間で寛ぎつつ、他愛もないことを呟く。
他愛もないことか?と一瞬頭に浮かぶが
あまり深くは考えないことにした。

942沙耶:2016/01/30(土) 23:52:41 ID:???
-エミヤ家-
「〜〜♪」

自室にて、かつてシロウから貰った香水をつけ
ご機嫌に外出の準備をしている少女

「怪異の仲間も増やさないとねぇ」

白いブラウスにロングのスカート
清楚な装いで外面は完璧な仕上がりだ。

-居間-

「シロウー?……は、いないか。
 どこか出掛けてるのかしら」

居間の机の上に外出をすることの簡易なメモと
誰かしらお腹を空かせてるかもしれないので
家族分のおにぎりを作って外出した。

943ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 20:45:14 ID:3cQHs10o
―――5日ほど前の、帝都内のとある詰め所での会話。

平騎士「ベルケックス隊長、本当にあの"黒騎士"に転属なさるのですか…?」
実力、指揮ともに十二分に隊長として不足ない技量を持つこの男の突然の転属願いに、
部下の一人だった男が躊躇いがちに質問をしてきた。

かつての騎士団長、ガイウス・カイザーと同期で彼を唯一公然と批判していた男
任務を確実に遂行するがその強引な手腕と暴力主義とも言える思想を疎んじるものは多かった。
各隊長達からも評判の良くないこの男は、件の黒騎士隊の存在を知り、その性質を理解するや否や入隊を志願した。

これまでの出世コースを、完全に捨てるとも言って過言ではない。

元部下の質問に対し、ベルケックスは一言「貴様には関係ない」とだけ伝え、
扉の前にいた平騎士を乱暴に押しのけると詰め所を後にした。
こうして騎士団西区第12守備中隊、ベルケックス隊は呆気なく消え去り、新しい部隊が差し替えられるだろう。
そして現在……

ドルクス・ベルケックスは、黒騎士の人間と会うため、騎士団の施設内の一室にいた。

944テレンス:2016/02/04(木) 21:10:58 ID:???
>>943
黒騎士本部と手書きで書かれた札の掛かった、胡散臭い部屋で待つことほんの1-2分。
この部屋に向かって早足で何者かが近づく気配がする。
更に耳を澄ますと、独り言のようなことを呟きながら部屋の前にやって来たことがわかる。

「ントに………………茶言うんだから!ただでさえこっちは人手が足りないのに、病み上がりの私にこんな量の書類を持たせるなんて……」

足音が近づくにつれ、独り言の内容も鮮明になってきた。愚痴らしい。

「ふぅ。あっ!!ドアが!!両手が塞がって開けられないっ!!ああああ〜!」

何者かは、両手が塞がってドアが開けられないようだ。

945ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 21:16:09 ID:3cQHs10o
>>944
「……チッ」
胡散臭い部屋で待たされた上に、自分が想像していた場所とは不釣り合いの騒々しい声に
露骨な舌打ちをするドルクス。流石にドアの向こう側に聞こえるとは思えないが、聞こえるようにやった。

埒が明かないと感じ、ドアに近づくとこれまた乱暴に開いてやった。

「迎えの者か?」
部屋の中に入ると、高身長に筋肉質なガタイの良い男がしかめっ面で出迎えてくれるだろう。

946テレンス:2016/02/04(木) 21:36:23 ID:R27FeYcg
>>945
「あっ、ベルケックス"元"隊長。お待たせしました、ハハッ」

ドルクスの顔を見るなり、軽い調子で、ドアを開けてもらった礼も無く、
席を案内する。

「どうぞ、おかけなすってください。私は、黒騎士のテレンスって言います。どうぞどうぞ」

自分も席に座る。
終始、ドルクスが嫌いそうな「愛想笑い」を浮かべている。

947ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 21:41:02 ID:3cQHs10o
>>946
「意味のない地位を一々つけなくても良い」
フン、と腕を組みながらテレンスに睨むような視線を向け、ドカっと椅子に座った。

