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「vipArmoredCoreSS外伝 ヒワイナントアンテナ」
334
:
ポリンキー
◆/RiQiUGvZU
:2009/11/23(月) 21:05:01
突然だった。
突然過ぎて口に含みかけたアップルパイが床にダイブしてしまった、しかし、なんと言った?アップルボーイ、今何と?
「もう上は目指さないのですか?」
上
上か
気はないと言えば嘘になる、だがしかし、私には上へ登る実力は無いのだ、今の順位より上へ行くのは不可能に近いのだ
今は生きる事に力を注ぐ、ことわざにある通り、老兵は去らなければならないのかもしれない。私は・・・
「無いわけ無いだろう、仮にもレイヴンだ、死ぬなら戦場で死にたいだろうさ、生きるために戦って死ねるなら本望だ」
彼の言葉が大きく聞こえた。刹那、全ての音が消え去るようにして。心の臓腑がドクンと唸った、左胸に手を当てずとも聞こえる程に、ドクン、ドクンと、大きく、何度も、何度も。
「だろう?」
彼が此方を見て同意を求める。あぁ、勿論だ、勿論だとも、口を開け、声を出せ、出る筈だ、出る筈なのだ。彼は目で言う、真っ直ぐ此方を見て言う
貴方はまだ飛べる
私は、私は何を考えていたのか?
私は何を考えていた
老兵は去らなければならない?老兵だと?歳など関係あるのか?今までそんなものを気にした時があったか?無い、有るわけが無い。
レイヴンになったその日から、私はひたすら戦ってきたのだ!
「あぁ、勿論だとも」
帰宅するとその足でガレージに向かった、そこに相棒が居るからだ、歴戦の相棒が居るからだ、もう一人の私が居るからだ
ゲルニカ
やはり私にはお前が必要だ、私が戦う為にはお前が必要不可欠だ、私は去りなどしない、してなるものか!私はレイヴンだ!その最期までな!
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