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「vipArmoredCoreSS外伝 ヒワイナントアンテナ」
601
:
隊長
:2011/11/06(日) 13:39:34
『子供だ』
ラストレイヴンの眼下、金属と瓦礫と砂煙、粒子と感情とが渦巻き残骸を呑み込んでその姿を現した。
胴から脚に代わり伸びる二対の棘状の射出機に後方へと向けられた巨大な推力機。そしてフレームに走る、フレームの色すらも変えている青。
青いパルヴァライザーに放つ言葉。
『わかんないわかんないつって癇癪起こす、起こした理由まで本当にわからないなら言ってやる』
射出機から繰り出される誘導性の高密度エネルギー体はレイヴンへ。
迫る誘導弾に脚を動かすこともなく、レイヴンは続ける。
『ガキだ!認めろ!!』
ほんの数瞬後には直撃するであろう緑の線を引いて近づくそれを前にレイヴンは吼えた。
ミラージュ製の頭部パーツ、マンティスに備えられたセンサーは反応、レイヴンの乗るいぶし銀の機体、クレストとミラージュのフレームで構成されたAC<アーマード・コア>は並のものとは企画が違った。
そしてそれを把握しているからこそ、彼はその脚を突き立てる構造物から離れようとはしなかった。
何故なら、直線的な斬れのある頭部は縦に割れ、真横に開かれた怪物の口の様な機構は絶対障壁を
―― カ イ ル ス 粒 子 開 放 ――
カイルスフィールドを展開する。
散布するナノマシンが集束された高密度のエネルギーを四散させ、それは拡散させられた熱として消えていった。
『お互いにな。やんちゃするのはもう終らせなけりゃいかんのさ…』
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