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嫌がらせ代理人
1
:
名無しの魔術師
:2010/10/20(水) 14:27:49 ID:KedL0Q5g
【嫌がらせ代理人とは?】あなたが,憎む相手に対し嫌がらせを行います。
自分ではどうしても嫌がらせを実行する勇気と時間がないという方。警察
に捕まりたくないという方。私達はあなたの復讐をお手伝いをします。
詳しい内容は嫌がらせ代理人と検索してHPをご覧ください。
私達に嫌がらせを依頼される方はフリーメールアドレスや匿名の名前で依頼してください。
依頼用メールアドレス
kakuu56789@mail.goo.ne.jp
kakuu5678@yahoo.co.jp
309
:
銀
:2012/05/10(木) 01:48:52 ID:???
>>308
「ふ…出来るものならな」
と軽く受け流した。
310
:
ミュンツァー侯爵
:2012/05/10(木) 01:51:03 ID:???
>>307
ジョバンニ「悪いなお若いの。わしは70のジジイだよ」
相変わらず甲冑の面で顔は見えないが、からからと笑う声が明らかに若い。
どう聞いてもよくて30代前半だ。
リューレイ「貴様でジジイなら俺は何だ?」
ジョバンニ「ぐぬぬ……」
……どうもこの部隊、何かがおかしい。そう感じざるを得まい。
>>308
「ええ、共に平穏の鐘を鳴らしましょう、ユンツト卿」
その手を握るミュンツァー侯。
311
:
ラモラック
:2012/05/10(木) 01:56:11 ID:???
>>308
「じゃぁ若者はとりあえず長旅の老人の労えやぁ」
>>310
「若づくりしてんじゃねーぞ爺ィ。
つーかお前ら化けモンと違って俺ァ一般ピープルなんだよここにいる身分じゃねーの」
312
:
アーサー
:2012/05/10(木) 02:07:08 ID:SVtv/fVA
>>309
「…上等だ、その余裕仮面ごと後で引っぺがしてやるから覚えとけよ」
挑戦的な笑みを浮かべるアーサー。印象通り好戦的な性分のようだ。銀からすれば御しやすく思えるかもしれない。
>>310
フリードリヒ「フリードで結構です、先ほども言いましたが貴族と言っても名ばかりですので」
握手をし、改めて特魔のメンバーに一礼するフリードリヒ。
>>311
「なーんで見ず知らずのオッサンを労わるんだよ俺が!」
シエラ「味方にやっかむんじゃないよアーサー…全くしょうがないわね…ラモラックさんでしたっけ、帝国の騎士の方ですね?よろしく」
と、隣にいた若い女性がアーサーのフォローをする。
313
:
銀
:2012/05/10(木) 02:11:29 ID:???
>>312
(扱いやすいな。だがそれだけに
その内面を折ることは難しいだろう)
「良い眼だ」
とぼそりと呟いた。
314
:
ミュンツァー侯爵
:2012/05/10(木) 02:15:05 ID:???
>>311
ジョバンニ「あのフレデレック侯爵とチェスを打てる間柄の下級騎士が一般ピープル?
よく言うわい」
若作りその他の部分は華麗にスルーした。
>>309
>>312
銀とアーサーの掛け合いを離れて眺めるもう一人の仮面、マスカレード。
マスカレード(悪くはない組み合わせやもしれぬな……)
「では、私のこともヘルベルトと」
侯爵の背後で礼を返すルシンダとリューレイ。
315
:
ラモラック
:2012/05/10(木) 02:19:31 ID:???
>>312
「血気盛んな奴だ、うちのディンによく似てらァ。」
「嬢ちゃんも、な。つってもまァ騎士つっても最下層の下っ端だからそんなに
気兼ねなくていいってよお。」
首筋ぼりぼりと掻きながらキシシシシシ、と子供のように笑う。
316
:
アーサー
:2012/05/10(木) 02:21:38 ID:SVtv/fVA
>>313
「へ、後で良い面かどうか俺も見てやるからな…ん」
ここで、マスカレードに見られている事に気付くアーサー。視線をそちらへと向けた。
>>314
「テメェのも剥がしてやろうか?ルードヴィヒのオッサンの周りは変わった奴が多いな」
変わった奴、の意味がどういうニュアンスだろうか。
>>314
フリード「分かりました、ヘルベルト」
背にした剣と、纏う魔力からフリードの力が底知れぬ事を、背後にいる二人も感じるだろう。
軽口を叩いているアーサーも、フリードに負けず劣らずと言った感じだ。
317
:
ラモラック
:2012/05/10(木) 02:22:55 ID:???