「テレンスか…噂は色々と聞いている」
その愛想笑いに不快感を示しながら会話をする。

「それで、こうして会えたと言う事は俺の転属は受け入れられたと言う事か?」

948テレンス:2016/02/04(木) 21:48:18 ID:R27FeYcg
>>947
「そうですか。ではドルクスさんで」

ズケズケと無礼な振る舞いをしてくるのは、
逆にわざとやっているのではないかと疑うほどだ。

「めっそうもない、ウチは来るもの拒まず、ドルクスさんがよろしければ是非。
こういうアットホームな雰囲気が持ち味ですからね」

にこにこと笑顔で応える。

「ただ、勘違いしないでくださいよ?勿論、実力と、それなりに考えて行動する能力は必要ですからね。
転属受け入れ条件ではなく、"現場で死なない為"にです」

949ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 21:52:42 ID:3cQHs10o
>>948
「結構、実力と思考にはそこそこに自信はある」
笑みを浮かべるテレンスとは対照的に仏頂面だ。

「俺の技量を疑っているのか?まあいい、そんなものは現場で見せれば良いからな」

950テレンス:2016/02/04(木) 21:59:01 ID:R27FeYcg
>>949
「結構。そういうハッキリしたところは、ドルクスさんの持ち味のようですね」

山の様な書類の中から、ドルクスについて書かれているらしい書類を2〜3枚抜出し、
それぞれ10秒ほど目を通していく。

「なるほど、では、問題。こういう場合どうしますか?」

テレンスが右腕をドルクスに向ける。
服の袖からうっすら見える腕は、鋼鉄製……義手のようだが、
更に目を見張るのは、その右腕に"装填"されている短い矢。

いつの間にか、テレンスの顔面からは先ほどまでの愛想笑いが消えており、
誰にでもわかるような真っ黒な殺気が放たれている。

951ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 22:05:47 ID:3cQHs10o
>>950
「ッ」
その殺気を感じた瞬間、いや義手を向けられ、
それに矢が装填された事に気付いた瞬間、ドルクスは二人の間にあったテーブルを思い切り蹴り上げた。

咄嗟の盾代わりだ。そしてすぐさま一歩下がり、腰に携えた剣を抜刀した。

952テレンス:2016/02/04(木) 22:11:50 ID:R27FeYcg
>>951
「!!」

テーブルが宙で180度回転し、テーブルの上の書類も四散しながら宙を舞う。
――しかし、テーブルが落ちた時にはテレンスの姿は目の前になかった。

「あ、アイテテテ……う、嘘です冗談です!!」

テレンスは、床に倒れたテーブルの下敷きになっていた。
騎士の一人一人を当たっても、こんな間抜けな者は1人居るかどうか。
しかしどうだろう。
矢を向けられた際の冴え渡った鋭い殺気の感じは、やり手の殺し屋を前にした時と
大して差異は無かった。

953ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 22:16:35 ID:3cQHs10o
>>952
「……どこまでが貴様の本性なんだ?」
呆れと怒り半々の渦巻いた感情で、テーブルの下から強引にテレンスを引きずり出す。
あの殺気ははったりで出せるものではないが…思わず強化魔術を使うところだった。

「しかしまあ、騎士団の頃の温さとは程遠そうで安心はしたぞ」

954テレンス:2016/02/04(木) 22:27:05 ID:R27FeYcg
>>953
「ありがとうございます。あー、痛かった」

服の埃を払い、テーブルを元に戻す。
席に着き、一息つく。

「ふ、私の本性ですか?"そんなものは現場で見せますよ"」

また、先ほどまでの愛想笑いが戻る。

「いやいや、失礼しました。これで晴れてドルクスさんも黒騎士の一員ですね!」

両手で拍手し、ドルクスの入隊を祝う。

955ドルクス・ベルケックス:2016/02/04(木) 22:32:59 ID:3cQHs10o
>>955
「ならば現場で期待するとしよう」
拍手に顔をまたも顰め、そう返答する

散らばってしまった書類の山を踏みつけながら、ドルクスは黒騎士への加入を実感するのだった。

956テレンス:2016/02/04(木) 22:36:16 ID:R27FeYcg
>>955
(あ、あの書類、今日中に印鑑押して提出しなきゃいけないヤツだ)

それからあとは、手続き上必要な事項を面談をし、
2人は解散したのであった。

957絶対正義のクリシュターナ:2016/02/05(金) 20:55:56 ID:???
>>955-956
「テレンスさん!ドルクスさんが配属になったと伺いました!!」

