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ここだけ魔術のある世界堕天録
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参加する際の注意事項
・俺Tueeeeeeeeeeeや、厨設定、強さのインフレはほどほどに
・魔法は「魔元素設定」に沿った設定であることが望ましい
・『中の人の』安易な気持ちで人(自キャラ、NPC含む)を殺すな。死んだら生き返りません。
・鬱展開とシリアス展開は違います。ただし、↑と共に『キャラとして』相応しいなら問題はありません。
・場の空気は出来るだけ読もう。カオスな時もあります
・書きこむ前にリロードを
・描写はできるだけ丁寧に。認識のすれ違いを避けるためです。
・本スレの出来事は演技ですから恨まぬように、また演技に私怨を持ち込まない。
・眠い時は無理せず寝ましょう 健康を損ねないように
・多数対少数の場合は、少数の中の人たちのことも考えよう
・スルーされてもめげない
・一番重要なのは楽しませること、そして楽しむことです。
イベント、ストーリー展開に関する注意事項
・乱入されても泣かない。乱入が嫌なら先に断っておきましょう
・あまりにも無茶な振りをしない。されて困る事はしない
・次の日に持ち越す事も考えよう。
・単なる自己満足はほどほどに
・イベント発生場所に貴方のキャラクターが居る可能性がありますか?
・相手のキャラクターとの関係はどんなのですか?
・自分のキャラは何事にも首を突っ込むキャラですか?
・乱入する前にレスをしっかり読もう。
スレ立ては
>>900or>>950or>>980or>>1000
ざわ・・・・ざわ・・・
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(;^ω^)「ドクオ、そっちはどうだったお?」
('A`;)「いや……男連中はノくるんだけどな……」
(;^ω^)「これは想定外だお……」
('A`;)「いっそディアスさんとかクレイスさんが来るって言っちまうか?」
(;^ω^)「そういう嘘はブーンの信義に反するお」
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>>322
コマツ おーっす。
ヒラオカ こっちのナシはついたぜ?
タナカ あとは日程しだいだって!
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>>323
('A`;)「えっ、ど、どうして詰め所に。実は……もごもご」
(;^ω^)「あ、いや! こっちも順調に人が集まってるお!」
('A`;)「(ど、どうすんだよ! いやどうしようもねぇぞ!)」
(;^ω^)「(な、何とかなるお……なんとか……)」
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>>324
コマツ いや、こうしないと経過報告のしようがねえだろ?
タナカ 手紙じゃ時間かかるし、第一公用語分かんねえし。
ヒラオカ おまえらなあ…
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>>325
('A`;)「そ、それもそうだな……」
(;^ω^)「最近じゃ移民も多いから、公用語が通じない人も割と見るお。気にすることないお、うんうん」
話をそれとなく逸らそうとする騎士二人・・・。
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>>326
コマツ お前ら見つけんの簡単だったぜ?
ヒラオカ 〜お〜お言っている騎士がいるとこどこだ?って言えばすぐ答えてくれたぜ。
タナカ ねーちゃん、合コンやんだけどさ…
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>>327
(;^ω^)「そ、そうなのかお。それは良かったお」
('A`;)「俺らの名前も売れて来たって事かな、ハハハ、ハハ……」
女性「合コン? えーっ、それってもしかして守護隊の人達が言ってた奴? 参加しないって……」
あっ。
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>>328
タナカ え?マジで?残念だな。うちのボスがさ、いい店でやるって言ってたのに…
コマツ ダンスクラブ貸切だってよ!会員制のあそこでさ、シャンパンとかじゃんじゃん出すぜ?
ヒラオカ ほんと、上流階級ぐらいしか入れない高級店で飯食って騒ぐんだ。
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>>329
騎士団の女性は、そう聞くやいなや乗り気になっている。現金である。
(;^ω^)「お? おっおっ……」
('A`;)「(カンタン・ワダーイでやる心算だったんだけどな……金無いし)」
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>>330
ブーンにコマツとヒラオカが寄りかかる
コマツ どーせお前らのことだから、カンタン・ワダーイで安くあげようって思ってたんだろ?甘いぜ?
ヒラオカ 念のためボスに伺っておいてよかったぜ。おしゃれしてこいよ?ドレスコードあるんだからな…
タナカ じゃ、そういうことなんでみんなにも声かけておいてね?頼むよ!
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>>331
(;^ω^)「わ、分かったお……任せておいてくれお」
('A`;)「…………な、何か、とんでもない事になってきたな」
さてさて、どうなる事やら。
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>>332
コマツ ああそれと、金なら心配すんな。うちで出してやるよ。
ヒラオカ うちらのボスは豪気だねえ!
タナカ じゃあね女の子達〜。今度はクラブで〜
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【帝都・繁華街】
「ああクソ、今日も鬱陶しいくらいに眩しいな」
もう日が昇りきった朝方、リビアはいつも通りに店を開けた。
他の店の店主などは、既に外に出て、道行く冒険者や帝都の住民相手に売り込みをしているが、リビアはそんな事はしなかった。
「今日は採取の依頼を出しておいた物資が届くはずだが……まだ来ていないか。まぁ、気長に待つとしよう」
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空に一つの影が横切る。鳥か飛行機か、いや犬みたいなドラゴンが繁華街の店の一つに大きな影を作る
地上スレスレまで降りてくるとサンチェリーが荷物を抱えてそこから飛び降りた
ドラゴンは特に問題がない限りそのままお店の屋根の上にでも停まるだろう
「よっと……うわっ暑っ!地上暑っ!えーっと確か約束のお店は……ここかっ!」
たぶんリビアの見える位置辺りで
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>>335
襲撃には慣れっこの帝都の住民でも、ドラゴンを見る事はそうそう無い。
小さい子供などが騒ぎ立てて、警らの騎士がそれを制止している。
「あー……ここだ、ここだ。いいから早く来い」
悪目立ちしてしまっているサンチェリーをリビアが呼び寄せた。
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>>336
「依頼人さん?わかった、ちょっと待ってて」
なんか自分の周りが賑やかだなー位で何が起こっているのかいまいち把握しかねているようだが
とりあえずリビアの下へと向かう
「えーっと、リビアさんで合ってるのかな?サンチェリーです、お荷物お届け物にきましたー」
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>>335-336
空中に現れた白い姿を、遠くから見ている者が居た。
「あんまり見たことない動物だな。空飛ぶ犬?」
怪物や化物と戦闘した経験はそれなりにあるため、驚いたりすることはない。
だが、この手の竜と出会った経験は無かった。
高度が下がってくるに連れて、ようやくそれがドラゴンであることに気づく。
「あれ? もしかしてあの子……」
見たことがあるような気がして、黒い影が魔法道具屋に近づいていった。
>>337
「あ、やっぱりそうだ。久しぶりー。
サン……えーと、サントリーさん? だよね?」
全身黒尽くめの男が近づいてきた。
サンチェリーは覚えているだろうか。先日、レイス退治に同行した男である。
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>>337
「ああ、それは分かった。一先ず中に入ってくれるか、金はそれから払う」
そう言って、リビアは店の中にサンチェリーを招き入れた。
15坪程の店内には、木製の棚の上にポーションなどの商品が置かれている。
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>>338
ドラゴンは周りの野次馬や騎士達に動じる事もなく落ち着いてじっと佇んでいる
パートナーがすぐ戻ってくるのだろうと考えているのか
「あ。この前の……誰だっけ。ニート?技とかは覚えてるんだけど……
私はサンチェリーだよ!」
>>339
「はいはーい。……何か変な実験の生贄にされたりしないよね?」
あまり見かけない(自分にとって)怪しげな品々を前に怪訝そうにするも
それはすぐ好奇心に取って変わる
「おお、これ何?なんの薬?」
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>>338
「ム、魔剣か。俺の店にお前が来るとは、珍しいな。
……なんだお前達、知り合いか?」
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>>340
「ニートじゃねえ!ニートだったら仕事探しなんかしねえっつーの!」
働きたくないでござる!