>>314
「アレは紆余曲折複雑怪奇な巡合があってだなァ・・・」
>>313
「おめェ、仮面蒸れねーのか?」
318
:
銀
:2012/05/10(木) 02:30:10 ID:???
>>317
「問題ない。仮面どころかマントにフードだ。
暑い時も寒い時も常にこの格好だ」
319
:
アーサー
:2012/05/10(木) 02:31:30 ID:SVtv/fVA
>>315
「ディン?息子かなんか?」
シエラ「中々特殊な立場みたいですね、ラモラックさんは」
「ヘッ、どんな能力を見込まれたか知らないが…まあ戦場で度肝抜かれないようにしておけよ」
320
:
ミュンツァー侯爵
:2012/05/10(木) 02:35:46 ID:???
>>316
ルードヴィヒ「それだけ俺の人脈は広いのさ。はははは!」
マスカレードは何も言わず姿勢すら変えなかった。
リューレイ「(一口に人間とまとめ扱う事はやはり愚からしいな)」
真紅のマントが風もないのにかすかに揺らいだ。
>>317
ジョバンニ「ほうほうそいつは興味深い。
そのうち聞かせてもらいたいもんだのう」
321
:
ラモラック
:2012/05/10(木) 02:40:09 ID:???
>>318
「おめぇは修行僧かなんかかよ・・・」
うわぁ・・・という顔でちょっと引く
>>319
「長女だよ」
「もう身内の異様なこいつからして度肝抜かれてる、ッつーの」
銀を親指で指しながら呆れたように言う。
「若いってのはいいねェ。怖いもんなしだオッサンはびくびくしながらついてくさねえ」
欠伸しながらいう。
322
:
銀
:2012/05/10(木) 02:47:19 ID:???
>>321
「あながち間違っていないかもしれんな」
と少し口元に笑みを浮かべた。
323
:
ルドルフ
:2012/05/15(火) 01:39:58 ID:SVtv/fVA
>>320-322
挨拶を済ませた一同。ルドルフの勧めでその日は宿舎にて過ごす。
そして朝を迎え、いよいよ反抗作戦が動きだすのだった。
―ミックリッド王国軍兵舎・会議室―
「今回の作戦は帝国軍の援軍により増えた兵数を用い、前々回と前回のハマト攻略戦の反省点を踏まえたものとなっている」
巨大な地図をテーブルの中央に置き、参加者全員に見えるようにする。チェスなどで使う駒などが要所要所に置かれていった。
「私が率いる正規軍は砦の戦力を引きつけてこの平原地帯で戦闘に突入させる」
「そして開戦が確認された直後…特殊部隊特魔の諸君と、キルリデの魔術師隊に砦内部へ入り込んでもらい、内部を制圧して欲しい」
「守るべき拠点が落とされ、指揮官を失えばどんな屈強な軍団も烏合の衆となる」
駒を動かしながら、難しい顔でルドルフは語る。
「唯一の問題はハマトの指揮官のカガーリンはかなり腕の立つ男だと言う事、そしてあの魔剣士エーヴェが未だ砦の守りについている事だが…」
アーサー「エーヴェには借りがある、俺としては願ったりの状況だ」
フリード「お前が正面きってやりあって負けた相手か…会うのが楽しみだ」
特魔(帝国からの援軍キャラへの)選択肢
・今回の作戦に特に言うことは無い
・配置換えを希望する(ルドルフと共に陽動)
324
:
銀
:2012/05/15(火) 01:52:41 ID:???
>>323
「……砦の侵入自体は容易いな。
魔の者がいるのか。珍しい」
銀は砦侵入ルートに行くようだ。
元より銀は暗殺者
直接ぶつかるよりも向いている。
325
:
アーノルド
:2012/05/15(火) 20:46:21 ID:SVtv/fVA
>>324
「侵入自体は、な」
オールバックの青年が口を挟んだ
「一度、ここで雇われている腕の立つ傭兵魔術師と共に偵察を行った事がある」
「砦は二度に渡る戦闘のダメージで損害こそあれど、内部の兵士たちの士気は決して低くは無かった」
「そして件の…魔剣士エーヴェに関して言えば、その実力差は次元が違うと言っても良いかもしれんな」
何せ、こちらの闇討ちを見事に看破してみせたからな、と語る。
「暗殺の類は、エーヴェには通用しないだろうな」
アーサー「だろうな、アイツは少なくとも『人間』じゃない…まともな手段で罠に嵌めたりするのは極めて無理だろうよ」
326
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 00:25:06 ID:???