走ってきた勢いのまま、元気よく扉を開け放つ。
正義を執行する仲間が増えたことで、彼女は心を弾ませていた。

「……あれ?誰もいない。まさか!」

僅かではあるが定位置からズレたテーブル
隙間に入り込んでいた書類

「ここで何かあったんだ…!」

いらぬ誤解が生まれていた。

958ドルクス・ベルケックス:2016/02/05(金) 22:02:54 ID:nv9V/vHQ
>>957

絶対正義のクリシュターナがいらぬ誤解を生んでしまっていた頃、ドルクスは…

「コォォォォォ……」

黒騎士に転属したとは言え帝国騎士には変わりないだろう。
黒騎士本部の、あるいは騎士団の修練場にて一人トレーニングをしていた。

上半身裸の恰好で、呼吸を深く深く整えている。
やがて眼を見開くと術式を編み出し、それが彼の身体に浮かぶ

「……フゥゥゥゥゥ……!」
メキメキと音が鳴り、ドルクスの身体は瞬く間に一回りも二回りも"筋肉が膨れ上がった"
シンプルな人体強化魔術ではあるが、
ドルクス自身が研鑽を積み、彼にとって『最も強力で効率の良い』強化を行っているのだ。

彼はこの姿でオークの徒党を一人で蹴散らし、トロルすらも屠ったと言う逸話を持っている。

959テレンス:2016/02/06(土) 00:11:34 ID:???
テレンスはというと、他の騎士から見ると
話が通じる男と"誤解"をされているようで、
黒騎士達の行動の尻拭いのために大量の書類を書かされていた。

しかし、その書類の山も、この一枚で終わり。

「ふぅー。これじゃ、身体が鈍っちゃってしょうがないですよ……」

椅子から腰をあげ、ストレッチがわりに体を伸ばす。

「さ、今日のノルマも完了!さぁーてと……」

時計を見る。
ちょうど、日勤の騎士達が夜番の騎士と交代する時間。
頃合いのいい時間だ。

「……本当に、困ったもんだ。過労死の願望でもあるんですかね。私には……くっ」

この場には一人しか居らず、誰かが冗談を言ったわけでもないのに、自然と笑みが溢れる。

剣を手に、"特待囚"の居る部屋へと向かう。
読んで字のごとく、特別な待遇を受けている囚人が生活する部屋だ。
超人的な能力を持っていたり、入手の難しい情報を知っている囚人が、この部屋での生活を許される。

テレンスがここへ向かう目的はひとつ。
一歩間違えれば自らに死が訪れるような、そんな鍛練のパートナーを探すためだ。

960絶対正義のクリシュターナ:2016/02/08(月) 00:26:52 ID:???
結局テレンスにもドルクスにも会えなかったクリシュターナは
街に出て通常のパトロールをしていた。
黒騎士であっても、普段は通常の騎士となんら業務に変更はなく
騎士たちに混じり帝都の見回りをしている場合もある。
黒騎士は日常に溶け込んでおり、虎視眈々と処刑人を狙っている。
最も、クリシュターナに至っては処刑人に関わらず悪を断罪している。
絶対正義、悪即斬、それがクリシュターナにとって
変わることのないたった一つの信念なのだ。

「今日の帝都は平和ですね!
 うんうん、これも日頃頑張っている騎士たちの賜物です!
 ですが悪は必ずどこかに隠れています。逃がしませんよ!」

961沙耶:2016/02/08(月) 00:36:12 ID:???
>>960
「わーなんか熱血漢な騎士がいるわねぇ」

その光景を目撃し、少し呆れながら沙耶は呟いた。
本日はエミヤ家には誰もいなかったようで
居間の机の上に人数分のおにぎりと、書置きをしておいた。

「居候している人も増えたなぁ、隣のネクロ家も何気に多いし」

たまに出入りしているメイド姿の無愛想な子
あの子の掃除技術はすごかったなぁ、などと時計塔付近を歩きながら思い出す。

962沙耶:2016/02/10(水) 03:09:45 ID:???
>>961
「隊長のところに行ってみようかしら。
 しばらく顔出してないものね」

熱血漢の騎士を目撃した影響だろうか
ふとアモルフの顔が浮かびクレムリンへ向かうことにした。

「隊長のところで、銃の整備してもらいましょ。
 使い込んでいるしそれに弾薬というものも補充しないと。
 そういえばこの弾薬っていうのは改良出来ないものなのかしら」