「俺の名は『魔剣エミヤ』。魔剣の『エミヤ』じゃあないぜ。『魔剣エミヤ』で一塊の名前だ。姓はない。
サンチェリーか。うん、覚えた」
>>341
「というかあれだよね。最近あんまり会ってなかったよねー。
リビアちゃん元気してる?」
「俺らは、ちょっと前に一緒に仕事してね。
レイス退治に行ったんだ。ま、楽勝だったがね」
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>>340
「こらこら、勝手に商品に手垢を付けないでくれるか。はぁ、全く……」
店主は中々気難しい人物のようだ。サンチェリーの様なエネルギッシュな人間は苦手と見える。
「とりあえず、依頼の品が揃っているか確かめさせてもらうぞ。その間は好きにしていろ」
>>342
「まぁ、そう言えばそうだな。
とりあえず、そのリビアちゃんというのは止めろ。お前はどうだか知らんが、俺は男だ」
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>>342
「あーなるほど!ごめんごめん、よく考えてみればそうだよね」
アハハと軽く流しながら。飾り気の無い素直な笑み
「まけんエミヤ?なんか変てこな名前……略してエミヤとかじゃ駄目?
そういう感じの名前は聞いた事ないけど、変わった種族の人なのかな」
>>343
「っとと、すみませーん。むー、好きにしろって言っても狭いし暑いし……
リビアさんもそんな髪伸ばして暑くないの?」
気持ち程度慎重な動きになったが、元よりドラゴンの背に跨る生まれにはやはり窮屈そうで
「そういえば今回の葉っぱってどういう効果があるんだっけ。やっぱり場所が違うと植物もけっこう違うし」
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>>343
「でもほら、一時期女の子してたじゃん?
あの頃に戻りたいとか思ったこと無いの?」
リビアがサンチェリーに注意している横で、べたべたと商品に触りまくる。
勿論触るだけで品質が落ちるような物には触れていないが。
「そういえばさぁ、魔力回復薬がそろそろ切れそうなんだよねー。
そういうの売ってたっけここ? あと、おすすめ商品とかあったら教えてくれ」
>>344
「そうそう。気をつけてくれよな。
ちなみに今の職業はフリーターだ!」
高らかに宣言した。
本人的には重要な部分であったらしい。
「あー……名前は略してもいいが、その略し方はちょっと辞めてほしいかな。
なんでかって言うと、エミヤって人は他に居るんだよねー。
しかも今、その人の家にお世話になっててさ。紛らわしいと思うけど勘弁してくれ。
知り合いは『魔剣』とか『魔剣さん』とか、『あの黒い変態』とか呼ぶよ。
種族はまあ……隠すことでもないから教えちゃうけど」
懐からナイフを取り出す。
「これが、俺」
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>>345
「あっズルい!こらーっ、触っちゃダメって言われてるでしょ!」
狭い店内を小走りで魔剣に近づく。軽いので揺れたりはしないが手が商品を掠めたりヒヤリ
「よっしゃ同じだ!好き勝手やれるって良いよねー、なんかすごい生きてるって感じする
……つまりエミヤ二世みたいな感じ?聞けば聞くほど分かんないけど……魔剣って言われてるなら私も魔剣って言うね。いい?」
変態の言葉に続いてナイフを取り出されぎょっとするが、その言葉を聞いて不思議な宝玉を見るようにナイフを眺める
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>>344
一応、一般的なコンビニくらいの広さはあるが、その殆どのスペースを商品棚が使っているので、確かに狭い。
「暑さには馴れているからな。それに、俺もただの人間という訳じゃあない」
サンチェリーが採取してきた薬草を分類しながら、答える。
「これか? これは精神高揚剤≪アドレナリン・ポーション≫の材料だ。多少中毒症状が出る場合もあるが、良い薬になる」
>>345
「そんな事もあったな。……黒歴史だよ、あれは」
色んな意味で。
「フム。この間、試しに“頁が無くならないメモ帳”を作ってみたんだが、買うか?」
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>>346
「いやいや、商品は買ってもらうためにあるわけじゃない?
こうして手にとって見ないとさ、わからないよ。うん」
二人に向かって、全く悪びれずに答えた。
「それにほら、俺はそもそも全身黒タイツなわけで。
指紋も皮脂もつかないよ。大丈夫大丈夫」
「っていうか、あんまり駆けまわったりするとそっちの方が危ないぜ。
ま、どうせ商品を落としても弁償するのは君だから、俺は別にいいけどね?」
と突き放すように言うが、実際は咎めると言うよりは心配する口調である。
「そうそう。俺らフリーターは自由人なんだよ」
サンチェリーが話を理解していないのを見て――あれだけで理解できる方がおかしいのだが――詳しい説明を始めた。
「んーとね、俺は実は人間じゃないわけだ。
ほら、よくあるでしょ?
