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◇。+゚ My very dangerous seat ゚+。◇

1アキホ:2005/04/29(金) 14:15:38
以前某サイトで書いた小説を復刻版として、

あたらしくここに書かせてもらいたいと思います。

ふつつかで、更新が遅れますが、ご了承ください。

2アキホ:2005/04/29(金) 14:21:33
― キーンコーンカーンコーン

鳴り響くチャイムの音とともに、クラスの全員が席についた。

こんにちは・・・っと・・・ハジメマシテかな?
坂井繭羅です。

今・・・とってもピンチなんです。









私の席は窓際から数えて2列目・・・の一番後ろ。
前と左右に、男子が座ってます。
その男子が問題児ばっかりで・・・。

「見ろよ、これ構図がエロくね?」
「こっちのがいいだろ!なんてったってM字開脚!繭羅ちゃんもそう思うだろ?」
繭羅「えっ///」

・・・そうなんです。
右、左、そして前にクラス一のエロ軍団が集結してしまったんです。

3アキホ:2005/04/29(金) 14:32:24
「赤くなっちゃって!か〜わ〜い〜!!!」
「きゃぁぁぁあぁあ!?」

急に右に座っている男子、神村勇輝が繭羅に抱きついた。

「おぃ〜1人だけ抜け駆けするなよ」

左に座っている小湊帆梓(ホシ)がブーたれて言った。

勇輝「まぁまぁっ!さてと!繭羅ちゃんのここは何カップかな〜?」

繭羅の胸へと手が伸びる。

繭羅「きゃぅっ///」

繭羅はかわいらしい悲鳴を上げた。
すると、前に座っているこのエロ軍団のリーダー的存在の東郷祐が勇輝の手をつかんだ。
「担任が来るぞ」
とでもいい対価のようにアゴで教室のドアをさしながら・・・。

勇輝「ちぇっ。いいトコなのにさぁ〜」

祐が勇輝を止めたすぐ後に担任の福田勝利が入ってきた。
「起立」という号令とともに、この中学校の生活が始まった。

4アキホ:2005/04/29(金) 16:52:13

繭羅「あっ」
「どしたん?まゆ」

繭羅の一番の友人、津城菖蒲が顔を覗き込んできた。

繭羅「数学のプリント忘れちゃったみたい」
菖蒲「あーあ。居残りじゃん。私今日ピアノだから待ってあげられないよ?」
繭羅「大丈夫・・・ありがとね。じゃぁ先生に伝えてくるから」

と・・・伝えたものの、やっぱり居残りとなってしまった。
そして・・・放課後。

担任で、数学教師である福田はこういった。

「いいか?部活終了時刻までちゃんと残って解くからな。言っておくが自業自得なんだぞ」

・・・と。
他の居残り生徒はいなくて、福田と繭羅、1対1になった。
目の前をちらっと見れば、なんだかそわそわした福田が目に入る。
もじもじしていてしきりに下半身にめをやってはきょろきょろした。

繭羅「?」

不審に思いながらも、繭羅は持ち前の優等生っぷりを存分に見せ付けるかのように5分でプリント3枚をおわらせた。

繭羅「あの・・・先生」

繭羅声を掛けると、福田は過剰反応を示し、裏返った声で「なんだ?」と聞いてきた。
威厳を見せ付けるような言い方をしたかったのだろうが、そんなものひとかけらも無い。
冷静に繭羅は、「終わったんですけど」と報告した。
そのことに福田はなぜか安心したかのように胸をなでおろした。

福田「では、ちょっと話があるんだが」
繭羅「はぃ・・・?なんですか?」
福田「そ・・・その・・・靴下なんだが、校則違反だぞ、長いではないか」
繭羅「ちゃんと20㌢丈ですよ?」

繭羅は鈍感にもまた冷静に返す。

福田「坂井、御前ペンダントしてきているだろう?見せてみろ」

・・・と、福田は言いがかりをつけた。
確かにクビからチェーンを下げてはいるが、これは鍵だ。
アクセサリーのような高級品様ではない。

繭羅「これは、鍵です」

繭羅は少しあせって返した。
福田はなぜか脂汗をたらしながら、
「スカートの丈も短いだろう?図ってみるからこっちへ来い」
といった。少し息が切れている。歳・・・だからとは思えない。
30半ばではあるが、頭の天辺は薄らハゲである。
その薄い髪の間からも汗がこぼれ出ていて、少ない髪をぬらしていた。

