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【憩いの】カンタン・ワダーイ【酒場】
1
:
バーテンその2
:2007/10/08(月) 22:33:31 ID:Ha7KrDS.
いらっしゃいませ、ようこそカンタン・ワダーイへ。
こちらはどなたでも気軽にご利用いただける酒場です。
未成年の方でもお楽しみいただけるようお酒以外の品揃えも豊富です。
ならず者と呼ばれるお客様でも拒否はいたしません。
ですので、さまざまな人とのふれあいがあり
さまざまな情報が飛び交う場所としても評判をいただいております。
基本的にあまりマスターはお見えになりませんが、
私のほかに数名のバーテンダーがおりますので
寂しいときはどうぞお気軽に話しかけくださって結構です。
言い忘れておりましたが、
店内での重犯罪と食い逃げはどうなっても知りませんよ。
では、ご注文をどうぞ。
618
:
名無しの魔術師
:2010/10/01(金) 23:23:59 ID:SVtv/fVA
>>617
アルコールとジュースでは対抗すら成り立ってないような気がする、と金髪の男は思ってくすりと笑った
「ええ、実は私こう見えて…」
金髪の優男はこう言った
【選択肢】
・「汚れ役でもなんでもする殺し専門の何でも屋なんです」
・「実は帝国軍の軍人でして…はは、意外でしょ?」
・「傭兵ギルド『飛竜』に所属してる傭兵なんです」←この場合は傭兵ギルド『飛竜』は割と有名…と言う体でお願いします
619
:
カードマスター
:2010/10/01(金) 23:27:01 ID:unuCbDYc
>>618
「汚れ役でもなんでもする殺し専門のなんでも屋なんです」
そう男は笑顔で言い放った
「へぇそうですか」
しかしカードマスターはケロっとしている
「殺し専門でなんでも屋とは矛盾してますねぇ」
二杯目のオレンジジュースを取りに行く
620
:
名無しの魔術師
:2010/10/01(金) 23:34:28 ID:SVtv/fVA
>>619
「おっと、痛いところをつきますね」
トクトクトク…とバーボンをグラスに注ぐ
「じゃあ言い直しましょうか、血生臭い事をなんでも請け負う屋です」
「そんな事ばっかしてるから街の酒場に安易に飲みに行けないんでこうやって遠路はるばるこの店に来た次第でして」
621
:
カードマスター
:2010/10/01(金) 23:38:19 ID:unuCbDYc
>>620
「なるほど、ここならば確かに安心ですね
殺し屋も怖がって暴れないと言われる程ですから。」
オレンジジュースを持ってカウンターへ戻ってくる
今度は男の隣に座る
「もし私が依頼したら請け負ってくれますか?」
彼女の口元は笑っている
だが彼女の目は明らかに殺意が籠っている目だった
622
:
名無しの魔術師
:2010/10/01(金) 23:42:37 ID:SVtv/fVA
>>621
「ええ、それで飯を食っているんでね」
慣れているのか、そんな眼を見ても動じる事のない金髪の優男
二杯目のバーボンもぐいっと飲みほした
「ああ、こんなに話しているのに自己紹介もまだでしたね…私は…」
「レイジ、仕事上は簡単にこう名乗っています」
623
:
カードマスター
:2010/10/01(金) 23:44:55 ID:unuCbDYc
>>622
「じゃあそうですねぇ私と同じ格好の男を殺してくださいと依頼しましょうか」
本当に依頼してきたこの女
「レイジさんですか、良い名前ですね」
とだけ言ってこっちは名乗らない
624
:
レイジ
:2010/10/01(金) 23:46:35 ID:SVtv/fVA
>>623
「分かりました、貴女と同じ格好をした男性…ですね」
確認の為一度カードマスターを上から下まで眺める
「ありがとうございます、貴女は基本的にここにいるんですか?」
雇い主が名乗らない=名乗りたくないと言う判断らしく、聞いてくる事はない
625
:
カードマスター
:2010/10/01(金) 23:50:01 ID:unuCbDYc
>>624
「えぇここに居ますよ、奴はカードマスターと名乗っています
私も同じ・・・カードマスター、それが今の名前です」
結局名乗ったこの女
(あれ?今お金ありましたっけ・・・)
ふと現在の財政状況を思い出す
626
:
レイジ
:2010/10/01(金) 23:52:43 ID:SVtv/fVA
>>625
「カードマスターがカードマスターの殺しの依頼…面白い仕事になりそうですね」
空っぽのグラスをテーブルに置く
「引き受けましょう…それで、もう動いた方が良いんですか?時期を待つなら、それも構いませんよ…支払いの方は…そうですね、仕事が終わってから決めましょうか?」
627
:
カードマスター
