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「vipArmoredCoreSS外伝 ヒワイナントアンテナ」
297
:
名無しさん@コテ溜まり
:2009/10/12(月) 19:34:16
干渉がコロニーまで到達する寸前に、エヴァンジェは正気を取り戻す。
力を抑え、パルヴァライザーの干渉を拒み自身を保つ。
パルヴァライザーを光が包み、塵積もる戦場に残るは半壊したMTとエヴァンジェ独りとなった。
「フッ、少しばかり格好は付いたかな」
エヴァンジェはシェルターへと向かった、一刻も早く二人の無事を確認したいから。
コロニーの残骸を飛び越え、砕けたアスファルトを踏みにじる。
MTの骸や薬莢をすり抜け二人のもとへと向かうエヴァンジェのうしろ姿は、さながら人の子の親と言えた。
「そうだな、ちゃんと自己紹介してからでも遅くはないか」
「まさかアナタがアライアンスの英雄だなんて」
「それは表の史実だ、実際は仲間と企業を裏切り力に驕って敗北した愚かな奴だよ私は」
「そんなことありません!だって守ってくれたじゃないですか僕等を」
「…」
「またああやって守ってくれますか?」
「その心配はない、私が生きてたと知れば企業も流暢に戦闘行為などしない。私を探すのに躍起になるさ」
「いかないで…」
背中を向けたエヴァンジェの服をアミは強く握り、エヴァンジェは少し驚いた。
エヴァンジェは、自分がこうして求められる状況など戦場以外でないと考えていたからだ。
「行かせてはくれまいか、アミ」
「絶対に帰ってくると…約束しよう」
「ほんとう?」
「もちろん私の名前に誓おう」
「私はレイヴンエヴァンジェ、人読んで〝隊長〟…だからな」
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