『心を持ち、所持者を操る魔剣』っていう話がさ。
“俺”もそれの一種なわけよ」
確かにこいつの言うとおり、ナイフからは魔力を感じる。
「この黒尽くめの男の身体を操って、君と話しているのさ。
いま君と会話している精神は、このナイフに宿っている。
くるくると器用にナイフを手で弄ぶ。
まるで体の一部のようだ……いや、実際に体そのものなのだ。
「ああ、好きなように呼んでくれていいぜ。
呼ぶときは、愛情と尊敬の念を込めるのを忘れないように」
>>347
「えー? 俺は女の子体験とか面白いと思うけどなー。
やっぱりあれなの? おっぱい重くて辛いとかそういうこと? それとももっと深刻な感じ?」
身体的にはともかく、精神的には完全に男性な上、
女性との付き合いが全く無いのでそういうことがわからないのだ。
「なにそれ面白そう!ちょっと見してくれ!」
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>>348
「ええい、俺に聞くんじゃない! 鬱陶しい!」
生理だとか、色々と面倒そうではある。
「ほら、これだ。試しに何か書いてみろ、すぐに分かる」
そう言って、リビアは20枚綴りのメモ帳とペンを後ろ手に投げた。
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>>347
「うわっ、て事はここの人間私だけじゃん。トカイのほうが人間多いって聞いてたけど
こうしてみると意外に違わないのかもね。興奮剤かあ、何に使うんだろ」
くるりと店内を見渡しながらも魔剣との話も耳に入り
「慣れてるって……オカマさん?」
>>348
「……分かんないや。でも人間じゃないのに人間みたいなカッコしてよく喋るなんて変わってるね
おまけに働いたりしてるし、意外とほんものの人間になってもいい線行くかもよ」
褒めてるのかは良く分からないが、サンチェリーにとってはそれが不思議な事らしい
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>>349
「たまに女の子に戻りたい時とか、あるんじゃねーの?
女の子の方がよー、色々と便利だと思うんだよなー。
少なくとも集客には有利だぜ。絶対。
月に一度くらいの頻度で女の子に戻れる道具とか、そういうの作ったりしてみたら?」
「お、試していいの? 嬉しいね」
20枚というのは少ない気もするが、無限に湧くなら大して問題にはなるまい。
メモ帳に適当なことを書き綴り、何が起こるか待つ。
>>350
「ま、わからなくてもいいか。ぶっちゃけ、俺のことなんか知らなくても全然困らないしね。
たしかに変わっているといえば変わってるか。でもほら、今時喋る剣なんて珍しくないぜ?」
ちょっと探せば帝都に100本くらいありそう。
「さて、俺も自分の秘密を喋ったんだから、君の事も洗いざらい喋ってもらうぜ!」
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>>349
店の前にサイドカーが止まる
「催涙剤の注文したいんだが?今日は客が多いな?」
白のリネンのスーツを着たスラブ系の顔立ちをした男が店内に入る。
いきなり催涙剤を注文するあたり、あれである。
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>>351
「これがトカイって奴なんだね……えっ!?何いきなり秘密喋ってって
っていうかそういう聞き方ってヘンタイっぽいよこのヘンタイ!」
変態!変態!(略)
「っていうか私なんて特に秘密とかないんですけど……頭の先から足の先まで人間だし」
外ででっかいドラゴンが欠伸をしているくらいだが
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>>350
「……何を思ったか、容易に想像が付くから言っておくが、違うぞ」
変な噂を流されてしまうと厄介なので、一応、否定はしておく。
>>351
「思わん。思っても作らん。以上だ」
魔剣がメモ帳に落書きすると、その数秒後にその記述が消えた……。
「“文字が消えるスクリプト”を組み込んだ調合紙だ。面白いだろう?」
物は言いようである。
>>352
店に入ってきた男を見て、リビアは浅くため息をついた。
「またお前達か。科学兵器は俺の専門外だと、何度言えば分かるんだ?
……まぁ、やれと言われれば出来ない事もない。ただし、相応の報酬は頂くぞ」
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>>353
「な、なんだいきなり人のことを変態だなんて!? 失礼だと思わないのか!」
怒りを露わにしつつも、内心魔剣エミヤは戦慄していた。
一体何故だ……何故変態であることがバレたんだっ!?
「じゃあ個人情報教えて!どこ住んでるの? 趣味は? 好きな男性のタイプは?」
いきなり質問攻めだ。
あなたはこれらの質問に対して、律儀に全部回答してもいいし、全部無視してもいい。
「あのドラゴンの事でもいいよ。前にも聞いたけど『ちょっとめんどくさい友達』なんだっけ?」
>>354
「ひとつ教えてくれ、リビアさん」
メモ帳に視線が釘付けになったまま、魔法道具屋に対して声をかけた。
「この道具、一体何の役に立つ?」
契約書の偽造でもするつもりだろうか?
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>>354
「銭出せば何でもやるんだろ?」
「こっちは専門職が逝ったから、こうやって仕事を斡旋しているんだ。感謝されても非難されるいわれはないね。」
「半金で50000、品物が出来てから残りでいいだろ?」
なれた様子で契約金を述べる。
どうせこのあと値を釣り上げ合戦が始まるのだ。
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>>354
「……分かった。聞かないでおく」
デリケートな問題ではあるが、少なくとも一抹の不審感は残ったらしい
>>355
「やっぱりヘンタイだー!って言うかそんな事聞いて一体何するつもりなのさっ!」
※人とモンスターの境界である竜の里出身である事や時々パートナーのルゴサと共に野宿をしている事など聞けました
「そうそう。何かすました感じっていうか、変にお節介焼いてくる事とかあるんだよね
私の言う事は聞いてくれるんだけど、あなたの……えーっと、お世話してくれるエミヤさんもそんな感じ?」
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>>355
「……さぁな。そんなことはお前の方で考えてくれ
俺はたまたま材料が揃っていたから、作ってみたに過ぎん」
んな無茶な。
>>356
「確かにそういう面を見せたこともあるがな。ソレはソレ、コレはコレだ」
「聞いたところによると、お前達は別の世界から来たそうじゃないか。
金の他に、“お前達が居た世界”についての情報を話してもらう、それでどうだ?」
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>>358
「どの程度の情報が欲しいんだ?」
「人類が月に行ったってことか?それとも俺たちの国についてか?」
さらりとこの世界の人間には理解できないことを述べる。
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>>357
「一体何するつもりなのかって
そりゃ、君とお近づきになるための方法に決まってるだろ!
俺とか彼氏にしたらどう? かっこ良くて強くて頭もいい。どうよ?」
さりげなく告白に入った。
「お節介かぁ。でも、他者から気にかけてくれるってのは、ありがたいことだよね。
エミヤは、まあ家は提供してもらってるけど、それ以外であんまりお世話してもらったことはない……かな?
協力することは多いけどね、家事とかでも」
>>358
「お前意外とあれだな。商売人というより研究者に近いな」
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>>357
そうこうしている間に、サンチェリーが持ってきた薬草の選定が終わったようだ。
「フム。まぁ、期待通りの仕事ぶりだったと言っておくぞ。報酬は帝国共通通貨でいいんだったな」
リビアは予め用意しておいた茶封筒をサンチェリーに手渡した。
中には主に帝国圏で使われており、この世界で最も流通した通貨、通称“Vi”が入っている
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>>360
「えっ……ちょっと待っ、待って!」
突然の告白に少し顔を赤らめて。先ほどのヘンタイ呼ばわりと違い明らかに戸惑っているような様子で目を泳がせ
「……っていうかアナタさっきのナイフでしょ!何か化けてるっぽいけど!