:2010/10/01(金) 23:54:04 ID:unuCbDYc
>>626
「出来るなら動いて貰いましょうか・・・アイツの死体をすぐに拝みたいですしね、
ですが・・・ できることならトドメは私に刺させてくださいね」
628
:
レイジ
:2010/10/01(金) 23:57:17 ID:SVtv/fVA
>>627
「半殺しで持ってこい、と…難しい注文ですね、少し割高にさせてもらいますよ?」
席を立ち、ジャケットのポケットから指抜きグロープを取り出して両手に被せた
この殺し屋…もとい血生臭い事をなんでも請け負う屋の武器は…拳のようだ。
「善処しましょう、まさかこんな場所で仕事の話になるのは意外でしたが…誰もいないのは幸いでしたね」
「では、私はこれで…生きてたら、また会いましょう」
そう言うとレイジと名乗った男はワダーイを後にするのだった
629
:
カードマスター
:2010/10/02(土) 01:02:55 ID:unuCbDYc
「・・・あの人・・・大丈夫でしょうか・・・」
急に不安になってきた
630
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 00:43:56 ID:unuCbDYc
じゅーじゅー
オレンジジュースを飲みあさる
631
:
レイジ
:2010/10/07(木) 00:45:39 ID:SVtv/fVA
>>629
「どうもこんばんは」
片足を少し引き摺りながら再びワダーイにやってきた、「血生臭い事なんでも請け負う屋」のレイジ
「情けない話ですが仕留め損ねた上に余計なダメージまで負ってしまいましたよ」
632
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 00:47:23 ID:unuCbDYc
>>631
「おや殺し屋さん・・・仕留め損なったと言いましたが・・・・奴はこの街に居たってことですか?」
633
:
レイジ
:2010/10/07(木) 00:49:59 ID:SVtv/fVA
>>632
「ええ、首尾よく発見は出来ました…が、何やら時間が来たとかで逃げられてしまいましたよ」
やれやれと椅子に座る
「しかも逃げられた直後に元騎士団長の男と出くわして不要な戦いをするハメになりました」
634
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 00:55:12 ID:unuCbDYc
>>633
「そうですか・・・ここに居るということが分かっただけで収穫ですよ。
私も動けますからね」
足を引きずってることをここまでガンスルーしている
「その足・・・・・治療代とかかかります?」
触れたと思ったらこれだよ
635
:
レイジ
:2010/10/07(木) 00:58:35 ID:SVtv/fVA
>>634
「…かけたら払ってくれます?」
別段気にした様子はない
そもそも殺し専門を自負しながら相手を逃した上の負傷だ。
請求する気は毛頭ないらしい
「大した怪我でもありませんよ、ただ…貴女が狙ってるあのMr.カード・マスターは『怒りが足りない』から私では自分を倒せない…ような事を言っていましたね」
636
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 01:02:14 ID:unuCbDYc
>>635
「かけたらボッタクリで訴えます」
「遊んでるだけですよ・・・きっと」
微かに怒りの感情を見せる言葉
637
:
レイジ
:2010/10/07(木) 01:05:18 ID:SVtv/fVA
>>636
「訴えられたら雲隠れしないといけませんね…」
カードマスターの言葉に頷くレイジ
「なるほど、それなら良かった…怒りがなければ本当に勝てない相手だったらどうしようかと思いました」
彼女の怒りには触れる事はないようだ
「では、依頼は続行と言う形でよろしいですか?」
638
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 01:08:11 ID:unuCbDYc
>>637
「良いですよあいつを追うの奴は増えた方があいつがビクビクする時間が増えていいですしね」
「ところで何か飲まないんですか?」
639
:
レイジ
:2010/10/07(木) 01:12:09 ID:SVtv/fVA
>>638
「分かりました…ああ、そうですね、ではまたバーボンでも頂きましょうか」
と、椅子から立ち上がってグラスと瓶を取りに行く
640
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 01:16:37 ID:unuCbDYc
(このお金からバイト代として一割貰って少しずつ貯め料金分稼ぐ!)