手に弾薬を一つ持ち、見つめる。

「対魔物用とか対魔術師用なんてものがあったら
 もう少し私もシロウたちの戦闘で役に立てそうよね。
 誰か相談出来る人いないものかしら。
 隊長は対人や対物専門だろうし、
 先生はネクロノミコンの記述と併せて使用してるから独自のものよね」

などと一人ごちる。

963ネクロ:2016/02/10(水) 19:44:37 ID:3cQHs10o
>>962
「お、沙耶じゃないか?偶然だな」

沙耶が思案しながら歩いていると、ちょうど思い浮かべていた人物の一人と出くわした。
奇しくも、クレムリンで弾薬を購入してきた帰りだと分かる。手荷物に弾丸の入ったケースがいくつかあるからだ。

「そっちも弾薬の購入か?話には聞いてたがホントに持ってたんだな」

964アモルフ:2016/02/10(水) 22:28:57 ID:???
>>962
「ネクロと愛人契約か?辞めといた方がいい。」
「切羽詰まって女郎小屋に売られる。」
噂の人物があるいてくる。
>>963
「コイツはサービス。」
ピンクのリボンがついた小箱を渡す。
「大陸一番男宝。超強力。」
「お前のパートナーは相手してくれないと泣いていたぞ。」

965ネクロ:2016/02/10(水) 22:46:49 ID:3cQHs10o
>>964
「な、な、な……!?」

「んな真似するかぁ!
 ロリコン呼ばわりが落ち着いたと思ったら今度は外道方面に弄る気かぁ!!?」

と、顔を真っ赤にして抗議に声を荒げる
サービスと言われた小箱についてもとんでもないものを往来で渡すんじゃねぇと文句を言う

966沙耶:2016/02/11(木) 17:27:31 ID:???
>>963
「あら先生、奇遇ね」

声をかけられ、視線を自分の指先から前方のネクロへと移した。
どうやらネクロもまた同じものを購入していたようだ。

「まぁね、護身用に私も所持してるのよ。
 これがあれば非力でも戦えるからね。
 余談だけど、ブッキーっていう武器商人は結構サービスしてくれるわ」

見かけたら声を掛けるべきね、と付け加えておいた。

>>964
「隊長までいたの?先生とデートでもしてたの?
 ちょうど今からそっちに向かおうと思ってたの」

銃をアモルフに見せ、整備してもらおうと思ってね。と言った。

「やん、売られるくらいなら隊長の愛人になった方がいいかしら?」

と悪戯っぽく笑った。

967アモルフ:2016/02/11(木) 18:55:16 ID:???
>>965
「なら女関係を少しは整理したらどうかね。本妻と愛人を同列にするからややこしくなるんだ。」
懐からたばこを出す。
>>966
「条件としては、本妻第一で衣食住はこっちもち、子どもができたらクレムリン幹部コース保証、但し遺産相続は本妻な。」
「飲むなら明日から愛人に。」

968ネクロ:2016/02/11(木) 20:25:01 ID:3cQHs10o
>>966-967
「ぬぐぐ………!!」
本妻はともかくとして、愛人を抱えた覚えはないとキッパリと言ってやりたかったが
言ってしまえばさらなる追撃やらいらない被害が自分に向かう気がして言えなかった。
やり場のない不満を吐き出すようにため息をつきながら、煙草を取り出したアモルフに人差し指を差し出した。

「使うか?」
火ではなく熱魔術による発熱が指先に灯っている。
煙草を灯すには最適な温度だ。

そして沙耶に視線を向け

「ブッキーね、覚えておくよ」

「まあ護身用に頼もしいのは確かだよな」
と、ネクロはホルスターにしまわれた銃を一つ取り出す。
青と銀の装飾が印象的なイタクァ銃(S&W M500)だが、沙耶からすれば
護身用と言うには物騒すぎるくらいに物々しい。