それとカッコ良くてもヘンタイはイヤだし……恥ずかしいから帰る!」
さりげなく褒めた。そして断った。怒っているような素振りを見せて店を出て行き
すぐさまルゴサの背に乗り上空へ飛び立っていく。気が動転していたのだろう
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>>359
「月面着陸だと?
フム……とすると、お前達の世界は、ちょうど冷戦の最中だったのか。
俺が居た世界と文明レベルはそう違わないようだな」
「だが俺は、お前達が何故、どのようにして、この世界に来る事になったのか、それが知りたいんだ」
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>>360
「そうか?
まぁ、これでも学問の徒だった事もある身だ。そういう性分なんだろう」
魔法道具屋という商売は、飯の種に過ぎない。
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>>362
「お? これは脈ありか?
俺をゲットするなら今のうちだぜ? 世の女の子から毎日アプローチを掛けられてるからな!」
大嘘である。
「ナイフが人間と恋愛しちゃいけないなんて法律はないんだぜぇ?
ふふ。恥ずかしがっちゃってまぁ。今どき珍しくウブな子だなぁ」
上空へ消えていゆくサンチェリーとルゴサの背中を眺める。
>>all
「じゃ、俺もそろそろ御暇するぜ。また来るから、そんときはよろしく」
と言い、自身もまた魔法道具屋から姿を消した。
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>>363
「こっちが知りてえな?なんせあの時、俺たちは任務を終えて帰る途中だった。」
「地獄みたいなアフガンを歩いていたら、この世界に来た。」
「そして散らばった仲間を集めて、この世界に根を張ることができた。それだけだ。」
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>>366
「成る程な、今の俺とそう変わらんということか」
「……とりあえず、依頼の方は受ける。
但し、完成品の効果試験はそちら側に任せるぞ。こっちも人員不足でな」
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アモルフ「アホタレども、レーナと連絡が付いたぞ。」
コマツ「いよっ!待ってました!」
ヒラオカ「結構早いんだな?ニキータは、ドラグノフにいるって聞いたけど?」
アモルフ「クレムリンの電信使ったんだよ、私用で使ったから文句言われた…」
コマツ「で、なんだって?」
アモルフ「友達連れて参加するって、日程決まったらまた連絡してくれとも…」
三馬鹿「「「おらっしゃー!!!!!!」」」
アモルフ「普段からあれだけやる気になってくれたら…」
ニキータ「期待するだけ無駄じゃないんですか?」
サイドカーに三人乗りになって詰所を目指す三馬鹿。
合コンに見え始めた一筋の希望…ッ!未来…ッ!
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一方、言い出しっぺ達は・・・。
(;^ω^)「なんか大事になってきた感じがするお……」
('A`;)「あ、あぁ、金持ちの考えはまるで分からねぇ。
とりあえずブーン。お前、上にクレムリン側との“会食”ってことで、人を集めてくれるよう頼んでおけよ」
それから、しばらくして。
(;^ω^)「ドクオ、大変だお。何か帝都に滞在してる、ドコかの国の大使が参加したいとか言ってるらしいお」
('A`;)「……こりゃ責任問題になるかもな」
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>>396
「おいブーン、ドクオ」
頭を抱えてるであろう顔文字騎士二人のもとに、ディアスがやってきた。
明らかに何か聞きたそうな顔をしている。
「上からクレムリンとの会食に数合わせで出席しろって言われたんだけど、なんでお前らがそんなセッティングしてんだ?」
前任のショボンからブーンやドクオは聞いた事があるだろう。
ディアスの実家は帝国でも指折りの名家の一つだと。
その″ドコかの国の大使″が参加するならば、由緒ある家柄の人選もされて当然かもしれない。
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>>369
詰所のドアを蹴破ってバカが三匹
コマツ 「おい!ダイ○ツブーン!喜べ!女が増えるぞ!」
ヒラオカ「ダンスクラブ・プログレスでやるってよ!」
タナカ「ビシッと決めてこいってさ!」
未だ頭の中では高級ダンスクラブで女と踊ることしか考えていないようである。
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>>370
('A`;)「いやディアスさん、これには女王の懐よりも砂海よりも深いワケがありまして……」
飲み会のノリで言っちゃった事が大事になってきた、とはとても言えない。
>>371
(;^ω^)「ばっ……そのドア立て付け悪いんだから乱暴するなお!」
そっちかい。
(;^ω^)「まぁ、人は集まったお。……ちょっと偉い人も来るかもしれないけど
(というかディアスさんが来るって言えば、大抵の女性騎士はやってくるお)」
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>>372
コマツ「偉い人などアウトオブ眼中だからいいんじゃね?」
ヒラオカ「VIPルームもあるから大丈夫だろ?」
タナカ「偉い人来るんだったら知り合いになるチャンスじゃね?」
前向きなのか馬鹿なのか多分馬鹿なんだろううん。
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>>371-373
「え?会食ってクラブでやんの?堅い大使館とかお屋敷じゃなくて?」
突如現れた三馬鹿の言葉に驚くディアス。
「なあドクオ、俺は別に今回の件に眼くじら立てる気ねぇからホントんとこ教えろよ」
ショボンではなくあえてドクオを狙うディアス。なんとなくだが、ドクオは押しに弱そうに見える。
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>>373
(;^ω^)「そういう心配をしてるんじゃなくて……いや、やっぱり何でもないお」
仮にも騎士らしく、反社会的な輩が御偉方を狙う心配をしているらしい。
まぁ、騎士やクレムリンの兵が揃っているところに、わざわざ襲撃をかけるのは、自首するようなものだが。
>>374
('A`;)「いやホント、やましい事なんて何も無いですって。ホントに。
俺らはただ、同じ帝都を守る人間として、この機に交友を深め、今後の活動について話し合うべきと……」
大嘘である。
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>>374
コマツ「え?高級クラブで夢のようなひと時…」
ヒラオカ(空気読め!バカタレ!)「いや、クレムリンとしてはやはり娯楽も重要だと考えて、社交の一環としてクラブをですね。」
コマツ(馬鹿言うなし…)「そそ、社交ね紳士の…」
タナカ「紳士と淑女が楽しめるところとしては、堅苦しいところではなくあえてのクラブで…」
>>375
コマツ(ええんか?ダイハ○!これでええんか?)
