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ここだけ魔術のある世界
715
:
絶対正義のクリシュターナ
:2018/07/30(月) 00:09:06 ID:???
>>714
「ああ、それは名案ですね!是非お願いしたいです!」
前のめりにエミヤへと申し出るクリシュターナ。
沙耶はというと、エミヤからの視線に視線を重ねて返事をした。
「それでは短剣を全て一度お預けすればいいですか?
お代は先払いでしょうか」
クリシュターナはエミヤが何を感じているか、そこは気にしていないようだ。
先日出会ったばかりだが、既に彼女の性格についてはエミヤも身を持って知っていることだろう。
716
:
エミヤ
:2018/07/30(月) 22:24:01 ID:???
>>715
「では、そのようにします。短剣は一度こちらでお預かりしますね。
いえ、代金は後払いで良いですよ、出来栄えに納得して頂けるかどうかもありますし――
そうだ、武器に属性のエンチャントなど施しますか? その場合は、数日ほどお時間を頂く事になりますが」
沙耶へ視線を向けたのは一度だけで、それ以降はクリシュターナと平凡な商いのやり取りを続けている。
(人に文句を付ける立場でもなし、自分を顧みれば尚更だし。
――――ってのを踏まえても、うん、こりゃ相当な曲者だな)
そして会話の最中、頭の片隅ではそんな考えを抱くエミヤであった。
717
:
絶対正義のクリシュターナ
:2018/08/02(木) 00:56:53 ID:???
>>716
「エンチャント、とても魅力的ですね!
戦術の幅も広がりそうです」
少し伏し目がちに思案する。
「どんな属性が出来るのでしょう?」
沙耶(こうしていると、普通の娘に見えるのにねぇ…)
718
:
エミヤ
:2018/08/05(日) 18:28:43 ID:???
>>717
「火、水、風、土の四大属性であればどれでも。その他の特殊属性だと内容次第になりますね。
ただ一つの武器に対して一つの属性でお願いしますね。こちらでは複数エンチャントは出来ませんので――」
エミヤの言では友人のエンチャンターに依頼する事になる、との事らしい。
日数を要する理由はその為らしく、追加料金も発生するようだ。
と言っても、ボッタクリ価格などと言うことは無い。むしろお安めではないだろうか。
(『生まれつきそういう人間だった』って可能性が、全く無いわけじゃないけど。
いったいどうして、何が彼女をここまで“悪憎し”としたんだろうか。過去に何かあったのか?)
719
:
絶対正義のクリシュターナ
:2018/08/09(木) 00:31:50 ID:???
>>718
「それではお試しと言ったら失礼ですが、火の属性をひとまず短剣1本にお願いします!」
目を輝かせつつ依頼した。
「悪を焼き尽くす炎。かっこいいですね!」
沙耶「あはは、そこまでの期待をされちゃうとエンちゃんもプレッシャーね」
720
:
エミヤ
:2018/08/13(月) 22:34:14 ID:???
>>719
「火ですね、分かりました。それでは……うん、二日後に取りに来て下さい。
強化を施すのと、火属性エンチャントとで――これでどうでしょうか」
と言って、価格を提示する。
適正価格より少々安く、いわゆる“お買い得”というやつだと分かるだろう。
(ま、エントなら大丈夫だろ)
沙耶の言葉には、そんな思考と共に苦笑いで返すのであった。
721
:
絶対正義のクリシュターナ
:2018/08/17(金) 00:29:52 ID:???
>>720
「こ、これはお安い!非常に懐に優しいお値段です」
商談は成立したようだ。
一礼してクリシュターナは去って行った。
沙耶「正義に固執しすぎてて、なんだか危うい娘ねぇ。大丈夫かしら」
722
:
エミヤ
:2018/09/28(金) 22:28:51 ID:???