「まさに循環!」
声が出ていた
641
:
レイジ
:2010/10/07(木) 01:18:20 ID:SVtv/fVA
「循環?」
言葉が突拍子過ぎたのかグラスを傾けながら、疑問に首も傾げるのだった
642
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 01:21:11 ID:unuCbDYc
>>641
「こほん、いいえいいえ
バイト代の有効活用法を考えていただけです
ごほんごほん」
オレンジジュースをゴクゴクと一気に飲んだ
643
:
レイジ
:2010/10/07(木) 01:25:51 ID:SVtv/fVA
>>642
「ふむ…では、私はこれで」
代金を置いてレイジは再び店を出るのだった
644
:
カードマスター
:2010/10/07(木) 01:27:27 ID:unuCbDYc
>>643
「この一割を懐に・・!」
645
:
カードマスター
:2011/05/05(木) 02:11:10 ID:unuCbDYc
私が整備しないとボロボロになってしまいますよここ・・・・
646
:
アモルフ
:2012/06/29(金) 22:06:13 ID:???
母の日に花送ったの父の日には何もしてもらえなかった死にたい・・・・
バーボンおかわりだ・・・・・・
647
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 20:35:53 ID:???
この帝都において、冒険者や傭兵など、戦いに生きる者達はそれほど珍しい存在ではない。
ましてや酒場となると、そういった荒くれ者たちの割合は自然と高くなる。
その女は、そんな客達と大差ない風貌をしていた。
容姿にしても、装備にしても、そこらに居る冒険者達と変わらない。
ごく一般的な、“いわゆる典型的女戦士”そのものであった。
彼女はカウンター席に座っており、両隣は空いている。
少なくとも今この場に仲間は居ないようだった。一匹狼なのかもしれない。
周りの人間達も、理由があるのか無意識なのか、彼女に近づこうとはしていない―――。
女は一人、黙々と飲んでいる。
寂しそうに見えなくもなかった。
648
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 20:43:37 ID:tN1RB4bo
――と、そこに明らかに”おのぼりさん”な女がやってきた。
女はきょろきょろと辺りを見回して、それからリタの隣が空いてることを確認すると、いそいそと着席。
ビールとミックスナッツを注文すると、物珍しそうに辺りを見回している。
「ついに外国にきてしまった――帝国の地ビール……たのしみ」
女の外見の印象は”でくのぼう”といったところだろうか。
女に使う表現ではないが、女にしては背丈が高めで、それ以外の特徴は丸メガネぐらいか。
目つきが悪いのか、眼ははっきりと開かれておらず半目で、なんとも地味な印象を受ける。
649
:
騎士T
:2014/02/15(土) 20:45:44 ID:F88AzNBA
>>647
,648
周囲の荒くれ者たちと異なり、それなりに小奇麗な服装で酒場を訪れたこの男は、現職の騎士だった。
(1人で飲んでいる娘が居るな。俺も、昔は女を両腕に抱えて遊び歩いたもんだぜ)
嘘である。
「お嬢さんたち、お友達かい?」
騎士Tはリタとダルシーの間の席に座り、2人に声をかけた。
650
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 20:51:37 ID:???