ヒラオカ(白状したほうがいいんじゃないか?大使なんて聞いてないぞ?)
タナカ(ここで引き返したら夢のようなひと時なんて来ないぞ!)
苦しいフォローである
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>>376
(;^ω^)「ヒソヒソ(そのダイ○ツっては何なんだお? よく分からないけど、止めてくれお)」
('A`;)「ヒソヒソ(ともかく話を合わせろよ。ここで中止なんて事になったら、俺の幸せ家族計画が……)」
(;^ω^)「ヒソヒソ(ドクオってばそんな事考えてたのかお、きめーお)」
('A`;)「うっせえ!」
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>>377
コマツ(俺かて腰ぶっ壊す覚悟でボスを3時間も説得したんやで…)
ヒラオカ(今更引けねえよなあ…)
タナカ(ドクオ、声出てる!)
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>>375>>376
やはり怪しさが拭えないのか三馬鹿と顔文字騎士達の話を疑わしげに聞いている。
百歩譲ってクラブで会食と言うのが成立していたとしても
なぜアモルフなど立場の高い人間が何も言ってこないのかが疑問だった。
クレムリンとは決して友好的な関係ではない。自分も何度か、彼らと衝突している。
…が、こうして自分が疑問をぶつけてもこの面子は誤魔化すしかしないだろう。
さっきも言ったが、ディアスは今回の件を潰す気はないのだ。
デメリットこそあれ、メリットはないのだから。
「分かった分かった。ようは本当にただの″交流会″って事だな」
「それなら俺もわざわざ帰りたくない実家に戻って礼装取ってこなくて良さそうだ」
と、溜息をしながらも納得したようにうなずいた。
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門の外でタバコを、何本も立て続けに吸い時間を潰す。
喉が、いがらっぽくなるが構わず吸い続け何かを待つ。
胸に蘇るあの日あの時。もう会えなくなって何年になるだろう。
切ないほど懐かしく、狂おしいほどに懐かしい。
十本目のタバコに火をつけたとき、艶のある黒い羽が舞う。
「ラースタチュカ(愛しい女)…会いたかった…」
「ルー…久しぶり!」
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>>380
「ヘーイ。ダンナそんな気持ち悪い顔してどぉーしたんだい?」
顔を包帯でぐるぐる巻きにされ真っ赤なフレアコートと真っ赤な瞳が特徴的な女が現れた。
帝都で娼婦の元締めをやっている女の一人だ。当然ながら無許可の。
「イッパツスッキリしたいのか? いい子紹介するよ? あたしは高いからお勧めしないけどね!」
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>>381
「いや、今来たところだ。ほか当たれよ。」
上空から黒い翼をはためかせて女が降りてきた。
「本当に久しぶりだね…アモルフ…」
黒い翼が生えた女、いわゆる堕天使と世間はいうだろう。
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>>382
「ダンナ、スゴイねー。天使なんてタマ。あたしでも用意できないよ」
口元の包帯を少しだけずらし、竜の装飾がはいった煙管をくわえる。
「ダンナが本気であたしたちの業界に手をだされたらお手上げだね−。
そしたらあたしもダンナの元で働くかなー」
ケラケラ笑っている。感動の再会を邪魔しているだけだろう
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>>383
「そうかよ、ちょうどクラブの便所を舐めて掃除してくれるやつを探していたところだ。」
女を後ろにしてかばうようにする。
「わかったならさっさと失せろ。旧交をこれから温めるんだ。」
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>>384
「相変わらずきっついねー
ま、撃たれる前に撤収するかね。あたしも命は惜しいからねー」
ひらひらと手を振りながら去っていく
「あ、でも天使なんかおおっぴらに見せない方がいいよ
値がはるからねー。ダンナがいくら怖くっても、気にしない馬鹿は多いからねー」
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>>385
「そんときは生まれたことを後悔させてやるよ。ついでに海の下のVIPルームに叩き込んでやる。」
「レーナ、怖かったか?もう大丈夫だ。行こう…」
ショックで固くなっている女の肩を抱き、クレムリンの方へあゆみをすすめる。
既に翼をしまいこんだので遠目からにはただの女にしか見えないはずだ。
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帝都近くにある丘。昼間あれだけ輝いていた太陽も地平線へと佇み、爽やかな夜風が肌を撫でる
注連縄の巻かれた巨大な夏みかんの木の下、サンチェリーは何かを待つように沈む夕日を見つめていた
「ここから見る空も、里で見た空もあんまり違わないなあ…」
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コマツ「うっひょスゲエ!たまんねえ!」
ヒラオカ「こりゃ上玉ってレベルじゃねえ!特上だよ!」
タナカ「それにしても俺ら接触禁止ってひどくねえ?」
三馬鹿はレーナを双眼鏡で見てご満悦のご様子だ。
コマツ「にしてもよ?これって浮気じゃね?昔の女呼び寄せてよ?」
ヒラオカ「いや呼んだの俺らだろ…つーかボスってあんな顔出来んのな?」
タナカ「裏のない笑顔なんて初めてだよ。ロシア人連中も本当にいい笑顔しているよ?」
コマツ「こりゃあクラブが楽しみだぜ!ぜってーお近づきになってやるよ!」
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一方、その頃。
( ^ω^)「おっおっ、あそこに居るのって、もしかして噂の大使さんじゃないかお?」
('A`)「マジか! 俺にもよく見せてくれよ。おお、人形みたいだ、これは俄然やる気出るな」
( ^ω^)「ドクオ、考えてる事が顔に出まくってて気持ち悪いお」
柱の影から会話を盗み聞きする二人。
(;^ω^)「な、なんか、大使さんの話す内容が全然頭に入ってこない事ないかお?」
('A`;)「あ、ああ、聞いたそばから頭から抜けていく感じがする……」
(;^ω^)「ドクオもかお。もしかして、これが一目惚れって奴なのかお?」
('A`;)「違うと思うぞ……」
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コマツ「服を新調しに来たぜ!」
ヒラオカ「とりあえずスーツで。ストライプのやつね。」
タナカ「おれはこの生地にしよう!」
紳士服店でオーダーメイドのスーツを買おうとする三人。
どうでもいいがこのあと霞を食って生きるつもりなんだろうか…
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('A`)「そういやブーン、お前ちゃんとスラックスの丈とか合わせてるか?」
( ^ω^)「いや、普通にこの格好で行くお。騎士たるもの非常事態にすぐ対応できないといけないお」
('A`)「そういや、ショボンさんもそんな事言ってたっけか。その割にすぐ脱いでたけど」
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【レストラン】
外から、非常に声の通りのいい青年の声がする。
青年「ペケペケ商店からのお知らせだよ!今日一日はお客様感謝デーで、全ての商品が半額!!さらに、10時からはお洋服が!!13時からは食品が更に10%OFF!!さあ、早くしないと売り切れちゃうよ!!」
青年の声がした瞬間、レストランの空気は張り詰めた弓弦のように静まり、皆の視線はソフィーに向けられた。
ソフィーはいつもの接客スマイルを表情に浮かべたまま、ぴくりともしない。なぜなら、全神経を青年に向けているからだ。
しかし、青年からの知らせが止むと同時に、時は動き出す。
ソフィー「シネア、出かける準備!!」
シネア「はい!!」
ソフィー「エリー、片付け!!」
エリー「はい!!」
ソフィー「みんな!!」
常連「はい!!」
ソフィーが何か言ったわけではないのに、呼ばれただけで自主的に店を出て行く客たち。
その後、ソフィーたちは何事も無く買い物に出かけたのだった。
この日、街の女性たちのナンパを生き甲斐とするならず者達の多くが頭にコブを作り倒れていたのだという。
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5人の飯の戯言から始まった合コン騒動。
3人のバカのしなくてもいい努力と、2人の騎士の人生をかけた
合コンは紆余屈曲の末、なぜか参加したくなった大使などの
VIPを巻き込みまくり、今始まろうとしていたッ…!