開けた荒野に風を切る音が響く。
ハマト砦から少し離れた場所で、エーヴェは刀を振るっていた。
それは命を絶つ事を目的とした物では無く、自身の修練の為である。
ひたすらに、刃が何も無い空間を裂く。
決まった型で、規則的に同じ動きを繰り返すのではなく、様々な動きに合わせて刃が振るわれる。
自身がイメージした“敵”と打ち合い、やがては切り伏せているのだ。
言うまでも無い事だが、刃が向けられる先には誰も居ない。
しかしエーヴェには確かに“敵”となる相手が見えており、その者と戦っている。
「――――」
横一文字に刀を振り抜いた瞬間、今までが嘘のように、エーヴェの動きが静止した。
恐らくは“敵”を倒したのだろう――流れ出た汗を意にも介さず刃を鞘に納め、一度、大きく息を吐いた。
327
:
エーレ
:2012/05/16(水) 00:46:23 ID:SVtv/fVA
>>326
その一部始終を、微動だにせず、表情も変えずにエーレは眺めていた。
やがてエーヴェが刀を鞘へと納め、息を吐いた所で――少女は口を開いた。
「誰を想定した戦いだったのでしょうか?私の知る人物でない事は…確かですが」
328
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 00:56:47 ID:???
>>327
「……弟だ。双子の、な」
少しの間が開き、質問に対する返答があった。
激しく動いた事と、大量に汗を流した事で垂れてきた前髪を、エーヴェは鬱陶しそうに掻き上げる。
「俺の“敵”を想定するとなると、奴ぐらいのものでな」
言葉を続ける一方で、エーヴェは不思議に感じている事があった。
エーレを相手にすると、よく一言二言と余計な情報を与えてしまう事である。
与えても支障の無い情報ばかりという事もあり、特に後悔はしていないのだが……
329
:
エーレ
:2012/05/16(水) 01:04:22 ID:SVtv/fVA
>>328
「弟…」
エーレの無垢さがそうさせているのだろうか。
この儚げな雰囲気を常に纏う少女は害にもならなければ特にもならない。
「私にもいますが、エーヴェとは違い血は繋がっていません」
「それに、数も沢山です」
と、珍しく少女が話題を広げてきた。
330
:
銀
:2012/05/16(水) 01:09:05 ID:???
>>325
「…何を言ってる。
誰もその魔の者の相手をするとは言っていない。
目的の人物はカガーリンという人物だろう。
何も問題ない」
331
:
アーサー
:2012/05/16(水) 01:12:26 ID:SVtv/fVA
>>330
「なんだ、意外とセコイんだな」
フリード「彼の生業を考えれば当然だろう、アーサー」
「だがカガーリンを殺る前にエーヴェがいるって言ってるんだよ、こっちのステルスを看破してな」
「それに一度アサシン仕向けたけど失敗したんだってな、ルドルフ」
ルドルフ「……ああ、一流のアサシンを差し向けたが、カガーリンの特殊な能力で暗殺を阻まれたそうだ」
332
:
銀
:2012/05/16(水) 01:19:47 ID:???
>>331
「そうだな。セコイだろうな。
だがそれで充分だ」
「特殊な能力?」
333
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 01:21:44 ID:???
>>329
思考の末に、一つの理由に思い当たる。
害にはならないのは確かだが、得になる事も無い。
……得にならない事をしても意味は無い。今後は気をつけよう。
誰に誓う訳でもなく、エーヴェは内心で決意するのであった。
「ほう」
エーレの発言を聞き、興味深そうに相槌を打つ。
「連れ子か何かか?」
334
:
アーサー
:2012/05/16(水) 01:23:03 ID:SVtv/fVA
>>332
「充分ねえ…俺達には分からない感覚だ」
ウォルグガング「一緒にするな」
ルドルフ「報告でそう聞いている、だが具体的な事は分からないのだ
だからこそ、今回の作戦では銀、君のようなアサシンを用いていながら特魔にも動いてもらう事にしたのだ」
335
:
エーレ
:2012/05/16(水) 01:26:01 ID:SVtv/fVA
>>333
「いいえ、私の後に『調整』された子達です」
と、ハマト砦の方に視線を向けた。
「実験部隊、ですから…私以外にも『力』を持った子達がいます」
「その子達は皆、私で得た記録を基にして作られましたから、私の弟だと上司が言っていました」
上司…カガーリンとモメていた白衣の男が思い浮かぶ。
「けれど、彼らは失敗作だとも言っていました」
336
:
銀
:2012/05/16(水) 01:31:54 ID:???