>>648-649
リタの横にダルシーが座り、続いて騎士Tが入り込む形になるのだろう。
ダルシーと騎士がすぐ近くに座っても、女戦士は特に何の反応も示さなかった。
気づいていないということはありえないが、意図的に無視しているという雰囲気でもない。
グラスを再び傾けようとした時、騎士に声をかけられる。
そこでようやく、反応らしい反応を示す。
「…………いや。会うのは初めてだ」
「…………」
無言でグラスをもてあそぶ。
「君は外国人か」
いきなり言った。
ダルシーに向けられたものらしい。
651
:
騎士T
:2014/02/15(土) 20:58:21 ID:F88AzNBA
>>650
「……」
酒を飲んでいる割に冷静な受け答えをされ、内心失敗したと思った。
「サザン・ピースを」
サザン・ピースとは、
伝説に存在する、常夏で神々がよく遊びに舞い降りたという島をイメージしたカクテルである。
カクテルの底部は草木をイメージした薄い緑色、上部は太陽をイメージするオレンジ色のカクテル。
652
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 20:58:44 ID:tN1RB4bo
>>649
「えっ――私はこの国に来るのは初めてで」
急に話しかけられて、驚いた様子でそう返す。
いやこんなおのぼりさんに話しかけてくるとは、といった反応。
「帝国のビールめぐりに――」
おいしいと評判ですからね、とメガネをかけ直す仕草をする。
>>650
騎士に話しかけられたと思ったら、お姉さんにも話しかけられた。
ひょっとして観光客がめずらしいのだろうか、と戸惑ったような仕草をしながら質問に答える。
「えっ、あ、はい。ティンタジェルの田舎〜から旅行に」
もう見るもの聞くもの新しくて、と嬉しげに言う。
653
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 21:11:12 ID:???
>>651
「…………」
グラスを口に運ぶ。
一度に飲む量は多くないが、そのペースは比較的速く、緩むこともなさそうだった。
やがて、杯は空になった。
バーテンダーに声をかける。
同じカクテルを注文しようと思っていたようだが、途中で取りやめた。
「彼と同じものを頼む」
彼とはもちろん、騎士Tのことだ。
>>652
「ああ、答えたくないなら答えなくていい」
ダルシーの戸惑った仕草を見て言う。
「ティンタジェル共和国――たしか魔法が盛んな国だったな」
「君も使えるのか?」
「おっと……また質問してしまったな。不快なら答えなくてもいいぞ」
654
:
騎士T
:2014/02/15(土) 21:13:20 ID:F88AzNBA
>>652
真面目な感じの女性か……と、最初に見た後姿のイメージからダルシーのイメージを改める。
「女性がビールとは、珍しいね」
そういうと、ダルシーより先に瓶ビールと新しいグラスをオーダーし、
グラスに注いだビールをダルシーに差し出す。
「ところで、私はTと言う者だ。貴方のお名前をお尋ねしてもよろしいか?」
紳士気取りである。
>>653
(もしかしてだけどー、もしかしてだけどー、それーって俺に気があるんじゃないのー?)
同じカクテルを頼んだことに、なぜか親近感を感じる。
655
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 21:30:22 ID:tN1RB4bo
>>653
「え、ああ、そうですねー。大学がたくさんあるんですよ」
「別に使えないわけじゃないですが、いや才能がないらしくて」
魔法使いの国で生まれた割りにハンディキャップですよね、とかなんとか。
自分が大学出の魔法使いということはとりあえず伏せておく。
スパイはべらべらと本当のことをしゃべらないものだ。
……別にスパイではないが。
>>654
「おおっ、一杯おごりですか?」
なんたる幸運、と両手を合わせて感激の仕草。
ちょっとぐらいアホっぽいほうが能天気な観光客に見える、と考えているのだ。
「私ですか? 自分はアリスン・アビントンって言います。かわいい名前の割りに化粧っ気が薄くて申し訳ないですねぇ」
名前を聞かれたので偽名で応える。
自分の旅券や書類なんかもこの名前で通っていた。
656
:
騎士T
:2014/02/15(土) 21:38:46 ID:F88AzNBA
>>655
「アリスンか……いや、名前も可愛らしいし、眼鏡が知的な感じでとてもいいじゃないか?」
サザン・ピースを飲み終えたので、新たにジョッキをオーダーし、先ほどのビールを瓶から注ぐ。
「む……?」
そこで、胸から点滅している石のようなものを取り出す。
「ふむ……これからなのに、急な仕事が入ってしまった……」
椅子を引き、席を立つ。
「悪いが、今日はここで失礼。またの機会に、話の続きをしましょう」
そういって、騎士Tは酒場を後にした
657
:
騎士T
:2014/02/15(土) 21:39:47 ID:F88AzNBA
>>655
「アリスンか……いや、名前も可愛らしいし、眼鏡が知的な感じでとてもいいじゃないか?」
サザン・ピースを飲み終えたので、新たにジョッキをオーダーし、先ほどのビールを瓶から注ぐ。
「む……?」
そこで、胸から点滅している石のようなものを取り出す。
「ふむ……これからなのに、急な仕事が入ってしまった……」
椅子を引き、席を立つ。
「悪いが、今日はここで失礼。またの機会に、話の続きをしましょう」
そういって、騎士Tは酒場を後にした
658
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 21:42:32 ID:???