コマツ「ザワザワ…」
ヒラオカ「ザワッ」
タナカ「ザワワ…ザワワ…」
ダンスクラブ・プログレス前には緊張しきりの三馬鹿が
アモルフ「落ち着いたらどうだ…」
VIP参加のため急遽参加する羽目になったアモルフ…
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騎士団の正服に身を包んだ騎士二人が、遅れてやってきた。
( ^ω^)「おっおっ、そっちの人がクレムリンの代表者さんかお? 初めましてだお」
('A`)「どうも、帝国騎士団の者です。俺達ゃ申し訳ないんですが、この服装で参加させてもらいます」
( ^ω^)「世知辛いことに、見栄を張ろうにも金がないんだお。堪忍だお」
('A`)「まぁ、本場のカジノじゃスーツ姿の方が変に見られるって聞くしさ?」
ブーンとドクオは平民の出なので、金もなければ、こうした場所に来た事もなかった。
そして本場のカジノが何処にあるのかも知らなかった。
( ^ω^)「あ、そうそう、大使さんはまた後から来るみたいだお」
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>>394
アモルフ「武器だけは持ち込み禁止な。これはこっちも守っている。あとこっちのゲストだが…来たみたいだな。」
クラブのネオンで明るくなっている空に翼をはためかせる人影が4つ。
レーナ「アモルフー!」
アモルフ「きたか…おう!」
そのままアモルフに抱きつき甘えるレーナ。
レーナ「どう?似合っている?」
アモルフ「ああ、その前に…自己紹介したらどうだ?」
レーナ「あ、ごめんね。私はレーナ。元天使ですよ〜。」
コマツ「元て…つまり?」
レーナ「う〜ん…世間一般でいうと堕天使かな?」
ヒラオカ「…スゴイの彼女にしたなあ。」
タナカ「ツッコミが追いつかないでござる…」
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>>395
('A`)「噂のレーナさんってのはその人か。確かにべっぴんさんだな」
( ^ω^)「へー、天使なのかお。そりゃ凄いお」
('A`)「ハハハ。その羽根もクレムリンの技術で作ったモノなのか?」
少し感覚が麻痺している二人であった。
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>>396
コマツ「んな技術あるかい…」
ヒラオカ「いやそれよりも大使引っ張ってきたお前らも大概だろ…
タナカ「美人でスタイルが良ければいいじゃねえか!しかも黒髪ロングの大正義!」
レーナ「この人たち、大丈夫なの?」
アモルフ「あー…どうなんだ?それより友達もおろしてやれよ。」
レーナ「そうだね。おーい!降りてきていいよ〜!」
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>>366
('A`)「えっ。という事は、あの羽根ホンモノ?」
(;^ω^)「冗談きついお。ブーンには分かるお、これはロシアンジョークって奴だお」
何処で覚えてくるのやら、そういう言葉だけは知っているブーンだった。
('A`;)「いや、大使さんは、俺らが誘ったわけじゃなく、何処からともなく聞きつけてきたっていうか……」
( ^ω^)「そろそろ来るんじゃないかお?」
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>>398
レーナ「?本物だけど?」
腕を組んで羽をパタパタ動かしてみせる。
組んだ腕で胸が寄せ上がってしまい
コマツ「ありがてえ、ありがてえ…」
ヒラオカ「おお、ありがたや…」
タナカ「これがセクシーダイナマイトってやつか…ありがてえ…」
思わず拝む三馬鹿。こいつらの人生に悩みはないはずだ。
アモルフ「どうでもいいがお前らほかの三人を忘れんな。」
タマラ「えーっと…何この何?」
アモルフ「あー気にしてたらここではやっていけない…」
ヴェロニカ「レーナ、あなたちょっとくっつき過ぎじゃない?その人結婚しているんだし…」
ヴェーラ「あ、皆さんはじめまして。堕天使のヴェーラでーす。あのちっちゃいのがタマラで、メガネかけているのがヴェロニカ。」
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>>399
('A`*)「あ、こりゃどうもどうも。帝国騎士団で小隊長を務めてます、ドクオと申します」
( ^ω^)「ドクオ、きもいお。大体隊長はブーンだお」
早速ドクオが鼻の下を伸ばし始めたのを見て、すかさずブーンが突っ込みを入れる。
いつもの光景である。
(;^ω^)「堕天使って……。ホントだとして、そんな大っぴらに言っても大丈夫なモンなのかお?」
('A`*)「まぁまぁ、美人なら何でもいいじゃないか。堕天使だって好きで堕天したわけじゃないだろ?」
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>>400
レーナ「ん〜いいんじゃないかな?変に隠しだてするより?」
ヴェロニカ「そうね。バレて変なことになるより、最初から身分明かしとけば…」
ヴェーラ「天使なんて天国の公務員だしね!」
タマラ「辞表出して堕天したからまるっきり喧嘩別れってわけでもないし。」
何か色々ぶっちゃけ始めた。堕天使じゃなくて駄目天使じゃないのか?