>>721
「なんというか……奥底が見えてこないな。
言ってる事は分かるんだけど、彼女にとっての正義/悪が“なぜそれらなのか”が分からないというか」
深く理由を尋ねた訳では無いので当然とも言えるが『それにしても不気味だ』とエミヤは続ける。
「ま――良いか。
とりあえず仕事を請け負った訳だ、しっかり仕上げないとな」
肩をぐるんぐるん回しつつ、さっそくエントに連絡しなきゃなー、と張り切り調子で言うのであった。
723
:
とある功名な魔道士
:2019/12/31(火) 10:20:14 ID:InazQMq6
ここは、魔道士が好んで生活に使っている洞窟の最深部。
入り口までは自然の光が届いていたが、この場所は蝋燭の火だけが輝いており、まるで異界の雰囲気さえ漂う。
壁沿いには、魔物の骨で作られた家具や、儀式用の剣や杖等が置いてある。
そして、怪しげな釜の中では緑色の液体が湯気を立ち上らせながら、ぼこぼこと沸騰している。
「…………出来たか」
部屋の隅の暗闇のなかで、魔道士は呟く。
空間内が、地震が起きたように揺れ、壁沿いの道具が揺れる。
しかし、魔道士は揺れを気にすることなく右手を揚げると、煮立った釜から小さい"謎の物質"がひとりでに浮上し、魔道士の右手に収まる。
「……ククク、これだ!これこそ我が悲願の……」
揺れが更に激しくなる。
「ギャルのおパンティー、永久保存版!!我が魔法薬で、100年は劣化しないのだっ!!」
揺れでぐらついた骨の家具が崩れ、一斉に魔道士の頭部に倒れ、魔道士は下敷きになってしまった。
「地震、いやん……」
724
:
エメ
:2021/04/12(月) 23:20:26 ID:.rgmTDoE
「オホッ!オホホホッ!ノー自粛」
帝都の町をジョギングしている。
725
:
ハーヴェスト・ポンティヌス
:2021/04/23(金) 23:26:14 ID:.rgmTDoE
ポンタ「ここが帝都か……このような都会は、初めてだ」
都会の喧騒の中、一人たぬき人間が辺りを見回している。
「様々な噂を聞くが、今のところ変わった雰囲気はないな。まずは、暫く住む為の宿でも探そう」
そうこうしているうちに、周囲に数人の人集りが出来上がった。人間ともたぬきとも付かぬ見た目の生物は、この帝都でもなかなか珍しいらしい。
「いかんいかん」
懐から1枚の木の葉を取り出し、短く何かを唱えると、ポンタを覆い隠すように煙が沸き立つ。
そして、煙が晴れた頃にはその場には誰もいなかった。
数人の証言によると、その時煙の中を荷物を持った狸が路地の方へと走っていったらしい。
726
:
アモルフ
:2021/05/24(月) 19:25:40 ID:???
BAN!BAN!BAN!
「クリア!」
キルハウスで近接戦闘訓練を行うアモルフ。
設置してあるターゲットを撃ちながら前進。
「リロード!」
弾倉を素早く弾き飛ばし、新しい弾倉を入れる。
最後のターゲットは5個…
BAN!BAN!BAN!BAN!BAN!
コマツ「しゅうりょーっす。」
ヒラオカ「すげー新記録じゃん。」
タナカ「あれっすよ…」
タナカが壁の張り紙を指さす貼り紙には
禁酒!禁煙!禁女!