5アキホ:2005/04/29(金) 17:04:03
福田「早く来い」

言われるがままに繭羅は指示に従った。

繭羅「折り曲げてはいないんですけど・・・」

と、言いながら。
なにやら長い物差しを持ってくるなり、
繭羅の身体を触り始めた。
長い物差しというのは、裁縫の時に良く見るアレ・・・だ。

ふと、繭羅の腿に、福田の手が触れた。

繭羅「きゃっ!?」
福田「悪い、手が滑ったものでな。今度は下着の点検だ」
繭羅「え!?そ、そういうのは女の先生がするんでは?」
福田「あいにくいまこの相談室には俺しか先生がいないんだよ」

うっすら笑みを浮かべると、福田はブレザーを脱がした。

繭羅「わ、わたし・・・///」

繭羅の顔は林檎のように赤くなった。

福田「ブラが透けているだろう?ちょっとブラウスも脱いでみろ」
繭羅「でっできません!」

繭羅は必死に抵抗した。
福田は「やれやれ」というようにすばやくリボンをはずし、
ブラウスのボタンをプツプツとはずし始めた。
繭羅の中には「恐怖心」が生まれ始めていた。

6アキホ:2005/04/29(金) 17:24:49
繭羅「やっやめてください!!なんでこんなことっ///」
福田「『ブラが透けている』といっただろう!」

手を離そうとして暴れた挙句、最悪な体勢になってしまった。
福田が繭羅の上にのしかかっている状態。

繭羅「あっ・・・」

本当に「あっ」と言う間にブラウスは脱がされ、
上半身はブラだけ状態だ。
しかも繭羅の下着は純白で、前にホックがついている。
脱がすの普通のものよりたやすいだろう。
なにせ・・・前、なのだから。

繭羅「っ・・・」

ガタガタと身体が震え始め、次第に気が遠くなっていくようだった。
「じゃぁ、脱いみるか。下着も・・・そのまえに触ってやろうか」
声に出さずとも、目が言っていた。
するりと手が繭羅の胸部に接する。
その瞬間激しく揉みだした。
初めて体感する変な感触に思わず声が漏れた。

繭羅「あぅっあぁっ・・・やぁぁぁっ///はっはぁんっ」

オチオチ呼吸も出来ないような激しさ。
そして恐怖。
いつのまにかブラは剥がされていた。
ぃゃ、はがれてしまったのだ。この激しさの お陰 で。

福田「もうココはコリコリじゃないか」

福田が悪戯に乳首をつまむ。
その度に繭羅の身体は電撃を帯びているかのように反応した。

まゆら「ああぁんっ!!」

いやらしい声、「やめてください」と泣いて頼んだ。
そのすべてが福田を狂わせる。
その狂った福田は繭羅を狂わせた。
段々と気持ちいいような快感に襲われた。
でも嫌なものはイヤ。
キモチイイなんてタダの・・・幻。
福田は洗濯バサミを取り出すと、乳首をつまむようにはさんだ。

繭羅「あぅっは・・・ぅぅ・・・はずし・・・てぇぇっっ」
福田「下もやってほしいのか?」
繭羅「んっ・・・っ!!」

繭羅は答えることが出来なかった。
パンツの上からクリトリスを刺激されたから・・・。

7☆ひろ:2005/04/29(金) 21:05:51
エロパス隠し
http://ninkirank.misty.ne.jp/08/enter.cgi?id=ksrnetxp

8アキホ:2005/04/30(土) 14:35:21
そのときだった。

―ピルルルルッ

繭羅の鞄から携帯の音が鳴ったのは。
繭羅は助けを求めようと必死に手を伸ばす。

繭羅「あぅ・・・っ」

もう少し、もう少しだ。
今・・・届いた!
あわてて電話に出る。
誰だって構わない。

繭羅「たっ助けてください!!」

と叫んだ。
福田が怒り狂い、繭羅を叩くようにして携帯を奪った。
繭羅には聞こえなかったが、誰か何か言っている。
携帯の奥で・・・。
福田はふんっと鼻を鳴らすと、電話を切り、電源も切った。