コマツ「紙切れ一枚で地獄行きか…」
ヒラオカ「燃え尽きるのにわずか数秒…」
タナカ「神様と手を切って地獄の悪魔と手を取った、命知らずの傭兵(エトランゼ)…」
なにか回想し始める三馬鹿。こいつらは紙切れ一枚で地獄に落ちた口だ。
アモルフ「…とりあえずクラブに入ろうぜ。」
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>>401
(;^ω^)「あ、ちょっと待ってくれお。こっちのゲストがまだ……」
「申し訳御座いません、御待たせしました。何分急だった物で、ドレスの手配に手間取ってしまいまして……」
噂をすれば何とやら。ブーンがそう言おうとしたのを、低い男の声が遮った。
クレムリンの人間達と騎士の二人の前に現れたのは、西洋の人形の様な、少し小さめの少女……いや、女性だった。
イブニングドレスの上からケープを着た女性は、その場の人間に向けて行儀良くお辞儀をした後、にこりと笑った。
女性の後ろには黒のタキシードを着込んだ執事風の男性が仕えている。今さっきブーンの声を遮ったのも、この人物である。
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>>402
アモルフ「これはこれは…クレムリンのゲオルギー・アモルフです。本日はようこそ。よろしければエスコートさせていただけませんか?」
レーナ「ずるい!私は!?」
ヴェロニカ「あのね、一応彼はホストなのよ?」
ヴェーラ「そそ、ほかの人じゃ…ね?」
コマツ「なんかスゲエ貶められた気がする…」
ヒラオカ「じゃあお前できるか?」
コマツ「MURI☆」
タナカ「これだよ…」
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>>403
「おや、貴方は?
成る程、クレムリン。お噂は兼ねてより聞いております。では折角ですので、お願いしても宜しいでしょうか?」
「そちらのお嬢様方もご一緒で、ということで」
またしても執事が返事をすると、彼は懐から名刺を取り出し、それをアモルフに手渡した。
名刺には概ね、目の前の女性が“ヘレティラ”という国家の元首である事、彼女の名前がアトカティアと云う事が書いてあった。
「申し遅れました。私はアトカティア様の執事を務めさせて頂いております。マクダインと申します。以後お見知りおきを」
(;^ω^)「……その他の人、ってのは僕らも入るのかお?」
('A`)「言うな! それ以上言うな!」
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>>404
アモルフ「どうもご丁寧に…では行きましょうか。」
レーナ「む〜…」
ヴェロニカ「むくれないの。いきましょ?」
アトカティアの手を取ってエスコートするアモルフ。
コマツ「畜生め…」
タマラ「かわいそうだからエスコートさせたげる♪」
コマツ「生きてて良かった!」
ヒラオカ「現金なやつ…」
ヴェロニカ「じゃあ私は騎士の方に…」
ヴェーラ「どっちにしようかな?」
騎士に助け舟出してくれるヴェロニカ。多分いい人だろう。
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>>405
アトカティアの手に触れた瞬間に、微かに不思議な感覚が走る。
それにアモルフが気付いたかは定かではないが……。
もし覚えているなら、それは心の奥底を覗かれたような、そんな感覚だった筈だ。
ダンスクラブ内に入る一行を少し離れて、マクダインが見守る様に見ている。
しかしアトカティアは、男性陣よりもレーナ達、堕天使の四人に興味があるようだった。
ヴェロニカがそう言ったのを聞いて直ぐに、ブーンがさりげなく一歩下がって、ドクオを立てた。
('A`)「あっ、お、お手をどうぞ」
( ^ω^)「(ドクオ、一つ貸しだお。おっおっおっ)」
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>>406
ドアをくぐるとミラーボールや照明が眩しいダンスホールが目の前に広がる。
おそらくこの手のダンスホールは見たことがないだろう。
アモルフ(なんか肝が冷えた気がするが…)「クラブは初めてですか?」
とりあえずは当たり障りのないことを聞いてみる。
レーナ(ねえ、なんかあの人私たちを見てない?)
ヴェーラ(気にしすぎじゃないの?)
ヴェロニカ「あら嬉しい。お名前は?」
にこりと笑ってドクオの手を取る。
マジ天使に見えただろう。
コマツ「シャンパンとってきますね。」
タマラ「ありがと♪」
ヒラオカ(いいように使われてんなあ)
タナカ(いつもあんなもんですよ…)
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>>407
近代的な装飾の数々にアトカティアは最初、目を輝かせた。
しかし照明の光があまりに眩く、すぐに片手で視線を覆っていた。
アモルフがそう聞くと、アトカティアは首を横に振るった。
仮にも一国の主である彼女にとって、こういった集まりに参加する事はそう珍しい物でもないのだろう。
('A`;)「ど、ドキュ、ドクオです。よ、宜しく」
(;^ω^)「(ドクオ、どもりすぎだお。見てるこっちが不安になってくるお)」
おかんの様にドクオを見守るブーン。
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>>408
アモルフ「少々きつかったですかね?VIPルームへどうぞ。シャンパンを後でお持ちします。」
階上にあるVIPルームへ案内する。そして音楽が流れ、ダンスタイムが始まる。
ttp://www.youtube.com/watch?v=n6RTF4OPzf8
ヴェロニカ「ヴェロニカよ。よろしくドクオさん?飲み物をとってきてくださる?」
ヴェーラ「そこの騎士さん?一緒に踊らない?レーナはヤキモチ焼いちゃってさ…」
ブーンの方にヴェーラが声をかける。レーナはアモルフのところに行ってしまったようで暇なのだ。
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>>409
アモルフに連れられるまま上のフロアに登って、アトカティアは椅子に腰掛けた。
ここまでアトカティア自身は一言も発していないが……悪い子ではないはず、きっと。
('A`;)「の、飲み物……は、はい、すぐに!」
(;^ω^)「(あーっ! ドクオってば、どこ見てんだお! そっちじゃないお!) ……おっ?」
心配そうにドクオの挙動を眺めていたブーンだったが、ヴェーラに話しかけられ、意識がそっちに向く。
(*^ω^)「おっおっ、そりゃモチのロンだお」
尚、ブーンは踊りと言えば盆踊りしか学んだことがない。
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>>410
アモルフ「ではシャンパンを「アモルフー!」おっと…」
VIPルームにレーナが飛び込んでくる。
レーナ「もう!ダンスが始まっちゃったよ!」
アモルフ「わあったよ。ここで踊ろうぜ?」
音楽に合わせて体でリズムを取り始める。
レーナ「懐かしいね!二人で踊るなんて!」
アモルフ「そうだな。アトカティアさんも一緒に!」
コマツ「イェー!」
タマラ「あはっ!いい感じ!」
この二人は意気投合しているようだ
ヴェロニカ「バーカウンターは反対側よ?待っていてあげるから…」
ヴェーラ「ヴェロニカって世話焼きなのよ。そうそう、いいよ。」
ドクオの世話を焼くヴェロニカ
ブーンと一緒にリズムを取るヴェーラ
ttp://www.youtube.com/watch?v=v3pvx-6nSGE
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>>410-411
「ごめーん!遅れちゃった☆」
「でもそんなに時間経ってないよねー!」
いやに甲高い声を上げながら会場に現れたのは、騎士団のとある隊に所属する女性たちだった。
彼女らは元々合コンに乗り気ではなく、AA騎士たちとも関係は薄かったのだが、
ディアスも参加するということ、貴族にお近づきになれるということで、半ば強引に参加してきたのだった。
全員、顔面がかなりアレである……この手のイベントに必死になるのも頷ける。
特に、先ほど黄色い声を上げた二人は、ある種の『怪異』と言っていいレベルだった。
二体の『妖怪』はディアスを探していたようだったが、見つけることができないようだ。
そこで、ヒラオカとタナカに目をつけた。
豚顔の女騎士「あら!あなた達クレムリンの人でしょ!」
馬面の女騎士「ウチの男たちと違ってカッコイイわよね〜!」
近づいてくるぞ!