969沙耶:2016/02/11(木) 21:48:14 ID:???
>>967
「中々好条件ね!遺産のところさえ眼を瞑れば」

と教師の前で不穏な会話を繰り広げている。

「ところで銃の整備をお願いしたいのだけど
 誰に頼めばいいの?」

>>968
「先生のは戦うって感じの銃ね。
 さっきね、ふと弾薬のほうに何か魔術的細工が出来ないかなって
 思いついたところなのよ」

ふふん、秘密だからね!と声を潜めて囁く。

970ネクロ:2016/02/11(木) 21:56:14 ID:3cQHs10o
>>969
おいおい…と沙耶とアモルフの会話を聞いていた。
冗談の範疇だろうが。
「まあ、実際持て余してたクトゥグアとイタクァの記述の依代にする為に買ったもんだしな」
選んだのはアルだが。

「ほうほう…そう言った細工なら教えてやれない事もないぞ?」
と沙耶の潜めた声にあわせて返事をした。
聞けばネクロはそう言った細工も行っているらしい。
もっと言うと、ウルスラなどもそう言う事をしているらしく
ネクロは以前彼女から特殊な弾丸をもらったこともあるらしい。

威力もろもろがトンでもないので今だに使っていないらしいが。

971アモルフ:2016/02/11(木) 23:33:43 ID:???
>>968
「いちいちカッカすんな。この稼業じゃ朝の爽やかな挨拶みたいなものだ。」
たばこに日をつけて深く吸い込む。
>>969
「明確にしとかないと漬け込まれるからな。金とか仕事に手や足や口を突っ込まれてまあ、めちゃくちゃだ。生活面は持つからそれ以外で便宜を計ることはない。」
鼻から煙を吐き出す。
「受付は入り口の右側。所定の用紙に記入して、待っていればいい。」

972沙耶:2016/02/12(金) 11:20:05 ID:???
>>970
「んなんですってー!
 私が考案するよりも先に既に…」

膝から崩れ落ちる沙耶もといサレナ。
複数の人物が既に銃に目をつけ弾丸まで改良していたとは
そういう思いに駆られている。

「でもでも出来るなら教えてほしいかな」

>>971
「入り口入って右側で用紙に記入すればいいのね」

アモルフの言葉を復唱した。

「隊長、銃ってもしかして結構流通しちゃってるの?
 あまり流通させ過ぎてると技術盗まれちゃうかもしれないわよ。
 私のような善良な市民ならともかく悪い連中には売っちゃダメ!」

973アモルフ:2016/02/12(金) 13:18:01 ID:???
>>972
「セミオートマチックなら少々流したがな。悪党の買える値段じゃないし、登録番号で割れるようになっているんだなこれが。」
「所持許可と登録番号が一致するようにしているんだ。」

974ネクロ:2016/02/12(金) 20:40:41 ID:3cQHs10o
>>971
「そういうもんなんだろうけど、俺にゃ合わない挨拶だぜ」
と、指に灯していた熱を消すネクロ。

>>972
「ま、まあ俺やウルスラさんの方が戦闘向けの物を考える事は多いしな」
と、フォローを入れておく

「教えるのは構わないぜ?
 ただシロウの家の人たち以外には他言無用にしてくれるならな」

975沙耶:2016/02/14(日) 03:50:11 ID:???
>>973
「そうだったの。それなら私も知らぬ内に隊長のところで管理されていたのね!」

さっと両腕で胸を隠し
何故か恥じらう沙耶。

>>974
「もちろんもちろん!
 むしろ私の護身用でしか使用しないから大丈夫!」

976ネクロ:2016/02/14(日) 08:01:50 ID:3cQHs10o
>>975
「それなら安心だな」

「これからそいつ(銃)のメンテするんだろ?
 終わったら俺の工房に来てくれれば材料と作り方を教えるよ」

ネクロの工房は路地裏にある大きな屋敷を改装した物だ。
沙耶も何度も来ているから迷うこともないだろう。

977ジル:2016/02/14(日) 08:55:31 ID:???
>>976
「パパ、見ーつけた!」

少女がいきなり腕に抱きついてきた。
身長152cm程度。
髪はうっすら水色がかっているがネクロ同様に銀髪。
眼の色は赤と碧のオッドアイだが、ネクロとは逆に左目が赤。
公国騎士の制服を着ており、強い魔道書の気配もする。