>>334
「そうか、気に留めておくとしよう」
銀はいつでも乗り込める状態だ。
337
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 01:39:28 ID:???
>>335
「……そういう事か」
成る程、と納得して、エーレの隣に座り込んだ。
鍛錬の後で立ち話に疲れたか、話が長くなりそうだと読んだのか、そのどちらかだろう。
「お前が部隊の主力だと言うのだから、その理屈では“失敗作”も妥当な話だな」
恐らくは、エーレが最初の実験体にして成功作。
その記録を基に実験を重ねてきたというのに、最初より結果が振るわないようでは失敗とも言いたくなるだろう。
上司――予想だが、あの白衣の男――の立場から考え、エーヴェは発言した。
到底、エーレに及ばぬからこその“失敗作”なのだろう、と。
338
:
エーレ
:2012/05/16(水) 01:46:13 ID:SVtv/fVA
>>337
「そうですね。事実として、弟達が全員で素手の私を本気で殺しに来たとしても全員を始末する事は出来ると思います」
「私抜きではハマト砦を制圧しても、そのあとで来る反撃で全滅する程度の戦力でしょう」
表現が大きすぎてイマイチその「弟」達の強さが伝わらないが、エーレ抜きで現在のハマトの戦力とやりあえる程度には能力があるようだ。
「つまらない話をしました」
と、自分から話題を終わらせたエーレ。おそらくこれ以上語る事がないのだろう。
339
:
アーサー
:2012/05/16(水) 01:50:53 ID:SVtv/fVA
>>336
ルドルフ「リンドールがいれば会わせたかったのだがな、生憎今は別件で動いてもらっていてな」
「リンドール?」
ルドルフ「ああ、諸君らキルリデと特魔の者にだけは話を通しておくのだが、先に話した優秀なアサシンだ
帝国のドラゴン・ガーデンと呼ばれる土地を収める、カイザー家の当主でもある」
シエラ「領主が暗殺者をやっていると言うの?」
ルドルフ「これは秘密裏の話だ、諸君ら以外の他言は無用にしてほしい」
340
:
銀
:2012/05/16(水) 01:53:37 ID:???
>>339
「……迂闊に話す内容でもない。
ここにいる者だからと、信用するのは安易だ」
ちら、と室内の人物たちを見渡す。
341
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 01:55:27 ID:???
>>338
「まあ、暇潰しにはなった」
無理やりに話題が打ち切られてから、数秒後、ぽつりとエーヴェが呟いた。
特に必要も無かったのだろうが、一応の気遣いのようだ。
「ああ、そういえば――質問がある」
そしてふと、思い出したように口を開くと、
「お前の“力”……その源について、お前の上司は何か言っていたか?」
342
:
アーサー
:2012/05/16(水) 01:59:31 ID:SVtv/fVA
>>340
「心外な事言うじゃねぇか仮面野郎」
フリード(マスカレード殿もいるが…)
「此処にいるのは全員傾きかけた国に味方する酔狂な連中ばかりなんだぜ?しかも、聞いた話じゃお前ら特魔だって殆どが身内で編成されてるようなもんじゃないか」
「それに案外、そう言う事言いだす奴が一番信用できなかったりするんだよな」
ルドルフ「アーサー、いい加減にしないか。君の気性の荒さは勿体ない短所だ…私は諸君ら全員を信用している
そうして信じあわなければ、この情勢は覆せない。オルティジア帝国軍は恐怖による侵攻を続けている。ならば我々は一丸とならなければ勝てはしないんだ」
「それで万が一裏切られたらどうするんだよ」
ルドルフ「その時は私の落ち度だ、裏切り者にこの首を差し出そうじゃないか…最も、この場にそんな者はいないと私は信じているがね…さ、時間が惜しい、準備にとりかかってくれ」
343
:
銀
:2012/05/16(水) 02:07:57 ID:???