女戦士の前にグラスが置かれ、カクテルが注がれた。
グラスを持ち上げて光に透かし、その色合いを眺めている。
慣れ親しんだ物を見る風ではなく、初めて目にしたものを観察しているようだ。
>>654
「なんと言ったらいいのか」
視線はグラスに注がれたままだ。
騎士に目を合わせることはない。
「私は口下手でな。さっき、どう喋ればいいかわからなかった」
「君のことを無視しているわけではないということを伝えたかった」
「強いのかな? この酒は」
>>655
「才能……か。魔法の国で生まれた人間はみな、魔法を自在に使いこなせるのだと思っていた」
「君のような、魔法が不得手な者達はどんなことをしているんだ?
我々と同じように畑を耕したり商いをしているのか?」
659
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 21:43:48 ID:???
女戦士の前にグラスが置かれ、カクテルが注がれた。
グラスを持ち上げて光に透かし、その色合いを眺めている。
慣れ親しんだ物を見る風ではなく、初めて目にしたものを観察しているようだ。
>>654
「なんと言ったらいいのか」
視線はグラスに注がれたままだ。
騎士に目を合わせることはない。
「私は口下手でな。さっき、どう喋ればいいかわからなかった」
「君のことを無視しているわけではないということを伝えたかった」
「強いのかな? この酒は」
>>655
「才能……か。魔法の国で生まれた人間はみな、魔法を自在に使いこなせるのだと思っていた」
「君のような、魔法が不得手な者達はどんなことをしているんだ?
我々と同じように畑を耕したり商いをしているのか?」
660
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 21:47:08 ID:tN1RB4bo
>>658
「まぁそうですねぇ。そりゃ農民もいれば商人に職人もいますが」
ぐびぐびとグラスに注がれたビールを飲む。
ぷはぁ、と満足げな息を漏らしてグラスを置くと、にまにまと上機嫌な顔になり。
「美味しいですねー、帝国のビールは。しかも一杯無料のラッキーつき」
やがて自分が頼んだソレも運ばれてくる。
ビールが美味しかったのでそのまま料理も追加。ナッツだけじゃ勿体無い。
「私なんかは地味な仕事ですねー。地元の商会で事務やってます」
今回長期休暇頂いたので旅行にきたのだという。
661
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 22:06:51 ID:???
>>660
女戦士と"アリスン"の間に座っていた騎士Tが席を立ったため、
お互いの視線を遮るものがなくなった。
貴方が初めてこの酒場に入ってきた時、リタ・ウォルシュの両隣には誰も座っていなかった。
今ならその理由がよく分かる。
女戦士からは威圧感にも似た奇妙な雰囲気を放っており、それが他の者たちを近寄り難くさせていたようだ。
それは彼女の仕草から受ける印象などではなく、彼女の内部から直接にじみ出ているように感じられた。
「そうか……それもそうだな。そうでなければ国は回らない。
なにもかも魔法で行う世界を漠然と想像していたが、案外私達とそう変わりのない生活をしているんだな」
ビールを煽るダルシーを眺めながらこちらもグラスに口をつけた。
「そんなに美味いか? 別に普通だと思っていたがな。
帝国から出たことがほとんど無いからかも知れないが。
ティンタジェルの酒は美味くないのか?」
「事務……か。そんなに悪いものでも無さそうだ。
少なくとも殉職は滅多にない」
662
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 22:12:05 ID:tN1RB4bo
>>661
「そりゃ劇的に国ごとで生活なんか変わりません」
追加注文したソーセージの盛り合わせを幸せそうにつまむ。
ビールをごくごくとやって、で、思い出したようにナッツをパクリ。
「旅先の気分もあるんでしょうけどね。勿論ティンタジェルのお酒も美味しいと思いますが、ビールは得意じゃなくて」
基本的に果実酒が主流だとか。
「殉職する人が出るほど変な仕事してませんって。所詮田舎者ですから?」
このまま休暇から帰ったら仕事ない可能性はあるけど、と小さく愚痴る。
ティンタジェルでは貧富の差が拡大傾向にあるのである。
663
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 22:27:29 ID:???