「良かった、思った通り素敵な人で。」
「ママはどこ?」
「ねえ、ジルも一緒にパパの工房に行ってもいい?」

抱きついたまま早口で捲し立てる。

978アモルフ:2016/02/14(日) 09:43:28 ID:???
>>975
「お望みなら24時間監視と統制してやっても…」
>>977の少女に気付く。
「沙耶、お前産んだ覚えあるか?」
>>976
「ま、弁護士とよく相談するんだな。」
「直接話し合うと、揉めるだけだ。」

979沙耶:2016/02/14(日) 15:56:21 ID:???
>>976-977
「それじゃあ後でお邪魔……」

話の途中で少女がネクロに抱きついた。
はて、この子は誰だろう。見た目はどことなく彼に似ているが
いやいや、そもそもパパと呼んでるということは娘ね。

「…娘ね。娘!?せ、先生これはいったい!
 まさか先生に娘が…それとも生徒にパパって呼ばせてる?」

>>978
「やん、隊長もエッチね。
 それが身に覚えがないのよねー。気付かぬうちに
 隊長か先生の子供が出来ちゃったのかしら」

980ネクロ:2016/02/14(日) 20:10:47 ID:3cQHs10o
>>977
「は?」
突然現れた少女の、突然過ぎる発言に眼を丸くし
>>978
「…は?」
弁護士を呼ぶ事態と認識され困惑し
>>979
「……は?」
生徒にいかがわしい疑いをあっさり持たれる事に驚愕し
>>977-979
「はぁぁぁぁぁぁああ!?!?!?」
それらが入り混じった大混乱が脳内で大爆発を起こした。

「待て待て待て待て!!違う!違うぞ!!俺には全く身に覚えがないぞぉ!?」
と、大声でまくし立てて無罪(特に罪でもないと思うが)を主張する。

あっさりとこのジルと名乗る少女の発言を鵜呑みにした二人に言ってもまるで意味はなさそうだが
そんな中、一冊もとい一人、ちび化状態のアル・アジフがひょっこり顔をのぞかせてジルを訝し気に見ていた。

アル「認知せぬかは至極どうでもいいが…この昏い魔導書の匂い…何者だ?」

981ジル:2016/02/14(日) 20:50:37 ID:???
>>978-980
「ねえ、パパ。このシブいおじさんときれいなお姉さんはお友達?」

抱きついたままアモルフと沙耶について尋ねる。

と、アルに気づき腕を離してアルを両手で捕まえる。

「ママだ!はじめましてだね、ママ!」

周囲が明らかにパパ(暫定)を誤解していることなど構いもせずに、
計算なのか天然なのか、さらに燃料を投下する。

アルはどこか似たような、写本の一つであるような魔力を感じるだろう。
一番近い気配としては、ラダの『異世界の監視者』の魔獣人だが、
ネクロにも似た気配のためか、よりずっと昏く、深く、何か不吉ささえ感じるだろう。

982アモルフ:2016/02/14(日) 21:13:10 ID:???
>>979
「寝た覚えは無いが、今後はどうなることやら…」
>>980
「魔道書と寝たのか。年齢云々は、魔法でどうとでもなるのか?」
>>981
「クレムリンCEOのアモルフだ。よろしく。」
「教育費のことなら金融部で学費ローンもあるので、相談に乗れる。」

983沙耶:2016/02/14(日) 21:22:43 ID:???
>>980-981
「あら、なんて良い子かしら!
 私のことを人はこう呼ぶ。天才で美しい沙耶とね!
 主に先生も私のことはそう呼んでいるわ」

よろしくね、と付け加えた。

>>982
「私は高いわよーふっはっは」

984ネクロ:2016/02/14(日) 21:31:29 ID:3cQHs10o
>>981-983
沙耶とアモルフについての紹介をしようにも混乱するネクロ。
まあ二人とも自分から紹介をしてくれたから良しとしよう。
「は?」
アル『んにゃ!?いきなり何をするか小娘!無礼だz…は?』
「『はぁぁぁぁ!?』」

「年齢ってハードルだけなら魔導書の殆どは問題ないぞって何言わせてんだこの野郎!!?」
さらなる燃料により大炎上状態のネクロはアモルフの言葉にわけのわからない事を叫んでいる。
そして、同じように混乱していたがアルは一足先に冷静になり、いつもの少女の姿になる。

