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「vipArmoredCoreSS外伝 ヒワイナントアンテナ」

364:2010/01/13(水) 11:32:19
日は沈みかけ、空が紅く染まりだしている現在も戦闘は続いていた。
市街地は所々で火の手が上がり、また別の場所では数回の爆発も見られた。

『あの部隊で最後です!ハングマン!』
「了解!」

既に弾は尽きフレームも酷く歪んだ戒世がその熱を更に上げ敵MTに突っ込んでいく光景に怯みながらも残った弾薬を撃ち尽くさんとするMTの攻撃を諸に喰らい
尚加速する戒世は指の欠けた手を握りそこにスクリーンを集中させ思いきり殴りMTのコックピットを潰したあとまだいる敵を目掛け残骸を投げ
隙を作った敵の懐に潜り体当たりをかまし転げたローバストに馬乗りの姿勢を取り両の拳を何度も突きたて沈黙させるも背後から迫る反応に気付き
OBで距離を離し方向を合わせ遅れを取った敵目掛けそのまま突進した。

「猛攻よ!とまれぇぇぇぇえええええ!」

轟音が響いた。凄まじい衝撃だったからだ。
MTは愚かAC、戒世もその身体を砕いたのだ。
残った反動でコアは地面に叩きつけられ止まるのに数十秒費やした。
戒世は全ての敵を粉砕し、あの大隊の猛攻を静止させたのだ。自身を引き換えに。

『ハングマン!応答してください!ハングマン!』
『………ハングマン』

「……迎えに来てくれ、体中が痛い」

『!…はい、ハイ!!今すぐに!』
『あっ…オホンッ……了解、ハングマンの生存を確認しました』
『至急、医療斑を手配します』
『できるだけ安静にしていて下さい、ハングマン』
「…フフッ、了解」


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