福田「これで助けは来ないな」

そう言い終わった瞬間だった。

―バンバンッ

とドアを叩く音が聞こえたのは。

9アキホ:2005/04/30(土) 14:55:28
繭羅「だ・・・誰?」
「繭羅ちゃん?中にいるんでしょ?開けてくれる?」

勇輝の声。
繭羅は安心したように、彼の名を呼んだ。

繭羅「勇輝くんっ!!」
福田「いま坂井と大事な話をしてるんだッ!入ってくるんじゃない!」

またしても、福田から脂汗が流れる。
勇輝ははんっと鼻で笑ってこういった。

勇輝「だったら俺も手伝うよ?どうしても開けないなら壊してやるこんな扉」

―どんっ

鈍い音と共に、ドアが福田に向かって倒れた。
勇輝はその光景を見て絶句し、福田の服をつかんだ。

勇輝「おぃ、なにしてんだよ?貴様・・・」
福田「べ、勉学中だったんだ!」
勇輝「勉学ネェ?最近の教育は行き過ぎた性教育を行うんだな」

福田は土下座した。

勇輝「あ?」
福田お願いだ!黙っていてくれ!!」
勇輝「黙ってろだぁ?どの面さげてんなこと言えんだよ」
福田「お願いだッ!俺のクビがっ・・・!何でも言うことを聞くから!!」
勇輝「俺はどうだっていいけど?アイツ何とかしろよ」

勇輝がちらっと繭羅にめをやった。
いつの間にか制服を着ている。
福田は這うようにして繭羅の前に言った。
ビクッと繭羅の身体が跳ねるようにビクついた。

福田「すまなかった!本当に!もうしないから、お願いだ。許してくれ!!!」
繭羅「・・・」
勇輝「許すわけねえだろ、もういいから行け」

福田は逃げるようにしてその場を後にした。
勇輝はふぅとため息をつくなり
「大丈夫だった?」
と駆け寄ってきた。

繭羅「ありがとぅ。勇輝君・・・」

ぽろぽろと涙を流す繭羅・・・。
よほど怖かったのだろう。

繭羅「ごめん・・・ごめんね・・・」
勇輝「繭羅ちゃん・・・」

勇輝はどうしたらいいかわからなくなって繭羅を抱きしめた。

繭羅「ゆっ///!?」
勇輝「大丈夫・・・もぅ、大丈夫だから」
繭羅「勇輝く・・・」

その後、勇輝に家まで送ってもらった。
悪いと思って断ったが、俺の家、こっち方向だから。
と言ってきかなかった。

10アキホ:2005/05/16(月) 17:05:51
繭羅「・・・」

繭羅はちらりと隣を見た。
勇輝の顔が夕日に映えている。

・・・きれい

素直にそう思うことができた。
彼の横顔も夕日もオレンジいろにそまっている。
繭羅は目を閉じた。

・・・懐かしいな、こんな夕日・・・そして隣には・・・

「繭羅ちゃん?」
繭羅「えっ!?」

繭羅ははっと我に返り彼を見つめた。
さっきはあんなに綺麗に見えた横顔が目の前にある。
あんなに綺麗だと感じたのに・・・逆光の所為で綺麗とは思えない状態だ。
そんな彼の面影にまた彼が浮かんだ。

繭羅「た・・・すく・・・」

ポツリ繭羅の口からこぼれた言葉。
タスク・・・

勇輝「え?」

勇輝がきょとんとする。

繭羅「ううん」

彼女は否定した。
何を?何を否定したのだろうか?
・・・考えるのは辞めよう。滅入る。
滅入ってしまう。
だからこそ繭羅はそのあとに「なんでもないの」と付け加えた。
そしてにっこりと笑った。

夕日が沈んだ直後のことだった。

11アキホ:2005/05/16(月) 17:11:06
坂井家につく頃には、空に星が瞬いていた。

繭羅「ごめん・・・ね?」

坂井家を目前に繭羅が立ち止まって言う。

勇輝「何が?」

勇輝が不思議そうに尋ねた。

繭羅「助けてもらったうえに送ってもらっちゃって・・・」

繭羅が俯く。
勇輝はふっと口だけで笑って繭羅の前髪を掻き分けてキスをした。

繭羅「ぁっ・・・」

こんな・・・こんな近くにある男の子の顔。
綺麗で薄暗い夜でも昼間のように明るくしてくれるような・・・。

優しさ

勇輝「じゃ、また明日な」
繭羅「う・・・ん」

勇輝は暗闇に消えてった。

12アキホ:2005/06/05(日) 19:56:52
繭羅「…行ってきます」

繭羅はそう写真に言って家を出た

―キーンコーンカーンコーン


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