それでもこの娘を名乗る少女より背が低いかもしれないが
以前出会った魔獣人に近く、そしてネクロにも"近い気配"に思わず厳しい視線を少女に向けていた。

アル『娘よ、気でも触れておるのか?妾はお主を産んだ覚えはないし
   お主のような気配の写本(むすめ)にも覚えはないぞ…もう一度言わせてもらおう
   汝…何者なのだ?』

985ジル:2016/02/14(日) 22:21:22 ID:???
>>982
「あ、どうも。でもジルはこの通り教育は受けてきたから。
 ・・・あ、でもパパと同じ大学にも行ってみたいかもしれないなあ。」

ペコリと頭を下げる。

>>983
「はい、よろしくお願いします。」

にっこり笑ってこちらにも会釈。

>>984
「ジルはジルだよ?」

>>982-984
4人から少し距離をとってワンピースの裾を撮んでペコリとお辞儀。
「ラダ公国、対魔術師特殊部隊所属予定。
 あ、今はまだ部隊ができてないから無所属ね。
 【墓掘人(グレイブディガー)】ジルベルタ・スペッサーです。どうぞお見知りおきを。」

アルに似ているところはスカートの裾の長さと右目の色。
あとは魔力の波長ぐらいだ。

「れっきとしたママの写本(こ)の『異世界の監視者』とパパの娘だよ。」

しかし『異世界の監視者』は化身が生まれるほど古くもなく、
またそのばかげたサイズから所有する(できる)マスターもまず居ないはずである。

そしてまたしれっとややこしくなるようなことを告げている。

986ネクロ:2016/02/14(日) 23:05:12 ID:3cQHs10o
>>985
「ラ、ラダ公国の…?」
自己紹介を受けたネクロは一層困惑した表情を浮かべている。
以前出会った魔獣人と同じような存在なのか、だとしてらアルを母と呼ぶのは分からないでもないが
何故、ここで自分が父となるのだろうか?

「……って待て待て待てぇ!
 その説明だと俺がアルの子供と君を産んだみたいな誤解されるだろうが!?」

アル『異世界の監視者はまだそのような年月を
   経てはいないはずだが…それにあの大きさでは…』
ううむと顎に手を当てて思考する

アル『だが確かにその力の波長と言い妾に近すぎる……どう言う事なのだ…?』

987ジル:2016/02/16(火) 19:52:55 ID:???
>>986
「それは事実だよ。」

ネクロのツッコミをさらりと流す。

「・・・力のある記述は、独立して動き出すこともある。」

今までの無邪気な笑いとは違い、妖しく微笑む。

「それとね、ママ。力の波長はワザと似せてるの。
 この能力がある限りママは、ううん、どんな魔道書であってもジルには勝てない。」

直接対峙するならね、とまた無邪気な笑顔に戻る。

988ネクロ:2016/02/17(水) 14:45:05 ID:3cQHs10o
>>987
「流すなよ……」
がっくりとうなだれるネクロ。対してアル・アジフの表情はより険しく怪訝なものになる。

アル『ほう…仮にも原書(はは)たる妾を前にして勝てないとは、面白い事を言うな』

「…と、とりあえずこのままここで話し込むとアモルフや沙耶に悪いぜ?」
ジルの狙いが何なのかつかめないまま不穏な状況になることを防ごうと、ネクロが口を挟んだ。

「ええっと…ジルだったか?何かつもる話もあるならとりあえず工房の方に…」

アル『!このうつけもの!得体の知れぬ自称娘をよりにもよって工房に誘う奴があるか!』

「嫌だってここで睨みあっても埒あかねぇだろうが!」

989沙耶:2016/02/18(木) 12:11:31 ID:???
>>987-988
(ラダ…ラダっていうとあの砂の海で有名な
 それに人外の騎士たちがいるんだったかしら)

「まぁまぁ、娘の前で夫婦喧嘩はよくないわよ先生」

とネクロとアルの間に割って入る。
そしてナチュラルにジルの話を受け入れていた。

990ネクロ:2016/02/18(木) 17:52:50 ID:3cQHs10o
>>989
「だぁから向こうの話を一切合切疑わずに受け入れないでくれっつの!!」