と赤字ででかでかと描かれている
コマツ「溜まってんなあ…」
ヒラオカ「嫁さんに元カノと遊んでたのバレたかな?」
タナカ「元凶僕らっすけどね。」
727
:
名無しの魔術師
:2021/06/30(水) 19:38:15 ID:TwyIVDyI
カンパニー帝都支部。
特別収容房。
「記録官、記録を開始してください。収容ナンバーK251。予言書に関する実験及び収容作業を開始します」
黒いローブを頭からすっぽり被り、仮面をつけた者が2人とオレンジ色のローブを着た男2人が狭い房の中で立っている。
オレンジローブの男たちの足には枷が付いていた。
狭い房の中には小さな丸椅子が一脚。その上には黒く焦げた様な本が一冊だけ置かれていた。
「D0721。本を手に取り椅子に座ってください」
D0721と呼ばれたオレンジローブの男は本を手に取り椅子に座った。
「この本を読めば釈放されるんだな? でも、俺は文字は殆どわからんぞ?」
「はい、本を読み終わればあなたの罪は赦されます。読めなければ読める部分だけを読んでください。ただし朗読は絶対にしないでください」
「D0120。記録する準備はてまきましたか?」
「出来たけど、俺だって知っている字の方が少ないぜ? 読み書きできりゃ盗賊なんて…」
「わかる範囲で問題ありません。それでは私の合図で実験を開始してください」
黒ローブの者たちは耳栓を装着して更に防音魔術を自分たちに施した。
お互いが声を発し互いに聴こえない事を確認すると、
「D0721、D0120。実験を開始してください」
D0721は本を開き、D0120はペンを手にとった。
1分後。
D0721の瞳が常軌を逸した速さで不規則に動き同時に頁が高速でめくられる。あきらかに本の厚みより多い頁がめくられている。
更に残像が見えるほど高速に口を動かし何か言葉を発している様な動きをする。
D0120も同タイミングで顔を上下左右に、首の骨が折れそうなぐらい早く動かし、ペンをめちゃくちゃに走らせ何かを書き始める。
3分後。
D0721、0120。両者の目、鼻、口、耳から血が噴き出す。それでも2人は動きをやめない。
5分後。
同時に床に倒れる。動きは完全に停止し絶命したのが窺える。
その際、偶然にも本は元あったように椅子の上に落ちた。床や壁が血だらけになったにもかかわらず。本に付着した様子は無い。
黒ローブの者たちは耳栓を外し防音魔術を解除した。
「魔術反応無し。結界に反応無し。外部からの介入の可能性は低いと考えます」
D0721、0120の死体を確認し、
「同じく痕跡無し…死因は解剖調査予定」
D0120が書き殴った紙を拾いあげる。
血で汚れてはいるがはっきりと読める文字で、
「…記録官、古代語は得意か? おっとこれは記録しなくていい」
記録官は今の発言を塗りつぶし、紙を除き込んだ。
「かじった程度ですが…えーっと明日は雪ですね」
「はあ? もう一度言ってくれ…あ、記録しなくていい」
「ですから、明日の天気は雪と書かれています」
「…記録再開。紙には明日の天気が書かれていた。至急除雪部隊を手配する必要有り」
恐る恐る本に近づき、ゆっくりと開いた。
そこには何も書かれていなかった。
「不活性化を確認。以上で実験及び収容を完了とする。記録終わり」
黒ローブはそのまま房を出た。
すぐさまオレンジローブが部屋に入り死体を片付け血を拭き取り始めた。
解剖の結果2人の死因は不明であったが、魔術、呪術的痕跡は皆無であり、翌日の天気は夏にも関わらず猛吹雪であった。
しかし、翌々日には積もった雪は水も残さず消えており、魔術的痕跡も見つからなかった。
728
:
名無しの魔術師
:2021/07/03(土) 21:31:43 ID:???