しかし、武器は取り上げられている――絶体絶命だッ!
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>>412
タナカ「あかん…」
ヒラオカ「あかんな…」
冷や汗が流れる二人。
頭をフル回転させてこの場を切り抜ける方法を模索する。
そしてひとつの結論に達する。
タナカ「オーケーレディ!踊ろうぜ!」
ヒラオカ「ボロボロになるまでに躍らせてやんよ!」
ボキボキと指を鳴らす二人。
覚悟を決めたようだ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=1i--HyjCsX8
レーナ「なんかしたが騒がしいけど?」
アモルフ「クラブなんてそんなもんさ。」
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>>411
アモルフがアトカティアをダンスに誘おうとした所で、マクダインがVIPルームに入ってきた。
「アトカティア様、此処に居られましたか。ワインを持って参りました」
マクダインが淡い桃色のロゼワインをアトカティアのグラスに注ぐ。
アトカティアはそれを口に含みながら、アモルフとレーナのダンスを眺めていた。心なしか、楽しそうではある。
('A`;)「ス、すんません。もうダンスが始まっちゃってますね……」
ドクオがシャンパンを取って帰ってきた頃には、もうダンスが始まってしまっていた。
ブーンもヴェーラにリードされながら、拙い足取りで踊っている。
>>412
(;^ω^)「(ゲッ! あいつらも来てんのかお!)」
('A`;)「(ご愁傷様だな……)」
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ガードマンの悲壮な叫び声と共に、ダンスホールの扉が無理矢理開かれた
「ちょっと! あたしたちをパーリーに呼ばないなんてあんた達どうかしてんじゃないの!?」
身長は2mを越え、煌々と輝くような美しい筋肉を身につけ
派手な女もんのドレスを無理矢理着込んだ男達が現れた。
男達の中心で仁王立ちしているのはアーサーと呼ばれる変卓の騎士達の中心人物。
つまり、この変態オカマ達の王だ。
「良い音楽ね」
リズムに合わせて身体をくねらせはじめる。
見る物全ての生きる意思を奪う動きだ。
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>>413
豚・馬「「キャ〜♪」」
すげえ嬉しそうな声で乗ってきた。
麗しさが微塵も感じられないダンスを踊る。
人間どのようにすれば、ここまで醜く身体をくねらせることが出来るようになるのだろう?
はっきり言って、目の毒だった。
おまけに、彼女らは騎士である。
日頃から体を鍛えている……それも、クレムリン兵士のような銃撃戦ではなく、肉弾戦を想定した訓練を行なっている。
その凄まじい体力は、しばらく尽きないだろう。
このままでは……やがてタナカたちの体力にも終りが来る。
そうすれば『ペロリ』だ。
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>>414
アモルフとレーナは踊りながら体をすり寄せたり
離れたりしてダンスを楽しむ。
アモルフ「別にステップを踏めとかしなくてもいいんで、音楽にあわせて体動かすだけでもいいですよ。」
レーナ「楽しんだもの勝ちよね?」
ttp://www.youtube.com/watch?v=WXsv6EMdwfI
ヴェロニカ「いいから楽しまなきゃね?」
ドクオをダンスホールの真ん中に連れ出す。
ヴェーラ「ここでターンして決めるの!」
タマラ「コマツ、ヘタクソー♪」
コマツ「次は決めてやるよ!」
ヒラオカ「仕掛けるポイントは…」
タナカ「次のサビの部分!」
この二人は何やら思案中。
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>>417
ダンスによって会場が盛り上がっていく中、
おぞましい動きで周囲のテンションを下げていくメスブタどもがいる一角がある。
それがここだった。
ヒラオカ達の思惑には気が付かず、更に熱中して全身を蠢かせる女騎士ども。
ヒラオカ達が何を企んでいるにしても、あまり見続けていては集中力が落ち、成功率も下がるだろう。
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>>415
アモルフ「後で騎士のバカにはお仕置きが必要だな…」
レーナ「どうすればああなるの…?」
アモルフ「えーっと…VIPルームは安全ですんで…」
主催は呆れ気味だ…
>>418
タナカ「かかったな!」
ヒラオカ「アホが!」
いかに筋肉で守られていようが絶対に守れない人体急所
鼻の下をめがけてクリスタルの灰皿をぶつけようとする。
なまじ失敗しても、ガードマンに「自分たち」が追い出されるだけだ!
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>>415
彼女ら……いや、彼らの存在はVIPルームに居るアトカティアからでも見る事が出来た。
アトカティアがマクダインの耳元に何かを囁いた。ここに来て始めて発した言葉である。
「心配要りませんよ、ああいった輩の出現は帝都の常なのです。……何、話をしたいと? それはいけません。絶対にです」
>>417
またしても、アトカティアがマクダインに何かを囁いた。
「『お気になさらず、私は楽しんでいます』と……仰っています。
アモルフ様、どうかお気遣いなさらず。アトカティア様はあまり体を動かす事がお好きでないものですから」
そして、マクダインがアトカティアの言葉を代弁した。実に奇妙な光景だ。
('A`;)「わっ、っとと! ま、まだ慣れてないんですって!」
(;^ω^)「ちょっwwwwまwww」
AA騎士二人は完全にペアの二人に振り回される形になっている。いい玩具である。
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>>419
タナカとヒラオカは、豚顔と馬面に向かって灰皿をぶつけた。
豚顔「プギィィッ!!」
馬面「あ、アウグステッ!」
『二人』に向かって灰皿をぶつけたにもかかわらず、何故か豚顔だけがダメージを受けている。
タナカたちが想定したよりも、豚顔の被害は大きい。
馬面「よくもアウグステを……許さないッ!」
馬面はその巨体からは想像もできないようなスピードで、タナカに襲いかかった!
丸太のような腕が、タナカの首めがけて繰り出される!
ガードマン?
さあな……>>415に倒されてるんじゃあねえのか?
気長に待つことだな。
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