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「vipArmoredCoreSS外伝 ヒワイナントアンテナ」
308
:
名無しさん@コテ溜まり
:2009/11/17(火) 14:32:45
先に動くはナインボール、ブースターの推進を高出力で保ち夜の闇に溶け込む。
それも計算の内と言わんばかりにチェックメイトⅡ、プラズマトーチを積もる雪目掛け勢い良く突き出す。
高温の刀身が大量の雪を一瞬で溶かし、水蒸気の塊を生み出した。
「どう?これで見えなくてよ!」
白い蒸気に身を隠し、ブースト推力を下げ作った煙幕を吹き飛ばさないよう移動する。
レーダーで捉えた方向へパルスを連射する、二人同時に。
青の光弾が交差しぶつかり掻き消しあう。煙幕で相手が見えない状況からの射撃にも関わらず互いの光弾は機体をかすめる。
ブースターを低出力に抑え脚力任せに雪原を駆けずり回るチェックメイトⅡ、その間も出力を高めたパルスを絶え間なく撃ち続ける。
一方、出力を保ちEN兵器と推力のエネルギーを調節するナインボール。火器管制を切り替え、背中のグレネードを空中で展開した。
「ランク以上の実力は認める。だが、それでは無理だ」
見えない相手の動きを予測、そしてグレネードを躊躇いなく撃ち込んだ。機体を揺らす射撃反動を胸部と背部、脚部の推力で絶妙に相殺させる。
眼下に広がる砲弾の連鎖爆発、雪原が焼け野原に変わる様を見ようともせずリロードが終わりしだい発射を繰り返す。グレネードの砲身はその温度をジリジリと上げていった。
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