>>662
「そういうものなんだな。
私は他国に出たことがない世間知らずでね」
グラスの中身を空にすると、次は別のカクテルを頼んだ。
先程から飲むばかりで、食事を取ろうとはしない。
「ふむ……帝国は飲料に適した良質な水が豊富に湧く。
酒の製造には詳しくないが、ビールが美味い理由の一つはそれかもしれないな。
自然の湧水ではなく魔法現象が関連しているらしいが」
「殉職者がでる仕事は変な仕事か。
ならば私もだいぶおかしな仕事をしていることになるな。
といっても、ただの賞金稼ぎだが」
664
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 22:34:55 ID:tN1RB4bo
>>663
「私みたいなバンピーからしてみれば切った張ったの血なまぐさい仕事は変ですって」
血なまぐさい職業は肉屋が想像力の限界だ、とも。
無遠慮に飲んでいる割に、あまり酔っている風に見えないのでなかなか強いのかもしれない。
「水に魔法? 何ですそれ」
思わぬところでお仕事のとっかかりを見つけたかもしれない。
興味本位程度に見えるよう聞いておく。
信憑性がありそうなら日を改めて現地協力者と共に調査だ。
665
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 22:51:54 ID:???
>>664
「ティンタジェルというのは、少なくとも戦争や内乱とは縁遠い国のようだな。
非戦闘員だからといって血生臭い者達と無縁な国はあまりない」
「私も魔術師ではないのであまり詳しくは説明できるほど知識はないが……
地下に水の魔力が凝縮された結晶が存在し、それが豊富な地下水脈を形成しているらしい。
実際にどの位置にどんな形で存在しているかは知らないが」
この情報は秘匿されているわけではないので、特に拒むこともなく提供する。
666
:
ダルシー
:2014/02/15(土) 23:08:19 ID:tN1RB4bo
>>665
(すでに収集されてる情報だったりしそうだな……)
お仕事のとっかかり、とは思ったが。
まずは書類漁りからスタートしそうだ。
「そうですねー。治安はいい方だと思いますよ」
「都会の方は貧民がスラム形成してて若干危険らしいですが、職あぶれがない田舎は別に平和なもんです」
やっぱり平和が一番だ、とのんびりした風に言う。
「へぇー。水の結晶ですか。知らないだけでティンタジェルにも似たのがあっかもしれませんね」
なるほどなるほど、と頷いて。
667
:
リタ・ウォルシュ
:2014/02/15(土) 23:24:38 ID:???
>>666
「なるほど。中々魅力的な国のようだな。
田舎に私のような者が少ないというのも納得がいく」
平和が一番だという"アリスン"の発言に無言で頷く。
リタ・ウォルシュの立場からすれば、完全に平和になってしまうと職を失ってしまうのだが。
「ティンタジェルの方は分からないが、
帝国に存在する結晶はかなりの水量を保有しているらしいと聞いている。
帝国の運河や河川の何割かがこの水に由来しているという話まであるほどだからな」
グラスの中身を一気に呷った。
「さて……私はそろそろお暇させていただくとしよう。
まだ名乗っていなかったな。私の名前はリタ・ウォルシュという。
縁があれば、また出会うこともあるだろう」
代金を支払うと席を立ち、酒場を後にした。
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