アル『だぁから妾は産んだ覚えなどないといっとろーが!!』
とワードは違うがほぼ同じタイミングで否定する。さすがのコンビだ。

991ジル:2016/02/18(木) 19:26:00 ID:???
>>988
「・・・・・。」

じーっと二人のやり取りを見つめている。

>>989-990
「にやり。」

沙耶とネクロ&アルのやり取りを見て何か悪い顔をする。

「棄てないで!パパ!ママ!」

眼を潤ませてネクロの腕にまた抱きつく。
もちろんウソ泣きである。

992ネクロ:2016/02/18(木) 21:34:13 ID:3cQHs10o
>>991
「な、ちょ!?んなでかい声で……!」

クレムリンの事務所近くとは言え往来の場だ。
周囲を行きかう人々が何事かと言う視線を向けてきている。

アル『ぬぐぐ…』

「分かった!分かったらとりあえず場所変えようぜ!?」
このままでは噂が広がり明日から教職の机がなくなってしまうかもしれない

993アモルフ:2016/02/18(木) 23:33:24 ID:???
>>983
「言葉に出せないぐらい色々やってやるよ。」
>>987
「じゃあ、ハジキならどうなるのかね?」
沙耶に意味深な言葉をいったあとに不穏な発言をする。それまでとは違い、重い空気を出しながら
>>992
「ま、親子水入らずでよろしくやってくれ。」

994沙耶:2016/02/19(金) 14:39:11 ID:???
>>991-992
(仲いいなー本当に)
(・ω・)とこんな顔をして和む。
そしてジルの行動を見た沙耶は

「私とのことは遊びだったのね!先生もアルも二人して!」

性質が悪かった。

>>993
「隊長も奥さんいるのに元気ねー
 感心しちゃうわ。シロウにもこれくらいごにょごにょ」

995ジル:2016/02/20(土) 10:11:31 ID:???
>>993
「ハジキ?ドラグノフ連邦のピスタリエート?
 それとも最近開発されたハンド・キャノンの類?」

仕草や雰囲気からなんとなく
本で読んだ『銃』のようなものだと推測する。

「どっちも実物を見たことは無いけど、
 オジサマの身のこなしから考えると負けるかなあ・・・。」

そこまで話してクスッと笑う。

「だって、軍関係の人でしょ?それもジルと同じで特殊なタイプの。」

見た目は少女だが、一応は軍属。相手の力量はそれなりにわかるようだ。
尤も、知識で知っている銃器よりも遥かに高度で高威力なのは計算外なのだが。


>>994
「にやり。」

沙耶の悪乗りを受けてさらに悪乗りをする。

>>992
「ごはんは一日一食、カビた黒パンと水で十分ですからぁ。」

アモルフとはふつうに会話していたのに
思い出したようにワザとらしく泣いてみせる。

996アモルフ:2016/02/20(土) 12:41:29 ID:???
>>994
「亜鉛とエビ○ス、これが勝利の鍵だ。」
「これでダメなら、せいへき」

997アモルフ:2016/02/20(土) 12:45:14 ID:???
>>996続き
「これでダメなら性癖の問題だろうな。」
>>995
「敵地の後方に行くのが仕事だった。これ以上は話せんがな。」

998ネクロ:2016/02/21(日) 10:15:22 ID:3cQHs10o
>>993
「あ、ああ…変な騒ぎに巻き込んですまねぇ…」
家族じゃないんだけどなあ…とぼやきながら。
>>994-995
「お前ら本当に俺を社会的に抹殺するつもりかあ!?勘弁してくれぇ!!」

アルは半ばあきれ果てたように眼を手で覆った。

999ジル:2016/02/21(日) 16:56:47 ID:???
>>998
「やだなあ、娘のちょっとしたお茶目じゃん。」

コロッと笑顔になる。


>>997
「ジルも追求しないよ。特殊部隊には特殊部隊の事情があるからね。」

ウチの国にもそういう部隊はあるからね。とウインクしてみせる。

1000ネクロ:2016/02/21(日) 20:35:29 ID:3cQHs10o
>>999
「だからお前は………!」
と、文句を続けようとしたが、ジルのコロコロ変わる表情に観念したように
肩を落とした。ため息交じりに改めてジルを見る。

「分かった分かった、じゃあこれ以上パーパを困らせないでほしいな?」

アル「ネクロ!……仕方のないうつけ者め…」


次すれttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/7220/1456054289/




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板