帝都某繁華街の裏路地
「こちら交通誘導員チーム。現場に到着した」
野良着を着た大人がオーブに話しかけている。
対になるオーブに周囲の声や光景を伝えるアーティファクトだろうが、一作業員が持てるほど安価な物ではない。
「状況を確認した。カバーストーリー工事中を使い部外者の立ち入りを阻止しろ。また、侵入者はアノマリーに接触する前に処理して構わない」
「了解しました。カバーストーリー工事中を実行します」
指揮官と思わしき男の指示を受けながら素早く路地は封鎖された。
全ての侵入路は塞がれ、建物の屋上から侵入されない様に人員を配置する念のいれようだ。
素早い展開、高価な装備。作業員とは建前でよく訓練された者たちだろう。
「あー、すんません。この先で地下道が崩落したみたいでこの先通れないんですよーすんません。ご迷惑おかけします」
しかし身のこなし、口調は上手くごまかせている。
通行止の看板には帝都の道路管理局の名前も入っているので疑う者はいないだろう。
帝都では見慣れた光景だ。誰もが何も疑わずその中で何が起き何が行われたか知るよしもない。
後日、害虫駆除の炎魔術が暴走し周囲は焼け野原になったと発表された。
また、毒性が強い害虫が地上に逃げた恐れがある為、当時付近にいた人々には癒術士や医者により投薬治療が行われた。
その後は何もなかったかの様に復旧され、誰もが事件を受け入れ日常に戻っていった。
729
:
名無しの魔術師
:2021/09/09(木) 16:47:47 ID:Xyxxqg1s
カンパニー帝国支部
カタコンベ特別収容所
教会内部でもごく一部の限られた者しか知らないカタコンベの一角に厳重に封印された収容房が存在する。
収容房は一見するとただの岩だ。外部からは中が見えない造りになっている。唯一中を見る方法天井にあけられた通気孔のみである。
その収容房は常に機動部隊888-カノンにより警備されている。
他の収容施設は収容物を押さえ込むようにして防備を固めているが、この収容所では外敵から収容物を守る為の造りになっている。
収容房の中で1人の少女が祈りを捧げている。
誰もが異質な光景だと思うだろう。少女を縛る鎖は肉に食い込み、肉を腐らせている。
だが、誰がみても神々しさを感じ少女と共に祈りを捧げたくなるだろう。
房から離れた職員休憩所。
「折角機動部隊に配属されたのに、こんな地下暮らしになるとは思いませんでしたよ」
「ラッキーだと思え。ここは殉職率が低いから長生きできるぞ」
「でも、あんな岩を守るだけじゃやり甲斐がありませんよ。しかも女の子を閉じ込めてるんですよね」
「岩に女の子って…配属の時に説明されなかったのか?」
「途中から寝てましたよ。その肝の太さで採用された様なもんですからね」
「自慢げに言うことじゃねえだろ…まあいいもう一度教えてやろう。中にいる少女じゃない神の子だ」
「なんの神様の子供なんです?」
「わからない。だから収容されている。そしてあの少女を見た者は少女が信奉している神と同じ神を崇める様になる。
そして自らの罪を代わりに背負う少女を神の子とし崇拝するんだ」
「……それだけで収容されてるんですか?」
「話は最後まで聞けよ。信者の数一定になると邪教徒として弾圧される様になる」
「帝国では信仰の自由は認められていますよ」
「いいや。必ず弾圧されるんだ。そして少女は邪教祖として処刑されるんだ」
「……それだけですか?」
「そこから先はわからない。前回はここ何とか阻止したらしい。だが研究者の予想だと世界は救済され新しい世界が始まる」
「……それって世界再構築ということですか?」
「推測だがな……」
カタコンベの地上部にある教会には今日も多くの礼拝者で賑わっている。
皆が祈りを捧げる先には鎖で縛られた少女の石像があった。
730
:
レーナ
:2021/09/18(土) 23:14:36 ID:???
??(? ゜∀゜)???
鳴らない言葉をもう一度描いて〜
???(゜∀゜)??? ???(゜∀゜)???
??人??
??゜∀゜??
赤色に染まる時間を置き忘れ去れば〜
???(?゜∀゜)????
哀しい世界はもう二度となくて〜
???(゜∀゜)??? ???(゜∀゜)???
人
(゜∀゜)
荒れた陸地が こぼれ落ちていく〜
?? ?(゜∀゜) ? ??
一筋の光へ〜
(例のアレを踊る)
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