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皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg 作品

76名無し募集中。。。:2005/05/01(日) 13:24:12
「は?意味わかんね〜何お前革命起こしまくってんの?」
俺の度重なる驚愕の発言に吉澤も亀井も目を丸くした。
「きみそんなに飢えてたっけ?まさか亜弥ちゃんとも何か…」
「なわけないだろ、そんな見境なくねーよ」
「ほんの一週間前くらいまで亜弥ちゃん亜弥ちゃん言ってたお前が後藤とねぇ…で、藤本ミキティとはチューときた。なんだそのバラ色生活は」
バラ色か。バかなこと言うな、こっちはそのことでいろいろ悩んでるってのに。
「藤本ミキティはそのこと知ってんの?」
「知らないと思う、それから顔合わせてないし」
「まぁ実を言うと僕も最近熱いんだよね」
「道重ちゃんとだろ?」
「いいや安倍先生」
「こいつに続き亀井も驚愕発言ときたか」
「今度一緒にご飯食べにいくんだ、二人で」
おいおいそんなこと道重ちゃんにバレたら今度こそやばいんじゃないのか?俺がそう亀井に伝えると、
「へーきへーき、さゆも最近飯田先生とは相性がいいのとかうざいこと言ってるから」
飯田先生とは背の高いモデルみたいな人で、うちの学校のバスケ部の顧問である。確か美術の先生だったような…
「これ亜弥ちゃんに言わないでよ」
けっきょく内緒で会うのかよ。
「で、きみは後藤さんとどうなのさ?」
「やったか?」
お前ら行き着くとこはそれか。
だが俺の悩みは確かにそこにあったのだ。
「なんか、昨日付き合うってことになってから後藤が変なんだ」
「どんな風に?」
「なんつーかその…素気ないというか…冷たいんだよ」
そう言って俺は重いため息を吐いた。


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