>>342
「ふっ、疑ってくれて結構だ。
この中では私が一番妖しい人物だろうからな」
そして壁際から動き
「準備は出来ている。
いつでも可能だ」
344
:
エーレ
:2012/05/16(水) 02:08:06 ID:SVtv/fVA
>>341
「私は実験体ですから、詳しい話はされていません」
おそらく七割予想した通りの答えが返ってきただろう。
「ですが、この力―――DSXSは魔族に対する『憎しみ』を増幅させたモノだと言われました」
「憎悪と言う感情を爆発的に増幅させ、身体に巡る魔力を無理矢理に増幅、増幅された魔力による人体の強化と性格変貌による人格好戦化」
「魔族が戦闘の時に使うと言われている『覚醒』または『解放』状態をこのような形で再現したモノであるとは説明を受けました」
淡々と語りながら、エーレは自身の服の胸元をはだけさせた。
露出した白い肌には無粋な黒い術式文様と、埋め込まれた赤い宝石のようなものが見える。
その術式は、魔界から人間世界に伝承したと思われる強化呪文に似ていた。
345
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 02:20:50 ID:???
>>344
「――成る程」
一通りの話を聞き、エーレの胸元に埋め込まれた宝石らしき物を見て、一言。
「仕組み自体は単純な物だが、お前の上司は何処で“それ”を知ったのだろうな」
それ、とは魔族が行う『覚醒』『解放』の事だ。
術式自体は人間界に伝承されている事もあって、珍しくは無いが、こちらは真っ当に知る事は出来ない筈。
エーレに聞いた所で答えが返って来る筈も無いが、疑問を口に出さずには居られなかった。
「……まあいい」
「ところで、この術式と宝石が破壊されればどうなる。お前は力を失うのか?」
346
:
エーレ
:2012/05/16(水) 02:26:09 ID:SVtv/fVA
>>345
「された事が無い上に聞かされたこともないので分かりませんが、多分力を失うと思います」
はだけた服を戻しながら語るエーレ。
やはり感情が余り動かないのもあるのか、異性に肌を見せた事に対する恥じらいなどは無いように見える。
「この宝石…コアと呼ばれるモノは私の身体の内部と一体化しているので、破壊されればおそらくは致命傷になる可能性もあります」
「上司は研究者ですから、偶然にも魔族と術式が繋がったのではないでしょうか…憶測にすぎませんが」
と、其処まで話した時だった。二人の耳に、重い角笛の音が届く。
ハマト砦から鳴るそれは、警戒警報の役割を持っていた。
「何かあったようですね、戻りましょう」
347
:
エーヴェ
:2012/05/16(水) 02:38:12 ID:???
>>346
「やはり、そうか」
こちらは予想通りという事もあり、特に大きな反応を見せる事は無かった。
エーレの身体を間近で見ても、表情が変わる事は無い。
男女の組み合わせによる華など、この二人にとっては程遠い話だろう。
「成る程、可能性としては低いが、ありえん話では無いな。
わざわざ人間を使って実験する程だ……相当の魔族フリークなのかもな」
言って、フンと嘲笑うような笑みを浮かべている。
決してエーレに向けられた物では無いのだが、勘違いされても仕方ない。
そして、唐突に響いた警笛を聞き、そちらへ視線を向ける。
「休息も取った事だ、悠長にはしてられんな」
エーレの言葉に頷き、ハマト砦へ向けて走り出した。
348
:
ラモラック
:2012/05/16(水) 16:36:05 ID:???
>>323
「あー、んじゃ俺ァ勝手でワリィが、
小分隊行動させてくれ。あと何人か、若い衆貸してくれっと
ありがてェんだが。陽動の一助っつーか、ちょいと気になる事もあるしなァ。」
首をこきこきならしながら荷物を漁り言う
349
:
名無しの魔術師
:2012/05/30(水) 03:19:38 ID:SVtv/fVA
>>343
アーサー「疑われてる自覚があるなら、多少はマシだな」
そう言って嫌味な笑みを浮かべるとアーサーはさっさとその場から出て出発の準備に向かってしまった。
>>348
ルドルフ「了解しました、ではそのように手筈を整えましょう」
ラモラックの申し出に、フレデレックの代理として参加した二人の若い騎士が前に出た。
フォルト「ラモラック殿、ならば俺達もそちらに参加します。潜入よりは役に立てると思うので」
アルロス「フレデレック卿から良く話を聞かされました、貴方の騎士道を学びたいと思います」
赤い鎧の騎士がフォルト、緑の鎧の騎士がアルロスだ。一応、港でもフレデレックから紹介されている。
350
:
ラモラック
:2012/05/31(木) 21:19:42 ID:???
>>349
「おーおーフレデレの指折りどもかい。いきがいいな
俺の騎士道は見習わんがいいなぁ。後行の憂いになっちまわァ」
バツの悪そうな顔で笑いながら髭の浮いた顎を搔く。
ぽいぽいっ、とフォルトとアルロスに大きな分厚い麻袋を渡す。
「まずァ"武器"の調達だ」
小さく笑いながら、自身も大荷物を整理し、ザックホルダーを体に巻きつける
351
:
フォルト&アルロス
:2012/07/03(火) 04:08:28 ID:SVtv/fVA
>>350
フォルト「武器…ですか?既に既存の部隊の装備は整っているように見えますが…」
アルロス「ならば参考程度にします。フレデレック卿から話を聞く限り、貴方の今の地位に違和感を感じますので…」
そう言って麻袋を担ぎ、ラモラックへと続く若騎士たち。
アルロス「では皆さん、我々は行きます。砦に向かう方は御武運を」
352
:
ラモラック
:2012/07/11(水) 18:10:43 ID:???
>>351
――――移動した先は
「くひひひ・・・対魔術使い用の武器っつったらこれしかねェわな」
砦から少し離れた所々が巌穴と化した荒れ地。
畳が積み重なったような荒れ岩地と化していた。
マテリアルアーティファクトの爪痕が生態系環境に影響していると容易にわかり、
その威力を物語っていた。
「よっと」
と言いながら寝そべり、岩畳に耳を当てる。
「おっこの辺か」
小さな子供一人すら通れそうにない洞穴を覗き込みながら言う。
「オメーら、ここの穴にその麻袋被せてくれ、袋口しっかりと抑えつけてなァ。」
353
:
アルロス&フォルト
:2012/07/25(水) 01:17:52 ID:SVtv/fVA
>>352
アルロス「ココですか」
マテリアル・アーティファクトの威力を物語る風景に驚いていたアルロスが、怪訝そうな顔をする。
とりあえずラモラックの指示の通りに麻袋をしっかりとかぶせる。隙間ができないようにフォルトもしっかりと抑えている。
354
:
ラモラック
:2012/07/26(木) 03:17:35 ID:???
>>353
「んじゃ」行くぞぉ、放したら命にかかわるからな」
きしし、と笑いながら
フォルト・アルロス達が押さえていない岩盤の残りの小さな隙間に干草の束に火をつけ
中に放り込み、急いで蓋をするように急いで残りの乾草を詰めた。
と―――――――――
ブォゥゥゥゥウオオオォオオ!!!
細かい轟音、といった方が正しいのだろうか
麻袋を抑える彼らの手にいきなりの負荷がかかる
「ほれ!しっかり抑えんとしぬぞぉ!」
笑いながら言う
355
:
フォルト&アルロス
:2012/12/12(水) 19:04:02 ID:SVtv/fVA
>>354
フォルト「うお、ちょ!?これは…!!」
アルロス「な、なんて負荷だ!」
放したら死ぬというので必死になって抑え込む若い騎士二人
フォルト「ラ、ラモラック殿!これは一体何ですか!?」
356
:
ラモラック
:2012/12/14(金) 22:22:47 ID:???
>>355
石畳に耳を当てて何かを確認したあと
「よし、と」
二人が持っている大袋の口を手早く縛った。
袋のなかからはヴヴヴヴヴヴ、と細かい何かが振動している音がする。
「よーし。武器も手に入れたし、持ち場に行くか」
大袋を二人にわたし、荷物を担ぎ直す。
357
:
フォルト&アルロス
:2012/12/15(土) 01:50:29 ID:SVtv/fVA
>>356
フォルト「ハ、ハァ……」
座り込み汗を拭うフォルト
アルロス「その大袋の中身だけで戦うのですか?」
息を整えながらアルロスは訝しげに振動する袋を睨んだ
アルロス「い、今のは一体何なのですか、ラモラック殿」
358
:
ラモラック
:2012/12/15(土) 09:41:28 ID:???
「ばっきゃろ、こいつはとっときの武器だぞ」
「"毒"だ。即効性、凶悪性のみで言えば世界一、のな。」
言いながら荷物運びの台車を引いてくる。自前で用意したものだろうか。
そして
「よっ。」
ざばっ。
アルロスとフォルトに白い粉を振りまいた
煙たい。
「台車に馬を繋いで、戦線に向かうぞォ。
いざ〜ゆ〜か〜ん〜♪われ〜いくさーばへ〜♪
ねがわーくーばー♪ほまれ〜のぶこう〜を〜♪」
緊張感がない軍歌を唄いながら台車に荷物を積む
「いくぞ」
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